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12.重たい空気
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琴子と紅葉は森の中を歩いている。
段々と空気が重くなっている事に気付く。
さっきまで天気がよく木と木の間から木漏れ日かもれていたのに今はどこか薄暗い。
紅葉が緊張した面持ちになる。
「琴子……気をつけて…この先に魔物がいる」
「うん!」
この殺気の中で微動だにしない琴子を紅葉は只者じゃないと思った。
流石ガーディアンと言ったところか…。
琴子は殺気のする方を見据える。
ひしひしと伝わる殺気にこれまで出くわした魔物のどれよりも強いその殺気に、少しばかり冷や汗をかく。
だがこんな殺気、バンパイア事件のアーヴィングのものと比べたら大した事ない。
そうして空気の重くなる方へ行くと花粉を撒き散らす大きな花の魔物がいた。
その魔物の花粉は雷を帯びているらしく、所々空気に稲妻が小さく走っていた。
これのせいで通信できないのかもしれない。
「なんか…気をつけて動かないとヤバそうね」
紅葉が緊張した面持ちで魔物を見た。
森の養分を吸って毒々しく大きく咲く花の魔物。
手強そうだ。
「《風早の扇!!》」
琴子の両手に鉄扇が現れる。
「行くよ!」
「援護は任せて!!」
「風の舞!!」
琴子が鉄扇を何度も振ると風が巻き起こり辺りの花粉を吹き飛ばした。
「(行ける!)」
琴子は大きな花の魔物に向かって走っていく。
「紅蓮の矢!!」
紅葉が弓矢を構え、矢を引くと矢が大きくなり炎を帯びる。
そして矢を放った。
大きな紫の花の魔物に直撃すると思った矢はツルに当たり本体には当たらなかった。一方の琴子もツルに邪魔され本体に近づけない。そのうちに紫の花の魔物は花粉をまた撒き散らした。
「(やばいっ!)」
空気に稲妻が走ったのを見た瞬間、琴子に向かって雷が落ちた。
「琴子っ!!」
土煙で当たりが見えなくなり、視界が戻ると剛鉄の壁に覆われた琴子がいた。
「(危なかったぁ~)」
剛鉄の盾を応用して出来た箱のような盾がどうにか間に合って琴子は安堵する。
そして鉄扇で風を起こし1度、紅葉の所まで撤退した。
「大丈夫?」
「なんとかっ」
「あの茎から出てるツル厄介ね…しかも棘がついてる。」
「うん。どうしよう…」
「私があのツルを燃やす!琴子はその隙に本体をお願い!」
「分かった」
紅葉は弓矢を空に向ける。
そして矢を引く。今度は大きくならず炎を帯びるだけだった。
「紅蓮の矢・散!!」
矢を放つと空でいっそう光ると炎の矢が複数になり空から降り注ぐ。魔物の茎から出てるツルを次々に燃やしていく。
琴子は走り出す。本体への道ががら空きだ。
「ここだぁ!!!きりきり舞い!!!」
琴子は両手の鉄扇を大きく振った。
突風と共に風の刃が本体を襲い斬り裂く。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
花の魔物は甲高い奇声を上げ動かなくなった。
琴子と紅葉はハイタッチする。
「ナイス琴子!!」
「紅葉も!!」
しかし紅葉は違和感があった。
普通植物は死んだら枯れるのでは…?
でもあの魔物は枯れないでそのままそこに横たわってる。
即ち…
そう思ったのも束の間、横たわっていた花の魔物は甲高い雄叫びを上げた。
鼓膜が破れそうなほどの音に2人は耳を塞ぐ。
「っつ!!!」
もう一体白い花の魔物が地面から生えてきて、花の魔物が2体に増えた。
「嘘っ!!」
琴子は一瞬動揺する。
紅葉も冷や汗を流していた。
これは不味い。一体でさえ面倒な相手だったのに。
増えるために森の養分を吸い取っていたのかと納得しながらも、2人は内心焦る。
そしてもう一体の花の魔物が辺りに水を撒き散らかした。すかさずもう一体の花の魔物が花粉を撒き散らす。
2人はぎょっとした。水に電気なんて最悪だ。
「うわ…最悪。」
「あ!水なら紅葉さんの炎の矢で蒸発させられるんじゃない?」
「あの量は…厳しんじゃ無いかな?やってはみるけど…あとさんずけしなくていいからね!」
さんずけはいらないと言う紅葉に琴子は頷く。
「花粉は私がまた吹き飛ばすね!!量がおおいから全部は無理だけど…」
「もしかしてさ…詰んだ?」
紅葉が自嘲気味に笑う。
「いやいやいや!!こんな所で詰むわけには行かない!!」
頑張ろう!と紅葉を励ます。
紅葉だってこんなところで死ぬ訳には行かないはずだ。
そうして紅葉は空に向けて弓矢を構える。
「行くよ!紅蓮の矢・散!」
矢を放つ。空から複数の矢が降り注ぐ。
「連撃!!!」
第2波、第3波と連続で打っていく。
その矢は巻き散らかされた水を蒸発させ、2体の魔物の周りを炎が包む。
「風の舞!!」
風を吹かせ炎を大きくする。
「これなら!」
琴子は紫の花の魔物に向かっていく。
白い花の魔物のが水鉄砲を琴子に向かって撃つ。
しかしそれは炎の壁に遮られた。
紅葉が矢を放ったのだ。
「邪魔するな!」
「きりきり舞い!!!」
琴子は上空に跳び鉄扇を振るう。
風の刃が紫の花の魔物の花弁を切り裂いていく。
「まだまだ!!」
何度も鉄扇を振った。風の刃が紫の花の魔物花弁を切り裂き剥いで行く。
そうしてやっと魔物のコアが見えてきた。
「くっ!!足りない…」
あと一歩の所で届かない。
今、琴子は空中で上手く身動きが取れない。
その隙に紫の花の魔物のツルが琴子の足を捉えた。
「っ!!!」
「琴子っ!!!!」
紅葉は琴子を助けようと矢を構える。
しかし白い花の魔物がそれを邪魔してくる。
水鉄砲をかわしながら矢を放つも、紫の花の魔物が勘づいたのかかわされてしまう。
「くっ!外れた!!」
その間も水鉄砲は止まない。
「はぁはぁ…」
琴子は紫の花の魔物を息を切らしながら見据える。
結構能力を使ったため、だいぶ体力を消耗している。
これは…本当に詰んだかもしれない。
つい弱気になってしまう。
頭に過ぎるのは来之衛の後ろ姿。
振り返りもせずにどんどん先へと行ってしまう。
このままでは来之衛に追い付けない。
「っつ!!!」
ギュッと琴子の右足首をツルで締め付け逆さに持ち上げられている。棘が琴子の足に食い込む。
紫の花の魔物の表情は見えないが苦しむ琴子を見て嘲笑っているように感じる。
「やな奴っ…」
「琴子ちゃん!!!」
瞬間、第三者の声が響いた。
桃色の髪をツインテールにした、ライトグリーンの瞳の少女、花凜がいた。
「シャインストリング!!」
光る糸が琴子を捉えてるツルに幾重にも巻き付き切り裂いた。
そして落ちる琴子を要がキャッチする。
「副隊長!!」
「無事で良かった」
怪我はしているが元気そうな琴子を見て要は安堵したのだった。
段々と空気が重くなっている事に気付く。
さっきまで天気がよく木と木の間から木漏れ日かもれていたのに今はどこか薄暗い。
紅葉が緊張した面持ちになる。
「琴子……気をつけて…この先に魔物がいる」
「うん!」
この殺気の中で微動だにしない琴子を紅葉は只者じゃないと思った。
流石ガーディアンと言ったところか…。
琴子は殺気のする方を見据える。
ひしひしと伝わる殺気にこれまで出くわした魔物のどれよりも強いその殺気に、少しばかり冷や汗をかく。
だがこんな殺気、バンパイア事件のアーヴィングのものと比べたら大した事ない。
そうして空気の重くなる方へ行くと花粉を撒き散らす大きな花の魔物がいた。
その魔物の花粉は雷を帯びているらしく、所々空気に稲妻が小さく走っていた。
これのせいで通信できないのかもしれない。
「なんか…気をつけて動かないとヤバそうね」
紅葉が緊張した面持ちで魔物を見た。
森の養分を吸って毒々しく大きく咲く花の魔物。
手強そうだ。
「《風早の扇!!》」
琴子の両手に鉄扇が現れる。
「行くよ!」
「援護は任せて!!」
「風の舞!!」
琴子が鉄扇を何度も振ると風が巻き起こり辺りの花粉を吹き飛ばした。
「(行ける!)」
琴子は大きな花の魔物に向かって走っていく。
「紅蓮の矢!!」
紅葉が弓矢を構え、矢を引くと矢が大きくなり炎を帯びる。
そして矢を放った。
大きな紫の花の魔物に直撃すると思った矢はツルに当たり本体には当たらなかった。一方の琴子もツルに邪魔され本体に近づけない。そのうちに紫の花の魔物は花粉をまた撒き散らした。
「(やばいっ!)」
空気に稲妻が走ったのを見た瞬間、琴子に向かって雷が落ちた。
「琴子っ!!」
土煙で当たりが見えなくなり、視界が戻ると剛鉄の壁に覆われた琴子がいた。
「(危なかったぁ~)」
剛鉄の盾を応用して出来た箱のような盾がどうにか間に合って琴子は安堵する。
そして鉄扇で風を起こし1度、紅葉の所まで撤退した。
「大丈夫?」
「なんとかっ」
「あの茎から出てるツル厄介ね…しかも棘がついてる。」
「うん。どうしよう…」
「私があのツルを燃やす!琴子はその隙に本体をお願い!」
「分かった」
紅葉は弓矢を空に向ける。
そして矢を引く。今度は大きくならず炎を帯びるだけだった。
「紅蓮の矢・散!!」
矢を放つと空でいっそう光ると炎の矢が複数になり空から降り注ぐ。魔物の茎から出てるツルを次々に燃やしていく。
琴子は走り出す。本体への道ががら空きだ。
「ここだぁ!!!きりきり舞い!!!」
琴子は両手の鉄扇を大きく振った。
突風と共に風の刃が本体を襲い斬り裂く。
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
花の魔物は甲高い奇声を上げ動かなくなった。
琴子と紅葉はハイタッチする。
「ナイス琴子!!」
「紅葉も!!」
しかし紅葉は違和感があった。
普通植物は死んだら枯れるのでは…?
でもあの魔物は枯れないでそのままそこに横たわってる。
即ち…
そう思ったのも束の間、横たわっていた花の魔物は甲高い雄叫びを上げた。
鼓膜が破れそうなほどの音に2人は耳を塞ぐ。
「っつ!!!」
もう一体白い花の魔物が地面から生えてきて、花の魔物が2体に増えた。
「嘘っ!!」
琴子は一瞬動揺する。
紅葉も冷や汗を流していた。
これは不味い。一体でさえ面倒な相手だったのに。
増えるために森の養分を吸い取っていたのかと納得しながらも、2人は内心焦る。
そしてもう一体の花の魔物が辺りに水を撒き散らかした。すかさずもう一体の花の魔物が花粉を撒き散らす。
2人はぎょっとした。水に電気なんて最悪だ。
「うわ…最悪。」
「あ!水なら紅葉さんの炎の矢で蒸発させられるんじゃない?」
「あの量は…厳しんじゃ無いかな?やってはみるけど…あとさんずけしなくていいからね!」
さんずけはいらないと言う紅葉に琴子は頷く。
「花粉は私がまた吹き飛ばすね!!量がおおいから全部は無理だけど…」
「もしかしてさ…詰んだ?」
紅葉が自嘲気味に笑う。
「いやいやいや!!こんな所で詰むわけには行かない!!」
頑張ろう!と紅葉を励ます。
紅葉だってこんなところで死ぬ訳には行かないはずだ。
そうして紅葉は空に向けて弓矢を構える。
「行くよ!紅蓮の矢・散!」
矢を放つ。空から複数の矢が降り注ぐ。
「連撃!!!」
第2波、第3波と連続で打っていく。
その矢は巻き散らかされた水を蒸発させ、2体の魔物の周りを炎が包む。
「風の舞!!」
風を吹かせ炎を大きくする。
「これなら!」
琴子は紫の花の魔物に向かっていく。
白い花の魔物のが水鉄砲を琴子に向かって撃つ。
しかしそれは炎の壁に遮られた。
紅葉が矢を放ったのだ。
「邪魔するな!」
「きりきり舞い!!!」
琴子は上空に跳び鉄扇を振るう。
風の刃が紫の花の魔物の花弁を切り裂いていく。
「まだまだ!!」
何度も鉄扇を振った。風の刃が紫の花の魔物花弁を切り裂き剥いで行く。
そうしてやっと魔物のコアが見えてきた。
「くっ!!足りない…」
あと一歩の所で届かない。
今、琴子は空中で上手く身動きが取れない。
その隙に紫の花の魔物のツルが琴子の足を捉えた。
「っ!!!」
「琴子っ!!!!」
紅葉は琴子を助けようと矢を構える。
しかし白い花の魔物がそれを邪魔してくる。
水鉄砲をかわしながら矢を放つも、紫の花の魔物が勘づいたのかかわされてしまう。
「くっ!外れた!!」
その間も水鉄砲は止まない。
「はぁはぁ…」
琴子は紫の花の魔物を息を切らしながら見据える。
結構能力を使ったため、だいぶ体力を消耗している。
これは…本当に詰んだかもしれない。
つい弱気になってしまう。
頭に過ぎるのは来之衛の後ろ姿。
振り返りもせずにどんどん先へと行ってしまう。
このままでは来之衛に追い付けない。
「っつ!!!」
ギュッと琴子の右足首をツルで締め付け逆さに持ち上げられている。棘が琴子の足に食い込む。
紫の花の魔物の表情は見えないが苦しむ琴子を見て嘲笑っているように感じる。
「やな奴っ…」
「琴子ちゃん!!!」
瞬間、第三者の声が響いた。
桃色の髪をツインテールにした、ライトグリーンの瞳の少女、花凜がいた。
「シャインストリング!!」
光る糸が琴子を捉えてるツルに幾重にも巻き付き切り裂いた。
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