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2日目(火) まったりお話会inまりも6
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そして私達は零さんの話も聞き終わった。私も夕佳さんも驚きを隠せず、口を少し半開きにし、夕佳さんは口に手を添えていた。なんと三人とも『ぶち猫』と言う言葉が共通していたのだ。この二人の特徴を聞く限り、私の見たぶち猫と同じだと思う。しかも、場所も三人とも同じということも分かった。
「じゃあ、瀬良さんも零くんもあの公園でぶち猫を見かけてたのね」
「そういうことになりますね……」
「……不思議だな」
まさにその通りだった。不思議だ。ここのオーナーはこくこくと頷きながら、微笑んでいるだけだった。すると夕佳さんは彗くんに向かって、質問をした。
「彗くんは何か分かることはないの?」
「うーん…………僕は特に何も」
「そうなのねえ~……」
そして私達はしばらくの間、沈黙が続いた。私は疑問になったことがまた新しく出来た。それはさっきの彗くんの答え方だった。うーん……の時の間がなんか妙に長かった気がする。何かを隠しているのか、それとも、何かを思い出そうとしていたのか。でもこの疑問については質問しないことにした。この雰囲気を変えるべく、さて……次は何について話そうかと考えていると、夕佳さんがニヤニヤとしながらこんなことを聞いてきた。
「ねえ、恋バナしない?」
「こ、恋バナ……ですか……?」
「おおっ、いいんじゃない」
「恋バナかよ……」
零さんは ゲッという顔をしてから、はぁ と長めのため息をついた。そして、不意に私にひっそりと「夕佳さん、恋バナになると長いぞ。質問めっちゃしてくる」と耳打ちしてきた。そして零さんはすっと無表情になった。もうどうでもよくなったような顔だ。しかも、何だこの面接のようなものは。私も無のまま硬直した。
「うふふ、気になるわねえ~ こんな若い子達の恋バナが聞けるのよ~」
と夕佳さんはニコニコしながら言った。彗くんは頬笑みを浮かべたままだった。あ、これは止めれないな。どうでもいいや、もうなんでも聞いてきて下さい。
そして、長い長い長い恋バナが幕を閉じた。零さんも私もげっそりとした顔をしていた。夕佳さんは満足そうな顔で満面の笑みを浮かべていた。彗くんはさらにキラキラと輝いた笑みをしていた。何とか、私が密かに彗くんに恋をしているということは隠すことが出来た。
「……あっ、そろそろ帰る時間だ」
「あら、もうそんな時間?残念ねえ。まだ話していたかったわ」
「あ、確かに。もう五時だね」
と彗くんは古時計を見て言った。「では、私は帰りますね」と三人に言った。そして、玄関で見送りをしてくれた。
いや~、今日は楽しかったなぁ。また、話せたらいいな。
と思いながら、私は「今日はお忙しい中ありがとうございました!」と元気よく言って、お辞儀をした。彗くんは「いえいえ、こちらこそありがとうね」と言い、夕佳さんは「また話そうねえ。恋バナ」と恋バナの話を推していた。零さんは黙ったまま、少し上の方に視線を逸らしていた。でも、最後には「ありがとうございました」と三人ともきっちりとお辞儀をした。そんな中、彗くんは外まで来てくれた。
「今日は本当にありがとう。とても楽しい時間だったよ」
と白い歯を見せて笑った。それから「またね」と言い、私に大きく手を振って見せた。私も「じゃあね」と言い返し、手をブンブンと振った。
私、玉原瀬良はキラキラと照りつける夕日、綺麗なオレンジ色に染った空の下、あの猫と一緒に軽い足どりで歩いた。
喫茶店『まりも』、また明日も私は訪れます。このぶち猫と一緒に。ね。
「じゃあ、瀬良さんも零くんもあの公園でぶち猫を見かけてたのね」
「そういうことになりますね……」
「……不思議だな」
まさにその通りだった。不思議だ。ここのオーナーはこくこくと頷きながら、微笑んでいるだけだった。すると夕佳さんは彗くんに向かって、質問をした。
「彗くんは何か分かることはないの?」
「うーん…………僕は特に何も」
「そうなのねえ~……」
そして私達はしばらくの間、沈黙が続いた。私は疑問になったことがまた新しく出来た。それはさっきの彗くんの答え方だった。うーん……の時の間がなんか妙に長かった気がする。何かを隠しているのか、それとも、何かを思い出そうとしていたのか。でもこの疑問については質問しないことにした。この雰囲気を変えるべく、さて……次は何について話そうかと考えていると、夕佳さんがニヤニヤとしながらこんなことを聞いてきた。
「ねえ、恋バナしない?」
「こ、恋バナ……ですか……?」
「おおっ、いいんじゃない」
「恋バナかよ……」
零さんは ゲッという顔をしてから、はぁ と長めのため息をついた。そして、不意に私にひっそりと「夕佳さん、恋バナになると長いぞ。質問めっちゃしてくる」と耳打ちしてきた。そして零さんはすっと無表情になった。もうどうでもよくなったような顔だ。しかも、何だこの面接のようなものは。私も無のまま硬直した。
「うふふ、気になるわねえ~ こんな若い子達の恋バナが聞けるのよ~」
と夕佳さんはニコニコしながら言った。彗くんは頬笑みを浮かべたままだった。あ、これは止めれないな。どうでもいいや、もうなんでも聞いてきて下さい。
そして、長い長い長い恋バナが幕を閉じた。零さんも私もげっそりとした顔をしていた。夕佳さんは満足そうな顔で満面の笑みを浮かべていた。彗くんはさらにキラキラと輝いた笑みをしていた。何とか、私が密かに彗くんに恋をしているということは隠すことが出来た。
「……あっ、そろそろ帰る時間だ」
「あら、もうそんな時間?残念ねえ。まだ話していたかったわ」
「あ、確かに。もう五時だね」
と彗くんは古時計を見て言った。「では、私は帰りますね」と三人に言った。そして、玄関で見送りをしてくれた。
いや~、今日は楽しかったなぁ。また、話せたらいいな。
と思いながら、私は「今日はお忙しい中ありがとうございました!」と元気よく言って、お辞儀をした。彗くんは「いえいえ、こちらこそありがとうね」と言い、夕佳さんは「また話そうねえ。恋バナ」と恋バナの話を推していた。零さんは黙ったまま、少し上の方に視線を逸らしていた。でも、最後には「ありがとうございました」と三人ともきっちりとお辞儀をした。そんな中、彗くんは外まで来てくれた。
「今日は本当にありがとう。とても楽しい時間だったよ」
と白い歯を見せて笑った。それから「またね」と言い、私に大きく手を振って見せた。私も「じゃあね」と言い返し、手をブンブンと振った。
私、玉原瀬良はキラキラと照りつける夕日、綺麗なオレンジ色に染った空の下、あの猫と一緒に軽い足どりで歩いた。
喫茶店『まりも』、また明日も私は訪れます。このぶち猫と一緒に。ね。
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