私の片思いの相手は不思議な喫茶店で働いている猫さんでした。

*花*

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3日目(水) 楽しい家族とのお出かけと静寂に包まれた喫茶店

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……よしっ!時間通りに起きることが出来た!朝六時……!

今日の天気は晴れ。雲の隙間から太陽の日差しが差し込んでいる。今日は家族とのお出かけ日だ。私なりにプランを立てて、行く場所に予約もしてある。我ながらに完璧だと感じた。私は母と父を起こしに行こうと、寝ている部屋を訪ねたが、しーんとしているばかりで誰もいなかった。やはり、母と父は早起きさんだ。私は階段を駆け下り、居間へ行った。そこにはあぐらを組んで新聞を読んでいる父の姿があった。そして父は私のことに気がついた。

「おう、瀬良。おはよう」
「おはよう」
「あ、そう言えば今日は出かけるんだってな。瀬良が考えているんだろう?ちゃんと計画は立てれたか?」
「ちゃんと立ててますぅー。だから心配しなくても大丈夫だよ」

と私が言った後、「そうか、そうか。じゃ、楽しみにしてるぞ」とにこりと笑って、また新聞に向き直った。そして、ちょうどよく朝食が運ばれてきた。私と父は「いただきます」と声に出して言い、二人とも味噌汁から食べた。私の場合はもうパターン化している。私達は少し会話の混ざった朝食タイムが始まった。そこに母もやって来て、三人で軽く話しながら、朝食を食べた。


そして、朝食を食べ終わり、母も片付けや洗濯物を干した後、私達は出かける準備を始めた。母は洗面所の方へ行った。珍しくおめかしなんてしちゃってる。父はいつも通りの私服で、その上に黒のロングコートを着ていた。私はもちろん、母の手作りのポンチョを羽織った。各自準備を済ませ、一旦居間に集まった。そして私は母と父に「それでは、出発するよ。忘れ物ない?」と呼びかけた。どちらも大丈夫と言うサインを出した。

玉原家はこれからお出かけをしてきます。安全運転を心がけます。楽しく過ごせるといいなと思います。そして、どうか無事に帰ってこれますように。

と仏壇に拝み、自分自身でも願った。それから、最終確認として、戸締まりは大丈夫か、どこか電気がついてたり、ストーブがついてたりしてないかなどを確認した。

「よしっ、大丈夫かな」

そうしてから私達は家を出て、鍵を閉めた。そして、私の車の後ろに二人を乗せた。二人は乗るなり、「楽しみね」と母が言い、「ああ、そうだな」と父も言い、二人は互いに向かい合い、微笑んでいた。

こうして、玉原家のお出かけは始まった。片道一時間半かけて、第一の目的地へと目指して、まず、エンジンをかけた。

あ、ちゃんとナビをつけているから大丈夫だよ。ちゃんとその道を行けるか不安だけどね。

でも、新しい冒険のようで何だか楽しみだ。

私は後ろの二人に「では、出発しまーす」と声をかけてから、車を発進させた。







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