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本編

気配察知

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「さて、それじゃあ始めようか」

『気配察知』

「…森の深部だな。かなり巨大な巣…最低でも1000以上は居るようだ」

「そりゃ厄介だな」

「ま、夜蝶とかで殺すのが無難だろうな。だが、問題は…この刀以外は武器がないから気を付けないとな」

「んー、武器ねぇ…特殊魔法を開拓したら良いんじゃないか?」

「開拓?どういう事だ?」

「特殊魔法ってのは、その人の特性とかを元に魔法を発動するんだが…お前の場合は強奪…つまり、なんでも手に入るって事だろ?なら、ワンチャンにかけて俺の知っている特殊魔法を開拓出来ねぇかと」

「んー…まあ、やれるだけやってみよう」

「んじゃ、取り敢えず金属魔法ってのをやってみるか。
金属魔法は、まあ一時的に金属を生み出すんだが、他にも金属を探知したり、地下にある金属を地上に引き出したり、加工したり出来る魔法だな」

「金属を…イメージは、地下の鉱石…それを地上に…」

『金属魔法を覚えました。』

「お!来たな」

「んじゃ、後は金属を持った状態で武器をイメージしてみろ」

「刀をイメージ…おお!これは使いやすいな」

「…あ、そういや空間属性あるんだからこのまま何個か作ったらどうだ?」

「そうだな、そうしよう。それと、そろそろポーションが尽きそうだからもっかい作りに行こうか」

「おー、そうだな。かなり増えてきたがそれでもまだポーション1回分の回復量の方が上回ってるからな」

「うーん、というかこのポーションってどれくらい回復するんだ?」

「200だな。中級が10使うから…今は150だな」

「ん?ステータス分かるのか?」

「分かるぞ?分からなかったら数えられないだろ」

「そ、それもそうか…ん?じゃあなんでスキルは見れないんだ?」

「まあ…見れるっちゃ見れるんだが…面倒だからな」

『ステータス閲覧を覚えました。』

…あ、なんか…入手した。

『ステータス閲覧』

〈名称〉カムラ
〈種族〉人族
〈体力〉1000
〈魔力〉150
〈瞬脚力〉500
〈防御力〉250
〈耐性力〉500
〈召喚獣〉黒虎ゼネット
〈職業〉魔術師Lv.4
    剣鬼 Lv.2
    侍  Lv.10
    剣姫 Lv.5
    重剣士Lv.5
    追跡者Lv.3
    統率者Lv.2
    剣彦 Lv.1
    暗殺者Lv.1
    騎士 Lv.1
    治癒士Lv.1
    短剣士Lv.1
〈スキル〉
強奪
抜刀術  壱の型
     弐の型
     参の型
戦術呼吸 炎の呼吸
     雷の呼吸
剣術﹣小﹣スラッシュ
     カウンター
剣術﹣中﹣パワースラッシュ
     カウンタースラッシュ
棒術﹣小﹣ロッドアタック
     カウンターロッド
棒術﹣中﹣チャージロッド
棒術﹣大﹣トラストロッド
弓術﹣小﹣ショット
弓術﹣中﹣ホークショット
     チャージショット
錬金術  Ⅰポーション
     Ⅱゴーレム
魔力   Ⅰ操作
     Ⅱ循環
     Ⅲ感知
     IV制御
     Ⅴ放出
     Ⅵ圧縮
     Ⅶ分解
魔法   Ⅰ事象魔法
     Ⅱ相律魔法
     火属性
     水属性
     風属性
     土属性
     治癒
     結界
特殊属性 空間
     金属
銃撃
影操作
指揮
気配察知
集中
直感
威圧
挑発
夜目
鷹の目
隠密
天歩
詠唱破棄
念話
魅了
地中移動
疾走
触手召喚
酸攻撃
肉体変化
半液状化
透明化
容姿変化
鱗状化
水泳
加速
纏足
乗馬
〈パッシブスキル〉
物理耐性
脚力強化
聴覚強化
嗅覚強化
物理攻撃無効(仮)
自動回復
外部毒無効
水中呼吸
〈言語〉
人語
犬語

「うーん、これって表示しなくても良い奴を非表示にとかは出来ないのか?」

「出来るぞ。スキルをタップしたら詳細が出てくるんだが、そこで表示/非表示を切り替えられる」

〈魔力〉150
〈職業〉魔術師Lv.4
    侍  Lv.10
    剣姫 Lv.5
    剣彦 Lv.1
〈スキル〉
抜刀術  居合い
     一閃
     鬼神
     龍神
     阿修羅
     戦神阿修羅
     戦舞踏乱
     千本桜
     夜蝶
     月光
     爆撃蝶
     炎の呼吸
     雷の呼吸
魔法   基礎属性
     治癒
     結界
特殊属性
〈言語〉
人語
犬語

「あれ、そういや思い出したが阿修羅って魔力使うって言ってたがそれじゃああれはなにを使ってたんだ?」

「ん?あれは、普通に体力を使ってたんだぞ?」

「え、それじゃあ枯渇したら死ぬのか?」

「あー、ステータスに書いてる体力は生死には関係ないぞ。
簡単に言えば、ステータスの方はスタミナだ」

「ああ、そういう…」

「だからあんなに多くなってたのか」

「まあ、使ったら増えるしな」
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