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25 王城襲撃
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「ふふ、鬼さんこちら。スパッ…おっと、手が滑って間違えて城を切っちゃったわ。ごめんなさいね?」
「くっ…全員、遠くからでも良い!少しずつ囲んでいけ!」
「あらあら、天使は空を飛ぶのよ?囲んでも意味ないわよ」
「この…悪魔め!」
「イラッ…天使よ!ザシュッ!!」
全く…こんな非力で可憐で美しい(?)美少女に悪魔だなんて…
「あ、つい殺しちゃったわね。はぁ…全く、面倒なことになったわね。
まあ…別に良いわね、もう着いたし」
「何者だ!ここは庶民が来る場所じゃ…あ?」
「ふふ、斬られたかも分からないなんて…ダメダメね」
「…」
「あら、もう聞こえていないわね。さ、それじゃあ…たのもー!」
《ドゴォンッ…こんな感じだろ?》
「…まあ、別に良いわ。鉄の門だったから重かったし…」
さてと…さっきの音でどんどん敵がこっちに寄ってきているわね。
「ふふふ…あははは!私に…敵対したことを後悔させてやるわ!嘆くが良い!悲しむがいい!それがお前たちが成し遂げようとした未来の景色だ!」
「皆の者!あの侵入者を止めろ!」
「あら、その程度で…キンッ…私のスピードに着いてこれる訳ないでしょう?」
「なっ…何者だ貴様!」
「あら、先に敵対してきたのはそちらでしょう?」
「ま、まさか…その色!その容姿!“鮮血姫”が何故ここに!?」
「さぁ、契約は既に放棄されているわ。ここからは…殺戮の時間よ」
「くっ…盾陣営は前に!武装陣営は盾陣営の後ろから奇襲を!魔法陣営、後衛から攻撃を!」
「敵の前に指示を置くなんて…まだまだね。それに…私にそれは聞かないわ」
「なっ…何故皆の首が…」
「私があなた達に止められる程度で先決姫と言われるはずないでしょう?私の前に居るものは、死からは逃げられない…例え、それが英雄だとしてもね」
「な、何事だ!」
「あら、本命が出てきてくれるなんて…ありがたいわね!」
「…なっ!お、おい…お前たち!何故だ…何故…」
「ふふ…あははは!自分たちが敵対した相手にやり返されるのはどんな気持ちかしら?後悔?憤怒?絶望?どれを見ても気分が良いわねぇ」
「…」
「ふふ、すっかり絶望しちゃった顔をして…もっとその顔を見せてちょうだい?」
「ッ!?か、身体が勝手に…!?」
「あは!良いわね、私に敵対した者がこうやって絶望して崩れていくのは…うふふ、さて…それじゃあそろそろ終わりにしようかしら。
ヴィランに食べられたいかしら?
それとも、他の者達のように痛みなく殺されたいかしら?
それとも、さらなる絶望をのうにやきつけられたいかしら?」
「あ…あぁ…あああああ!」
「あらあら…発狂しちゃったわね。まあ…別に良いわ。ヴィラン」
«ガブッ…グシャッグシヤッ…グルルル…»
「あら、憎悪が増したわね。不味かったかしら?」
«グルルル…»
「ふふ、それじゃあ浄化してあげるわ…これでどうかしら?」
«グラァ♪»
「さぁ…それじゃあ、原因は無くしたし…そうねぇ、この国を消すのも良いでしょうけど…ああ、この世界での1番の拷問があったわね…
精霊たちよ、この土地はもう守護せずとも良い。新たな土地に旅立ち、守護せよ」
…これで、この国から精霊が消えてくれた筈。こうなれば、災害が起き、気候が荒れ、作物は枯れ果てる。
実質的な死刑となるけど…ま、私には関係ないかな。
「さ、それじゃあ帰ろっか」
「くっ…全員、遠くからでも良い!少しずつ囲んでいけ!」
「あらあら、天使は空を飛ぶのよ?囲んでも意味ないわよ」
「この…悪魔め!」
「イラッ…天使よ!ザシュッ!!」
全く…こんな非力で可憐で美しい(?)美少女に悪魔だなんて…
「あ、つい殺しちゃったわね。はぁ…全く、面倒なことになったわね。
まあ…別に良いわね、もう着いたし」
「何者だ!ここは庶民が来る場所じゃ…あ?」
「ふふ、斬られたかも分からないなんて…ダメダメね」
「…」
「あら、もう聞こえていないわね。さ、それじゃあ…たのもー!」
《ドゴォンッ…こんな感じだろ?》
「…まあ、別に良いわ。鉄の門だったから重かったし…」
さてと…さっきの音でどんどん敵がこっちに寄ってきているわね。
「ふふふ…あははは!私に…敵対したことを後悔させてやるわ!嘆くが良い!悲しむがいい!それがお前たちが成し遂げようとした未来の景色だ!」
「皆の者!あの侵入者を止めろ!」
「あら、その程度で…キンッ…私のスピードに着いてこれる訳ないでしょう?」
「なっ…何者だ貴様!」
「あら、先に敵対してきたのはそちらでしょう?」
「ま、まさか…その色!その容姿!“鮮血姫”が何故ここに!?」
「さぁ、契約は既に放棄されているわ。ここからは…殺戮の時間よ」
「くっ…盾陣営は前に!武装陣営は盾陣営の後ろから奇襲を!魔法陣営、後衛から攻撃を!」
「敵の前に指示を置くなんて…まだまだね。それに…私にそれは聞かないわ」
「なっ…何故皆の首が…」
「私があなた達に止められる程度で先決姫と言われるはずないでしょう?私の前に居るものは、死からは逃げられない…例え、それが英雄だとしてもね」
「な、何事だ!」
「あら、本命が出てきてくれるなんて…ありがたいわね!」
「…なっ!お、おい…お前たち!何故だ…何故…」
「ふふ…あははは!自分たちが敵対した相手にやり返されるのはどんな気持ちかしら?後悔?憤怒?絶望?どれを見ても気分が良いわねぇ」
「…」
「ふふ、すっかり絶望しちゃった顔をして…もっとその顔を見せてちょうだい?」
「ッ!?か、身体が勝手に…!?」
「あは!良いわね、私に敵対した者がこうやって絶望して崩れていくのは…うふふ、さて…それじゃあそろそろ終わりにしようかしら。
ヴィランに食べられたいかしら?
それとも、他の者達のように痛みなく殺されたいかしら?
それとも、さらなる絶望をのうにやきつけられたいかしら?」
「あ…あぁ…あああああ!」
「あらあら…発狂しちゃったわね。まあ…別に良いわ。ヴィラン」
«ガブッ…グシャッグシヤッ…グルルル…»
「あら、憎悪が増したわね。不味かったかしら?」
«グルルル…»
「ふふ、それじゃあ浄化してあげるわ…これでどうかしら?」
«グラァ♪»
「さぁ…それじゃあ、原因は無くしたし…そうねぇ、この国を消すのも良いでしょうけど…ああ、この世界での1番の拷問があったわね…
精霊たちよ、この土地はもう守護せずとも良い。新たな土地に旅立ち、守護せよ」
…これで、この国から精霊が消えてくれた筈。こうなれば、災害が起き、気候が荒れ、作物は枯れ果てる。
実質的な死刑となるけど…ま、私には関係ないかな。
「さ、それじゃあ帰ろっか」
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