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「イザナギノミコト復活委員会へようこそ」
Mr.Mが議事を進行する。出席者は20名といったところか。
Mr.Mは会場を舐め回すように見ると、おもむろに口を開き始めた。
「Mr.M」
「なにかね」
「現代のヒーローとしてでも、イザナギノミコトを復活させるおつもりですか」
黒覆面を被った出席者の1人が、Mr.Mに質問した。
「イヤ」
Mr.Mは一呼吸置くと、顔をあげてしっかりと
喋った。
「殺人神として、です」
会場がざわつく。
「殺人の申し子、殺人することそのもの
を宿命づけられた存在。ワタシはそんなもの
として、イザナギノミコトを復活させたいの
です」
Mr.Mが議事を進行する。出席者は20名といったところか。
Mr.Mは会場を舐め回すように見ると、おもむろに口を開き始めた。
「Mr.M」
「なにかね」
「現代のヒーローとしてでも、イザナギノミコトを復活させるおつもりですか」
黒覆面を被った出席者の1人が、Mr.Mに質問した。
「イヤ」
Mr.Mは一呼吸置くと、顔をあげてしっかりと
喋った。
「殺人神として、です」
会場がざわつく。
「殺人の申し子、殺人することそのもの
を宿命づけられた存在。ワタシはそんなもの
として、イザナギノミコトを復活させたいの
です」
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