この中に一人男がいる ~4人の美少女を騙し、エロい“お題”をクリアすれば全員俺の性奴隷にできるらしいので頑張ることにした~

山田

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12話 この中に一人また気絶する人がいる

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 カポーーーーーーーン







 とくぐもった音が大浴場に響いた。この音ほんと何なんだろ、中には俺と夏美しかいないはずなのに。不思議だ。



 あと、やはり夏美は怒っているようだ。本人は怒っていないと言っているが、これは確実に怒っている。



 なんでわかるかって言ったら女の勘。……女じゃないけど。……いや女だけど(迷走)



 怒っている相手に対して変に反抗すると余計に事態がややこしくなるので、とにかくここは夏美の言うとおりにした方がいいだろう。



「ほらヒナ、座って~。」



 俺と夏美はシャワーの近くに備えてあるボディーソープやらシャンプー、その前にある椅子のところ(名前知らん)にいた。



 ちなみに俺は一応タオルで胸と股間を隠してはいるのだが、夏美は完全に裸体をさらしていた。



 まあもうすでに俺たちの間で隠す必要なくね? とも思ったが一応である。



 それにしても夏美の胸………………きれいだな。



 確かに大きさでいえば菫に軍配が上がるだろう。しかし奇麗さ美しさでは夏美であろう。やっぱ夏美最高。



 俺は視線をなるべく悟れないように夏美の胸をガン見しながら椅子に腰かけた。



 すると夏美は棚にあったシャンプーを取ると俺の後ろでシャカシャカとやり始めた。



「な、夏美? 私自分でできるよ。わ、わざわざしてもらわなくても……」



「ううん、いいの~。ヒナは座ってて。うちが全部やったげるから~」



 どうやら俺に選択権は無いようだ。とにかく言うとおりにするしかない。



「はい、じゃあヒナ目閉じて~」



 俺は言われたとおりに目を閉じる。するとほどなくして夏美の手が俺の髪に触れた。



 …………ジャコッ……………シャワッ………………シュッ……ジュコッ……



 あ、きもちいかも。



 夏美の手は俺の髪をも見込むように、さらに指で頭皮を軽くマッサージするように俺の頭に泡を塗りこんでいく。



「なつみぃ~、それいい~~、きもちぃ~」



「でしょ! だからうちに任せてって言ったんだよ。」



 どうやら俺は勘違いしていたようだ。夏美は怒っていない。だってこんなに気持ち良いんだもの。



 夏美は何とも絶妙な力加減でマッサージを続ける。疲れが一気になくなるようだ。もし夏美が怒っているのならこんなに優しい手つきなわけがない。よって夏美は怒っていない。Q.E.D. 証明完了♡



「はい、終わり。」



「えぇ~~?」



 夏美はシャワーを手に持つと俺の頭にかけた。どうやらもう終わりらしい。正直かなり気持ちよかったので名残惜しい。



「はい、じゃあ次は~~」



 夏美はボディーソープを手に取ると先ほど同様シャコシャコやり始めた。



「か、体はいいよ。じ、自分でやるから。」



 嫌な予感がして夏美を見るが彼女は笑顔のまま口を開く。



「ううん、いいの~。ヒナは座ってて。うちが“全部”やったげるから~」



 夏美は笑顔のまま先ほどと全く同じセリフを“全部”だけ強調して言った。



 前言撤回☆ やっぱ超怖い♪ 笑顔なのが余計に怖い♬



 夏美の泡まみれの手が俺の脇からすっと伸びてきた。



「ひゃっ!!」

 

 夏美の両手はそのままタオルの上から俺の両胸をわしづかみにした。



 タオル越しに乳首が擦れてその刺激が快感となり、つい声が出てしまった。



「な、なつみぃ! だいじょうぶ、前は自分でできるからぁ!」



「ほらヒナ、バスタオルでなんかで隠してないで……えい!」



 俺は持っていたタオルを夏美に取り上げられてしまった。そして夏美は再びぬるぬるの手で俺の胸を今度は直接掴み、揉みしだいてきた。



「ひうぅ! なつみぃ、ごめん! 怒ってるならあやま……ひあああぁ!」



 突然背中にやわらかいものが当たった。間違いなく夏美の胸だ。彼女はいつの間にか胸や股間にも泡を盛っており、それを俺にこすり付けてきたのだ。



「ほら、ヒナは洗ってほしかったんでしょ? だってスミのことすっごくうらやましそうに見てたもんね。……ほら、どう?………ほら、ほら!」



 夏美は泡まみれの体を俺の体にこすり付けてくる。さらに同時に彼女の手は今度は俺の乳首をつまむようにいじり始めた。



「だめ! ……だめ、おねがい…………っ……まってなつみぃ~!」



「やだ! 待たない!」



 いくら懇願してもやはり夏美は止まってはくれなかった。



 背中には夏美の胸が当たり、お尻には彼女のおまんこが当たる。さらに乳首は彼女にいじられて、全身からにちょにちゃといやらしい音が響く。



「だめっ!……もうほんとにヤバいから! イきそうだからぁ!」



 全身の性感帯を刺激されて頭がふらふらする。



「いいよ! イっても。」



「なつみっ……ふぁっ、……んっ、んあああぁああ!」



 後ろから抱き着く夏美に快感を高められて俺は頭の中が真っ白になってしまった。はい、本日二回目の気絶を果たしたわけです。





 さらに俺が気絶した後も夏美の責めは止まらなかった。



 後に聞いた話だが、夏美が気を失った俺の胸を揉みしだいていた現場を涼音が発見したらしい。そして俺から夏美を離し救出してくれたらしい。ありがとう涼音、……どうか…………俺の分まで…………生きて………………くれ。



 そして涼音は俺たちと入れ替わるように大浴場に入ったらしい。



 俺が目を覚ました時には、すでに全員大浴場で汗を流した後だったらしい。



 さらにこれはもっと後に知ることになるが、彼女たちの間で俺は「眠り姫」と呼ばれていたらしい。朝最後までぐっすり眠っており、それに加えて二回の気絶によりつけられたようだ。不名誉の極みであるが何も反論できないので仕方がない。



 そして今、夜の“お題”に挑戦するべくモニターの前に皆で集まっていた。



 俺と菫の間に夏美が入ってきたが、これはもう間違いないだろう。俺は決して鈍感系ではない。今俺は女の見た目だしさすがにあり得ないと思い込んでいたのだ。



 だがあそこまでされたらさすがに気づく。



 あれはお友達のそれではないだろう。というか友達を気絶させるだろうか。まあ俺が弱すぎる問題もあるのだが……おそらく夏美は俺のことが好きなのだろう。まあ俺も夏美のことは好きなのだが。



夏美のこれまでの行動は菫に対する対抗心ともとれる。菫を性的に見ていた俺に対して分からせたのだろう。



…………だが待ってほしい、そもそも最初に誘ってきたのは菫の方だ(誘ってない)。それに言うではないか、浮気は男の甲斐性だと。据え膳食わぬは男の恥と。俺は男なのでそれはもう仕方ないとしか言えない。女だけど(再迷走)



 まあいい。そんなことより今の状況だ。



 涼音は夜には自分で“お題”を行うと自ら宣言したためか、かなり緊張した面持ちである。



 個人的な予想としては、これまで二人で行う“お題”しかなく、前回“お題”に挑戦していた者は除外されていた。よって今回は俺、夏美、涼音が指名されるだろう。



 さらに涼音は夜に“お題”に挑戦するとも言っていた。しかし彼女のことだ、すんなりするとも思えない。



 俺の理想的な形としては、嫌がる涼音、約束を破る気かとはやし立てる周囲。なだめる俺。結局は俺と“お題”に挑戦する夏美。俺に感謝する涼音。



 これだ!



 これなら俺の欲しいものがすべて手に入る。俺は夏美と“お題”ができるし、涼音は今後俺に強く当たれなくなるだろう。さらに涼音と他のメンバーの間に軋轢あつれきが生じれば、彼女の発言力は弱まるだろう。そして俺の発言力は相対的に強くなる計算だ。俺、天才。



 今後このゲームを進めるうえで障害になりうるのは涼音が大きい。その一人を無力化できることは非常に大きい。





 そう思っていた。そう予想していた。しかし現実は俺の予想とは異なるものであった。













『“お題”の内容 ; 全裸で自慰を行う(一度オーガズムに達するまで)

 “お題”の指名 ; 堀江涼音』
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