やっぱり君じゃなきゃ・・・

スモ??????

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小さい頃から

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突然だけど、私には双子の姉がいる。その姉の名前は霧崎 加奈と言う。
加奈は私とは違って可愛らしく、男の子にも女の子にも人気がある。そんな姉が今、幼なじみの兄、神太に告白されている。そんな姉を見て私は何も思わないはずがない、なぜなら私は神太のことが多分好きだからだ。多分だけどね。

(いいなー。加奈お姉ちゃんはモテて。いや、モテるのが羨ましいんじゃなくて神太君に告白されてるのが羨ましいなー・・・)
そんなこと言っていても仕方が無い。だって今まで告白のチャンスを逃してきたのは自分なのだから。私はボーッと神太と、加奈を見つめる。そんな私の横で健太が不思議そうな顔で見てくる。

健太「どうしたの?なにかあったの?」

真奈「え?いや、別に何でもないよ・・・」

健太「そういえば、神太お兄ちゃんは加奈ちゃんに告白するの2回目らしいよ。」

真奈「そ、そうなんだ・・・」そんなやりとりをしていると、神太と加奈が笑ってこちらにやってくる。

(どうしたのだろう?ひょっとしたら付き合うのことになったのかな?)こういうときの私の考えは結構当たる。嫌な予感がしながら私と健太は神太と加奈がなにかを言うまで待つ。

加奈「真奈ちゃん、ちょっといいかな?」

(どうしたのだろう?付き合うことになったとかじゃないのかな?)私は少し安心しながら幼なじみたちと遠ざかる加奈について行った。

加奈「真奈ちゃん実はね私、神太君と付き合うことになりましたー!
こんな事、真奈ちゃんに言うのもいけないかもだけどね、私実は神太君のことずっと好きだったの・・・」
私はショックを受け泣きそうになる。

(ダメ。我慢しなきゃ。加奈お姉ちゃんと神太君の恋が叶ったならそれは私にとっても嬉しいことのはず!)私は無理に笑顔をつくり、「よ、よかったね!これからも頑張ってね、応援してるよー」と適当にごまかして走り去った。

~中庭にて~

加奈から逃げてからも私は泣くのを我慢していた。なぜなら私なんかが泣いてはいけないと思ってしまったから。そんな私を見ていた健太がこちらち駆け寄ってくる。

健太「俺も神太お兄ちゃんからきいたよ。・・・
我慢しなくていいから、泣いていいよ。」そんな健太の優しい声に私は思わず涙を流してしまった。

健太「あのね真奈ちゃん、真奈ちゃんを困らせてしまうかもしれない。けど今しかない気がするから、言わせて欲しい。」なんだろう?健太が真剣な顔で見てくる私は緊張しながらうなづいた。

健太「実は俺、ずっと前から真奈ちゃんのことが好きだったんだ。」衝撃的な健太の言葉に私は思わず目を見張る。
健太の言葉に辺りの空気が一気に緊張感を運んでくる。私は健太の次の言葉を待つ。



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