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復讐編
ep10 準備と絆
しおりを挟むその日の夜はすぐに寝て朝の5時に
自分と楽斗は起きて荷物を整理していた
とりあえず学校の中で使えそうなのを
集めてみたのだ
剣道部の部室にあった 竹刀 や
アルコールランプ ハサミ カッターなど色々あった
箒に関しては 30本ほど集めてからは
もう数えなくなったほどだ
それに…
「ガソリンを手に入れれたのは大きいね」
自分が側で作業をしている楽斗にそう言うと
彼は笑みを浮かべながら
「やっぱりお前もそう思うか
そのうち使う日は来るだろうなー」
彼もそう応えた
数十分後 美九を起こして
みんなで朝食を取る中で 作戦 を練った
「今から作戦の最終確認をしよう」
こっちを見ている二人を一度見て
自分は続けた
「狙うのは スーパーマーケット門田店
理由は近いってのが一番大きいし
有名だからってのもある
人と遭遇しやすそうだしね 」
「異議なし」
楽斗が応えるそれに美九も頷いている
それを横目に自分は
「外では 戦闘 はなるべく避けるけど
店内では 逃げ続けて囲まれるよりは
多少リスクがあっても戦おうと思う 」
「店内では絶対 3人のうち誰かが
見張りをすること
残り二人は 食料 水ライター
あとシャンプー などを探せばいいと思う」
この後も少し自分たちは決まりを作った
最低限の約束ごとをしたのだ
・必ず3人一緒で行動すること
・何があっても仲間を見捨てないこと
その2つだけ厳しく取り決めた
その後楽斗の
「 では行こーぜ!」
という声の後に学校の入り口まで行き
そして美九が少し不安そうな表情を浮かべて
「二人とも……絶対に生き残ろうね!」
その言葉につられたのか自分はついつい
「いつもの陸上部の練習だと思って
走れば割といけるんじゃない? 」
など冗談を言っていた
みんなで笑いあったあと
自分たちは目的地に向けて走り出した
自分はその間
陸上部で良かったな
そう思った
ゾンビから逃げやすくなるとか
体力がつけれるから という点でも勿論そうだが
この 二人 に会えたこと
この絶望のなか3人で一緒に進めること……
それが何よりも嬉しかった
みんなも大切な人が周りにいるなら
覚えていてほしい
君たちが 仲良くなるまでに
色々なストーリーがあったということを
あの時話かけてなければ
あの人とはこんなに仲良くならなかったとか
あの時もしいつもの道で下校していたら
この人と会えなかったとか
あの時 電車を使ってなかったら
この人と久しぶりに談笑してなかったとか
まさに 奇跡 なんだと思う
今や自分の日常になりつつある二人を
「絶対に守り抜いてやるッ………!」
心の中でそう叫んでいた
~ ep10完 ~
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