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存命編
ep2 魅惑と提案
しおりを挟むここで俺は死ぬのかよ
そう思いながら目を閉じていると
パァアアンッ!!、、
前方から銃声が鳴り響いた
それと同時に何か液状のものが顔にかかった
(助かった…のか??、、)
目を開けると ゾンビ は倒れていて
後頭部を撃ち抜かれたのだろう
頭部からドロドロした緑色の体液が漏れ出ていた
(俺にかかったのはこの体液か、、)
そんなことを思っていながら
ティッシュを取り出してソレを拭っていると
「ソレがそんなに気になるの?」
前から女性の声がする
すぐに正気に戻った俺は前を向くと
見覚えのある少女がハンドガンを持って立っていた
「藤村…なんでここに?、、」
俺は反射的にそう返していた
すると
「誰かがゾンビに追いかけられてたのを見た
だからそれをさらに追いかけただけ…… 」
素っ気なくそう返してきた
呑気な俺は
(顔ならタイプなのにな、、)
なんてことを思いながら
彼女に疑われない範囲で見つめながら
「ありがとう 」
と少し小さい声で呟くと
「どうも 」
彼女は会釈をして応えた
すると藤村は続けて
「では私はこれで、、」
そう言って後ろに振り返り
来た道に沿って去ろうとしている
「待ってくれよ!」
自分は藤村にそう言い放っていた
藤村は振り返り俺の方を向く
綺麗な顔が目に入り少し緊張していた
それでも
「俺と共に行動しないか??」
そう言うとすぐに藤村は は? って表情で
こちらを見てきたので俺は続けて
「俺にはゾンビと戦う覚悟がない
でもそれ以外の事なら俺がやる 」
「君を助けたのはクラスメイトという
ヨシミだからだよ
別に好意的な目的でしてないから 」
彼女は吐き捨てるようにそう言って
ハンドガンを俺に向けてきた
ガチャッ………
俺にはよくわからないけど
弾を放つための準備をしたらしい
重々しい金属音が聞こえた
(俺はマジで撃たれるのか、、??)
本当に撃たれると思うと身体がすくんだ
頭が真っ白になった俺は彼女に
「じ、冗談だろ、、??」
「なら、、試してみる?… 」
逆にそう聞き返された
空が暗くなってきているせいか
彼女が微笑を浮かべているかのように見えた
(こうなったら…やるしかない、、)
俺はポケットから手帳を取り出し
彼女に向かって突き出してこう言った
「なぁ…面白い話があるんだ、、」
~ ep2完 ~
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