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第一章 異世界で生き抜くチュートリアル
9 水がないと生きていけない!
しおりを挟むさて、今後の方針も決まったし、まずは…やっぱり水と食料見つけないとね。全然探しにも行けてないし、頑張って見つけないと!蝶々には要注意して出発ー。
通学リュックを背負って、森の中へ…と思ったけど、まずは
「代神」ポチっ
「ナビ助、さっき話してすぐでごめんね、教えて欲しい事があるの。これから水を探しに行きたいんだけど見つけるのにコツとか無いかな??前回失敗したし今日は絶対見つけたいんだ」
『一確認中一…。そうしたら、絶対とは言いきれないけど少し登ってみるといいかも、上から見て周囲を見渡す事もできるし、山は谷に向かって水が流れたりするから見つけやすくなるかも、それと水場の近くに育ちやすい草花や集まりやすい虫を調べたから今から画像に出すね、それらがある所の近くには水場がある可能性が高いよ』
「ナビ助、ありがとう!」
聞いて良かった!ナビ助がくれた情報から植物や虫を良く見分けて、少し森の中で高い場所を目指して登っていった。
一一一一一一一
正直…登り始めた瞬間に止めようかと思った。雨上がりの山道はぐちゃぐちゃでかなり登りづらかったから…
でも、やるって決めたから!これで止めてしまったら何も成し遂げられない気がする!とかカッコつけて登ってみた結果、滑って転げ落ちてドロドロになった。最悪だ。
やっぱり、止めておけば良かった…
ハデに滑って、さっきの場所からだいぶ離れた所に落ちた…幸いドロドロな以外、大きな怪我は無さそうでラッキーだったなと思いながら体を起こすと
目の前に川があった。
「うそでしょ!?」
川に走り寄り、今度こそ本物であることを確認して手を浸す。泥が洗い流されていく。
「すごい綺麗な水…良かったー。しかも、気温はじめじめ暑いのに水が冷たい、何とか山の天然水みたいな感じで美味しい水な気がする」
近くに、ナビ助が言っていた水辺近くに生えやすい草花も見つけて、ナビ助ってばやるじゃん!
水辺近くで、もしかしたらなにか食べられるものもあるかもしれないと考え、上流に向かってさらに歩いてみることにした。
しばらく歩くと、小さい滝のある崖に突き当たった。ここまでかな~これ以上は滝を超えないと進むのは難しそう。
滝の近くを探索してみよう。
水が冷たいからか、マイナスイオン?涼しいし気持ちいい…このままここで暮らしたい。浜辺付近から引っ越そうか…でも地面がちょっとゆるいかな~うーん。物理的な住みやすさか感覚的な住みやすさか…。
なんて、考えながら歩いているとほのかに甘い香りがした気がして、あたりを見回してみると…
自分の頭上に黄色いマンゴーのようなフルーツを発見した。
「フルーツ~!!」
さらに見ていくと、その周囲一帯にはカラフルなフルーツらしき実をつけた、木などがたくさん集まっていた。
「やったー!!ミッションクリアー!今日の私はついてる!」
思わず、ガッツポーズを決めてしまった。
(代神)ポチっ
「ナビ助ー、フルーツと水を見つけたよ!滝と川もあって!すごい涼しいの~。本当に見つかって良かったよーナビ助に教えてもらった水辺周辺の草花とかも役立ったよ!
見つけたフルーツが、食べられるかみてもらってもいい?あと水も普通に飲めるかな?」
ここしばらく見せなかったほどの笑顔で、画面をフルーツがある方に向けてナビ助に見せる。
『・・・・・』
「ナビ助どうしたの?」
『・・・・、どうしたの?はこっちのセリフだよ。何?キミ新しい美容方法で泥パックでも始めたの?声聞かないと、キミってわからないんだけど。ぷぷ。』
ドロドロになったのを忘れてた、ナビ助めー
『そうだな~水もフルーツはどれも食べられるものだから、安心して食べなよ、あと、もし良ければ鑑定できるアプリがあるから、キミの場合あると便利かもね。ボク、たまにいない時もあるし』
(∞)を見たときに、そんなのあったかもしれない。
「ありがと。考えてみる、またあとでね」
『はいはーい』
フルーツを、いくつかもぎ取り来た道を戻る。がここでちょっとした問題が出てきた、上から転げ落ちて来たので戻るには急な坂を登らないといけない。
「ここを登るのはちょっとね…」
あたりを見回して、迂回できないか川に沿って下流に進んでみる事にした。
歩き出してすぐ洞穴に川がまっすぐ流れていくのがわかった、ちょっと怖いけどこのまま進んでみるか…
洞穴の中は、苔らしきものがアチコチに生えており。ボンヤリと光を放っており、ちょっと幻想的!とか思った。が、前に幻想的と思った蝶には食べられるところだったので油断せずに慎重に歩く。
苔のおかげで、スムーズに進むことができ外らしき明かりが見えてきた。
「洞穴じゃなくて、横穴だったんだ!」
外に出て見ると、川はそのまま海へ合流するようだった。
「海って事は、私がいた場所に回り込めるんじゃない?」
キョロキョロと周囲を見回すと、30メートルくらい先の藪の先にうっすらテントを見つける事ができた…
一一一一一一一
「近!ちょっと近いよテント!なにこれー、こんな近くに川あったのに水が無いとか言っていたなんて、どんだけ同じ場所から動いてなかったの私…信じられない」
テント側だと藪に隠れてこっちが見えないのかも?まぁいいや、ちょうど藪の手前が開けた状態になっているので、横穴と川の近さも考えてテントをこちらに移してココを拠点にしよう。
フルーツをその場に置いて、テントなどを移動した。
「テントよ~し。BOX3つよ~し」
約10畳くらいのスペースに、拠点が完成した。うん!いい感じ!その日フルーツ食べながら完成を祝った。
フルーツ甘くて、めちゃ美味しかった!やっと固くないもの食べれたよ~。
食べながら、そういえばっと、ナビ助と話をした内容を思い起こした。
宅配BOXに入れた石は何だかんだ、魔素が多く含まれているとかで、ナンシーが1GOで売ってくれた。魔素が多いのはもしかしたら、この島の特徴なんじゃないかってのが2人で出した結論で。この島は神気が強くそれに影響されて何かしらのさようを受けているんじゃないか?って
神気って、強ければ強いほど回りのものに影響与えやすいらしい。
そんなわけで、石が売れたなら砂とかもいけるんじゃない?と考えて早速行動した。
日が暮れる前に砂浜で宅配BOXに、砂を入れてみた。
その後しばらくして、「すま~ほ」が激しく振動してタイGOから呼び出された。
『こ~ら~!!今度はこんなに砂を入れてくるなんてどういう事なのですか!!』
またもや、激おこである。もふもふボディが砂にまみれて薄汚れて見える。
『ぺっ!ぺっ!砂が口に入ってしまって、もう、なんなんですか、もっと他に売るものはないのですか!?』
「とりあえず今は無くてね。前の石が魔素が多く含まれてるって売れたじゃない?なら同じ場所にある砂もいけるんじゃないかと思って!」
『そういう事でしたら鑑定してみますが…!もっといいもの送ってくださいね!後、魔素が多いなど分かるような鑑定書をあらかじめ付けてもらえましたら付加価値が付きますので、もっと売りやすくなったり金額も高くできたりしますわ。』
ナンシーがメガネをカチャカチャさせながら、アドバイスしてくれているが、額には青筋が浮かんでいるように見える。もふもふなのであまりわからないが…
「わかったー、鑑定書を付けられるか考えてみるね、砂よろしくナンシー!」
『まいどあり!ぺっ!』
砂を吐きながら、いなくなった。
一一一一一一一
本日の稼ぎ
ただの石(魔素含む)×1…1GO
ただの砂100g(魔素含む)×10…10GO
(ナンシーが100gごとに分けて販売した)
合計11GO
3
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