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第二章 異世界を生き抜くアウトプット
17 ピンク色の侵入者
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なんだろう、とても疲れた…えっさほいさに、出発前からだいぶ体力削られた気がする。
それに…これから野菜作るって収穫までどのくらい時間かかるんだろう??
野菜、食べずに島を出ることになりそうな予感がするな~
「はぁ・・・」
なんとなくため息がでてしまった、疲れたし今日はお休みして浜辺でゴロゴロしちゃおうかな~なんて考えながら、いつもの横穴を抜けてテントまで戻った私が見たのは、信じられない光景だった!
「え?えー!?」
ひっくり返されたゴミ箱、散らかるゴミ。投げられたのか砂浜に点々と広がる服たち…鍋も簡易コンロも投げ飛ばされている。
「…は?え?どういうこと!?竜巻!?なになに?一体なにが起きたの!?」
今目の前で起きている事が理解できずに、呆然とたたずんでいると、テントが揺れているのに気づいた。
「え…うそ!テント揺れてる??中になんかいるの!?」
どうしよう…なんかヤバイものがいる??捕獲ネットはテントの中だし、丸腰で武器も何にもないし、怖くて近づけないよ…
じりじりしていると、テント出入口からなにかがチラチラ見える…
「ピンク色の…ん?細くて長い…しっぽ?え…?ネコ…とか?」
生き物いないってナビ助言ってたのに、ナビ助のウソつきー!と、ビクビクしながら様子を窺っていると、見えていたしっぽから順に外に出てきた、それは…
「え??さ、サル!?」
まさかのサル!っぽい生き物がテントから出てきた事に驚愕していると
サルらしき生き物と目があった!
こちらの様子を見ているのか、しっぽが揺れている…前にテレビで見た、リスザルみたいな感じだけど、ちょっと大きい。体はたぶん30センチくらい?しっぽまで入れると50センチはあるかな…
サルが持っていた収納リュックと比べてだいたいの大きさを予測した
・・・・・ん?
え?リュック?なんでリュック?あれ、あのサルもしかして私の収納リュック持ってる?
ん?なんで??
『モッッヒーッ!』
一瞬のスキを見逃さず、ダダッ!!収納リュックを持ち、走り去るサル!
「嘘でしょ!?ドロボー!!」
収納リュックを持っていかれる!!
捕まえなきゃ!!と、走ってサルを追いかけようとした瞬間…ずしゃ!地面に散らかるゴミに引っ掛かりハデに転んだ!
「いったーい!!」
信じられない!!ふらつきながら起き上がりサルを追いかける。
テント裏の草むらをかき分けて、砂浜に飛び出し森に駆け込む!
「まてコラー!!サルー!!」
叫びながら、サルを追いかけたが…すでに影も形も見えない…!
「そんな…嘘でしょ、私のリュックが…」
その後しばらく、付近をなにかしらの痕跡がないか探したがなにも見つける事ができず
「私の全財産…食料も、服も、全て持って行かれた…アリエナイ」
ショック過ぎで、フラフラしながらテントに戻って座り込むと久しぶりに涙がこみ上げてきた。
「リュックが…うぅ…明日からどうしたら…」
その日はもうなにもする気持ちにならず…荒らされた拠点の片付けもそこそこに、ご飯も食べずふて寝してしまった。
───────
翌朝、まだ外は暗い中テントの中では小さな物音が響いていた
ガサ…
ガサガサ…
「んー…Zzz」
ガサガサ…ガサガサ
「ん?んー…Zzz」
眠気と戦う私になんだかガサガサと変な音が聞こえてくる…前は波の音がうるさくてよく眠れないとかあったな~Zzz…眠っ
ガサガサ…
うるさい…なんなのーもう、昨日のサル事件でこちとら傷心なんですけどー…眠いのに変な音で起こされてイライラしながら体の向きを変えて音のする方を見た
・・・・え?
私、寝ぼけてる??見えるはずの無いものが見えるんですけど…眠気すらぶっ飛び、目を真ん丸に見開きながらそれをじっくり見てしまった
テントの中には、昨日のサルがいた…こちらが気づいた事にまだ気づいていないのか、また私の荷物を荒らしている。
このサル~昨日も荒らしたのに今日も来るとかなんなの、許せない!!絶対捕まえてやるんだから!慎重に捕獲ネットに手を伸ばす、そーっと、そーっと…
キョロ!サルがこちらを振り向いた!
まるで、だるまさんがころんだみたいに。
くてっ!と体をすぐに倒し、ZzzーZzz・・・必殺寝たふり!!
サルがまた、荷物を物色し始めたのを片目をうっすら開けて確認し、また、そーっと、そーっとネットに手をのばす。
ガシッ!とネットを掴むと素早くサルめがけて振り抜いた…
スパッ、という音と共に見事捕獲成功!
「あっははー、思い知ったかー」
捕まえたことに喜んで、高笑いしたが、喜びは一瞬だった!!
『モッヒーッ!!!』
めっちゃ暴れるー!!ネットを抑え込んで逃げ出さないようにするが力の限りサルも暴れて逃げようと必死だ!逃がさないんだから、と力の限り抑える私と逃げたいサルの闘いは何時間もあった気がするが…実際は5分もかからずお互い力尽きた。
「はぁはぁはぁ」
『モモモ…』
お互いぐったりしながら、目を合わせる。
うるうる。サルの目が潤んでいる…か、可愛い…行動や中身はともかく、サーモンピンクな体毛はスベスベした短毛でお腹と顔は白っぽい毛になっていて目は宝石みたいなグリーンでキラキラしている、頭はソフトモヒカンだった…モヒカン部分もちょっと白っぽい…
はっ!!いけない、このサルは泥棒!いくら可愛くても騙されたらいけない!
「可愛い顔しても許さないんだからね!」
そう言うと言葉がわかるのか、さっきまでうるうるさせていた目をパチリと瞬きしクルッと私に背を向けた。
「可愛くなーい!」
すま~ほを使ってサルを鑑定する。
種族 もももももっひー
性別 メス
個体名 ✕✕✕
特技 ✕✕✕・✕✕✕✕・✕✕✕・✕✕✕✕
戦う力はほぼなく他種族のお世話をする事で守ってもらい共存している。
もももももっひーは、神の使いとされ体内に入った神気を浄化する機能をもつ為、神気が強い場所でも生きていける
※絶滅種、神島にいる以外にはもう存在しないため外の世界ではもう絶滅したとされている。
「も、多すぎ…」
もももももっひー、ね…言いづらいわ!戦う力はほぼないって言ってもさっきまで、すごい暴れて抑えるのめちゃくちゃ辛かったのに…私ってどんだけ非力…
自分の弱さに戸惑いを感じながら、もももももっひーを観察する…何しに来たんだろ
収納リュック返してくれないかな…私の言ったこと理解していたっぽいからとにかく話してみるか?
もももももっひーの後ろ姿に話しかける。
「ねぇ、もももももっひーさん?」
背を向けて網の中で座っている、もももももっひーの肩がピクリとした。が…それ以上反応してくれない。
「ねぇってば!あなた、もももももっひーって言うんでしょ?」
もう一度声をかけてみると、顔だけゆっくりこちらを振り返って、こちらの様子を探るように見てきた。
よし!ちょっと聞いてくれる気になった感じがする。
「もももももっひーさん……ちょっと言いづらいからもっひーって呼んでもいい?」
反応は特になく、静かにこちらを見つめてくるもももももっひー。反応はないから嫌ではない?言葉わかってるかな?
「嫌がってないみたいだから、もっひーって呼ぶね!もっひー昨日はなんで私のテントあらしてリュック持って行ったの?なにか欲しいものでもあったの?」
小さい子に話すように、優しく話してみる。
『…………モモモ…』
なんか…めちゃめちゃ元気ない、捕まえたからかな?、でももとはといえばもっひーが悪いのに。
「もっひー、私あのリュックが無いと困るんだ…返してもらえないかな?返してくれるなら、昨日のテント荒らしたの許すし、このネットからも出してあげるよ…どうかな?」
じっと見つめてみる、普通のおサルさんとかは目を見るのはいけないっていうけど…もっひーは普通のサルじゃないから、目を見て心を通わせる気持ちでいく!もっひー、リュック返してー!お願いー!!伝われー
瞬きもせず、リュックを返して欲しい気持ち全力でもっひーを見つめる…!
もっひーが、大きな目をパチリと一度瞬きして
『モモモ、モモモッヒ』
と答えてくれたみたいだった。通じた…か??
「リュック、返してくれますか?」
・・・・・・・
もっひーは、こくん、とクビを縦にふった。
マジでー!!!!?
嘘でしょ!?通じたの!?
信じられない!!やったー!
今起きた事が信じられず、もう一度確認してみる。
「本当に?リュック返してくれますか?」
・・・・こくん。
うなずいてる!もっひーはうなずいてる!すごすぎ、私異世界に来て動物と意志疎通できるようになったのかも!?
起きた事が信じられず、不安になりながらも、もっひーとのやり取りを信じて捕獲ネットをそっと外してみる事にする。
「今からネットをはずすから、暴れないでね…もっひー」
もっひーを見つめて話しかけながらネットにかけていた手を緩めていく….ドッキン、ドッキン。と全力で走った時くらい心臓の音が大きく響く。ネットから全ての手をそっと外してもっひーを解放する。
・・・・・ネットをはずしても、もっひーは大人しく座っている。
「はぁー…。よ、良かった!もっひーちゃんと通じてたんだね!」
『モッヒ??』
クビをかしげて、なに?といいたげな表情をしてコチラを見てくる。
この感じならすぐリュックも返ってきそう!
「ふー。よし、もっひー!早速リュック返して欲しいんだけどいいかな?」
『モッヒ!』
私の声に反応して、もっひーがゆっくりお尻を上げてテントから出ていく….。ちょっと歩くと振り返ってコチラを見ている。
ついてこい!ってことかな??仕方ない、取りに行くか~
ピンクの体と揺れるしっぽに、ついていきながら、そういえば、昨日のえっさほいさに続き、言葉って意外となんとかなるんだな…なんて考えた。
それに…これから野菜作るって収穫までどのくらい時間かかるんだろう??
野菜、食べずに島を出ることになりそうな予感がするな~
「はぁ・・・」
なんとなくため息がでてしまった、疲れたし今日はお休みして浜辺でゴロゴロしちゃおうかな~なんて考えながら、いつもの横穴を抜けてテントまで戻った私が見たのは、信じられない光景だった!
「え?えー!?」
ひっくり返されたゴミ箱、散らかるゴミ。投げられたのか砂浜に点々と広がる服たち…鍋も簡易コンロも投げ飛ばされている。
「…は?え?どういうこと!?竜巻!?なになに?一体なにが起きたの!?」
今目の前で起きている事が理解できずに、呆然とたたずんでいると、テントが揺れているのに気づいた。
「え…うそ!テント揺れてる??中になんかいるの!?」
どうしよう…なんかヤバイものがいる??捕獲ネットはテントの中だし、丸腰で武器も何にもないし、怖くて近づけないよ…
じりじりしていると、テント出入口からなにかがチラチラ見える…
「ピンク色の…ん?細くて長い…しっぽ?え…?ネコ…とか?」
生き物いないってナビ助言ってたのに、ナビ助のウソつきー!と、ビクビクしながら様子を窺っていると、見えていたしっぽから順に外に出てきた、それは…
「え??さ、サル!?」
まさかのサル!っぽい生き物がテントから出てきた事に驚愕していると
サルらしき生き物と目があった!
こちらの様子を見ているのか、しっぽが揺れている…前にテレビで見た、リスザルみたいな感じだけど、ちょっと大きい。体はたぶん30センチくらい?しっぽまで入れると50センチはあるかな…
サルが持っていた収納リュックと比べてだいたいの大きさを予測した
・・・・・ん?
え?リュック?なんでリュック?あれ、あのサルもしかして私の収納リュック持ってる?
ん?なんで??
『モッッヒーッ!』
一瞬のスキを見逃さず、ダダッ!!収納リュックを持ち、走り去るサル!
「嘘でしょ!?ドロボー!!」
収納リュックを持っていかれる!!
捕まえなきゃ!!と、走ってサルを追いかけようとした瞬間…ずしゃ!地面に散らかるゴミに引っ掛かりハデに転んだ!
「いったーい!!」
信じられない!!ふらつきながら起き上がりサルを追いかける。
テント裏の草むらをかき分けて、砂浜に飛び出し森に駆け込む!
「まてコラー!!サルー!!」
叫びながら、サルを追いかけたが…すでに影も形も見えない…!
「そんな…嘘でしょ、私のリュックが…」
その後しばらく、付近をなにかしらの痕跡がないか探したがなにも見つける事ができず
「私の全財産…食料も、服も、全て持って行かれた…アリエナイ」
ショック過ぎで、フラフラしながらテントに戻って座り込むと久しぶりに涙がこみ上げてきた。
「リュックが…うぅ…明日からどうしたら…」
その日はもうなにもする気持ちにならず…荒らされた拠点の片付けもそこそこに、ご飯も食べずふて寝してしまった。
───────
翌朝、まだ外は暗い中テントの中では小さな物音が響いていた
ガサ…
ガサガサ…
「んー…Zzz」
ガサガサ…ガサガサ
「ん?んー…Zzz」
眠気と戦う私になんだかガサガサと変な音が聞こえてくる…前は波の音がうるさくてよく眠れないとかあったな~Zzz…眠っ
ガサガサ…
うるさい…なんなのーもう、昨日のサル事件でこちとら傷心なんですけどー…眠いのに変な音で起こされてイライラしながら体の向きを変えて音のする方を見た
・・・・え?
私、寝ぼけてる??見えるはずの無いものが見えるんですけど…眠気すらぶっ飛び、目を真ん丸に見開きながらそれをじっくり見てしまった
テントの中には、昨日のサルがいた…こちらが気づいた事にまだ気づいていないのか、また私の荷物を荒らしている。
このサル~昨日も荒らしたのに今日も来るとかなんなの、許せない!!絶対捕まえてやるんだから!慎重に捕獲ネットに手を伸ばす、そーっと、そーっと…
キョロ!サルがこちらを振り向いた!
まるで、だるまさんがころんだみたいに。
くてっ!と体をすぐに倒し、ZzzーZzz・・・必殺寝たふり!!
サルがまた、荷物を物色し始めたのを片目をうっすら開けて確認し、また、そーっと、そーっとネットに手をのばす。
ガシッ!とネットを掴むと素早くサルめがけて振り抜いた…
スパッ、という音と共に見事捕獲成功!
「あっははー、思い知ったかー」
捕まえたことに喜んで、高笑いしたが、喜びは一瞬だった!!
『モッヒーッ!!!』
めっちゃ暴れるー!!ネットを抑え込んで逃げ出さないようにするが力の限りサルも暴れて逃げようと必死だ!逃がさないんだから、と力の限り抑える私と逃げたいサルの闘いは何時間もあった気がするが…実際は5分もかからずお互い力尽きた。
「はぁはぁはぁ」
『モモモ…』
お互いぐったりしながら、目を合わせる。
うるうる。サルの目が潤んでいる…か、可愛い…行動や中身はともかく、サーモンピンクな体毛はスベスベした短毛でお腹と顔は白っぽい毛になっていて目は宝石みたいなグリーンでキラキラしている、頭はソフトモヒカンだった…モヒカン部分もちょっと白っぽい…
はっ!!いけない、このサルは泥棒!いくら可愛くても騙されたらいけない!
「可愛い顔しても許さないんだからね!」
そう言うと言葉がわかるのか、さっきまでうるうるさせていた目をパチリと瞬きしクルッと私に背を向けた。
「可愛くなーい!」
すま~ほを使ってサルを鑑定する。
種族 もももももっひー
性別 メス
個体名 ✕✕✕
特技 ✕✕✕・✕✕✕✕・✕✕✕・✕✕✕✕
戦う力はほぼなく他種族のお世話をする事で守ってもらい共存している。
もももももっひーは、神の使いとされ体内に入った神気を浄化する機能をもつ為、神気が強い場所でも生きていける
※絶滅種、神島にいる以外にはもう存在しないため外の世界ではもう絶滅したとされている。
「も、多すぎ…」
もももももっひー、ね…言いづらいわ!戦う力はほぼないって言ってもさっきまで、すごい暴れて抑えるのめちゃくちゃ辛かったのに…私ってどんだけ非力…
自分の弱さに戸惑いを感じながら、もももももっひーを観察する…何しに来たんだろ
収納リュック返してくれないかな…私の言ったこと理解していたっぽいからとにかく話してみるか?
もももももっひーの後ろ姿に話しかける。
「ねぇ、もももももっひーさん?」
背を向けて網の中で座っている、もももももっひーの肩がピクリとした。が…それ以上反応してくれない。
「ねぇってば!あなた、もももももっひーって言うんでしょ?」
もう一度声をかけてみると、顔だけゆっくりこちらを振り返って、こちらの様子を探るように見てきた。
よし!ちょっと聞いてくれる気になった感じがする。
「もももももっひーさん……ちょっと言いづらいからもっひーって呼んでもいい?」
反応は特になく、静かにこちらを見つめてくるもももももっひー。反応はないから嫌ではない?言葉わかってるかな?
「嫌がってないみたいだから、もっひーって呼ぶね!もっひー昨日はなんで私のテントあらしてリュック持って行ったの?なにか欲しいものでもあったの?」
小さい子に話すように、優しく話してみる。
『…………モモモ…』
なんか…めちゃめちゃ元気ない、捕まえたからかな?、でももとはといえばもっひーが悪いのに。
「もっひー、私あのリュックが無いと困るんだ…返してもらえないかな?返してくれるなら、昨日のテント荒らしたの許すし、このネットからも出してあげるよ…どうかな?」
じっと見つめてみる、普通のおサルさんとかは目を見るのはいけないっていうけど…もっひーは普通のサルじゃないから、目を見て心を通わせる気持ちでいく!もっひー、リュック返してー!お願いー!!伝われー
瞬きもせず、リュックを返して欲しい気持ち全力でもっひーを見つめる…!
もっひーが、大きな目をパチリと一度瞬きして
『モモモ、モモモッヒ』
と答えてくれたみたいだった。通じた…か??
「リュック、返してくれますか?」
・・・・・・・
もっひーは、こくん、とクビを縦にふった。
マジでー!!!!?
嘘でしょ!?通じたの!?
信じられない!!やったー!
今起きた事が信じられず、もう一度確認してみる。
「本当に?リュック返してくれますか?」
・・・・こくん。
うなずいてる!もっひーはうなずいてる!すごすぎ、私異世界に来て動物と意志疎通できるようになったのかも!?
起きた事が信じられず、不安になりながらも、もっひーとのやり取りを信じて捕獲ネットをそっと外してみる事にする。
「今からネットをはずすから、暴れないでね…もっひー」
もっひーを見つめて話しかけながらネットにかけていた手を緩めていく….ドッキン、ドッキン。と全力で走った時くらい心臓の音が大きく響く。ネットから全ての手をそっと外してもっひーを解放する。
・・・・・ネットをはずしても、もっひーは大人しく座っている。
「はぁー…。よ、良かった!もっひーちゃんと通じてたんだね!」
『モッヒ??』
クビをかしげて、なに?といいたげな表情をしてコチラを見てくる。
この感じならすぐリュックも返ってきそう!
「ふー。よし、もっひー!早速リュック返して欲しいんだけどいいかな?」
『モッヒ!』
私の声に反応して、もっひーがゆっくりお尻を上げてテントから出ていく….。ちょっと歩くと振り返ってコチラを見ている。
ついてこい!ってことかな??仕方ない、取りに行くか~
ピンクの体と揺れるしっぽに、ついていきながら、そういえば、昨日のえっさほいさに続き、言葉って意外となんとかなるんだな…なんて考えた。
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