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3 まずは味方を作りましょう
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まず、絶対避けなくちゃいけないのはフランクリンとの婚約よね。
もう私がフランクリンを好きになんてならないから、プロポーズされても受けないけど、よくラノベで聞く強制力なんてのがあったら困るし。
そもそもお父様達は結婚を反対してたから、お父様達をしっかり味方につけなくちゃ。
でもどう説明する?
前世で皆んな殺されたんですーって言ったって、ラノベで読んだんですーって言ったって、頭おかしいとしか思われないわよ。
未来に起こる事を知ってるなんて言っても信じてもらえないわよねぇ。
ここは魔法の使える世界じゃないし、、、
あれ?魔法じゃないけど、
確か隣国のラジアンの公女様で予知夢を見るって方がいたっけ。
確かお兄様と同じ歳くらいだった筈。
そうだ、お兄様から聞いたのよ。
昔ラジアンに交流に行った際に公女様とお話ししたそうで、お兄様と私の名前をご存知だったって。
「ミリアンナの容姿や、僕しか知らない事等を当てられてね、びっくりしたんだ。」
と言ってたわ。
お兄様は公爵家の嫡男だから知ってる方もいるかもしれないけど、私を知る人なんかそうはいないわ。
予知夢って本当かもねって、不思議なこともあるのねって家族で話したのよね。
私はその頃まだ4歳位だったから、予知夢って言うの自体よく分からなかったんだけど。
私を知ってくれてるお姫様がいるって思って嬉しかったのを覚えているわ。
「私もそんな可愛い妹が欲しかったわ。」
ってそのお姫様に言われたそうで、お兄様が
「誇らしかったんだよ。」
って、嬉しそうに私の頭を撫でてくれたの。
そう言えばそれからかしら?
お兄様のシスコンが酷くなったのは、、、?
、、、待って、予知?
できるわ。前世の出来事覚えてるもの。
予知夢を見たって事に出来ないかしら?
そうね、一気に死ぬまでの人生の夢を見たという事にして、いくつか未来を当てれば信憑性が上がる筈。
よし、今日から暫く眠り続けるふりをして、思い出せる限りの出来事を書き出していこう。
そう決心したところで、コンコンとドアをノックする音が部屋に響いた。
「おはようございます、お嬢様。お目覚めですか?」
と、優しい声がして同時にドアが開かれる。
ワゴンを押して入ってきたのはメイドのソフィア。
11歳になってメイミが専属の侍女になるまで私に付いていたメイドだ。
「おはよう、ソフィア。」
「よく眠れましたか?少しお元気が無いように感じますが。」
そう言って、優しい香りのハーブティーを淹れてくれる。
カップを受け取り、少しずつ口に含んで、心を落ち着ける。
「ありがとう、大丈夫よ。少し夢見が悪くて、頭がぼんやりしているの。ねぇ、ソフィア、今日は何年の何日だったかしら?」
「まぁ、大丈夫ですか?今日はエスト歴927年4月2日、お嬢様の11歳のお誕生日まであと2ヶ月ですね。」
「そうだったわね。ありがとう。」
良かった。やっぱりまだフランクリンに出会う前だわ。
大丈夫、まだ間に合う。
そうして身支度を整えて食堂に向かうと、両親と兄が記憶よりも若い姿で待っていてくれた。
「おはよう、ミリアンナ、よく眠れなかったんだって?」
「心配事でもあったのかしら?」
「何でも相談するんだよ?」
優しい言葉に涙腺が崩壊する。
あぁ、もう一度皆んなに会えるなんて!
無意識に駆け出して、お母様にしがみ付いた。
「ミリアンナ?どうしたの?怖い夢でもみたの?」
優しく抱きしめて背中を摩ってくれるけれど、余計に涙が止まらなかった。
温かい、生きてる!
しばらくの間泣き続け、家族に慰められ続けた。
やがて落ち着いた頃合いを見て、母が優しく問うた。
「もう大丈夫かしら?何があったか言えて?」
「御免なさい、大丈夫です。、、、とても怖い夢を見たの。」
「どんな夢だい?ミリアンナ?」
「今は言えないわ。」
「なぜ?悪い夢は人に話すと邪気が出ていって忘れられると言うよ?それに、可愛いミリアンナに夢の中とはいえ怖い思いをさせた奴がいるなら僕がただじゃ置かないよ。」
お兄様がちょっと理不尽な事まで言っている。
うふふ、ならフランクリンをやっつけてくれるかも。
「ありがとうお兄様。でもね、不思議な夢なの。うまく説明できないけど、きっとこれからも続きを見ると思うの。全部終わったらお話しさせて?」
「良く分からないけど、ミリアンナはそれが必要なことだと思うんだね?」
「きっと。」
「分かった。でも無理をしてはいけないよ?僕たちに出来る事があったら何でも言うんだよ?」
「ありがとうお兄様。」
こんないい加減な説明でも否定しないで聞いてくれる。
本当に素敵で優しい人達。
そうして、一週間の間眠り続けた、、、、ふりをした。
もちろんお腹が空くから、ご飯は食べるしトイレも行く。お風呂もね。
でも、すごく眠いの、と言って、すぐに部屋に籠る。
もちろん父母は心配して声をかけてくれるけれど、
「大丈夫。もう少しだけ待っていて。」
そう懇願すると、渋々納得してくれた。
「本当に体調が悪いわけではないんだね?何かあったら直ぐに言うんだよ」
お兄様も心配してくれる。
大好きなお兄様。
今世は絶対死なせたりしないわ。
もう少しだけ待っていてね。
もう私がフランクリンを好きになんてならないから、プロポーズされても受けないけど、よくラノベで聞く強制力なんてのがあったら困るし。
そもそもお父様達は結婚を反対してたから、お父様達をしっかり味方につけなくちゃ。
でもどう説明する?
前世で皆んな殺されたんですーって言ったって、ラノベで読んだんですーって言ったって、頭おかしいとしか思われないわよ。
未来に起こる事を知ってるなんて言っても信じてもらえないわよねぇ。
ここは魔法の使える世界じゃないし、、、
あれ?魔法じゃないけど、
確か隣国のラジアンの公女様で予知夢を見るって方がいたっけ。
確かお兄様と同じ歳くらいだった筈。
そうだ、お兄様から聞いたのよ。
昔ラジアンに交流に行った際に公女様とお話ししたそうで、お兄様と私の名前をご存知だったって。
「ミリアンナの容姿や、僕しか知らない事等を当てられてね、びっくりしたんだ。」
と言ってたわ。
お兄様は公爵家の嫡男だから知ってる方もいるかもしれないけど、私を知る人なんかそうはいないわ。
予知夢って本当かもねって、不思議なこともあるのねって家族で話したのよね。
私はその頃まだ4歳位だったから、予知夢って言うの自体よく分からなかったんだけど。
私を知ってくれてるお姫様がいるって思って嬉しかったのを覚えているわ。
「私もそんな可愛い妹が欲しかったわ。」
ってそのお姫様に言われたそうで、お兄様が
「誇らしかったんだよ。」
って、嬉しそうに私の頭を撫でてくれたの。
そう言えばそれからかしら?
お兄様のシスコンが酷くなったのは、、、?
、、、待って、予知?
できるわ。前世の出来事覚えてるもの。
予知夢を見たって事に出来ないかしら?
そうね、一気に死ぬまでの人生の夢を見たという事にして、いくつか未来を当てれば信憑性が上がる筈。
よし、今日から暫く眠り続けるふりをして、思い出せる限りの出来事を書き出していこう。
そう決心したところで、コンコンとドアをノックする音が部屋に響いた。
「おはようございます、お嬢様。お目覚めですか?」
と、優しい声がして同時にドアが開かれる。
ワゴンを押して入ってきたのはメイドのソフィア。
11歳になってメイミが専属の侍女になるまで私に付いていたメイドだ。
「おはよう、ソフィア。」
「よく眠れましたか?少しお元気が無いように感じますが。」
そう言って、優しい香りのハーブティーを淹れてくれる。
カップを受け取り、少しずつ口に含んで、心を落ち着ける。
「ありがとう、大丈夫よ。少し夢見が悪くて、頭がぼんやりしているの。ねぇ、ソフィア、今日は何年の何日だったかしら?」
「まぁ、大丈夫ですか?今日はエスト歴927年4月2日、お嬢様の11歳のお誕生日まであと2ヶ月ですね。」
「そうだったわね。ありがとう。」
良かった。やっぱりまだフランクリンに出会う前だわ。
大丈夫、まだ間に合う。
そうして身支度を整えて食堂に向かうと、両親と兄が記憶よりも若い姿で待っていてくれた。
「おはよう、ミリアンナ、よく眠れなかったんだって?」
「心配事でもあったのかしら?」
「何でも相談するんだよ?」
優しい言葉に涙腺が崩壊する。
あぁ、もう一度皆んなに会えるなんて!
無意識に駆け出して、お母様にしがみ付いた。
「ミリアンナ?どうしたの?怖い夢でもみたの?」
優しく抱きしめて背中を摩ってくれるけれど、余計に涙が止まらなかった。
温かい、生きてる!
しばらくの間泣き続け、家族に慰められ続けた。
やがて落ち着いた頃合いを見て、母が優しく問うた。
「もう大丈夫かしら?何があったか言えて?」
「御免なさい、大丈夫です。、、、とても怖い夢を見たの。」
「どんな夢だい?ミリアンナ?」
「今は言えないわ。」
「なぜ?悪い夢は人に話すと邪気が出ていって忘れられると言うよ?それに、可愛いミリアンナに夢の中とはいえ怖い思いをさせた奴がいるなら僕がただじゃ置かないよ。」
お兄様がちょっと理不尽な事まで言っている。
うふふ、ならフランクリンをやっつけてくれるかも。
「ありがとうお兄様。でもね、不思議な夢なの。うまく説明できないけど、きっとこれからも続きを見ると思うの。全部終わったらお話しさせて?」
「良く分からないけど、ミリアンナはそれが必要なことだと思うんだね?」
「きっと。」
「分かった。でも無理をしてはいけないよ?僕たちに出来る事があったら何でも言うんだよ?」
「ありがとうお兄様。」
こんないい加減な説明でも否定しないで聞いてくれる。
本当に素敵で優しい人達。
そうして、一週間の間眠り続けた、、、、ふりをした。
もちろんお腹が空くから、ご飯は食べるしトイレも行く。お風呂もね。
でも、すごく眠いの、と言って、すぐに部屋に籠る。
もちろん父母は心配して声をかけてくれるけれど、
「大丈夫。もう少しだけ待っていて。」
そう懇願すると、渋々納得してくれた。
「本当に体調が悪いわけではないんだね?何かあったら直ぐに言うんだよ」
お兄様も心配してくれる。
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今世は絶対死なせたりしないわ。
もう少しだけ待っていてね。
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