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2章:変わり始めた世界
決意の表明
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紙袋や革袋をそれぞれ手に、四人は再び街に戻っていた。朝よりも人通りは増え、商人の呼び声や馬車の音が行き交い、街全体が活気で満ちている。
「とりあえず必要なものは買ったな」
ユキヤが袋の口を軽く開け、中身を確かめながら言う。最低限の服、消耗品、生活必需品など…
「金ちょっと余ったし、飯でも食いに行こーや!」
コウは通りの向こうを見渡しながら、すでに次の目的を見つけている。そこらの店から漂ってくる香ばしい匂いに、腹がなりそうになる。
「疲れたから帰りたい……」
対照的にソウは、戦闘の疲れが出ているのか、帰りたそうにため息をついている。
「あのなぁ……もうちょっと節約を……」
ユキヤが額を押さえため息をつく。この世界ではお金は命綱だ。無計画に使う余裕はまだない。
そんな三人の会話を聞きながら、ミカンは一歩後ろを歩いていた。
(改めて街を見ると……ほんと、すごいなぁ)
視線を上げるたびに、新しい発見がある。青い光が灯るランタン、魔獣の素材などを使った装備屋、見慣れない雑貨が並んでいるショーケース。どれも“異世界”という言葉を、これでもかと主張していた。
(あっちの世界じゃ見られないものばっかり……)
観光気分、というには少し大変な状況だけれど、それでも胸の奥がわくわくするのを止められない。
「ほら、あそこのカフェとかええんちゃう?」
コウが指を差した先には、木製のテラス席がある洒落た店が見える。白い布のガーデンパラソルと、花の飾られた窓辺。街の中でも少し上品な雰囲気だ。
「帰るぞ」
即座にユキヤがコウの腕を掴み、容赦なく引っ張る。
「いやや~!」
ずるずると引きずられながら、コウが抵抗する。
「子どもじゃないんだからさ……」
ソウが呆れたように笑い、冷たい目でコウを眺める。
その瞬間だった。
ミカンの視線が、ふと横道の奥に引き寄せられる。
(……ん?)
大通りから少し外れた静かな路地。他の店よりも控えめな佇まいの建物に、淡く光る魔法陣のような紋様が刻まれた看板が掛かっている。
(……あれ)
とくに目立った店というわけでもないのに、やけに目を引く。理由は分からない。
(…すごい、ファンタジー感満載だな…)
気付けば、流れるように足がそちらへ向いていた。声を掛ける暇もなく、流れるように進路を変える。ほんの数歩。だが、確実に仲間たちから距離が開く。
「全くキサラギさんは……」
後ろでユキヤの呆れたような声が聞こえる。
「ユキヤの方が大人じゃん」
ソウの軽い笑い声。
「はぁ!?そんなことありませーーん!なあ、ミカン?」
コウが振り返る。
「……ミカン?」
その声が、少しだけ間延びする。ユキヤも足を止め、周囲を見回した。
「……あいつ、どこいった?」
三人の視線が、ゆっくりと辺りを探し始める。
その頃ミカンは、路地の奥の魔法陣の看板の前で立ち止まり、扉を見上げていた。
思わず息を呑む。
何となく惹かれたその店は、近くで見るとより一層心がざわつく。
ミカンは一度だけ深呼吸をして、そっと扉に手を伸ばす。
__カラン。
小さな音を立てて、扉が開いた。
「お、お邪魔しまーす……」
控えめに声をかけると、店の奥から穏やかな声が返ってくる。
「おや、いらっしゃい」
そこに立っていたのは、若い男性だった。柔らかな目元に、落ち着いた物腰。吸い込まれそうなその瞳に、不思議な感覚を覚える。
「あ、はい……あの、この店って…」
視線を巡らせながら、恐る恐る尋ねると、店主はにこりと微笑んだ。
「魔導書店です。自分に合った魔法や技を覚えるためのものですよ」
「ま、魔導書……!」
思わず声が弾む。本棚にはびっしりと本が並び、どれも微かに魔力を帯びているように見えた。
「えぇ。初めてでしたら、こちらの石に手をかざしていただければ、おすすめの魔導書を見繕いますよ」
店主が示したのは、カウンターの上に置かれた綺麗な石。
「この石って……?」
「あぁ、この石は属性や、その者に合った動きなど……そういったものがわかるんですよ」
「そういえば、そんなのギルドにも……」
「ギルドにあるものは簡易的なものですね。こちらは、もっと詳しいことがわかります」
「なるほど……」
納得しながらも、拳を強く握る。
(……これなら、心劫の使い方もわかるかも)
自分の中に確かにある違和感。あれが何なのか__
「では、手をかざしていただけますか?」
「は、はい」
ミカンはゆっくりと石に手を伸ばす。触れた瞬間、石が淡く光り出した。
「……ふむ」
店主はカウンターにあるモニターを眺め、何かに気づいたように口を開く。
「おや、あなたは転生者ですか」
「は、はい」
一瞬、心臓が跳ねた。昨日はすごく驚かれたのに、まるで何も無かったかのような反応に、思わず拍子抜けしてしまう。
「では、この世界の勝手や、魔法の使い方などもわかっていないでしょう」
「あっ……はい…」
「そうですね…それなら……」
店主はそう言い残すと、静かに裏へと消えていった。
(……戻ってきたら、聞いてみよう)
この人は、何か知っているだろうか。そんな考えが、頭の中をぐるぐる回る。
しばらくして、店主が戻ってくる。
「……ざっと、これくらいですかね」
カウンターに置かれたのは、分厚い本の山だった。
「こ、こんなに!?」
思わず声が裏返る。
「えぇ。義務教育で習うような基礎知識から応用……そして、あなたの基本属性に合ったもの。これほどあれば、この世界で生きていくには申し分ないでしょう」
「で、でも……! そんなお金、ないですよ……!?」
必死に言うと、店主はあっさりと首を振った。
「お代は結構です」
「な、なんで……?」
戸惑うミカンに、店主は少しだけ視線をそらし考え込むような素振りを見せる。
「そうですね…えぇ……」
そして、何でもないことのように言った。
「何となく…でしょうか……」
「え、えぇ…」
理由になっていないのに、なぜかそれ以上、踏み込めなかった。
話題を逸らすように、ミカンは軽く咳払いをした。胸の奥に引っかかっていたものを取っ払いたいとでもいうように口を開く。
「…あ~…あの……」
おずおずと声を出すと、店主は穏やかな笑みを向けてくる。
「はい、なんでしょう?」
「私の、特殊属性の……心劫って、知ってたりしますか…?」
期待と不安が入り混じって、指先が微かに震える。
店主は一瞬だけ目を伏せて__
「あぁ……」
短く息をつき、
「知りませんねぇ」
「……うぅ、そうですか……」
期待していたがために、気分がずっしりと沈む。やっぱり、簡単に答えが出るものじゃない。
「ですが……そうですね……」
その一言に、ミカンは顔を上げる。
「は、はい……」
「分からないのであれば……私の特訓場を貸しましょう。自分の能力値を高めることで、見えてくるものがあるかもしれません」
「と、特訓場……?」
予想外の提案に、思わず聞き返してしまう。
「い、いいんですか……?」
「えぇ。この店の地下にあります」
店主はそう言って、懐から小さな鍵を取り出した。
「こちら、スペアキーです。お好きなタイミングで使ってください」
差し出された鍵には、なんとなく重厚感を感じる。
「あ……ありがとうございます……」
鍵を受け取りながら、ミカンはそれをぎゅっと握りしめる。
(自分の…力……)
「…そんなもの、私には……」
無い。
「わた、しは……」
どんなことでも必死で、ただがむしゃらにずっと頑張って、頑張っても結果はいつも同じで…
__出来損ない
__失敗作
__お前はただの道具でしかない。
認められたことなど一度たりともなかった。
「…でも」
もしかしたら__
(……今度こそ、この、力で……!)
「とりあえず必要なものは買ったな」
ユキヤが袋の口を軽く開け、中身を確かめながら言う。最低限の服、消耗品、生活必需品など…
「金ちょっと余ったし、飯でも食いに行こーや!」
コウは通りの向こうを見渡しながら、すでに次の目的を見つけている。そこらの店から漂ってくる香ばしい匂いに、腹がなりそうになる。
「疲れたから帰りたい……」
対照的にソウは、戦闘の疲れが出ているのか、帰りたそうにため息をついている。
「あのなぁ……もうちょっと節約を……」
ユキヤが額を押さえため息をつく。この世界ではお金は命綱だ。無計画に使う余裕はまだない。
そんな三人の会話を聞きながら、ミカンは一歩後ろを歩いていた。
(改めて街を見ると……ほんと、すごいなぁ)
視線を上げるたびに、新しい発見がある。青い光が灯るランタン、魔獣の素材などを使った装備屋、見慣れない雑貨が並んでいるショーケース。どれも“異世界”という言葉を、これでもかと主張していた。
(あっちの世界じゃ見られないものばっかり……)
観光気分、というには少し大変な状況だけれど、それでも胸の奥がわくわくするのを止められない。
「ほら、あそこのカフェとかええんちゃう?」
コウが指を差した先には、木製のテラス席がある洒落た店が見える。白い布のガーデンパラソルと、花の飾られた窓辺。街の中でも少し上品な雰囲気だ。
「帰るぞ」
即座にユキヤがコウの腕を掴み、容赦なく引っ張る。
「いやや~!」
ずるずると引きずられながら、コウが抵抗する。
「子どもじゃないんだからさ……」
ソウが呆れたように笑い、冷たい目でコウを眺める。
その瞬間だった。
ミカンの視線が、ふと横道の奥に引き寄せられる。
(……ん?)
大通りから少し外れた静かな路地。他の店よりも控えめな佇まいの建物に、淡く光る魔法陣のような紋様が刻まれた看板が掛かっている。
(……あれ)
とくに目立った店というわけでもないのに、やけに目を引く。理由は分からない。
(…すごい、ファンタジー感満載だな…)
気付けば、流れるように足がそちらへ向いていた。声を掛ける暇もなく、流れるように進路を変える。ほんの数歩。だが、確実に仲間たちから距離が開く。
「全くキサラギさんは……」
後ろでユキヤの呆れたような声が聞こえる。
「ユキヤの方が大人じゃん」
ソウの軽い笑い声。
「はぁ!?そんなことありませーーん!なあ、ミカン?」
コウが振り返る。
「……ミカン?」
その声が、少しだけ間延びする。ユキヤも足を止め、周囲を見回した。
「……あいつ、どこいった?」
三人の視線が、ゆっくりと辺りを探し始める。
その頃ミカンは、路地の奥の魔法陣の看板の前で立ち止まり、扉を見上げていた。
思わず息を呑む。
何となく惹かれたその店は、近くで見るとより一層心がざわつく。
ミカンは一度だけ深呼吸をして、そっと扉に手を伸ばす。
__カラン。
小さな音を立てて、扉が開いた。
「お、お邪魔しまーす……」
控えめに声をかけると、店の奥から穏やかな声が返ってくる。
「おや、いらっしゃい」
そこに立っていたのは、若い男性だった。柔らかな目元に、落ち着いた物腰。吸い込まれそうなその瞳に、不思議な感覚を覚える。
「あ、はい……あの、この店って…」
視線を巡らせながら、恐る恐る尋ねると、店主はにこりと微笑んだ。
「魔導書店です。自分に合った魔法や技を覚えるためのものですよ」
「ま、魔導書……!」
思わず声が弾む。本棚にはびっしりと本が並び、どれも微かに魔力を帯びているように見えた。
「えぇ。初めてでしたら、こちらの石に手をかざしていただければ、おすすめの魔導書を見繕いますよ」
店主が示したのは、カウンターの上に置かれた綺麗な石。
「この石って……?」
「あぁ、この石は属性や、その者に合った動きなど……そういったものがわかるんですよ」
「そういえば、そんなのギルドにも……」
「ギルドにあるものは簡易的なものですね。こちらは、もっと詳しいことがわかります」
「なるほど……」
納得しながらも、拳を強く握る。
(……これなら、心劫の使い方もわかるかも)
自分の中に確かにある違和感。あれが何なのか__
「では、手をかざしていただけますか?」
「は、はい」
ミカンはゆっくりと石に手を伸ばす。触れた瞬間、石が淡く光り出した。
「……ふむ」
店主はカウンターにあるモニターを眺め、何かに気づいたように口を開く。
「おや、あなたは転生者ですか」
「は、はい」
一瞬、心臓が跳ねた。昨日はすごく驚かれたのに、まるで何も無かったかのような反応に、思わず拍子抜けしてしまう。
「では、この世界の勝手や、魔法の使い方などもわかっていないでしょう」
「あっ……はい…」
「そうですね…それなら……」
店主はそう言い残すと、静かに裏へと消えていった。
(……戻ってきたら、聞いてみよう)
この人は、何か知っているだろうか。そんな考えが、頭の中をぐるぐる回る。
しばらくして、店主が戻ってくる。
「……ざっと、これくらいですかね」
カウンターに置かれたのは、分厚い本の山だった。
「こ、こんなに!?」
思わず声が裏返る。
「えぇ。義務教育で習うような基礎知識から応用……そして、あなたの基本属性に合ったもの。これほどあれば、この世界で生きていくには申し分ないでしょう」
「で、でも……! そんなお金、ないですよ……!?」
必死に言うと、店主はあっさりと首を振った。
「お代は結構です」
「な、なんで……?」
戸惑うミカンに、店主は少しだけ視線をそらし考え込むような素振りを見せる。
「そうですね…えぇ……」
そして、何でもないことのように言った。
「何となく…でしょうか……」
「え、えぇ…」
理由になっていないのに、なぜかそれ以上、踏み込めなかった。
話題を逸らすように、ミカンは軽く咳払いをした。胸の奥に引っかかっていたものを取っ払いたいとでもいうように口を開く。
「…あ~…あの……」
おずおずと声を出すと、店主は穏やかな笑みを向けてくる。
「はい、なんでしょう?」
「私の、特殊属性の……心劫って、知ってたりしますか…?」
期待と不安が入り混じって、指先が微かに震える。
店主は一瞬だけ目を伏せて__
「あぁ……」
短く息をつき、
「知りませんねぇ」
「……うぅ、そうですか……」
期待していたがために、気分がずっしりと沈む。やっぱり、簡単に答えが出るものじゃない。
「ですが……そうですね……」
その一言に、ミカンは顔を上げる。
「は、はい……」
「分からないのであれば……私の特訓場を貸しましょう。自分の能力値を高めることで、見えてくるものがあるかもしれません」
「と、特訓場……?」
予想外の提案に、思わず聞き返してしまう。
「い、いいんですか……?」
「えぇ。この店の地下にあります」
店主はそう言って、懐から小さな鍵を取り出した。
「こちら、スペアキーです。お好きなタイミングで使ってください」
差し出された鍵には、なんとなく重厚感を感じる。
「あ……ありがとうございます……」
鍵を受け取りながら、ミカンはそれをぎゅっと握りしめる。
(自分の…力……)
「…そんなもの、私には……」
無い。
「わた、しは……」
どんなことでも必死で、ただがむしゃらにずっと頑張って、頑張っても結果はいつも同じで…
__出来損ない
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