53 / 59
鋼牙の屋敷 前編
しおりを挟む
そして結構な距離を走ったタクシーが
めっちゃ大きな豪邸の前で突然ピタッと停まった直後……
*****
「8300円になります」
「はぃ…わ~りました。払います」
とメチャメチャ不機嫌にタクシー料金を払った恵はイライラしながら車を降りた後すぐに
それはそれは広くて立派な御屋敷の正門に付いているインターホンをガンガン鳴らしながら
「会長?涼宮会長?ヒーロー研究会の星野が逢いにきました~!
…って言うか会長いるんでしょ~?8300円が無駄になるから早く出てきてよー!」
と大きな声で何度も鋼牙を呼び続けて
「あのね?今日私がココに来た理由はさ?
クルクル若頭と犬神様の事で大事な話をする為だから
とにかく腹をくくって今すぐ早く出てきてくれないかなぁ……
あっ!それとこれは大事な事だから今ココで最初に言っておくけどね?
明日になるまで私はプー太郎だから、今すぐ会長のお蕎麦は買えないよ~ん。
でも鋼牙さんは会長繋がりの大切な友達だから…何があっても必ず私が助けてあげるよ!」
もちろん素手でね?と一人でワイワイ騒いでいると、
次の瞬間、いきなり突然、玄関ドアが一気に開いて
そしてそのまま颯爽とコチラに向かって歩いてきた謎の長髪イケメンは、
妖しい笑顔で門を開いて恵の顔をジッと見つめながら
「ようこそお越し下さいました星野様……
先日は当家の者が大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
私は東涼会本部、副会長の早乙女達也と申します。以後お見知りおきを……」
とメッチャ丁寧な挨拶をしてすぐに
まるで彰みたいな優しい表情でニコニコと微笑んで……
「では会長の部屋に御案内をさせて頂きますので、コチラの方へどうぞ……」
と手招きをしながら広い屋敷の中へと恵を誘導してくれたけど……
この後なぜか、恵の最強センサーは
(なんかこの人……
彰さんみたいに長い髪で綺麗な敬語を喋っているから
なんとなく彰さんに雰囲気が似ている感じがするけど……
でもこの人が纏うオーラは強烈的な黒い光だから、
優しい彰さんが持っている赤いオーラとは正反対って感じなんだよね~…)
て感じの『けっこう強烈な黒い力』を感じたので
もしもこの人を敵に回せば大変な事になるかもね~……
と思いながらもいつもの様に余裕をかまして
「わかりました、宜しくお願いしまーす」
と返事をしながら達也の後ろをチョコチョコ歩いて大きなお屋敷の中に向かったが
(あっ!でも今になって彼の力に気付いたって事はさ?
早乙女さんも玄関ドアの向こう側で気配を消していた訳だから
つまり東涼会のお蕎麦屋さんは、それなりの猛者が多いって事だよね。
でも老舗の蕎麦屋で副会長をやっている人が、どうしてこんなに迫力満点なの~?)
とは言えない最強シンデレラは今まさに……
つい先日Clubベルサイユの化粧室で、
いきなり自分の背後に立った鋼牙よりも
更に強い『気』を放つ達也の事を少し不信に思っていた。
___________________________________________________
今回のお話に登場する早乙女達也は
新作のシリーズとなる、Crystal SeriesⅡ
『Crystal Rain』のヒーローになる予定ですが、
最強シンデレラの世界に登場する達也はあくまで、
涼宮鋼牙の親友的なサブキャラクターなので、
達也の登場回数は少なめになっております。何卒ご了承下さいませ。
From Pink Diamond
めっちゃ大きな豪邸の前で突然ピタッと停まった直後……
*****
「8300円になります」
「はぃ…わ~りました。払います」
とメチャメチャ不機嫌にタクシー料金を払った恵はイライラしながら車を降りた後すぐに
それはそれは広くて立派な御屋敷の正門に付いているインターホンをガンガン鳴らしながら
「会長?涼宮会長?ヒーロー研究会の星野が逢いにきました~!
…って言うか会長いるんでしょ~?8300円が無駄になるから早く出てきてよー!」
と大きな声で何度も鋼牙を呼び続けて
「あのね?今日私がココに来た理由はさ?
クルクル若頭と犬神様の事で大事な話をする為だから
とにかく腹をくくって今すぐ早く出てきてくれないかなぁ……
あっ!それとこれは大事な事だから今ココで最初に言っておくけどね?
明日になるまで私はプー太郎だから、今すぐ会長のお蕎麦は買えないよ~ん。
でも鋼牙さんは会長繋がりの大切な友達だから…何があっても必ず私が助けてあげるよ!」
もちろん素手でね?と一人でワイワイ騒いでいると、
次の瞬間、いきなり突然、玄関ドアが一気に開いて
そしてそのまま颯爽とコチラに向かって歩いてきた謎の長髪イケメンは、
妖しい笑顔で門を開いて恵の顔をジッと見つめながら
「ようこそお越し下さいました星野様……
先日は当家の者が大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
私は東涼会本部、副会長の早乙女達也と申します。以後お見知りおきを……」
とメッチャ丁寧な挨拶をしてすぐに
まるで彰みたいな優しい表情でニコニコと微笑んで……
「では会長の部屋に御案内をさせて頂きますので、コチラの方へどうぞ……」
と手招きをしながら広い屋敷の中へと恵を誘導してくれたけど……
この後なぜか、恵の最強センサーは
(なんかこの人……
彰さんみたいに長い髪で綺麗な敬語を喋っているから
なんとなく彰さんに雰囲気が似ている感じがするけど……
でもこの人が纏うオーラは強烈的な黒い光だから、
優しい彰さんが持っている赤いオーラとは正反対って感じなんだよね~…)
て感じの『けっこう強烈な黒い力』を感じたので
もしもこの人を敵に回せば大変な事になるかもね~……
と思いながらもいつもの様に余裕をかまして
「わかりました、宜しくお願いしまーす」
と返事をしながら達也の後ろをチョコチョコ歩いて大きなお屋敷の中に向かったが
(あっ!でも今になって彼の力に気付いたって事はさ?
早乙女さんも玄関ドアの向こう側で気配を消していた訳だから
つまり東涼会のお蕎麦屋さんは、それなりの猛者が多いって事だよね。
でも老舗の蕎麦屋で副会長をやっている人が、どうしてこんなに迫力満点なの~?)
とは言えない最強シンデレラは今まさに……
つい先日Clubベルサイユの化粧室で、
いきなり自分の背後に立った鋼牙よりも
更に強い『気』を放つ達也の事を少し不信に思っていた。
___________________________________________________
今回のお話に登場する早乙女達也は
新作のシリーズとなる、Crystal SeriesⅡ
『Crystal Rain』のヒーローになる予定ですが、
最強シンデレラの世界に登場する達也はあくまで、
涼宮鋼牙の親友的なサブキャラクターなので、
達也の登場回数は少なめになっております。何卒ご了承下さいませ。
From Pink Diamond
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ヤクザのお嬢は25人の婚約者に迫られてるけど若頭が好き!
タタミ
恋愛
関東最大の極道組織・大蛇組組長の一人娘である大蛇姫子は、18歳の誕生日に父から「今年中に必ず結婚しろ」と命じられる。
姫子の抵抗虚しく、次から次へと夫候補の婚約者(仮)が現れては姫子と見合いをしていくことに。
しかし、姫子には子どもの頃からお目付け役として世話をしてくれている組員・望月大和に淡い恋心を抱き続けていて──?
全25人の婚約者から真実の愛を見つけることはできるのか!?今、抗争より熱い戦いの幕が上がる……!!
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる