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十四冊目
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僕は電車で少し遠い学校に通っている。
そして僕のクラスには正義感の強過ぎる子がいる。
誰かが困っていれば必ず助けに行き、どんなに怖くても立ち向かう勇気を持っている。
だからか彼は多くの人から慕われ尊敬されている。
僕も彼のことを尊敬している。
けれど、ある日僕は中学の頃から通っている塾の帰りに、その彼がホームレスを殴り蹴っているところを見てしまった。
僕は状況が全く理解ができなかったが、すぐさまクラスメイトのみんなに言った。
それから彼は全てが一転し、皆から嫌われ睨まれ虐められるようになり、学校一の嫌われ者になった。
そして彼は学校に来なくなった。
ある日、朝のニュースで学校の近くの橋の下に住むホームレスが、女子高生を殺したという事件が取り上げられていた。
そのホームレスを捕まえたのは、その場に一緒にいた男子高校生だったらしい。
その日彼は学校に来た。
僕は正義感が強い。
そして僕のクラスには正義感の強過ぎる子がいる。
誰かが困っていれば必ず助けに行き、どんなに怖くても立ち向かう勇気を持っている。
だからか彼は多くの人から慕われ尊敬されている。
僕も彼のことを尊敬している。
けれど、ある日僕は中学の頃から通っている塾の帰りに、その彼がホームレスを殴り蹴っているところを見てしまった。
僕は状況が全く理解ができなかったが、すぐさまクラスメイトのみんなに言った。
それから彼は全てが一転し、皆から嫌われ睨まれ虐められるようになり、学校一の嫌われ者になった。
そして彼は学校に来なくなった。
ある日、朝のニュースで学校の近くの橋の下に住むホームレスが、女子高生を殺したという事件が取り上げられていた。
そのホームレスを捕まえたのは、その場に一緒にいた男子高校生だったらしい。
その日彼は学校に来た。
僕は正義感が強い。
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