17 / 43
第2章:正義を騙る暴露系YouTuberの闇
第17話 炎上する処刑人
しおりを挟む
その日、佐藤任三郎のオフィスは「孤城」と化していた。
「……おい、出てこいよ『炎上屋』!」
「ここが噂の『オメガ・リスクマネジメント』のアジトか~? 凸(トツ)してみた~!」
「佐藤さーん! 説明責任果たしてくださいよー!」
窓の外、ビルを取り囲む路上から、拡声器の怒号と、下卑た笑い声が絶え間なく響いてくる。
カーテンの隙間から覗くと、スマホを掲げた数百人の群衆がひしめいていた。
迷惑系YouTuber、ネット探偵気取りの野次馬、そしてジャッジマン・タナカに扇動された「正義の暴徒」たちだ。
「……うっざ。マジでうざい」
田中襟華が、防音カーテンを乱暴に閉めた。
「あいつら、朝からずっとあそこにいるよ。ピザの配達も頼めないじゃん」
「警察は何をしているの?」
ソファで爪を噛んでいる松本愛永が苛立ちを露わにする。
「民事不介入よ」
デスクで六法全書を広げていた吉田彩が、氷のような声で答えた。
「敷地内に入ってくれば不法侵入で追い払えるけど、公道にいる限りは『表現の自由』の範囲内。……所轄の警察も、数が多すぎて手出しできないみたいね」
事態が急変したのは、昨夜のことだった。
ジャッジマン・タナカが新たな動画を公開したのだ。
タイトルは『【告発】正義のコンサルタントの正体は、自作自演の放火魔だった』。
動画の中でタナカは、佐藤の会社「オメガ・リスクマネジメント」の過去の案件――食品会社の異物混入や、芸能人の不祥事対応――を挙げ、それらがすべて「佐藤が裏で仕組んだ炎上」だと主張した。
『彼らは自分で火をつけて、それを消すことで報酬を得ている。……MIIKAの件もそうだ。彼女を罠に嵌め、社会的に抹殺することで、自分たちの名声を高めようとしたのだ』
もちろん、全てデタラメだ。
だが、タナカの巧みな語り口と、捏造された「内部告発メール」は、ネット民を信じ込ませるのに十分な説得力を持っていた。
結果、佐藤たちは「悪を裁くダークヒーロー」から一転、「金のために他人を破滅させる悪徳業者」として特定され、住所を晒され、こうして包囲されるに至ったのだ。
「……法的措置は?」
佐藤がコーヒーを飲みながら尋ねる。彼の表情だけは、変わらず平穏そのものだ。
「無理ね」
彩がパソコンの画面を指差した。
「プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求をかけたわ。でも、タナカのサーバーはパナマとセーシェル諸島を経由してる。日本の裁判所の命令なんて、鼻紙にもならない」
「国際司法共助は?」
「手続きに半年はかかるわ。その頃には、私たちは社会的に消滅してる」
ピロン。
彩のPCに、挑発的なメールが届く。
差出人はタナカだ。
『弁護士先生、お疲れ様。日本の法律は遅れているねぇw もっと勉強したら?』
バンッ!
彩が拳でデスクを叩いた。
「……ナメやがって。この私が、法で手も足も出ないなんて……」
彼女のプライドはズタズタだ。
法という「最強の盾」が、国境という壁の前では無力化されている。
室内に、重苦しい沈黙が流れる。
閉塞感。
このままでは、精神的に摩耗し、チームが内側から崩壊しかねない。
「……ふむ」
佐藤はカップを置き、立ち上がった。
「状況は理解しました。……少し、空気を入れ替えましょう」
「空気って言っても、外はあの騒ぎだよ?」
襟華が窓を指差す。
「ええ。ですが、必要な物資の調達があります。……それに、煮詰まった頭では良いアイデアも浮かびません」
佐藤は視線を、部屋の隅に向けた。
そこには、白衣を着て顕微鏡を覗き込んでいた小林弥生がいた。
「……小林先生。出番ですよ」
「え? 私?」
弥生が顔を上げ、きょとんとする。
「デートの時間です。……付き合ってください」
午後2時。
佐藤と弥生は、オフィスの裏口から忍び出ていた。
二人とも変装済みだ。
佐藤は作業着にヘルメットを被り、配管工を装っている。
弥生は白衣を脱ぎ、パーカーのフードを目深に被り、黒縁メガネをかけている。
グレタ・ヴァイスが囮となって正面玄関でエンジンを吹かし、野次馬の注意を引きつけている隙に、二人は裏路地へと消えた。
タクシーを乗り継ぎ、辿り着いたのは文京区にある「小石川植物園」だった。
都心とは思えないほど豊かな緑が広がる、広大な植物園だ。
平日の昼間ということもあり、人の姿はまばらだ。
遠くから聞こえていた怒号の代わりに、鳥のさえずりと風の音が耳を撫でる。
「わあ……! 空気が美味しい!」
弥生がフードを取り、大きく伸びをした。
久しぶりに見る太陽の光に、白磁のような肌が輝く。
「社長、ここって薬草園ありますよね?」
「ええ。それが目的の一つですから」
佐藤は自動販売機で買った冷たいお茶を弥生に手渡した。
「タナカへの反撃には、科学の力が必要です。……強力な鎮静剤や、幻覚作用のあるガスの原料となる植物の種子やサンプルを、合法的に入手できる場所を確認しておきたかった」
「もう、仕事熱心なんだから」
弥生は苦笑しつつも、お茶を受け取った。
「でも、嬉しいです。……最近、ラボに缶詰だったから」
二人は並んで、木漏れ日の並木道を歩き始めた。
弥生は小柄だ。佐藤の肩ほどの高さしかない。
彼女は時折、道端の植物に駆け寄り、愛おしそうに観察する。
「あ、見てください社長! トリカブトの芽が出てますよ。……可愛いなぁ。この根っこに含まれるアコニチン、致死量はわずか数ミリグラムなんですよ」
「……君の『可愛い』の基準は独特ですね」
「そうですか? 毒も薬も、生きるための知恵じゃないですか。植物が自分を守るために作った成分を、私たちが少しだけ借りるんです」
弥生はトリカブトの葉を指先で優しく撫でた。
その横顔は、無邪気な少女のようでありながら、命のやり取りを知り尽くした専門家の冷徹さを秘めていた。
「ねえ、社長」
ふと、弥生が真面目な顔で尋ねた。
「私たち、勝てますか?」
「……弱気ですね」
「だって、相手は姿が見えないし、法律も通じない。……愛永さんがあんなに追い詰められてるの見てると、胸が痛くて」
彼女は胸元をギュッと握りしめた。
「私にできるのは、怪我を治すことと、薬を作ることだけ。……ネットの悪口を消す薬なんて、作れないもん」
佐藤は歩みを止めた。
風が吹き抜け、木々の葉がざわめく。
彼はしゃがみ込み、弥生と視線の高さを合わせた。
「……毒には、必ず解毒剤があります」
佐藤は静かに言った。
「タナカという毒が撒き散らされたなら、我々が解毒剤になればいい。……物理的に排除し、社会的に浄化するのです」
彼は弥生の頭に手を置いた。
「あなたの科学力は、我々の切り札です。自信を持ってください」
弥生は瞬きをし、そしてパッと花が咲くように笑った。
「……はい! 任せてください!」
彼女は握りこぶしを作った。
「タナカが泣いて謝るくらいの、特製ブレンド調合しちゃいますから!」
園内のベンチで一休みすることになった。
佐藤は近くの売店で買ってきた、ソフトクリームを二つ持っていた。
「……報酬の前払いです」
「やった! バニラだ!」
弥生はソフトクリームを受け取ると、ペロリと舐めた。
「ん~、冷たくて甘い! ……社長も食べてくださいよ。溶けちゃいますよ」
「ええ」
佐藤も一口食べた。
甘すぎる。だが、疲れた脳には悪くない。
二人は並んで座り、ぼんやりと池を眺めた。
水面にはアメンボが波紋を作り、亀が甲羅干しをしている。
オフィスを取り囲む暴徒たちの喧騒が、嘘のような静寂。
これが「日常」というものだ。
佐藤たちが命がけで守ろうとしている、ありふれた、しかし尊い時間。
「……ねえ、社長」
弥生がソフトクリームを食べながら言った。
「これが終わったら、みんなでまたご飯作りましょうね」
「もちろんです」
「今度は私がメニュー決めますからね。……栄養満点の薬膳フルコース!」
「……味の保証は?」
「良薬口に苦し、ですよ」
弥生が悪戯っぽく笑う。
その笑顔を見て、佐藤は確信した。
守らなければならない。
愛永の名誉も、チームの居場所も、そしてこの小さな主治医の笑顔も。
タナカごときに、これ以上好き勝手はさせない。
佐藤は立ち上がり、食べ終わったコーンの包み紙をゴミ箱に捨てた。
その動作は、汚物を処理するように冷徹で、無駄がなかった。
「……帰りましょう、小林先生」
彼はジャケットを羽織り直した。
「休息は終わりです。……反撃の準備を始めますよ」
「了解!」
弥生も立ち上がり、白衣を翻した。
その瞳には、もう迷いはない。
マッドサイエンティストの輝きが戻っていた。
二人は植物園を後にし、再び喧騒と悪意が渦巻く戦場へと戻っていく。
だが、その足取りは軽い。
見えない敵を引きずり出し、白日の下に晒すための「武器」と「覚悟」を、手に入れたのだから。
「……おい、出てこいよ『炎上屋』!」
「ここが噂の『オメガ・リスクマネジメント』のアジトか~? 凸(トツ)してみた~!」
「佐藤さーん! 説明責任果たしてくださいよー!」
窓の外、ビルを取り囲む路上から、拡声器の怒号と、下卑た笑い声が絶え間なく響いてくる。
カーテンの隙間から覗くと、スマホを掲げた数百人の群衆がひしめいていた。
迷惑系YouTuber、ネット探偵気取りの野次馬、そしてジャッジマン・タナカに扇動された「正義の暴徒」たちだ。
「……うっざ。マジでうざい」
田中襟華が、防音カーテンを乱暴に閉めた。
「あいつら、朝からずっとあそこにいるよ。ピザの配達も頼めないじゃん」
「警察は何をしているの?」
ソファで爪を噛んでいる松本愛永が苛立ちを露わにする。
「民事不介入よ」
デスクで六法全書を広げていた吉田彩が、氷のような声で答えた。
「敷地内に入ってくれば不法侵入で追い払えるけど、公道にいる限りは『表現の自由』の範囲内。……所轄の警察も、数が多すぎて手出しできないみたいね」
事態が急変したのは、昨夜のことだった。
ジャッジマン・タナカが新たな動画を公開したのだ。
タイトルは『【告発】正義のコンサルタントの正体は、自作自演の放火魔だった』。
動画の中でタナカは、佐藤の会社「オメガ・リスクマネジメント」の過去の案件――食品会社の異物混入や、芸能人の不祥事対応――を挙げ、それらがすべて「佐藤が裏で仕組んだ炎上」だと主張した。
『彼らは自分で火をつけて、それを消すことで報酬を得ている。……MIIKAの件もそうだ。彼女を罠に嵌め、社会的に抹殺することで、自分たちの名声を高めようとしたのだ』
もちろん、全てデタラメだ。
だが、タナカの巧みな語り口と、捏造された「内部告発メール」は、ネット民を信じ込ませるのに十分な説得力を持っていた。
結果、佐藤たちは「悪を裁くダークヒーロー」から一転、「金のために他人を破滅させる悪徳業者」として特定され、住所を晒され、こうして包囲されるに至ったのだ。
「……法的措置は?」
佐藤がコーヒーを飲みながら尋ねる。彼の表情だけは、変わらず平穏そのものだ。
「無理ね」
彩がパソコンの画面を指差した。
「プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求をかけたわ。でも、タナカのサーバーはパナマとセーシェル諸島を経由してる。日本の裁判所の命令なんて、鼻紙にもならない」
「国際司法共助は?」
「手続きに半年はかかるわ。その頃には、私たちは社会的に消滅してる」
ピロン。
彩のPCに、挑発的なメールが届く。
差出人はタナカだ。
『弁護士先生、お疲れ様。日本の法律は遅れているねぇw もっと勉強したら?』
バンッ!
彩が拳でデスクを叩いた。
「……ナメやがって。この私が、法で手も足も出ないなんて……」
彼女のプライドはズタズタだ。
法という「最強の盾」が、国境という壁の前では無力化されている。
室内に、重苦しい沈黙が流れる。
閉塞感。
このままでは、精神的に摩耗し、チームが内側から崩壊しかねない。
「……ふむ」
佐藤はカップを置き、立ち上がった。
「状況は理解しました。……少し、空気を入れ替えましょう」
「空気って言っても、外はあの騒ぎだよ?」
襟華が窓を指差す。
「ええ。ですが、必要な物資の調達があります。……それに、煮詰まった頭では良いアイデアも浮かびません」
佐藤は視線を、部屋の隅に向けた。
そこには、白衣を着て顕微鏡を覗き込んでいた小林弥生がいた。
「……小林先生。出番ですよ」
「え? 私?」
弥生が顔を上げ、きょとんとする。
「デートの時間です。……付き合ってください」
午後2時。
佐藤と弥生は、オフィスの裏口から忍び出ていた。
二人とも変装済みだ。
佐藤は作業着にヘルメットを被り、配管工を装っている。
弥生は白衣を脱ぎ、パーカーのフードを目深に被り、黒縁メガネをかけている。
グレタ・ヴァイスが囮となって正面玄関でエンジンを吹かし、野次馬の注意を引きつけている隙に、二人は裏路地へと消えた。
タクシーを乗り継ぎ、辿り着いたのは文京区にある「小石川植物園」だった。
都心とは思えないほど豊かな緑が広がる、広大な植物園だ。
平日の昼間ということもあり、人の姿はまばらだ。
遠くから聞こえていた怒号の代わりに、鳥のさえずりと風の音が耳を撫でる。
「わあ……! 空気が美味しい!」
弥生がフードを取り、大きく伸びをした。
久しぶりに見る太陽の光に、白磁のような肌が輝く。
「社長、ここって薬草園ありますよね?」
「ええ。それが目的の一つですから」
佐藤は自動販売機で買った冷たいお茶を弥生に手渡した。
「タナカへの反撃には、科学の力が必要です。……強力な鎮静剤や、幻覚作用のあるガスの原料となる植物の種子やサンプルを、合法的に入手できる場所を確認しておきたかった」
「もう、仕事熱心なんだから」
弥生は苦笑しつつも、お茶を受け取った。
「でも、嬉しいです。……最近、ラボに缶詰だったから」
二人は並んで、木漏れ日の並木道を歩き始めた。
弥生は小柄だ。佐藤の肩ほどの高さしかない。
彼女は時折、道端の植物に駆け寄り、愛おしそうに観察する。
「あ、見てください社長! トリカブトの芽が出てますよ。……可愛いなぁ。この根っこに含まれるアコニチン、致死量はわずか数ミリグラムなんですよ」
「……君の『可愛い』の基準は独特ですね」
「そうですか? 毒も薬も、生きるための知恵じゃないですか。植物が自分を守るために作った成分を、私たちが少しだけ借りるんです」
弥生はトリカブトの葉を指先で優しく撫でた。
その横顔は、無邪気な少女のようでありながら、命のやり取りを知り尽くした専門家の冷徹さを秘めていた。
「ねえ、社長」
ふと、弥生が真面目な顔で尋ねた。
「私たち、勝てますか?」
「……弱気ですね」
「だって、相手は姿が見えないし、法律も通じない。……愛永さんがあんなに追い詰められてるの見てると、胸が痛くて」
彼女は胸元をギュッと握りしめた。
「私にできるのは、怪我を治すことと、薬を作ることだけ。……ネットの悪口を消す薬なんて、作れないもん」
佐藤は歩みを止めた。
風が吹き抜け、木々の葉がざわめく。
彼はしゃがみ込み、弥生と視線の高さを合わせた。
「……毒には、必ず解毒剤があります」
佐藤は静かに言った。
「タナカという毒が撒き散らされたなら、我々が解毒剤になればいい。……物理的に排除し、社会的に浄化するのです」
彼は弥生の頭に手を置いた。
「あなたの科学力は、我々の切り札です。自信を持ってください」
弥生は瞬きをし、そしてパッと花が咲くように笑った。
「……はい! 任せてください!」
彼女は握りこぶしを作った。
「タナカが泣いて謝るくらいの、特製ブレンド調合しちゃいますから!」
園内のベンチで一休みすることになった。
佐藤は近くの売店で買ってきた、ソフトクリームを二つ持っていた。
「……報酬の前払いです」
「やった! バニラだ!」
弥生はソフトクリームを受け取ると、ペロリと舐めた。
「ん~、冷たくて甘い! ……社長も食べてくださいよ。溶けちゃいますよ」
「ええ」
佐藤も一口食べた。
甘すぎる。だが、疲れた脳には悪くない。
二人は並んで座り、ぼんやりと池を眺めた。
水面にはアメンボが波紋を作り、亀が甲羅干しをしている。
オフィスを取り囲む暴徒たちの喧騒が、嘘のような静寂。
これが「日常」というものだ。
佐藤たちが命がけで守ろうとしている、ありふれた、しかし尊い時間。
「……ねえ、社長」
弥生がソフトクリームを食べながら言った。
「これが終わったら、みんなでまたご飯作りましょうね」
「もちろんです」
「今度は私がメニュー決めますからね。……栄養満点の薬膳フルコース!」
「……味の保証は?」
「良薬口に苦し、ですよ」
弥生が悪戯っぽく笑う。
その笑顔を見て、佐藤は確信した。
守らなければならない。
愛永の名誉も、チームの居場所も、そしてこの小さな主治医の笑顔も。
タナカごときに、これ以上好き勝手はさせない。
佐藤は立ち上がり、食べ終わったコーンの包み紙をゴミ箱に捨てた。
その動作は、汚物を処理するように冷徹で、無駄がなかった。
「……帰りましょう、小林先生」
彼はジャケットを羽織り直した。
「休息は終わりです。……反撃の準備を始めますよ」
「了解!」
弥生も立ち上がり、白衣を翻した。
その瞳には、もう迷いはない。
マッドサイエンティストの輝きが戻っていた。
二人は植物園を後にし、再び喧騒と悪意が渦巻く戦場へと戻っていく。
だが、その足取りは軽い。
見えない敵を引きずり出し、白日の下に晒すための「武器」と「覚悟」を、手に入れたのだから。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
清掃員と僕の密やかな情状
MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。
青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。
肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。
44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる