30 / 38
第3章:侵食と誘惑
第30話 共有される秘密
しおりを挟む
アマン東京のスイートルーム。
午後3時の日差しが、リビングのガラステーブルに反射して煌めいている。
井上健太郎は、ソファでくつろぎながら、クリスタルグラスに注いだ炭酸水を飲んでいた。
無糖の、強炭酸水。
グラスの中で、無数の泡が勢いよく立ち昇り、パチパチと小さな音を立てている。
「……ミャウ?」
井上の膝の上でまどろんでいた仔猫のハイが、その音に気づいて顔を上げた。
青い瞳をまん丸くし、不思議そうな顔でグラスを見つめている。
生き物のような泡の動きが、好奇心を刺激したらしい。
ハイは恐る恐る前足を伸ばし、グラスの縁にかけた。
そして、鼻先を近づけ、匂いを嗅ごうとする。
シュワッ!
弾けた炭酸の飛沫が、ハイの敏感な鼻先を直撃した。
「ッ!!?」
ハイは感電したように飛び上がった。
空中で一回転し、ソファの背もたれに着地すると、全身の毛を逆立てて「フーッ!」とグラスを威嚇した。
見えない敵からの攻撃に、パニック状態だ。
「……ははは。敵じゃないぞ、ハイ」
井上は笑いを堪えながら、グラスを揺らした。
ハイは警戒を解かず、猫パンチで空気を薙ぎ払っている。
その必死な姿が愛らしくて、井上は目尻を下げた。
ピンポーン。
インターホンが鳴った。
井上は表情を引き締め、ハイを抱き上げて床に下ろした。
「……全員、集まったか」
今日は定例の作戦会議だ。
だが、井上には別の目的があった。
昨日、心にだけ明かした「真実」。それをチーム全員に共有し、最終決戦への結束を固めること。
それは、常識では考えられない話を信じさせるという賭けだった。
リビングには、井上の「共犯者」たちが勢揃いしていた。
天才ハッカー、木村心。
最強のボディーガード、森舞永。
冷徹な弁護士、清水南。
毒舌のジャーナリスト、斎藤冴子。
イカれた闇医者、山崎桃子。
復讐の女神となった女優、林優香。
そして、西園寺家から一時帰還した潜入工作員、池田茉莉。
7人の美女たちが、それぞれの定位置でくつろいでいる。
「……さて、ボス。今日は何の作戦?」
舞永がビール片手に尋ねた。
井上は部屋の中央に立ち、全員を見渡した。
「作戦の前に、話しておかなければならないことがある」
井上の声色が、普段よりも低く、重かった。
その空気を察し、全員の視線が集まる。
心だけが、全てを知っている顔でニヤリと笑い、ポテトチップスを齧った。
「俺の過去についてだ。……君たちは疑問に思っているはずだ。なぜ俺が、西園寺家の内部事情にあんなに詳しいのか。猛の癖、屋敷の隠し金庫の位置、貴子の薬の隠し場所……。外部の人間が知り得るはずのない情報を、なぜ知っていたのか」
茉莉が静かに頷いた。
彼女は実際に潜入して、井上の情報の正確さに舌を巻いていた一人だ。
「ええ。……正直、不気味でしたわ。まるで長年あそこで暮らしていた執事のような知識量でしたから」
「当然だ。……俺は、あそこで暮らしていたからな」
井上はモニターを操作した。
画面に映し出されたのは、心が見つけた一枚の写真。
黒縁メガネをかけ、猫背で、自信なさげに微笑む地味な男。
『元・帝都グループ社員 灰谷 守』。
「これが、整形前の俺だ」
部屋が静まり返った。
写真は、冴えない30歳の平社員。
「灰谷守……。今年の4月に突然退職して、行方不明になった男ですね」
南が冷静に記憶を検索した。
「でも、おかしいわ」
冴子が鋭く指摘した。
「この灰谷守という男、ただの平社員よ? 西園寺家の屋敷に出入りできる立場じゃない。……いつ、どうやってあんな内部情報を手に入れたの?」
そこだ。
この世界の事実だけでは、どう繋ぎ合わせても説明がつかない矛盾。
井上は深く息を吸い込んだ。
「……信じられないかもしれないが、聞いてくれ」
井上は全員の顔を一人ひとり見つめた。
「俺は、未来から来た」
「……は?」
舞永がビールの缶を落としそうになった。
心もポテトチップスを持つ手が止まる。
全員が、冗談か狂言かを疑う目で井上を見ている。
「正確には、死んで戻ってきたんだ。……今から10年後の未来で」
井上は語り始めた。
自分が歩んだ「1周目の人生」について。
30歳の春、麗華と最悪の出会いを果たし、気に入られて結婚したこと。
それからの10年間、夫ではなく「犬」として扱われ、義母や義兄に虐げられ続けた地獄の日々。
そして40歳になった冬の日、猛に横領の罪を着せられ、雪の山道で殺されたこと。
「……気づいたら、俺は10年前――今年の4月の朝に戻っていた。まだ麗華と出会う前の、ボロアパートの一室にな」
静寂。
あまりにも荒唐無稽な話だ。
だが、誰も笑わなかった。
井上の瞳。その奥に宿る、底知れない暗闇と、壮絶な痛みの記憶。
それが、嘘をついている人間の目ではないことを、ここにいる「修羅場をくぐってきた女たち」は本能で理解してしまったからだ。
「だから……あんなに株で勝てたのね」
心がポツリと言った。
「製薬会社の暴落も、原油の高騰も。……全部、未来を知っていたから」
「そうだ。……そして、猛が隠蔽したトンネル事故のことも、貴子が隠している資産のことも、全て『前の人生』で知ったことだ」
点と点が繋がる。
井上の持つ異常な資金力、予知能力のような投資、そして西園寺家への執拗なまでの憎悪。
全てが、「2周目」という鍵によって説明がついてしまう。
「私は、一度死んだ男だ。……この命は、奴らを地獄に送るためだけに拾った余生に過ぎない」
井上は自嘲気味に笑った。
「これが俺の正体だ。……復讐に取り憑かれた、時間の迷子だ」
重い沈黙が流れた。
最初に口を開いたのは、桃子だった。
「……へえ。面白いじゃない」
彼女はけだるげに笑い、タバコに火をつけた。
「どおりで、アンタの身体からは『死の匂い』がするわけだ。……一度死んでるなら、納得ね」
「私も、信じるわ」
舞永が立ち上がり、井上の肩を叩いた。
「ていうか、そんな面白い話、なんで今まで黙ってたのよ。……未来から来たボスなんて、SF映画みたいで最高じゃん」
「法的証拠にはなりませんが……」
南が眼鏡を光らせた。
「貴方の証言と、これまでの事実は符合します。……合理的推論として、貴方の話を『真実』と認定します」
優香は涙を流していた。
「10年も……そんな酷い目に……。井上さんの痛み、私には想像もできません」
そして、茉莉が進み出た。
彼女は井上の前に跪き、その手を取った。
「……ようやく、腑に落ちました」
茉莉は井上の瞳を見つめた。
「私が屋敷で感じた違和感。……貴方様が、初めて会ったはずの私に対して、まるで長年の知己のように接してくださったこと。そして何より……」
彼女は井上の手に頬を寄せた。
「貴方様の瞳の奥に、あの屋敷に長く囚われていた者だけが持つ、深く、静かな『絶望』の色が見えたこと」
茉莉はスパイとして、人の本質を見抜く訓練を受けている。
井上が纏う空気感は、単なる調査で得た知識だけでは説明がつかないほど、西園寺家の闇に染まっていたのだ。
「貴方様は、本当にあそこで戦ってこられたのですね。……たったお一人で、10年も」
その言葉に、井上の胸が詰まった。
誰にも言えなかった孤独。
狂人扱いされることを恐れて隠していた記憶。
それが今、受け入れられた。
「……私の主は、西園寺貴子ではありません」
茉莉は妖艶に、そして聖女のように微笑んだ。
「最初から、井上様、貴方だけです。……時を超えて戻ってこられた貴方様の復讐、この茉莉が全身全霊でお支えいたします」
全員が、井上を見ていた。
そこにあるのは、疑いではなく、強固な信頼と結束。
秘密を共有したことで、このチームは「共犯者」を超え、運命共同体となった。
「……ありがとう」
井上は短く礼を言った。
声が少し震えていたかもしれない。
「よし。……全員、聞け」
井上は表情を引き締め、空気を変えた。
感傷に浸る時間は終わりだ。
「次のターゲットは、本丸。……西園寺貴子だ」
モニターに、女帝の顔写真が表示される。
1周目で自分を殺すように仕向け、2周目でも息子を切り捨てた非情な母親。
「彼女の弱点は『金』だ。……心が見つけたデータによれば、貴子には申告していない膨大な隠し資産がある」
井上は心に目配せした。
心がキーボードを叩き、昨日発見した「アキレス腱」――海外口座の記録と、古びた写真をモニターに映し出した。
「これを暴き、全てを奪い取る。……そして、一文無しにして路地に放り出す」
「了解。……未来の知識、フル活用させてもらうわよ」
心がニカっと笑った。
足元では、ハイが「ニャー!」と元気よく鳴いた。
出撃の合図だ。
井上健太郎――時を遡った復讐者は、最強の仲間たちと共に、最後の戦いへと歩み出した。
共有された秘密は、彼らを繋ぐ鋼の鎖となり、敵を絞め殺すための最強の武器となる。
午後3時の日差しが、リビングのガラステーブルに反射して煌めいている。
井上健太郎は、ソファでくつろぎながら、クリスタルグラスに注いだ炭酸水を飲んでいた。
無糖の、強炭酸水。
グラスの中で、無数の泡が勢いよく立ち昇り、パチパチと小さな音を立てている。
「……ミャウ?」
井上の膝の上でまどろんでいた仔猫のハイが、その音に気づいて顔を上げた。
青い瞳をまん丸くし、不思議そうな顔でグラスを見つめている。
生き物のような泡の動きが、好奇心を刺激したらしい。
ハイは恐る恐る前足を伸ばし、グラスの縁にかけた。
そして、鼻先を近づけ、匂いを嗅ごうとする。
シュワッ!
弾けた炭酸の飛沫が、ハイの敏感な鼻先を直撃した。
「ッ!!?」
ハイは感電したように飛び上がった。
空中で一回転し、ソファの背もたれに着地すると、全身の毛を逆立てて「フーッ!」とグラスを威嚇した。
見えない敵からの攻撃に、パニック状態だ。
「……ははは。敵じゃないぞ、ハイ」
井上は笑いを堪えながら、グラスを揺らした。
ハイは警戒を解かず、猫パンチで空気を薙ぎ払っている。
その必死な姿が愛らしくて、井上は目尻を下げた。
ピンポーン。
インターホンが鳴った。
井上は表情を引き締め、ハイを抱き上げて床に下ろした。
「……全員、集まったか」
今日は定例の作戦会議だ。
だが、井上には別の目的があった。
昨日、心にだけ明かした「真実」。それをチーム全員に共有し、最終決戦への結束を固めること。
それは、常識では考えられない話を信じさせるという賭けだった。
リビングには、井上の「共犯者」たちが勢揃いしていた。
天才ハッカー、木村心。
最強のボディーガード、森舞永。
冷徹な弁護士、清水南。
毒舌のジャーナリスト、斎藤冴子。
イカれた闇医者、山崎桃子。
復讐の女神となった女優、林優香。
そして、西園寺家から一時帰還した潜入工作員、池田茉莉。
7人の美女たちが、それぞれの定位置でくつろいでいる。
「……さて、ボス。今日は何の作戦?」
舞永がビール片手に尋ねた。
井上は部屋の中央に立ち、全員を見渡した。
「作戦の前に、話しておかなければならないことがある」
井上の声色が、普段よりも低く、重かった。
その空気を察し、全員の視線が集まる。
心だけが、全てを知っている顔でニヤリと笑い、ポテトチップスを齧った。
「俺の過去についてだ。……君たちは疑問に思っているはずだ。なぜ俺が、西園寺家の内部事情にあんなに詳しいのか。猛の癖、屋敷の隠し金庫の位置、貴子の薬の隠し場所……。外部の人間が知り得るはずのない情報を、なぜ知っていたのか」
茉莉が静かに頷いた。
彼女は実際に潜入して、井上の情報の正確さに舌を巻いていた一人だ。
「ええ。……正直、不気味でしたわ。まるで長年あそこで暮らしていた執事のような知識量でしたから」
「当然だ。……俺は、あそこで暮らしていたからな」
井上はモニターを操作した。
画面に映し出されたのは、心が見つけた一枚の写真。
黒縁メガネをかけ、猫背で、自信なさげに微笑む地味な男。
『元・帝都グループ社員 灰谷 守』。
「これが、整形前の俺だ」
部屋が静まり返った。
写真は、冴えない30歳の平社員。
「灰谷守……。今年の4月に突然退職して、行方不明になった男ですね」
南が冷静に記憶を検索した。
「でも、おかしいわ」
冴子が鋭く指摘した。
「この灰谷守という男、ただの平社員よ? 西園寺家の屋敷に出入りできる立場じゃない。……いつ、どうやってあんな内部情報を手に入れたの?」
そこだ。
この世界の事実だけでは、どう繋ぎ合わせても説明がつかない矛盾。
井上は深く息を吸い込んだ。
「……信じられないかもしれないが、聞いてくれ」
井上は全員の顔を一人ひとり見つめた。
「俺は、未来から来た」
「……は?」
舞永がビールの缶を落としそうになった。
心もポテトチップスを持つ手が止まる。
全員が、冗談か狂言かを疑う目で井上を見ている。
「正確には、死んで戻ってきたんだ。……今から10年後の未来で」
井上は語り始めた。
自分が歩んだ「1周目の人生」について。
30歳の春、麗華と最悪の出会いを果たし、気に入られて結婚したこと。
それからの10年間、夫ではなく「犬」として扱われ、義母や義兄に虐げられ続けた地獄の日々。
そして40歳になった冬の日、猛に横領の罪を着せられ、雪の山道で殺されたこと。
「……気づいたら、俺は10年前――今年の4月の朝に戻っていた。まだ麗華と出会う前の、ボロアパートの一室にな」
静寂。
あまりにも荒唐無稽な話だ。
だが、誰も笑わなかった。
井上の瞳。その奥に宿る、底知れない暗闇と、壮絶な痛みの記憶。
それが、嘘をついている人間の目ではないことを、ここにいる「修羅場をくぐってきた女たち」は本能で理解してしまったからだ。
「だから……あんなに株で勝てたのね」
心がポツリと言った。
「製薬会社の暴落も、原油の高騰も。……全部、未来を知っていたから」
「そうだ。……そして、猛が隠蔽したトンネル事故のことも、貴子が隠している資産のことも、全て『前の人生』で知ったことだ」
点と点が繋がる。
井上の持つ異常な資金力、予知能力のような投資、そして西園寺家への執拗なまでの憎悪。
全てが、「2周目」という鍵によって説明がついてしまう。
「私は、一度死んだ男だ。……この命は、奴らを地獄に送るためだけに拾った余生に過ぎない」
井上は自嘲気味に笑った。
「これが俺の正体だ。……復讐に取り憑かれた、時間の迷子だ」
重い沈黙が流れた。
最初に口を開いたのは、桃子だった。
「……へえ。面白いじゃない」
彼女はけだるげに笑い、タバコに火をつけた。
「どおりで、アンタの身体からは『死の匂い』がするわけだ。……一度死んでるなら、納得ね」
「私も、信じるわ」
舞永が立ち上がり、井上の肩を叩いた。
「ていうか、そんな面白い話、なんで今まで黙ってたのよ。……未来から来たボスなんて、SF映画みたいで最高じゃん」
「法的証拠にはなりませんが……」
南が眼鏡を光らせた。
「貴方の証言と、これまでの事実は符合します。……合理的推論として、貴方の話を『真実』と認定します」
優香は涙を流していた。
「10年も……そんな酷い目に……。井上さんの痛み、私には想像もできません」
そして、茉莉が進み出た。
彼女は井上の前に跪き、その手を取った。
「……ようやく、腑に落ちました」
茉莉は井上の瞳を見つめた。
「私が屋敷で感じた違和感。……貴方様が、初めて会ったはずの私に対して、まるで長年の知己のように接してくださったこと。そして何より……」
彼女は井上の手に頬を寄せた。
「貴方様の瞳の奥に、あの屋敷に長く囚われていた者だけが持つ、深く、静かな『絶望』の色が見えたこと」
茉莉はスパイとして、人の本質を見抜く訓練を受けている。
井上が纏う空気感は、単なる調査で得た知識だけでは説明がつかないほど、西園寺家の闇に染まっていたのだ。
「貴方様は、本当にあそこで戦ってこられたのですね。……たったお一人で、10年も」
その言葉に、井上の胸が詰まった。
誰にも言えなかった孤独。
狂人扱いされることを恐れて隠していた記憶。
それが今、受け入れられた。
「……私の主は、西園寺貴子ではありません」
茉莉は妖艶に、そして聖女のように微笑んだ。
「最初から、井上様、貴方だけです。……時を超えて戻ってこられた貴方様の復讐、この茉莉が全身全霊でお支えいたします」
全員が、井上を見ていた。
そこにあるのは、疑いではなく、強固な信頼と結束。
秘密を共有したことで、このチームは「共犯者」を超え、運命共同体となった。
「……ありがとう」
井上は短く礼を言った。
声が少し震えていたかもしれない。
「よし。……全員、聞け」
井上は表情を引き締め、空気を変えた。
感傷に浸る時間は終わりだ。
「次のターゲットは、本丸。……西園寺貴子だ」
モニターに、女帝の顔写真が表示される。
1周目で自分を殺すように仕向け、2周目でも息子を切り捨てた非情な母親。
「彼女の弱点は『金』だ。……心が見つけたデータによれば、貴子には申告していない膨大な隠し資産がある」
井上は心に目配せした。
心がキーボードを叩き、昨日発見した「アキレス腱」――海外口座の記録と、古びた写真をモニターに映し出した。
「これを暴き、全てを奪い取る。……そして、一文無しにして路地に放り出す」
「了解。……未来の知識、フル活用させてもらうわよ」
心がニカっと笑った。
足元では、ハイが「ニャー!」と元気よく鳴いた。
出撃の合図だ。
井上健太郎――時を遡った復讐者は、最強の仲間たちと共に、最後の戦いへと歩み出した。
共有された秘密は、彼らを繋ぐ鋼の鎖となり、敵を絞め殺すための最強の武器となる。
10
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
薬師だからってポイ捨てされました!2 ~俺って実は付与も出来るんだよね~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト=グリモワール=シルベスタは偉大な師匠(神様)とその脇侍の教えを胸に自領を治める為の経済学を学ぶ為に隣国に留学。逸れを終えて国(自領)に戻ろうとした所、異世界の『勇者召喚』に巻き込まれ、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
『異世界勇者巻き込まれ召喚』から数年、帰る事違わず、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居るようだが、倒されているのかいないのか、解らずとも世界はあいも変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様とその脇侍に薬師の業と、魔術とその他諸々とを仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話のパート2、ここに開幕!
【ご注意】
・このお話はロベルトの一人称で進行していきますので、セリフよりト書きと言う名のロベルトの呟きと、突っ込みだけで進行します。文字がびっしりなので、スカスカな文字列を期待している方は、回れ右を推奨します。
なるべく読みやすいようには致しますが。
・この物語には短編の1が存在します。出来れば其方を読んで頂き、作風が大丈夫でしたら此方へ来ていただければ幸いです。
勿論、此方だけでも読むに当たっての不都合は御座いません。
・所々挿し絵画像が入ります。
大丈夫でしたらそのままお進みください。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる