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第一章 帰宅部
帰宅部だよ、全員集合!
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翌日の放課後、帰宅部部室にて新入生歓迎会が開かれた。古い長机には所狭しとジュースやお菓子が並べられていた。
「四宮君、君の入部心から歓迎するよ。君がいなかったらこの部活も今年で廃部になっていたかもしれない。」
部長が俺に歓迎の言葉をかけてきた。
「前から思ってたんですがどうして帰宅部が廃部になるんです?人数が足りないとかですか?」
「人数は関係ないよ、少人数で出来る競技もあるからね。ただウチは競技もしなければ目立った実績もない、生徒に人気もない、そんな理由で廃部か存続か毎年天秤にかけられるんだ。ウチに部費を出すのがもったいないという意見もあるしね。」
確かにこの部活、私立高校にとっちゃなんの利益も生み出さない腫れ物みたいなもんなんだろうな、仕方がないと言ったらそうかも知れない。
「まあ、もしそんな輩がいるなら我が必殺の一撃を食らわせてやるがな。」
横から弥蓮先輩が言ってくる。
この人はいつ中二病でいつ普通に戻るんだ、あと中二病のノリは本当に面倒臭くなるかはやめて欲しい。
「ほお?お主良い目をしているな、お主から溢れんばかりの才能と野望を感じる!どうだ、わしの弟子とならんか?」
「それは光栄です魔王様、お断りします。」
「言ってることが文の前と後ろで全然違うんだが、光栄に思うなら何故断る?」
「...面倒臭いからです。」
「ちょっとあんた先輩に向かってそんな事言うの!」
「相手は魔王ですから。」
「みよしー!後輩がいじめる!」
魔王は勇者三好の所へ逃げてった。三好先輩といえば一人黙々とソファーでスマホゲームをしている。アカリちゃんはお菓子に夢中、副部長はアカリちゃんの側でなんかニコニコしてるな。部長と俺は机のとこで話している。
「さて、そろそろ君にも帰宅部のルールを説明しなければな。」
「帰宅部のルール、ですか?」
「そうだ。最近は新入生確保のために何回も集まったが、基本集まるのは一週間に一度だ。その一度でどうやったら楽に家に帰れるかというのを話し合う。決定したら次の一週間はそれを実行する、そんな感じだ。その集まり以外は家に帰ってもいいし、ゲーセンによっても良い、普通の高校生の放課後が過ごせるレベルを実現する、それが出来るような意見を出してもらうからな。まあとりあえず今日は歓迎会をやって終わりでまた明日集まってもらうが、構わんだろ?」
「はい、大丈夫です。」
「他に何か聞きたいことはある?」
「特にはありません。」
「なら今から部活動終了時間まで楽しんでいってくれ。予算の関係で安物しか揃えられなかったが、まあウチのやつは個性的なやつばっかだし飽きはしないだろう。」
つづく
「四宮君、君の入部心から歓迎するよ。君がいなかったらこの部活も今年で廃部になっていたかもしれない。」
部長が俺に歓迎の言葉をかけてきた。
「前から思ってたんですがどうして帰宅部が廃部になるんです?人数が足りないとかですか?」
「人数は関係ないよ、少人数で出来る競技もあるからね。ただウチは競技もしなければ目立った実績もない、生徒に人気もない、そんな理由で廃部か存続か毎年天秤にかけられるんだ。ウチに部費を出すのがもったいないという意見もあるしね。」
確かにこの部活、私立高校にとっちゃなんの利益も生み出さない腫れ物みたいなもんなんだろうな、仕方がないと言ったらそうかも知れない。
「まあ、もしそんな輩がいるなら我が必殺の一撃を食らわせてやるがな。」
横から弥蓮先輩が言ってくる。
この人はいつ中二病でいつ普通に戻るんだ、あと中二病のノリは本当に面倒臭くなるかはやめて欲しい。
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「言ってることが文の前と後ろで全然違うんだが、光栄に思うなら何故断る?」
「...面倒臭いからです。」
「ちょっとあんた先輩に向かってそんな事言うの!」
「相手は魔王ですから。」
「みよしー!後輩がいじめる!」
魔王は勇者三好の所へ逃げてった。三好先輩といえば一人黙々とソファーでスマホゲームをしている。アカリちゃんはお菓子に夢中、副部長はアカリちゃんの側でなんかニコニコしてるな。部長と俺は机のとこで話している。
「さて、そろそろ君にも帰宅部のルールを説明しなければな。」
「帰宅部のルール、ですか?」
「そうだ。最近は新入生確保のために何回も集まったが、基本集まるのは一週間に一度だ。その一度でどうやったら楽に家に帰れるかというのを話し合う。決定したら次の一週間はそれを実行する、そんな感じだ。その集まり以外は家に帰ってもいいし、ゲーセンによっても良い、普通の高校生の放課後が過ごせるレベルを実現する、それが出来るような意見を出してもらうからな。まあとりあえず今日は歓迎会をやって終わりでまた明日集まってもらうが、構わんだろ?」
「はい、大丈夫です。」
「他に何か聞きたいことはある?」
「特にはありません。」
「なら今から部活動終了時間まで楽しんでいってくれ。予算の関係で安物しか揃えられなかったが、まあウチのやつは個性的なやつばっかだし飽きはしないだろう。」
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