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1話 日常は今
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おれは”神夜 光輝”だ。
もともと大阪に住んでいたが、俺の日常は一変してしまった。
学校に行っていた俺はいつもと変わらない日常を送る。。。はずだった。
いつもなら皆で楽しく話している教室では、今や蜘蛛によって捕食される狩り場と化していた。
巨大化した3メートルほどの蜘蛛が生徒を捕食している光景は激しく吐き気を催すなかなかショッキングな光景だ。
その光景の中で外に逃げようとしている生徒もいるが扉が糸で固められており、開閉できず。その糸で絡まり、捕食されていく。
このままでは逃げれない。。。
そう悟った俺は、逃げ道を探す。
扉が無理なら窓から逃げるしかなかった。
しかっし、窓から地面まで10メートル以上ある。。。
確実に骨折。運が悪ければ死亡もあり得た。
「これは、、、詰んだか?」
このままでは死んでしまう。。。それだけはいやだ!
そう思った瞬間。
近くにあった椅子を蜘蛛に向けて投げつける。
椅子によって若干怯んだ蜘蛛は少し後退して椅子を投げた光輝に向き直る。
しかし、光輝は次の椅子をまた投げつける。
その椅子を躱す蜘蛛。
そのまま壁際まで後退した蜘蛛めがけて机の面を向けて突進していく。
その衝撃で蜘蛛の足が潰れる。
蜘蛛の頭が前に倒れてきた、その瞬間!
机で頭をフルスイングし、頭を潰した。
潰した瞬間の音はトマトを壁にぶつけた音のようだった。
蜘蛛が死んだ教室は静まり返っていた。
残っていた数人の生徒は目の前の光景を信じられないというふうに見ていた。
それもそのはずである。蜘蛛は3メートル以上ある巨体である。
それを180cmほどの人間が倒してしまったのだ。
しかも、最初の椅子を投げているところから見ていたわけである。
驚愕していて当然である。
蜘蛛であっても生物の頭を戸惑いなくフルスイングできる感覚に恐怖を抱いていたことも心中お察しである。
神夜も内心。。。
(うざい視線だな。。。)
としか思っていなかった。
神夜が出ていこうと扉を破壊しようとすると生徒たちは反発した。
「なにをしているんだ!」「やめろ!」「バカじゃない!」
そういった言葉が教室全体から噴出した。
その言葉に神夜が反応する。
「なぜだめなんだ?」
神夜が質問すると、1人の男が答えた。
「当たり前だろ!外にはあれみたいな怪物がうじゃうじゃいるんだぞ!みすみす扉を開ける必要はない!ここにいればいずれ助けが来るはずだ!それまで大人しくしていればいいじゃないか!」
まくし立てるように男子は言葉を並べる。
それを聞いた神夜は呆れていた。
「いつ助けが来る保証があるんだ?
外がこんなふうになっていない保証はあるのか?
このまま死にたいのか?」
この言葉を聞いた男子生徒は沈黙する。
しかし、彼らの気持ちもわからなくはなかった。
いきなり常識が崩壊すれば誰だって安全な場所に引きこもっていたくなる。
現実から目を背けたくなる気持ちもわかるのである。
しかし、神夜は教室を出るため扉を椅子で破壊する。
その音が他の生物を引き寄せるかもしれないのに、お構いなしだ。
振り返りながら神夜は言う、
「逃げたくないならここに居ろ。
食べられたくないなら戦え!」
そういうと扉から出ていく。
神夜が出ていった教室では皆沈黙していた。
それぞれの心の中で複雑な葛藤がおこっていたのである。
「。。。どうする?」
「どうするって。。。出ていくのか?」
「でも、外は化け物がいるかも。。。」
「ここにいても、外と変わらないかも。。。」
「逃げるにしても皆一緒のほうが確率は高いよね?」
「確かに。。。」
そんな議論が少し続いた。
扉を出た神夜は廊下を歩いて行く。
窓や扉は破壊され、壁はボロボロである。
しかも、人の気配はまったくなくなっていた。
(人が居ない。。。どこいった?)
人が捕食された痕や戦った痕はあるが、生きている人間は居なかった。
(早く行こう。。。ここは危険だ)
しかし、現実は非情である。
突然背後から音がする。
それは、何かが地面を這っている音だった。
「ザザザ。。。ザザザザザザザザ。。。。」
廊下を通して、下の階から音が近づいてくる。
次第に大きくなる音に緊張感が走る。
神夜は近くの教室へ入り、教室のロッカーへ身を隠す。
音がだんだんと近づいてくる。。。。
もともと大阪に住んでいたが、俺の日常は一変してしまった。
学校に行っていた俺はいつもと変わらない日常を送る。。。はずだった。
いつもなら皆で楽しく話している教室では、今や蜘蛛によって捕食される狩り場と化していた。
巨大化した3メートルほどの蜘蛛が生徒を捕食している光景は激しく吐き気を催すなかなかショッキングな光景だ。
その光景の中で外に逃げようとしている生徒もいるが扉が糸で固められており、開閉できず。その糸で絡まり、捕食されていく。
このままでは逃げれない。。。
そう悟った俺は、逃げ道を探す。
扉が無理なら窓から逃げるしかなかった。
しかっし、窓から地面まで10メートル以上ある。。。
確実に骨折。運が悪ければ死亡もあり得た。
「これは、、、詰んだか?」
このままでは死んでしまう。。。それだけはいやだ!
そう思った瞬間。
近くにあった椅子を蜘蛛に向けて投げつける。
椅子によって若干怯んだ蜘蛛は少し後退して椅子を投げた光輝に向き直る。
しかし、光輝は次の椅子をまた投げつける。
その椅子を躱す蜘蛛。
そのまま壁際まで後退した蜘蛛めがけて机の面を向けて突進していく。
その衝撃で蜘蛛の足が潰れる。
蜘蛛の頭が前に倒れてきた、その瞬間!
机で頭をフルスイングし、頭を潰した。
潰した瞬間の音はトマトを壁にぶつけた音のようだった。
蜘蛛が死んだ教室は静まり返っていた。
残っていた数人の生徒は目の前の光景を信じられないというふうに見ていた。
それもそのはずである。蜘蛛は3メートル以上ある巨体である。
それを180cmほどの人間が倒してしまったのだ。
しかも、最初の椅子を投げているところから見ていたわけである。
驚愕していて当然である。
蜘蛛であっても生物の頭を戸惑いなくフルスイングできる感覚に恐怖を抱いていたことも心中お察しである。
神夜も内心。。。
(うざい視線だな。。。)
としか思っていなかった。
神夜が出ていこうと扉を破壊しようとすると生徒たちは反発した。
「なにをしているんだ!」「やめろ!」「バカじゃない!」
そういった言葉が教室全体から噴出した。
その言葉に神夜が反応する。
「なぜだめなんだ?」
神夜が質問すると、1人の男が答えた。
「当たり前だろ!外にはあれみたいな怪物がうじゃうじゃいるんだぞ!みすみす扉を開ける必要はない!ここにいればいずれ助けが来るはずだ!それまで大人しくしていればいいじゃないか!」
まくし立てるように男子は言葉を並べる。
それを聞いた神夜は呆れていた。
「いつ助けが来る保証があるんだ?
外がこんなふうになっていない保証はあるのか?
このまま死にたいのか?」
この言葉を聞いた男子生徒は沈黙する。
しかし、彼らの気持ちもわからなくはなかった。
いきなり常識が崩壊すれば誰だって安全な場所に引きこもっていたくなる。
現実から目を背けたくなる気持ちもわかるのである。
しかし、神夜は教室を出るため扉を椅子で破壊する。
その音が他の生物を引き寄せるかもしれないのに、お構いなしだ。
振り返りながら神夜は言う、
「逃げたくないならここに居ろ。
食べられたくないなら戦え!」
そういうと扉から出ていく。
神夜が出ていった教室では皆沈黙していた。
それぞれの心の中で複雑な葛藤がおこっていたのである。
「。。。どうする?」
「どうするって。。。出ていくのか?」
「でも、外は化け物がいるかも。。。」
「ここにいても、外と変わらないかも。。。」
「逃げるにしても皆一緒のほうが確率は高いよね?」
「確かに。。。」
そんな議論が少し続いた。
扉を出た神夜は廊下を歩いて行く。
窓や扉は破壊され、壁はボロボロである。
しかも、人の気配はまったくなくなっていた。
(人が居ない。。。どこいった?)
人が捕食された痕や戦った痕はあるが、生きている人間は居なかった。
(早く行こう。。。ここは危険だ)
しかし、現実は非情である。
突然背後から音がする。
それは、何かが地面を這っている音だった。
「ザザザ。。。ザザザザザザザザ。。。。」
廊下を通して、下の階から音が近づいてくる。
次第に大きくなる音に緊張感が走る。
神夜は近くの教室へ入り、教室のロッカーへ身を隠す。
音がだんだんと近づいてくる。。。。
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