御曹司に捕まった孤児

胡宵

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日常(奏斗side)

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「「ただいま~」」
「「「「「おかえりぃ~!!」」」」」

俺達が暮らす「こすもす園」に帰ると先に帰っていた下の子達が元気よく迎えてくれる。

「光星くん、奏斗くんお帰りなさい」
「「ただいま、カスミさん」」
「カスミさん、これ俺達2人からみなさんに。」

俺が花束を見せるとカスミさんは一瞬驚いた顔をしたもののすぐにクシャッと笑顔になって、「ありがとう」と泣きながら何回も言うものだからどうしようかと光星と2人で戸惑ってしまった。

「奏斗、良かったな」
「うん!」

 ツンツン

「奏斗にぃあそぼ!」
「光星にぃはおべんきょうおしえて!」
「そうだね。遊ぼうか」

みんなそれぞれ辛い境遇にあったはずなのに、この施設はいつも笑顔で溢れている。
俺は下の子達と遊びながら、いつまでもこの幸せな時間が続くことを願っていた。
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