こちら!蟻の王国です!

秋葉夕雲

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第二章

100 黙さぬ死者

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体が木に突き刺さっていた。獲物たちの墓場のようにも見える。
「はやにえか? もしかしてあの鷲はモズでも混じってたのか?」
 はやにえはモズがおこなう行動で、木などに獲物を突き刺す習性だ。何のためにやるのかはよくわかっていないらしい。
 ただ、今は夏だ。獲物を放っておいたらあっという間に腐るはずだ。それに獲物の量が多すぎる。これだけの獲物を捕らえているならわざわざ蟻を狩ろうとする意味がよくわからない。まさかとは思うけど楽しみとして獲物を狩っていたのか?
 いや、違うな。かなり推測が混じるけどこの世界の鷲が行うはやにえは求愛行動の一種じゃないか? 
 鷲の巣を調べてみたけど意外とリスなどの小物も食べているようだった。魔物なら骨は残らないけど、リスなどの小動物はきちんと骨がある。何を食べていたのかは一目瞭然だ。
 食べるために狩っていたのではなく、保存のためでもない。
 であるならやっぱりつがいを探していたと考えるのが一番妥当だ。改めてみるとはやにえになったのは全て魔物でどこか強さを誇示する証のようにも見える。
 人間も狩った獲物を剥製にしたり、骨を飾ったりする。鷲ははやにえを作って自分の強さをアピールするのかもしれない。ついでに産卵に必要な食料も確保できるし。真相は鷲に聞いてみなければわかんないけどな。
 あれ? じゃあもしかしたらもうちょっと待ってれば鷲ベビーが誕生してたのかもしれない? くそ! 超捕獲チャンスじゃんか! 子供のころからちゃんと仕込めばいい部下になってくれたかもしれないのに。

 このはやにえを見ていて気付いたけど、どうもトカゲの死体が多い。それも大人と子供の中間くらいの大きさだ。この近くにいるトカゲ……多分オレたちを襲った奴らの残党だろう。どうやら子供だったトカゲが成長しているようだ。
 もしもあいつらがまた襲ってきたら厄介だな。いっそのことこっちから仕掛けるのも手だな。
 トカゲ以外にも見たことのある魔物や、見たことのない魔物がいたけど、その中で明らかに異彩を放つ魔物がいた。
 二足歩行できるトカゲに羽毛が生えたような姿。羽根ではなく鉤爪、嘴でなく牙。こんな生物は地球にはいない。正確にはかつていたが、今はいない。
「恐竜だとぉ!? ラプトル……いやディノニクスか!? どっちかはわかんないけど絶滅してなかったのか!?」
 なにもおかしなことじゃない。地球ではすでに絶滅しているドードーが生きていた以上、絶滅動物が生存していることは十分あり得る。
 頭から尻尾までの体長は四メートルくらいかな? 某映画に出てくる恐竜と違って羽毛がついている。飛ぶためではなく、体温調節のためだろうか。某狩りゲーの先生の嘴をトカゲみたいにして、小さくした感じだ。
「紫水。恐竜って何?」
「ん? まあでっかいトカゲみたいなやつらだよ。生物学的には鳥類に近いらしいけど、昔は爬虫類に近いって言われてたんだっけ」
 ちょっと待てよ? この世界では恐竜が絶滅しなかったと思ったけど、鳥が爬虫類と混じっていたり、逆に鳥類が恐竜に近い形に再び進化したりした可能性もあるのか。
 絶滅動物に出会えるってのはなかなかロマンのある話だけど……あまり笑ってもいられない。例えばティラノサウルスが魔物になっていたら冗談抜きでドラゴンみたいな魔物かもしれない。
 あるいはラプトルなどは高度な知性を持っていたとされているので、発達した文明を持つ可能性もある。どちらにせよ、敵として現れれば厄介極まりないだろう。心の片隅には置いておこう。

 あらかた見分も終わったので帰路につかせていると千尋から妙な連絡が届いた。
「ヒトモドキに襲われてるよ~?」
 ただし千尋の声に切迫した様子はない。それどころか呆れや困惑が感じられる。
「あの子供たち馬鹿~? たった五人で勝つつもり~?」
 千尋の感想も無理はない。今のこいつらの数は数十匹。その中にはカマキリも含まれる。おまけにヒトモドキはまだ地球では十代の子供で、顔色も肉付きも悪かった。
 戦うまでもなく勝敗は明らかだった。逆に言えば、ヒトモドキを捕獲する絶好の機会だ。
「千尋、できれば捕獲してくれ。色々聞きたいことが……て、おい!?」
 命令を出すよりも先に、カマキリがヒトモドキに突撃し、その鎌を振るった。あまりにもあっけなく四人のヒトモドキの五体は真っ二つにされた。
 残った一人もほうほうの体で逃げ出した。……その走り方がふらついていたのはもしかしたら恐怖のせいだけではないかもしれない。

「おいこら、カマキリ。なんでいきなり攻撃した? オレはそんな指示出してないぞ?」
「シジなんかマッテタラ、テキがコウゲキシテクルカモシレナイ」
 まあ確かに正論だ。ただし今回は明らかにこっちの戦力の方が上だった。だから千尋も小春も攻撃しなかった。しかし、オレの指示とこいつが攻撃したのはわずかに攻撃の方が早かったし、ルールには違反していない。だとしても……少々目に余るな。
「カマキリ。お前もしかしてあいつらを食いたいか?」
「ウン」
「そうか、少しだけ待て」
 さっき鷲を食べたはずだけど……捕獲だと食べられなくなるからな。もしもそれを見越して攻撃したのなら――――
「一応警告しておくぞ。もしも命令に違反したりすると何らかのペナルティを課すかもしれないし、お前が蟻や蜘蛛、ドードーを殺したりしたら容赦はしないぞ」
「ワカッタ」
 一応返事をしたけどどこまで信用できるものやら。嘘を言ってるわけじゃないとは思うけど、気が変わることは誰でもあるからな。
「よしそれじゃあ何人かで逃げた奴を追え。残った奴で解体してくれ。特に胃の内容物が知りたい」
 小春が探知能力によってガイドしながら逃げまどっているヒトモドキに近づく。
「止まれ。私はお前を殺さない」
 小春。多分そんな言い方で止まる奴はいないと思う。あ、やっぱりヒトモドキはスピードを上げた……と思ったらこけた。
 這いながら木の陰に隠れる。恐怖のあまり冷静な判断ができていないな。
「おーい。オレたちに攻撃の意思はない。絶対に傷つけないからそこから出てくれないか?」
 返事はあった。いや、正確には独り言だけが聞こえてきた。
「救世主よ、我らをお守りください。神よ、我らをお守りください。救世主よ、我らをお守りください。神よ、我らをお守りください。救世主よ、我らをお守りください。神よ、我らを――――。」
 オレたちの声など聞こえていないかのように、むしろ聞こえていないふりをするかのように祈りの言葉を唱える。
「落ち着いてくれないか? こっちには食べ物だってあるぞ?」
 何かを突き刺す音、そしてとさっと、何かが崩れ落ちた音が聞こえ、もう声が聞こえなくなった。静寂だけが森に佇んでいる。
 小春から指令を与えられた蟻が様子を見に行くと、子供はすでにこと切れていた。<剣>を自分の額に当てて自害したようだ。
「また自殺かよ。仲間が死んで錯乱したのかな」
 後味は悪い。子供に目の前で自殺されて気分がいい人間がいたらそいつは正真正銘の下種だろうな。
 できるだけ優しく声をかけたつもりだったけど……蟻から優しく声をかけられて信用するわけないか。
 切り替えて肝心の解体結果を聞いてみようか。

「胃腸にあったのは草とか苔とかだよ。あと紫水の言った通り体の状態は良くなかったよ」
 聞いた結果は全くの予想通り。更に少し離れた場所で明らかに地球では三才くらいの子供たちが倒れていた。
 死因は正確にはわからない。ただ全員額に切り傷があった。それも碌に包丁を握ったことがないような素人が無理矢理魚をさばいたような乱雑な切り方だった。
 もしかしたらヒトモドキの宗教に額を切りつける儀式のようなものがあるのかもしれない。
 さあでは大きな疑問を解消しなければならない。

「どうしてこいつらはここにいたんだ?」
 独白に近い質問だった。千尋と小春は各々の答えを返す。
「獲物を狩りに来たんじゃないかなあ?」
「単に迷い込んだんじゃないかな~。どう思う~?」
「両方正しいんじゃないか? ただ……最初にこの森に入ったのは誰かに言われたからじゃないかと思ってる」
 内臓や体の状態から考えてこいつらは間違いなく栄養不足だ。それもかなり重度の。
 ちょっと迷い込んだくらいでこうはならない。一応衣服などは着ているようなので全くの野生児でもない。さらにこれだけの子供が集団で自発的にこんな森の奥に足を踏み入れることがあり得るとは思えない。というかそんなことを許容する村なんてどっかおかしい。
「多分だけどこいつらは捨てられたんだ。姥捨てならぬ子捨て、食い扶持を減らすための間引きかもしれない」
 何らかの理由で……多分食糧難が理由でこいつらは捨てられた。本人たちがそれを自覚していたかどうかはわからないけど。
「ねえ~紫水?」
「何だ?」
「どうしてヒトモドキはこの子たちを食べなかったの~? 食糧難だったらお腹すいてるよね~?」
 もろ直球。けどまあ蜘蛛の言うことももっともだ。
 効率的に考えればわざわざ捨てるよりも自分たちで有効活用した方がいいだろう。それをしないのはヒトモドキにも事情があるようだ。
「オレたちにも無闇に国民を傷つけちゃいけないってルールがあるだろ? それと同じように仲間を傷つけるわけにはいかなかったんだろう」
「食べるのは無闇に傷つけるとは言わないんじゃないかな~?」
 どうも蜘蛛にとって共食いはルール違反ではなく、むしろ社会秩序を維持するために当然の行為だという認識みたいだ。それを仲間さえ冷酷に貪る虫とみるか、自己犠牲をいとわない社会生物とみるかで人によって評価は分かれるかもしれない。
「千尋にとってはそうかもしれないけど、ヒトモドキにとってはそうじゃないんだろう。自分の価値観と他人の価値観が違うのは当たり前だ。大事なのはその価値観をどう受け止めるかだな。否定するにしても肯定するにしてもちゃんと言葉にして論理を整えないといけない」
 そういうと千尋は口を閉ざした。どうやら考え込んでいるようだ。感情ばかりが先に立つような人間はおおよそ人の上には決してたてない。これもまた教育の一環だな。
 オレとしてはやや憤りを感じている。子供を無駄に殺すくらいなら初めから産まない方がいいし、千尋の言う通りもっと効率的に使用するべきだと思う。無駄に生き物を殺すのは嫌いだ。例えば前の台風で作物が被害を受けて仕方なく……ということも考えられるけど。
 ルールとして子捨てが禁止されていないなら何らかの理由をつけて山に放逐するもやむなし。そういう気持ちもなくはない。もしかしたら獲物を一定以上狩ったら村に戻っていいと言われていたかもしれないし。
 まあ、栄養失調状態の子供が狩れる魔物なんて数えるほどもないけど。ほぼ殺すと自覚した状態で送り出したと思った方がいい。
 もしも子捨てがこの国の法律で犯罪とされるようなら――――そいつにはきっちりお灸をすえないと。容認されていたら……その時は何かする必要はないな。オレたちだって同じようなことはしてきたし。
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