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第三章
133 僕らはみんな生きている
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今現在オレの巣にいる魔物たちは誰がいるのか。
まず蟻。当然ながら一番多い。全部で三千人くらい。何人か女王蟻を産んだのでそいつらにも名前を付けた方がいいかなと思っている。
そして蜘蛛。古株だけど意外に数は少ない。というか肉食だからあまり数が増えると養いきれない。千尋にはあまり子供を産まないように頼んである。自分で産卵する卵を調節できるので人口の調整はそう難しいことじゃない。今までの経験上、急激に数を増やした魔物は軋轢を生む。そんな理由で蜘蛛と争うことになれば泣くに泣けない。子供を産める個体が一つだけだということは人口の調整が容易だっていうメリットもあるな。
そしてその千尋は……一時期かなり荒れていた。
無理も無い。
いきなり二人今まで一緒にいた奴らがいなくなったわけだからな。明らかに強そうな魔物に喧嘩を売ったり、オレのテレパシーが届かないくらい遠くに出かけたりと、武者修行のようなことをしていた。
あまりにも無謀が過ぎたので仕事を与えることによってあえて多忙にした。その結果少しは収まってくれた。忙しい方が落ち着くこともあるらしいけどその通りだ。
そして千尋は今、
「もぐもぐ」
「……何喰ってんの?」
「鹿~。美味しいよ~」
「あんまり殺し過ぎんなよ? 自分が食える分なら狩っていいけど」
「大丈夫だよ~。でもちょっと持って帰るから料理してね~。その方がおいしいし~」
ふ、そんな追従でオレが喜ぶと思っているのか? ……まあ、少しくらい料理してやってもいいか。
今は山の調査中。鉱物はもちろんのこと、魔物の強さ、種類なんかも調べてもらっている。今では蟻との共闘も板についてきたので鹿のような格上でも楽に勝てる。あまりにも大群だったり、ヤシガニみたいにかなり強い魔物だと厳しいけどな。
ちなみに鹿はヒトモドキの里近くに出没することが多い。どうもヒトモドキのセイノス教にとって鹿は神聖(笑)な生き物らしく、あまり積極的に襲ってはいけないようだ。鹿の悪石がクオーツであることがその一因らしい。地球では一番ありふれた宝石とさえ言えない石ころが神聖だとは……なんとも皮肉だな。
青虫はそこそこ増えて順調に家畜化できている。やっぱあれだね、アホの子の方が意外と管理しやすいんだね。
何匹か他にも青虫を捕えることができたので現在青虫量産体制に入りつつある。そしてなぜか……誠也以外の捕まえた青虫……全員雌なんです。
いわゆる一種のハーレム状態になっています。青虫にワラワラたかられているだけなので羨ましくもなんともないけど、どうにも納得がいかない。
ドードーは変わらない。いつものポエムを呟くだけだ。
……ただ、時折最後まで前に進んだ誰かを称えるポエムが新しく加わっただけだ。
やはり魔物に襲われたりすると途端に統率力がなくなるけど、それ以外は大人しい。
そして新入り海老です。
それでは事故紹介、どうぞ!
「ワタクシに話しかけないでいただけますか? ワタクシは忙しいのです」
ど う し て こ う な っ た。
特に仕事がないときに話しかけてもこれである。
普通に育てていたつもりなんだけどなあ。やたら高飛車な海老になってしまった。ツンデレじゃありません。ツンしかないです。セイノス教の呪縛が解けたのはいいことだけど……。
でも前の海老女王もこんな感じだったよなあ。
一応こっちの指示はちゃんと聞いてくれるから問題はないけど……こいつやったら千尋と仲悪いんだよなあ。
どうも千尋は健気な妹キャラを期待してたみたいで、蓋を開けてみれば悪態をつきまくる海老の完成。あるよなー。期待値が大きすぎてその落差で却って受け入れなくなること。
でもまあ海老は魔法も含めて色々と役に立つ。とにかくこいつが数匹いれば水の心配をほとんどしなくていいのが心強い。さらにありがたい特徴として肉食動物に襲われにくい。どうも海老は体内に強力な寄生虫か何かと共生しているらしく、食べると死ぬか、腹痛に襲われる。そのためまず襲われない。つーか生で食うとまじで死ぬ思いをする。
そう、生なら。
ちゃんと加熱さえすれば寄生虫は死んで食べられるようになる。火を使えば安全に食べられるけど、そうでなければ食用には適さない。それどころかたいていの肉食の魔物は避けて通るから、守りの強化にもなる。あんなぼろ小屋で魔物に襲われなかったのもそういう理由のようだ。
よくもまあヒトモドキはこんな家畜に向いた魔物を見つけてしかも飼いならせたもんだ。
で、金魚のフンみたいに海老についてきたカミキリス。
基本的には大人しくて従順なんだけど、厄介な特徴として海老が近くにいないと情緒不安定になる。
一匹でもいいから自分の視界に海老がいないと酒が無くなったアルコール中毒者みたいにブルブル震えて挙動不審に陥るので単独行動はできない。蟻とアブラムシみたいに共生関係にあるんだろうか。
それさえ除けばカミキリスは見た目と違い使いやすい。三下属性万歳。
しかもこいつの<プラントテープ>は非常に有用で、蟻が今まで苦手だった木の取り扱いを得意とする。木を切ってそれを成型する。彫刻刀や斧で叩ききるよりも遥かに効率的にそれらを行える。今までの魔法にはなかった要素で欠けたピースがはまるみたいにしっくりきた。
そして試しに作ってみたものがこれだ!
じゃーん! 馬車! ……まあ馬がないからただの荷車だけど。
さあ乗り心地はどうだ!?
「最悪じゃのう」
千尋さんがめっちゃ顔をしかめています。や、まじさーせん。
よく考えたら馬車ってめちゃめちゃ揺れるんだよな。舗装された道でもなけりゃ、空気がパンパンに入ったタイヤでもない。この世の地獄かと思うくらい揺れまくる。感覚共有したけど体中の骨がバラバラになりそうだった。あ、オレたち骨ないんだっけ。まあ、それくらい揺れたってこと。
試しに蜘蛛糸を樹でできたタイヤに巻きつけてゴムのように振動を吸収しないかと思ったけど量が足りないし、揺れも少しだけましになるだけだ。
一台二台作るくらいならどうにかなるけど作る意味のある数、まあ百台くらい作ろうと思うと現実的じゃない。そもそも曳く力のある奴があんまりいないからなあ。二、三人の蟻か海老じゃないと曳けない。内燃機関で走る車とか資源不足の現状では夢のまた夢。
現状ではただの荷車かあ。抱えて走るよりはよっぽど多くの荷物を運べるけどね。しかし森の中は走れない。
よし、じゃあ道を整備しよう。そうなるのは必然的な選択だった。……まず道を整備してから車を作ればよかったんじゃないかとか言ってはいけない。なぜならオレは長期的な計画を立てるのが苦手だからだ。
自慢じゃないけどさ。
まず蟻。当然ながら一番多い。全部で三千人くらい。何人か女王蟻を産んだのでそいつらにも名前を付けた方がいいかなと思っている。
そして蜘蛛。古株だけど意外に数は少ない。というか肉食だからあまり数が増えると養いきれない。千尋にはあまり子供を産まないように頼んである。自分で産卵する卵を調節できるので人口の調整はそう難しいことじゃない。今までの経験上、急激に数を増やした魔物は軋轢を生む。そんな理由で蜘蛛と争うことになれば泣くに泣けない。子供を産める個体が一つだけだということは人口の調整が容易だっていうメリットもあるな。
そしてその千尋は……一時期かなり荒れていた。
無理も無い。
いきなり二人今まで一緒にいた奴らがいなくなったわけだからな。明らかに強そうな魔物に喧嘩を売ったり、オレのテレパシーが届かないくらい遠くに出かけたりと、武者修行のようなことをしていた。
あまりにも無謀が過ぎたので仕事を与えることによってあえて多忙にした。その結果少しは収まってくれた。忙しい方が落ち着くこともあるらしいけどその通りだ。
そして千尋は今、
「もぐもぐ」
「……何喰ってんの?」
「鹿~。美味しいよ~」
「あんまり殺し過ぎんなよ? 自分が食える分なら狩っていいけど」
「大丈夫だよ~。でもちょっと持って帰るから料理してね~。その方がおいしいし~」
ふ、そんな追従でオレが喜ぶと思っているのか? ……まあ、少しくらい料理してやってもいいか。
今は山の調査中。鉱物はもちろんのこと、魔物の強さ、種類なんかも調べてもらっている。今では蟻との共闘も板についてきたので鹿のような格上でも楽に勝てる。あまりにも大群だったり、ヤシガニみたいにかなり強い魔物だと厳しいけどな。
ちなみに鹿はヒトモドキの里近くに出没することが多い。どうもヒトモドキのセイノス教にとって鹿は神聖(笑)な生き物らしく、あまり積極的に襲ってはいけないようだ。鹿の悪石がクオーツであることがその一因らしい。地球では一番ありふれた宝石とさえ言えない石ころが神聖だとは……なんとも皮肉だな。
青虫はそこそこ増えて順調に家畜化できている。やっぱあれだね、アホの子の方が意外と管理しやすいんだね。
何匹か他にも青虫を捕えることができたので現在青虫量産体制に入りつつある。そしてなぜか……誠也以外の捕まえた青虫……全員雌なんです。
いわゆる一種のハーレム状態になっています。青虫にワラワラたかられているだけなので羨ましくもなんともないけど、どうにも納得がいかない。
ドードーは変わらない。いつものポエムを呟くだけだ。
……ただ、時折最後まで前に進んだ誰かを称えるポエムが新しく加わっただけだ。
やはり魔物に襲われたりすると途端に統率力がなくなるけど、それ以外は大人しい。
そして新入り海老です。
それでは事故紹介、どうぞ!
「ワタクシに話しかけないでいただけますか? ワタクシは忙しいのです」
ど う し て こ う な っ た。
特に仕事がないときに話しかけてもこれである。
普通に育てていたつもりなんだけどなあ。やたら高飛車な海老になってしまった。ツンデレじゃありません。ツンしかないです。セイノス教の呪縛が解けたのはいいことだけど……。
でも前の海老女王もこんな感じだったよなあ。
一応こっちの指示はちゃんと聞いてくれるから問題はないけど……こいつやったら千尋と仲悪いんだよなあ。
どうも千尋は健気な妹キャラを期待してたみたいで、蓋を開けてみれば悪態をつきまくる海老の完成。あるよなー。期待値が大きすぎてその落差で却って受け入れなくなること。
でもまあ海老は魔法も含めて色々と役に立つ。とにかくこいつが数匹いれば水の心配をほとんどしなくていいのが心強い。さらにありがたい特徴として肉食動物に襲われにくい。どうも海老は体内に強力な寄生虫か何かと共生しているらしく、食べると死ぬか、腹痛に襲われる。そのためまず襲われない。つーか生で食うとまじで死ぬ思いをする。
そう、生なら。
ちゃんと加熱さえすれば寄生虫は死んで食べられるようになる。火を使えば安全に食べられるけど、そうでなければ食用には適さない。それどころかたいていの肉食の魔物は避けて通るから、守りの強化にもなる。あんなぼろ小屋で魔物に襲われなかったのもそういう理由のようだ。
よくもまあヒトモドキはこんな家畜に向いた魔物を見つけてしかも飼いならせたもんだ。
で、金魚のフンみたいに海老についてきたカミキリス。
基本的には大人しくて従順なんだけど、厄介な特徴として海老が近くにいないと情緒不安定になる。
一匹でもいいから自分の視界に海老がいないと酒が無くなったアルコール中毒者みたいにブルブル震えて挙動不審に陥るので単独行動はできない。蟻とアブラムシみたいに共生関係にあるんだろうか。
それさえ除けばカミキリスは見た目と違い使いやすい。三下属性万歳。
しかもこいつの<プラントテープ>は非常に有用で、蟻が今まで苦手だった木の取り扱いを得意とする。木を切ってそれを成型する。彫刻刀や斧で叩ききるよりも遥かに効率的にそれらを行える。今までの魔法にはなかった要素で欠けたピースがはまるみたいにしっくりきた。
そして試しに作ってみたものがこれだ!
じゃーん! 馬車! ……まあ馬がないからただの荷車だけど。
さあ乗り心地はどうだ!?
「最悪じゃのう」
千尋さんがめっちゃ顔をしかめています。や、まじさーせん。
よく考えたら馬車ってめちゃめちゃ揺れるんだよな。舗装された道でもなけりゃ、空気がパンパンに入ったタイヤでもない。この世の地獄かと思うくらい揺れまくる。感覚共有したけど体中の骨がバラバラになりそうだった。あ、オレたち骨ないんだっけ。まあ、それくらい揺れたってこと。
試しに蜘蛛糸を樹でできたタイヤに巻きつけてゴムのように振動を吸収しないかと思ったけど量が足りないし、揺れも少しだけましになるだけだ。
一台二台作るくらいならどうにかなるけど作る意味のある数、まあ百台くらい作ろうと思うと現実的じゃない。そもそも曳く力のある奴があんまりいないからなあ。二、三人の蟻か海老じゃないと曳けない。内燃機関で走る車とか資源不足の現状では夢のまた夢。
現状ではただの荷車かあ。抱えて走るよりはよっぽど多くの荷物を運べるけどね。しかし森の中は走れない。
よし、じゃあ道を整備しよう。そうなるのは必然的な選択だった。……まず道を整備してから車を作ればよかったんじゃないかとか言ってはいけない。なぜならオレは長期的な計画を立てるのが苦手だからだ。
自慢じゃないけどさ。
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