14 / 70
冒険の準備
街に到着
しおりを挟む
「二人共、街に着いたよ」
カガリの声で僕と灯花は起きる。
周りを見まわすと、大きく堅固そうな石の門が見える……どうやらこれが街への門らしい。
門番らしき屈強そうな男が両脇に立っている。
「ユウ君、街に入る前にこれに着替えて」
渡されたのは薄緑色の布の服。
お風呂に入れていなかったことを思い出して、いそいそと着替える。その間、灯花はこっちを舐めるような視線で見ているが無視だ。
「着替え終わったかな?じゃあ”清めよ アニモ”」
指先から飛んできた水色の光が僕の体と脱いだ制服に沿ってグルグル回る。光が消える頃には汗臭さと身体にへばりつくようなベタベタ感や泥汚れが消えていた。
「聖法ってホントに便利だね」
「ユウ氏も使えるようになったでござらぬかw」
言われてみればそうだった。ふと気付いたが灯花の服はフード付きで僕のと少しデザインが違う。
そうこうしているうちに門に着いた。
「どうも、お疲れさま」
カガリが門番に挨拶をして中をくぐると、小屋から鎖帷子を着た茶髪の男が近づいてきた。
男は手に鉛筆と木でできたバインダーのようなものを持っている。
「これはこれは、カガリ様じゃないですか」
「お久しぶりですチャノさん。ただいま戻りました」
どうやらカガリの知り合いらしい。
「歩いて出発されたのに、鬼馬でのお帰りですか?」
チャノと呼ばれた男は馬を優しく撫でながら話す。
「森の中で盗賊と出くわしちゃってね。盗品らしい鬼馬がいたからこっそり拝借しちゃった」
「さすが御使い様。後ろの御二方は?」
チャノさんはこっちを不思議そうな顔で見てる。
「金髪に褐色の肌……?売り飛ばされそうな子供でも助けたんですか?」
僕達の姿を不思議に思ったらしい。金髪はこの世界だと珍しいのだろうか?
「ん~、まぁそんなところです」
説明をするのが面倒だったのか、カガリは言葉を濁す。
「何か事情があるようですが、御使い様なら心配いりませんね」
そう言うと、チャノさんは紙にサラサラと何か書いて小屋に戻った。
「それじゃ行こうか」
カガリは再び馬を歩かせる。
荷車の後ろから顔を覗かせると、小屋の中のチャノさんと目が合った。
「とりあえず、手でも振っとくでござるか?」
そう言うと灯花は軽く手を振り、僕もなんとなく手を振った。
「おぉ、振り返してくれたでござる」
どうやら悪い人ではなさそう。
「さっき男の人と話してたのを聞いてたんだけど、"御使い様"ってなに?」
僕はカガリに聞く。
「仕事での階級みたいなものだよ。ドラグ・コトラは聖王国と関係が深いから、それなりの階級だと色々と融通を利かせてくれるんだ」
「ふ~んそうなんだ。それでこれからどこに行くの?」
異世界の初めて来た街に、僕の心は少なからずワクワクしている。
「大使館だよ。まずは仕事の報告をしないとね」
大使館……海外旅行の経験が無いからそんな場所に入るなんて初めてだ。
「いやぁ、それにしてもカガリ氏が"御使い様"なんて呼ばれているとは……やはりここは異世界なんでござるなぁ」
灯花が感慨深げにうんうんと頷く。
「二人の居た世界には無かったの?」
「少なくとも一般的ではないでござるな。一部の宗教団体の中でならそういうのもあるかもでござるが」
「へぇ……。だったら洗礼や巡礼ってどうなってるの?」
「僕達のいた国はそこまで宗教との結び付きが強くなかったから、そういうのはほとんどやってないかな……」
お遍路さんは巡礼になるのか?
「この世界とは違うんだねぇ……」
文化の違いを聞いて、カガリは遠い目をしていた。
石畳の道路を進み続けて十分ほど経った頃。
「着いたよ。ここが聖王国大使館」
カガリが馬を止め、僕と灯花が降りる。
「なんと言うか……”大使館”と聞いて大きなお屋敷を想像していたでござるが、えらくサッパリした建物でござるな」
灯花の言う通り、カガリが大使館と呼んだ建物はお世辞にも"立派な建物"とは言えない物だった。
オブラートに包んだ言い方をするなら"大きめのコテージ"かな。
「それじゃ入るよ」
僕達の感想を横に、カガリはコテージ……もとい、大使館の扉を開けて中に入る。
カガリの後に僕と灯花が続いて入ると左手側に受付があり、部屋の中央には円を描きながら下へと続く螺旋階段があった。
受付後ろの部屋以外に入れそうな扉が無いのを見ると、どうやら地下がメインらしい。
「聖王様の勅命任務完了の報告に来ました」
受付嬢に何やら文字が書かれている紙と金属のタグのようなものをカガリが提出する。
「任務達成の手続きをしますので、地下の方で少々お待ち下さい」
そう言うと一人の受付嬢さんは奥の部屋に行ってしまった。
「二人はお腹減ってない?下に食堂があるからなにか食べようよ」
「それは名案でござる!」
カガリに続いて螺旋階段を降りていくと、人の話し声や何か金属同士が当たる音が聞こえてきた。
『知ってるか?今ヒュペレッドの塩が値上がりしているらしいぞ』
『ロンダバオに新しい温泉宿ができたんだってさ!』
『聖王がまた単独で外遊に行ったんだと。手配書が出てる』
『俺様がこの間、盗賊団の宝物庫にコッソリ侵入した時の話なんだけどな……』
僕が想像していた食堂とは違ったが、灯花は目をキラキラと輝かせている。木製のテーブルを囲んでベンチみたいな椅子に座った人達がコップに注がれた飲み物を飲み、皿に盛られた料理を食べて談笑していた。
「おぉ!カガリじゃないか!もうかれこれ……えっと、どのくらい空けてたんだっけ?」
赤いエプロンに黒い短髪の若い男がカガリに親しげに話しかけてきた。
「おっと?後ろの二人は初めましてだね?どちらさん?まさか新しい仲間かい?」
僕達の事が気になるのか、男はカガリを質問攻めする。
「この二人は森で迷っていたところを拾ったんだ。これからしばらく一緒に旅をすることにした」
それを聞いて男は驚く。
「え!?カガリに仲間!?いつも一人でいることで有名な”孤高”のカガリが!?」
「その呼び方はやめてって言ったでしょ!」
珍しくカガリが顔を真っ赤にしている。
「孤高?なにそ」
「いいから!気にしないで!」
僕の質問を遮るほど恥ずかしいらしい。
「テッサ!仕事に戻って!いろいろと話すことがあるんだから!」
「へいへい……」
カガリに追い立てられて"テッサ"と呼ばれた彼はカウンターへと戻る。
「二人とも何食べる?……あっ、そういえば文字が読めないんだったね」
どうしよう……と一瞬カガリは考えていたが、近くにいた女の人を呼んだ。
「フゥマちゃーん!」
給仕をしていた赤毛の女の人がその声に振り向く。
「あら、カガリじゃない!久しぶりね」
「久しぶり。この二人に何かおすすめの飲み物と食べ物を持ってきてくれる?」
「は~い、おまかせで二つね!」
女の人はそう言うと厨房の方へと行った。
「これで良し。じゃ、二人共テーブルで待っててくれるかな?食事がきたら先に食べてて良いよ」
「う~ん、至れり尽くせりでござるな……はっ!何気に初のちゃんとした異世界飯!これはレアな体験では!?」
現時点で数えきれないくらい"レアな体験"をしているだろうに。
僕と灯花は空いていた近くの席にカバンを置いて座る。
「どっこいしょ、でござる」
女の子が"どっこいしょ"はどうかと思うが、それ以前に。
「なんで隣に座った?向かいが空いてるだろ」
何故か灯花は僕の隣に座った。
「まぁ、そんなカタイ事を言わずに。拙者とユウ氏の仲じゃないでござるか」
意味がわからない。
「なんか周りからの視線が痛いんだよ!」
『金色の髪……聖王国の人間か?』
『カガリのツレだってよ』
『あの"御使い様"の?よっぽど腕が立つんだろうな』
『見たところまだガキだが……』
|《おそ》恐ろしくて目を向けられないが、確実に僕達の事を話している気がする。
「こわ~い♪ユウは拙者を一人にする気でござるかぁ~?」
こいつ、バレバレの怖がってるフリをしやがって!
「はい、お待たせ!こちら、”龍の脚亭"名物の、鼻兎の柔らか煮になりま~す!」
先ほどの"フゥマ"と呼ばれていた女性が料理を持ってきた。
少し深めの木の皿にカレーやビーフシチューのような色の濃厚そうなスープが盛られていて、所々に野菜や肉の塊が入っているように見える。
グゥゥゥ
食欲をそそる良い匂いにお腹が鳴ってしまった。
「あらあら、そんなにお腹が空いてたのね。二人はカガリの友達?隣同士に座っちゃってアツアツね!」
「ち、違います!こいつは恋人なんかじゃなくて……!僕達はただの……」
「ただの嫁でござる!!」
灯花が横から割り込んでとんでもないことを言い放った。
「ばっか!おまえ!」
驚いて二の句が継げずにいた僕を見て、フゥマさんは何を思ったのか「ウフフ。若さって素晴らしいわね」と言いながらまた厨房に消えていった。
「旦那様!お腹減ったので冷める前に食べるでござるよ!」
「誰が旦那様だ」
僕の抗議を他所に、すでに灯花は手を合わせて食べ始める体勢だ。
「あーもう……。いただきます!」
この世界で初めて食べる"料理"をスプーンらしき食器で口に運ぶ。
「……美味い!」
カガリの声で僕と灯花は起きる。
周りを見まわすと、大きく堅固そうな石の門が見える……どうやらこれが街への門らしい。
門番らしき屈強そうな男が両脇に立っている。
「ユウ君、街に入る前にこれに着替えて」
渡されたのは薄緑色の布の服。
お風呂に入れていなかったことを思い出して、いそいそと着替える。その間、灯花はこっちを舐めるような視線で見ているが無視だ。
「着替え終わったかな?じゃあ”清めよ アニモ”」
指先から飛んできた水色の光が僕の体と脱いだ制服に沿ってグルグル回る。光が消える頃には汗臭さと身体にへばりつくようなベタベタ感や泥汚れが消えていた。
「聖法ってホントに便利だね」
「ユウ氏も使えるようになったでござらぬかw」
言われてみればそうだった。ふと気付いたが灯花の服はフード付きで僕のと少しデザインが違う。
そうこうしているうちに門に着いた。
「どうも、お疲れさま」
カガリが門番に挨拶をして中をくぐると、小屋から鎖帷子を着た茶髪の男が近づいてきた。
男は手に鉛筆と木でできたバインダーのようなものを持っている。
「これはこれは、カガリ様じゃないですか」
「お久しぶりですチャノさん。ただいま戻りました」
どうやらカガリの知り合いらしい。
「歩いて出発されたのに、鬼馬でのお帰りですか?」
チャノと呼ばれた男は馬を優しく撫でながら話す。
「森の中で盗賊と出くわしちゃってね。盗品らしい鬼馬がいたからこっそり拝借しちゃった」
「さすが御使い様。後ろの御二方は?」
チャノさんはこっちを不思議そうな顔で見てる。
「金髪に褐色の肌……?売り飛ばされそうな子供でも助けたんですか?」
僕達の姿を不思議に思ったらしい。金髪はこの世界だと珍しいのだろうか?
「ん~、まぁそんなところです」
説明をするのが面倒だったのか、カガリは言葉を濁す。
「何か事情があるようですが、御使い様なら心配いりませんね」
そう言うと、チャノさんは紙にサラサラと何か書いて小屋に戻った。
「それじゃ行こうか」
カガリは再び馬を歩かせる。
荷車の後ろから顔を覗かせると、小屋の中のチャノさんと目が合った。
「とりあえず、手でも振っとくでござるか?」
そう言うと灯花は軽く手を振り、僕もなんとなく手を振った。
「おぉ、振り返してくれたでござる」
どうやら悪い人ではなさそう。
「さっき男の人と話してたのを聞いてたんだけど、"御使い様"ってなに?」
僕はカガリに聞く。
「仕事での階級みたいなものだよ。ドラグ・コトラは聖王国と関係が深いから、それなりの階級だと色々と融通を利かせてくれるんだ」
「ふ~んそうなんだ。それでこれからどこに行くの?」
異世界の初めて来た街に、僕の心は少なからずワクワクしている。
「大使館だよ。まずは仕事の報告をしないとね」
大使館……海外旅行の経験が無いからそんな場所に入るなんて初めてだ。
「いやぁ、それにしてもカガリ氏が"御使い様"なんて呼ばれているとは……やはりここは異世界なんでござるなぁ」
灯花が感慨深げにうんうんと頷く。
「二人の居た世界には無かったの?」
「少なくとも一般的ではないでござるな。一部の宗教団体の中でならそういうのもあるかもでござるが」
「へぇ……。だったら洗礼や巡礼ってどうなってるの?」
「僕達のいた国はそこまで宗教との結び付きが強くなかったから、そういうのはほとんどやってないかな……」
お遍路さんは巡礼になるのか?
「この世界とは違うんだねぇ……」
文化の違いを聞いて、カガリは遠い目をしていた。
石畳の道路を進み続けて十分ほど経った頃。
「着いたよ。ここが聖王国大使館」
カガリが馬を止め、僕と灯花が降りる。
「なんと言うか……”大使館”と聞いて大きなお屋敷を想像していたでござるが、えらくサッパリした建物でござるな」
灯花の言う通り、カガリが大使館と呼んだ建物はお世辞にも"立派な建物"とは言えない物だった。
オブラートに包んだ言い方をするなら"大きめのコテージ"かな。
「それじゃ入るよ」
僕達の感想を横に、カガリはコテージ……もとい、大使館の扉を開けて中に入る。
カガリの後に僕と灯花が続いて入ると左手側に受付があり、部屋の中央には円を描きながら下へと続く螺旋階段があった。
受付後ろの部屋以外に入れそうな扉が無いのを見ると、どうやら地下がメインらしい。
「聖王様の勅命任務完了の報告に来ました」
受付嬢に何やら文字が書かれている紙と金属のタグのようなものをカガリが提出する。
「任務達成の手続きをしますので、地下の方で少々お待ち下さい」
そう言うと一人の受付嬢さんは奥の部屋に行ってしまった。
「二人はお腹減ってない?下に食堂があるからなにか食べようよ」
「それは名案でござる!」
カガリに続いて螺旋階段を降りていくと、人の話し声や何か金属同士が当たる音が聞こえてきた。
『知ってるか?今ヒュペレッドの塩が値上がりしているらしいぞ』
『ロンダバオに新しい温泉宿ができたんだってさ!』
『聖王がまた単独で外遊に行ったんだと。手配書が出てる』
『俺様がこの間、盗賊団の宝物庫にコッソリ侵入した時の話なんだけどな……』
僕が想像していた食堂とは違ったが、灯花は目をキラキラと輝かせている。木製のテーブルを囲んでベンチみたいな椅子に座った人達がコップに注がれた飲み物を飲み、皿に盛られた料理を食べて談笑していた。
「おぉ!カガリじゃないか!もうかれこれ……えっと、どのくらい空けてたんだっけ?」
赤いエプロンに黒い短髪の若い男がカガリに親しげに話しかけてきた。
「おっと?後ろの二人は初めましてだね?どちらさん?まさか新しい仲間かい?」
僕達の事が気になるのか、男はカガリを質問攻めする。
「この二人は森で迷っていたところを拾ったんだ。これからしばらく一緒に旅をすることにした」
それを聞いて男は驚く。
「え!?カガリに仲間!?いつも一人でいることで有名な”孤高”のカガリが!?」
「その呼び方はやめてって言ったでしょ!」
珍しくカガリが顔を真っ赤にしている。
「孤高?なにそ」
「いいから!気にしないで!」
僕の質問を遮るほど恥ずかしいらしい。
「テッサ!仕事に戻って!いろいろと話すことがあるんだから!」
「へいへい……」
カガリに追い立てられて"テッサ"と呼ばれた彼はカウンターへと戻る。
「二人とも何食べる?……あっ、そういえば文字が読めないんだったね」
どうしよう……と一瞬カガリは考えていたが、近くにいた女の人を呼んだ。
「フゥマちゃーん!」
給仕をしていた赤毛の女の人がその声に振り向く。
「あら、カガリじゃない!久しぶりね」
「久しぶり。この二人に何かおすすめの飲み物と食べ物を持ってきてくれる?」
「は~い、おまかせで二つね!」
女の人はそう言うと厨房の方へと行った。
「これで良し。じゃ、二人共テーブルで待っててくれるかな?食事がきたら先に食べてて良いよ」
「う~ん、至れり尽くせりでござるな……はっ!何気に初のちゃんとした異世界飯!これはレアな体験では!?」
現時点で数えきれないくらい"レアな体験"をしているだろうに。
僕と灯花は空いていた近くの席にカバンを置いて座る。
「どっこいしょ、でござる」
女の子が"どっこいしょ"はどうかと思うが、それ以前に。
「なんで隣に座った?向かいが空いてるだろ」
何故か灯花は僕の隣に座った。
「まぁ、そんなカタイ事を言わずに。拙者とユウ氏の仲じゃないでござるか」
意味がわからない。
「なんか周りからの視線が痛いんだよ!」
『金色の髪……聖王国の人間か?』
『カガリのツレだってよ』
『あの"御使い様"の?よっぽど腕が立つんだろうな』
『見たところまだガキだが……』
|《おそ》恐ろしくて目を向けられないが、確実に僕達の事を話している気がする。
「こわ~い♪ユウは拙者を一人にする気でござるかぁ~?」
こいつ、バレバレの怖がってるフリをしやがって!
「はい、お待たせ!こちら、”龍の脚亭"名物の、鼻兎の柔らか煮になりま~す!」
先ほどの"フゥマ"と呼ばれていた女性が料理を持ってきた。
少し深めの木の皿にカレーやビーフシチューのような色の濃厚そうなスープが盛られていて、所々に野菜や肉の塊が入っているように見える。
グゥゥゥ
食欲をそそる良い匂いにお腹が鳴ってしまった。
「あらあら、そんなにお腹が空いてたのね。二人はカガリの友達?隣同士に座っちゃってアツアツね!」
「ち、違います!こいつは恋人なんかじゃなくて……!僕達はただの……」
「ただの嫁でござる!!」
灯花が横から割り込んでとんでもないことを言い放った。
「ばっか!おまえ!」
驚いて二の句が継げずにいた僕を見て、フゥマさんは何を思ったのか「ウフフ。若さって素晴らしいわね」と言いながらまた厨房に消えていった。
「旦那様!お腹減ったので冷める前に食べるでござるよ!」
「誰が旦那様だ」
僕の抗議を他所に、すでに灯花は手を合わせて食べ始める体勢だ。
「あーもう……。いただきます!」
この世界で初めて食べる"料理"をスプーンらしき食器で口に運ぶ。
「……美味い!」
0
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる