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32 夜会 其の2
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王宮 夜会会場 到着編
「ほら、気を散らさない。令嬢たるものだよ。みんなに怒られるよ。少しの笑顔と前だけを見て」
「はい、お義父様」
怒られてしまいました。見る物全て輝いていて、人が多くて、気になってしまいます。
姿勢を正し指先まで意識して、先生に習ったことを実践しなければ!
イズリー家の皆さんが恥をかいてしまいます。
「受付をさせていただきます。イズリー伯爵様、ミランダ様ですね」
王宮の執事さんが説明をして、お義父様が、承諾をしました。これで受付終了らしく、素敵な制服?礼服?を着た美形な方が、
「失礼します。本日は、剣などの持ち込みは禁止しております。お持ちでしたら、お預かりします」
「持っておりません」
と答えれば、お義父様から
「ミランダ、あちらは騎士の隊長さんだよ、剣技が凄くてね、国一番さ」
とても強いと聞きましたが、スリムな方で、知的な雰囲気です。剣技が凄く爽やかなカッコ良さを兼ね備えているなんて、侍女の皆様~、王宮には、かっこいい方がいっぱいですよ。
「あら、あなた!相変わらずな眼鏡ね。こんな所でもそれなの~フハッ」
と突然話かけられたのは、マリアーノ様の取り巻きの方!?名前は…
「あの、」
シューシュッシュッ
と私が口を開いた瞬間、いきなり匂いのスプレーを自身にかけ、私の口の中に苦い何かが入って…
「あら、失礼~」
と立ち去ってしまった。
「ゥーンン、お義父様、少しこの場を離れても良いですか?」
「あんまりよろしくないが…声が、仕方がないな。酷いことをする娘がいるな!ミランダ、気を付けていくんだよ」
お義父様の笑顔が怖い。
「はい、ンンッ」
もう少しで手洗い場のある控え室という所で、
「すみません、茶色の髪のご令嬢!本日招待されたクリネット王国の貴族の方ですか?」
後ろから話しかけられて、私かな?
振り返ると王宮の侍女服とは違うけど、どこかの使用人のようで、髪をガッチリ見せないように括り、目深に被ったメイドキャップで、鼻と口しか見えない。
お手洗いのお掃除の方かしら?
「ンン~、はい、そうですが何か?」
とイガイガした声で答えると、私の前に様子を窺うように斜め前に立ち、和やかに見えるけど、何だろう。気味悪い違和感が…
「不躾な質問失礼しました。我が主人は、他国の王女様で、本日アンドル王子様から招待客として呼ばれております。あなた様にお聞きしたいのは、この国で争いや揉め事が起こってませんか?学生さんに見えますが、不穏な噂など学校や茶会で聞いたことはありませんか?」
どういうことかしら?
調査!
アンドル王子様の婚約者候補ということかしら?王女様ならきっとそうね。
嫁ぎ先が気になるということね。
「ンン、クリネット王国で、争いや揉め事は聞いた事ありませんよ。良い国です。学校はとても学び甲斐があり、不穏な話など知りません」
と私なりにとても良い国とアピールした。ダイアナさんの噂は、よく聞くけどそれよりも口の中や喉が…
「…そうですか、転入生や目立つ学生はいますか?」
何でそんなことを聞くの?…アンドル王子様が人気者かどうかの調査、かしら?
「ヴンン~勿論アンドル王子様や側近の皆様です!」
自慢気に話したのは、そこにお義兄様を加えたから。もう喉が限界だわ。
「フッそうよね、本日はそういう会ですものね。意外とミーハー、あなたも狙っているなんて随分と…あら、時間だわ。ありがとうございます、王女様に伝えます。親切な方」
チラッと見えた表情は、細い目にして大変喜んでくれた。何か途中下を向いてボソボソ言われたけど、まぁ他国の人だと、そういう調査はするものよね。
水差しの水を頂き、きちんと口を濯いだりうがいが出来て、やっといつも通りの声に戻った。酷い目に遭いました。
お義父様が待っていた。
「遅かったね。光輝く世界が広がるよ。上は見ない方が良い、シャンデリアが目潰しになるからね」
「目潰し…怖いですね」
シャンデリアは、絵本で見てますが、まさか凶器になるとは。
「はい、すみません。もうしません…」
そんな声が聞こえてくる。
柱の陰からマリアーノ様の取り巻きの方が厳つい方に叱られていた…
…
お義父様が何かしたの!?
気を取られて、他国の侍女の方との応答をお義父様に報告するのをすっかり忘れてしまった。
バァーンと開いた扉から、緩やかな音楽が鳴り始めました。
「クリネット王国第一王子、アンドル殿下入場~」
アンドル王子様は、扉にはいない。
「会場にある2階の階段から降りてきているんだ」
お義父様が小さな声で話す。私は、このエスコートの手を離さず真っ直ぐに歩いていけば良い。
「イズリー伯爵、ご令嬢ミランダ嬢、入場~」
うわっ、眩しい~。
キラキラ、どこもかしこもキラキラ。
室内に、沢山の音楽隊もいます。ダンスホールです!
本物です!
「ミランダ、緊張が抜けたね。歩く姿もスムーズだ」
ええ、待っている間に色々ありましたから。今は、私も言われた事を守らないといけないわ。
真っ直ぐです。
先に入った入場者が止まり、声が聞こえる。
アンドル王子様と話しているのね。
私も話すのかしら?
挨拶だけ?
…アンドル王子とは、あの漁港に続く村以来。
あの日の一瞬の崩れた顔を思い出した。
驚いた顔!ふふっ
今は、ダメ。思い出しては、ダメ。
「ミランダ、行くよ」
「はい」
「お久しぶりです。アンドル殿下、ご立派になられましたね。こちらが、娘のミランダです」
「ご挨拶させてください、イズリー伯爵家の娘、ミランダです。アンドル王子様とは、学校でお会いしたことがあります」
「あぁ、面を上げてくれ、ミランダ嬢。本日は来てくれてありがとう。ディライドをずっと借りていて申し訳なく思うよ。家族の語らいが出来なくて寂しい思いをさせているね」
「お声がけありがとう存じます。義兄とは、学校に通うようになれば、いつも通り話せますから、心遣い感謝します」
目を見て話をしたけれど、いつもの少し笑顔の絵本の中の王子様の顔だった。
…残念。
違う、違う。今は、気を引き締めて!
「では、御前失礼します」
お義父様が言って終わった。もう次の方達から、挨拶を受けていた。
王子様ってお忙しいのね。
「イズリー伯爵」
最初の方に挨拶した方から呼びかけられたのを、お義父様は、私を前に促しながら、その声の方に片手を上げた。
「大丈夫、ミランダ。まだ真っ直ぐ歩いて!頼んだ人の所まで連れて行くから」
エスコートの手は離さず、先程の受付にいた方と同じ服装の方達がいた。その内の一人に向かって、
「アーサー、久しぶりだなぁ。以前に話した娘のミランダだ」
お義父様は、楽し気に一人の騎士に話しかけた。
そして、会話をしながら三人で、外が見える場所に移動した。とても自然です。
「ミランダ嬢、庭園が見頃です」
騎士アーサー様は少し大きめな声で言った。
「よろしく頼むよ。私は少し挨拶に行ってくるから」
お義父様もそう言って離れていく。
今のは、なんかわざとらしくなかったかしら?と周りを見たけどみんなの注目は王子様でした。
私達の事など誰も見ていません。
「…こちら階段になっております。周回警備の時間がありますから、東側の庭園を見ながら、ご用意された馬車まで案内させて頂きます」
「ありがとうございます、アーサー様」
「いいえ、イズリー伯爵には借りがありますので、お手伝い出来て良かったです」
借り!?
まさかお義父様、騎士様を脅して、私の帰路を確保したとか、あり得る話すぎて聞けないわ。
「すいません、お手間を取らせまして。こちらの庭園は、黄色の大きな花が沢山咲いていますね。背丈も高いですね。夕暮れでもしっかり見れて嬉しいです」
隠れやすそうな一画だと思いました、と騎士様には言えないけど。
「こちらはひまわりという花です。隣国ウランダル王国から毎年種をもらうそうです。とても増える花らしくどんどん場所を、拡大していて庭師が困っていると聞きました」
「アーサー様は、庭園にも詳しいのですね、凄いですわ」
話を聞くのが楽しい。
大きさに驚きながら、アーサー様に話している時に、前方から声がした。
「もう~、虫、虫、嫌だわ~。気分転換にもならない。ここは虫取りも出来ない庭師なのかしら!仕事も出来ないのね、全く駄目、つまらない庭だし、私が主人になったら全員解雇してやるわ」
「姫様、そろそろ控え室に戻りませんと順番が回ってきますから」
背の高いひまわりの花々から出てきたのは、真っ赤なドレスに光り輝くティアラをつけた豊かな金髪を巻き髪にした大人っぽい女性が姿を見せた。
かくれんぼをするような人には見えないし、衣装も豪華…
この場所で会う違和感とこちらを見て、見下すような視線。
まだ何も話してもいないのだけど…嫌な予感がします。
「ほら、気を散らさない。令嬢たるものだよ。みんなに怒られるよ。少しの笑顔と前だけを見て」
「はい、お義父様」
怒られてしまいました。見る物全て輝いていて、人が多くて、気になってしまいます。
姿勢を正し指先まで意識して、先生に習ったことを実践しなければ!
イズリー家の皆さんが恥をかいてしまいます。
「受付をさせていただきます。イズリー伯爵様、ミランダ様ですね」
王宮の執事さんが説明をして、お義父様が、承諾をしました。これで受付終了らしく、素敵な制服?礼服?を着た美形な方が、
「失礼します。本日は、剣などの持ち込みは禁止しております。お持ちでしたら、お預かりします」
「持っておりません」
と答えれば、お義父様から
「ミランダ、あちらは騎士の隊長さんだよ、剣技が凄くてね、国一番さ」
とても強いと聞きましたが、スリムな方で、知的な雰囲気です。剣技が凄く爽やかなカッコ良さを兼ね備えているなんて、侍女の皆様~、王宮には、かっこいい方がいっぱいですよ。
「あら、あなた!相変わらずな眼鏡ね。こんな所でもそれなの~フハッ」
と突然話かけられたのは、マリアーノ様の取り巻きの方!?名前は…
「あの、」
シューシュッシュッ
と私が口を開いた瞬間、いきなり匂いのスプレーを自身にかけ、私の口の中に苦い何かが入って…
「あら、失礼~」
と立ち去ってしまった。
「ゥーンン、お義父様、少しこの場を離れても良いですか?」
「あんまりよろしくないが…声が、仕方がないな。酷いことをする娘がいるな!ミランダ、気を付けていくんだよ」
お義父様の笑顔が怖い。
「はい、ンンッ」
もう少しで手洗い場のある控え室という所で、
「すみません、茶色の髪のご令嬢!本日招待されたクリネット王国の貴族の方ですか?」
後ろから話しかけられて、私かな?
振り返ると王宮の侍女服とは違うけど、どこかの使用人のようで、髪をガッチリ見せないように括り、目深に被ったメイドキャップで、鼻と口しか見えない。
お手洗いのお掃除の方かしら?
「ンン~、はい、そうですが何か?」
とイガイガした声で答えると、私の前に様子を窺うように斜め前に立ち、和やかに見えるけど、何だろう。気味悪い違和感が…
「不躾な質問失礼しました。我が主人は、他国の王女様で、本日アンドル王子様から招待客として呼ばれております。あなた様にお聞きしたいのは、この国で争いや揉め事が起こってませんか?学生さんに見えますが、不穏な噂など学校や茶会で聞いたことはありませんか?」
どういうことかしら?
調査!
アンドル王子様の婚約者候補ということかしら?王女様ならきっとそうね。
嫁ぎ先が気になるということね。
「ンン、クリネット王国で、争いや揉め事は聞いた事ありませんよ。良い国です。学校はとても学び甲斐があり、不穏な話など知りません」
と私なりにとても良い国とアピールした。ダイアナさんの噂は、よく聞くけどそれよりも口の中や喉が…
「…そうですか、転入生や目立つ学生はいますか?」
何でそんなことを聞くの?…アンドル王子様が人気者かどうかの調査、かしら?
「ヴンン~勿論アンドル王子様や側近の皆様です!」
自慢気に話したのは、そこにお義兄様を加えたから。もう喉が限界だわ。
「フッそうよね、本日はそういう会ですものね。意外とミーハー、あなたも狙っているなんて随分と…あら、時間だわ。ありがとうございます、王女様に伝えます。親切な方」
チラッと見えた表情は、細い目にして大変喜んでくれた。何か途中下を向いてボソボソ言われたけど、まぁ他国の人だと、そういう調査はするものよね。
水差しの水を頂き、きちんと口を濯いだりうがいが出来て、やっといつも通りの声に戻った。酷い目に遭いました。
お義父様が待っていた。
「遅かったね。光輝く世界が広がるよ。上は見ない方が良い、シャンデリアが目潰しになるからね」
「目潰し…怖いですね」
シャンデリアは、絵本で見てますが、まさか凶器になるとは。
「はい、すみません。もうしません…」
そんな声が聞こえてくる。
柱の陰からマリアーノ様の取り巻きの方が厳つい方に叱られていた…
…
お義父様が何かしたの!?
気を取られて、他国の侍女の方との応答をお義父様に報告するのをすっかり忘れてしまった。
バァーンと開いた扉から、緩やかな音楽が鳴り始めました。
「クリネット王国第一王子、アンドル殿下入場~」
アンドル王子様は、扉にはいない。
「会場にある2階の階段から降りてきているんだ」
お義父様が小さな声で話す。私は、このエスコートの手を離さず真っ直ぐに歩いていけば良い。
「イズリー伯爵、ご令嬢ミランダ嬢、入場~」
うわっ、眩しい~。
キラキラ、どこもかしこもキラキラ。
室内に、沢山の音楽隊もいます。ダンスホールです!
本物です!
「ミランダ、緊張が抜けたね。歩く姿もスムーズだ」
ええ、待っている間に色々ありましたから。今は、私も言われた事を守らないといけないわ。
真っ直ぐです。
先に入った入場者が止まり、声が聞こえる。
アンドル王子様と話しているのね。
私も話すのかしら?
挨拶だけ?
…アンドル王子とは、あの漁港に続く村以来。
あの日の一瞬の崩れた顔を思い出した。
驚いた顔!ふふっ
今は、ダメ。思い出しては、ダメ。
「ミランダ、行くよ」
「はい」
「お久しぶりです。アンドル殿下、ご立派になられましたね。こちらが、娘のミランダです」
「ご挨拶させてください、イズリー伯爵家の娘、ミランダです。アンドル王子様とは、学校でお会いしたことがあります」
「あぁ、面を上げてくれ、ミランダ嬢。本日は来てくれてありがとう。ディライドをずっと借りていて申し訳なく思うよ。家族の語らいが出来なくて寂しい思いをさせているね」
「お声がけありがとう存じます。義兄とは、学校に通うようになれば、いつも通り話せますから、心遣い感謝します」
目を見て話をしたけれど、いつもの少し笑顔の絵本の中の王子様の顔だった。
…残念。
違う、違う。今は、気を引き締めて!
「では、御前失礼します」
お義父様が言って終わった。もう次の方達から、挨拶を受けていた。
王子様ってお忙しいのね。
「イズリー伯爵」
最初の方に挨拶した方から呼びかけられたのを、お義父様は、私を前に促しながら、その声の方に片手を上げた。
「大丈夫、ミランダ。まだ真っ直ぐ歩いて!頼んだ人の所まで連れて行くから」
エスコートの手は離さず、先程の受付にいた方と同じ服装の方達がいた。その内の一人に向かって、
「アーサー、久しぶりだなぁ。以前に話した娘のミランダだ」
お義父様は、楽し気に一人の騎士に話しかけた。
そして、会話をしながら三人で、外が見える場所に移動した。とても自然です。
「ミランダ嬢、庭園が見頃です」
騎士アーサー様は少し大きめな声で言った。
「よろしく頼むよ。私は少し挨拶に行ってくるから」
お義父様もそう言って離れていく。
今のは、なんかわざとらしくなかったかしら?と周りを見たけどみんなの注目は王子様でした。
私達の事など誰も見ていません。
「…こちら階段になっております。周回警備の時間がありますから、東側の庭園を見ながら、ご用意された馬車まで案内させて頂きます」
「ありがとうございます、アーサー様」
「いいえ、イズリー伯爵には借りがありますので、お手伝い出来て良かったです」
借り!?
まさかお義父様、騎士様を脅して、私の帰路を確保したとか、あり得る話すぎて聞けないわ。
「すいません、お手間を取らせまして。こちらの庭園は、黄色の大きな花が沢山咲いていますね。背丈も高いですね。夕暮れでもしっかり見れて嬉しいです」
隠れやすそうな一画だと思いました、と騎士様には言えないけど。
「こちらはひまわりという花です。隣国ウランダル王国から毎年種をもらうそうです。とても増える花らしくどんどん場所を、拡大していて庭師が困っていると聞きました」
「アーサー様は、庭園にも詳しいのですね、凄いですわ」
話を聞くのが楽しい。
大きさに驚きながら、アーサー様に話している時に、前方から声がした。
「もう~、虫、虫、嫌だわ~。気分転換にもならない。ここは虫取りも出来ない庭師なのかしら!仕事も出来ないのね、全く駄目、つまらない庭だし、私が主人になったら全員解雇してやるわ」
「姫様、そろそろ控え室に戻りませんと順番が回ってきますから」
背の高いひまわりの花々から出てきたのは、真っ赤なドレスに光り輝くティアラをつけた豊かな金髪を巻き髪にした大人っぽい女性が姿を見せた。
かくれんぼをするような人には見えないし、衣装も豪華…
この場所で会う違和感とこちらを見て、見下すような視線。
まだ何も話してもいないのだけど…嫌な予感がします。
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