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77 アンドル・クリネット 6
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アンドルside
突然、国王陛下に応接室に来いと呼ばれた。
まぁ、最近良い気分だから、頼まれてもいいかなと思う。
部屋を見ると、すでに国王陛下、宰相、イズリー伯爵、そしてディライド…
何の…
ミランダ嬢の話か!どうした?何かあったか!
「どうしてこのような集まり方をしているのですか?」
落ちつけ、私。ここはきちんとした対応をしなければ、認めてもらえない…
宰相が話す。
「アンドル王子様、マリングレー王国のティア王女様から手紙が来まして、本物か分かりませんでしたので失礼ながら、検分させて頂きました」
渡された手紙には、夜会以降私への想いが募り婚約者になりたいと、この国には悪しき忌み子がいるから聖女の力で追い払いたい、クリネット国を守りたいと綴られていた。
「は?これはティア王女様の言葉とは思えません!夜会の際も私への好意は感じませんでしたし」
イズリー伯爵は顎を撫でた。陛下や宰相は何も言わない…
以前のディライドの留学話と隣国への警戒…
「マリングレー王国は、ウランダル王国と繋がりがあったのでしょうか?しかしこの手紙は単に王女個人で出したものみたいですね、しかも最近マリングレー国の方達が問題を起こしてばかり…
先日も警告文を送りましたが、また商人を通じて夢見の乙女周辺を探っている…」
宰相のこんな困った顔は中々見れないな。
「何が目的でこんな告白のような手紙を送られたかわかりませんが、はっきりお断り申し上げます」
と言えば、
「待ちなさい、アンドル」
と国王が話し続ける。
「今、国内の貴族達も第一王子の婚約話で盛り上がっている。どちらにせよ揉め事になる前に何か発表しなければ、加熱する熱量を抑える事が出来ない。イズリー伯爵にも助言されたが、休日に王宮の馬車留めを見張っているご令嬢がいたそうだ…金を動かしている馬鹿者もいるようだし…ウランダル国も何度も使者が来る。先日話した婚約発表は卒業まで待つとしても、周りの貴族を落ち着かせないか?」
…
「それは、婚約者決めの夜会を再び開くということですか?」
と聞くと宰相が答えた。
「そうです、定期的に開催すると公言すれば、その都度見合いのような形になり、お見えになった令嬢や貴族もそこに向けて動き、馬鹿な事を命じる高位貴族も減るとおもいます」
確かにそうかもしれないが…
今の状況が良い感じなのに、そんな婚約者決めの夜会なんて公言したら、ミランダ嬢とだけ会うなんて…
もっと難しくなるのではないか?
黙っていると、イズリー伯爵が、
「ティア王女が、アンドル王子様のお断りだけで引くとは思えませんよ。最近の問題起こしを省みれば。きっと教会の力か国の力かで、婚約者として打診されるのではないでしょうか?」
「マリングレー王国は友好国ですし、別にお断りをしても問題はないのでは?」
と言えば、
「そうですね、少し様子を見てからお返事なさるべきくと思います」
伯爵が言うと、ディライドが、
「発言失礼します。ティア王女様につきましては、我が国にいるダイアナ・ガトルーシーと共に夢見の乙女の力、前世の同郷、テンセイシャと報告があります。これは先日、ティア王女がダイアナ嬢に当てた手紙です。この読めない文字が同郷の文字だと思います。まだ我々が知らない事を二人が隠している可能性もあります」
と不穏な事を言ってきた。
「その可能性も考えにはあったが、既にダイアナ嬢は、何も事を起こせないだろう?ティア王女だって国から出なければ我が国に害意はないはずだ。いくら夢見の乙女だって」
ディライドは、私とミランダ嬢の会うことを妨害しようとして、何も起こっていないのに、さも事件が起きるみたいな言い方をして!
「わかった、二人とも!アンドルは、国内に向けでいいから、夜会主催を準備しなさい。時期は好きにしていい」
「国王陛下命令なら…」
渋々頷く。
*
ミランダ嬢と会う時間が本当に貴重になってしまった。
それでも、期間を決められていないだけ良かった。まだ会える。
*
「来月は試験がありますね、アンドル王子様は試験勉強なんてされるのですか?クラスメイトは、まだ何もしていないと話すのですよ」
と最近読んだ本の感想を話す合間に、突然振られた。
「いや、特には…既に履修済みの範囲だから」
と言えば嫌味に聞こえただろうか?もっと努力をしているように言った方が好感度が高かったのでは…間違えた…
窺うように、返答を待てば、
「えーーー
羨ましいですね!私なんて今からしっかり試験対策しなければイズリー家の恥になってしまいますよ。お義兄様が優秀ですからね、なるべく近づけるように心掛けてます。でもそのままをクラスメイトに言えなかったのですよね」
と明るく言われるとホッとした。
正直に言っても声色も表情も変わらず、さして気にもせず、言葉のまま受け取ってくれる。
…つい、裏表も考えず話してしまう。
「そうか、気遣いをした?貴族同士の駆け引きとかもあって面倒だよね。ミランダ嬢は、思ったまま発言してくれるのが、私は嬉しいけどね。以前もドライフルーツを魚が食べるかとか…聞こえた…」
あー、また失敗した。
聞き耳立てていたことをつい話してしまった。
「ああ、友人に注意されました。一応、私も伯爵家の人間ですよ、考えてというか、気遣いですか?発言しますよ。ただ気が緩むと、つい思ったままが出てしまうのです」
「そうだね、中庭の時とかも…私もつい、ミランダ嬢には、思ったままを…
ありがとう、そのままで話をしてくれて。最近、話の中に妙な圧力を裏に込めて話す貴族が多くて…」
あ、愚痴を漏らしてしまった。
「妙な圧力?面倒ですね」
と言い辛かった事を言ってくれた。
「そう!」
やっぱりミランダ嬢と話すのは、楽しい。あーこの時間が続けば良いのに。
*
「アンドル王子様、マリングレー王国の国王からも王女の婚約打診が来ました」
宰相に言われ、まだティア王女に手紙の返信をしていなかった事を思い出した。
当たり障りない内容で、お断りの返事を書き送付する。
これは夜会の時期を決めるしかないだろう。国内向けという事でいいはずだし。陛下の執務室に行き、
「例の夜会の件ですが、春、学校の卒業時期ぐらいに準備します」
と言えば、
「少し状況が変わりました。ティア王女を婚約者決めの夜会に招待する事になりました」
諭すように、宰相が言う。
「え?私は国内から婚約者を探すとティア王女に手紙で送りましたが?」
何故またあの面倒な招待をやれと言うのか?
父を見た。
これは、国王陛下の顔だ。
「相手は友好国だ、礼儀は必要だ…」
…決定
「わかりました。招待状を送ります」
*
自分の執務室に帰っても、何故急に国王陛下が意見を変えたか納得出来なかった。
「機嫌悪いですね、アンドル様」
サイファの軽い言葉がキツい。
「夜会を開く。卒業式ぐらいの時期に…名目は婚約者決めの夜会」
と言えば、
「最近の高位貴族令嬢の争いを抑えられるが、良いのか?アンドル」
とグリゴリーは声をかけてくれたが、
「陛下の決定で、ティア王女様も招待する。サイファ手配を頼む」
「ディライドはどうする?」
と聞かれ頷いた。
*
「これはお呼び頂きまして、アンドル王子様。どのようなご用件でしょうか?」
嫌味をたっぷり込めて挨拶をしてきた。
「ティア王女様を夜会に招待する事になった、協力して欲しい…」
「婚約者決めの夜会ですか?」
「…そうだ…」
「前回王妃様の進言を守り、イズリー家は参加しましたが、結局アンドル王子様は、婚約者を決めませんでした。伯爵令嬢まで、近衞騎士も全対応出来ませんし、今回もあの規模で妙齢の令嬢を呼ぶとすれば、手持ち無沙汰のご令嬢が角にいた景色、前回と同じことを繰り返す事になるのでは?参加必須じゃなくて良いのではないですか?」
「それは…」
いや、わかっている。名目が私の婚約者決めならば、側近以外の令息を参加者に加えられない。
ディライドは、ミランダ嬢は夜会に不参加だと言っているんだろう。
それに、ミランダ嬢を図書館にも呼べない…婚約者を決める会を開く主催者が、疑われる行動は出来ない。これからまた情報合戦になる…それが貴族だ。
参加したくない令嬢だっているだろう。
決定は覆らない…
「少し考えさせてくれ」
と言うしか出来なかった。
突然、国王陛下に応接室に来いと呼ばれた。
まぁ、最近良い気分だから、頼まれてもいいかなと思う。
部屋を見ると、すでに国王陛下、宰相、イズリー伯爵、そしてディライド…
何の…
ミランダ嬢の話か!どうした?何かあったか!
「どうしてこのような集まり方をしているのですか?」
落ちつけ、私。ここはきちんとした対応をしなければ、認めてもらえない…
宰相が話す。
「アンドル王子様、マリングレー王国のティア王女様から手紙が来まして、本物か分かりませんでしたので失礼ながら、検分させて頂きました」
渡された手紙には、夜会以降私への想いが募り婚約者になりたいと、この国には悪しき忌み子がいるから聖女の力で追い払いたい、クリネット国を守りたいと綴られていた。
「は?これはティア王女様の言葉とは思えません!夜会の際も私への好意は感じませんでしたし」
イズリー伯爵は顎を撫でた。陛下や宰相は何も言わない…
以前のディライドの留学話と隣国への警戒…
「マリングレー王国は、ウランダル王国と繋がりがあったのでしょうか?しかしこの手紙は単に王女個人で出したものみたいですね、しかも最近マリングレー国の方達が問題を起こしてばかり…
先日も警告文を送りましたが、また商人を通じて夢見の乙女周辺を探っている…」
宰相のこんな困った顔は中々見れないな。
「何が目的でこんな告白のような手紙を送られたかわかりませんが、はっきりお断り申し上げます」
と言えば、
「待ちなさい、アンドル」
と国王が話し続ける。
「今、国内の貴族達も第一王子の婚約話で盛り上がっている。どちらにせよ揉め事になる前に何か発表しなければ、加熱する熱量を抑える事が出来ない。イズリー伯爵にも助言されたが、休日に王宮の馬車留めを見張っているご令嬢がいたそうだ…金を動かしている馬鹿者もいるようだし…ウランダル国も何度も使者が来る。先日話した婚約発表は卒業まで待つとしても、周りの貴族を落ち着かせないか?」
…
「それは、婚約者決めの夜会を再び開くということですか?」
と聞くと宰相が答えた。
「そうです、定期的に開催すると公言すれば、その都度見合いのような形になり、お見えになった令嬢や貴族もそこに向けて動き、馬鹿な事を命じる高位貴族も減るとおもいます」
確かにそうかもしれないが…
今の状況が良い感じなのに、そんな婚約者決めの夜会なんて公言したら、ミランダ嬢とだけ会うなんて…
もっと難しくなるのではないか?
黙っていると、イズリー伯爵が、
「ティア王女が、アンドル王子様のお断りだけで引くとは思えませんよ。最近の問題起こしを省みれば。きっと教会の力か国の力かで、婚約者として打診されるのではないでしょうか?」
「マリングレー王国は友好国ですし、別にお断りをしても問題はないのでは?」
と言えば、
「そうですね、少し様子を見てからお返事なさるべきくと思います」
伯爵が言うと、ディライドが、
「発言失礼します。ティア王女様につきましては、我が国にいるダイアナ・ガトルーシーと共に夢見の乙女の力、前世の同郷、テンセイシャと報告があります。これは先日、ティア王女がダイアナ嬢に当てた手紙です。この読めない文字が同郷の文字だと思います。まだ我々が知らない事を二人が隠している可能性もあります」
と不穏な事を言ってきた。
「その可能性も考えにはあったが、既にダイアナ嬢は、何も事を起こせないだろう?ティア王女だって国から出なければ我が国に害意はないはずだ。いくら夢見の乙女だって」
ディライドは、私とミランダ嬢の会うことを妨害しようとして、何も起こっていないのに、さも事件が起きるみたいな言い方をして!
「わかった、二人とも!アンドルは、国内に向けでいいから、夜会主催を準備しなさい。時期は好きにしていい」
「国王陛下命令なら…」
渋々頷く。
*
ミランダ嬢と会う時間が本当に貴重になってしまった。
それでも、期間を決められていないだけ良かった。まだ会える。
*
「来月は試験がありますね、アンドル王子様は試験勉強なんてされるのですか?クラスメイトは、まだ何もしていないと話すのですよ」
と最近読んだ本の感想を話す合間に、突然振られた。
「いや、特には…既に履修済みの範囲だから」
と言えば嫌味に聞こえただろうか?もっと努力をしているように言った方が好感度が高かったのでは…間違えた…
窺うように、返答を待てば、
「えーーー
羨ましいですね!私なんて今からしっかり試験対策しなければイズリー家の恥になってしまいますよ。お義兄様が優秀ですからね、なるべく近づけるように心掛けてます。でもそのままをクラスメイトに言えなかったのですよね」
と明るく言われるとホッとした。
正直に言っても声色も表情も変わらず、さして気にもせず、言葉のまま受け取ってくれる。
…つい、裏表も考えず話してしまう。
「そうか、気遣いをした?貴族同士の駆け引きとかもあって面倒だよね。ミランダ嬢は、思ったまま発言してくれるのが、私は嬉しいけどね。以前もドライフルーツを魚が食べるかとか…聞こえた…」
あー、また失敗した。
聞き耳立てていたことをつい話してしまった。
「ああ、友人に注意されました。一応、私も伯爵家の人間ですよ、考えてというか、気遣いですか?発言しますよ。ただ気が緩むと、つい思ったままが出てしまうのです」
「そうだね、中庭の時とかも…私もつい、ミランダ嬢には、思ったままを…
ありがとう、そのままで話をしてくれて。最近、話の中に妙な圧力を裏に込めて話す貴族が多くて…」
あ、愚痴を漏らしてしまった。
「妙な圧力?面倒ですね」
と言い辛かった事を言ってくれた。
「そう!」
やっぱりミランダ嬢と話すのは、楽しい。あーこの時間が続けば良いのに。
*
「アンドル王子様、マリングレー王国の国王からも王女の婚約打診が来ました」
宰相に言われ、まだティア王女に手紙の返信をしていなかった事を思い出した。
当たり障りない内容で、お断りの返事を書き送付する。
これは夜会の時期を決めるしかないだろう。国内向けという事でいいはずだし。陛下の執務室に行き、
「例の夜会の件ですが、春、学校の卒業時期ぐらいに準備します」
と言えば、
「少し状況が変わりました。ティア王女を婚約者決めの夜会に招待する事になりました」
諭すように、宰相が言う。
「え?私は国内から婚約者を探すとティア王女に手紙で送りましたが?」
何故またあの面倒な招待をやれと言うのか?
父を見た。
これは、国王陛下の顔だ。
「相手は友好国だ、礼儀は必要だ…」
…決定
「わかりました。招待状を送ります」
*
自分の執務室に帰っても、何故急に国王陛下が意見を変えたか納得出来なかった。
「機嫌悪いですね、アンドル様」
サイファの軽い言葉がキツい。
「夜会を開く。卒業式ぐらいの時期に…名目は婚約者決めの夜会」
と言えば、
「最近の高位貴族令嬢の争いを抑えられるが、良いのか?アンドル」
とグリゴリーは声をかけてくれたが、
「陛下の決定で、ティア王女様も招待する。サイファ手配を頼む」
「ディライドはどうする?」
と聞かれ頷いた。
*
「これはお呼び頂きまして、アンドル王子様。どのようなご用件でしょうか?」
嫌味をたっぷり込めて挨拶をしてきた。
「ティア王女様を夜会に招待する事になった、協力して欲しい…」
「婚約者決めの夜会ですか?」
「…そうだ…」
「前回王妃様の進言を守り、イズリー家は参加しましたが、結局アンドル王子様は、婚約者を決めませんでした。伯爵令嬢まで、近衞騎士も全対応出来ませんし、今回もあの規模で妙齢の令嬢を呼ぶとすれば、手持ち無沙汰のご令嬢が角にいた景色、前回と同じことを繰り返す事になるのでは?参加必須じゃなくて良いのではないですか?」
「それは…」
いや、わかっている。名目が私の婚約者決めならば、側近以外の令息を参加者に加えられない。
ディライドは、ミランダ嬢は夜会に不参加だと言っているんだろう。
それに、ミランダ嬢を図書館にも呼べない…婚約者を決める会を開く主催者が、疑われる行動は出来ない。これからまた情報合戦になる…それが貴族だ。
参加したくない令嬢だっているだろう。
決定は覆らない…
「少し考えさせてくれ」
と言うしか出来なかった。
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