78 / 120
78 ティア・マリングレー 2
しおりを挟む
マリングレー王国 ティアside
「リウム兄様!お父様が私のお願いを拒否するの、お願い何とかして」
こんな事は今までない。忌み子が居なくなってから…アクア兄様の件も父様も変わった。
そして、このリウム兄様だって…
私も上手く家族ごっこをしているつもりだが、外出も厳しいし、見張りもいる。策が立てられない。
「何を執務室で喚いているんだ。このような姿、誰にも見せられないだろう。特に聖女様の信者には!」
「冷たいわ。以前お兄様だって言ったじゃない、クリネット王国の第一王子の婚約者にって。だから申し出たら、お父様にこんな騒ぎになったのに、やめなさいとお叱りを受けたの。留学でもいいからあの国に行きたいの」
「ハァーーー
それは当然だろう。ウランダルのマユリカ王女が、我が国の国王の側妃になり、支度金という賠償金を請求されたんだ。この件に関わったティアにその申し出は出来ないだろう?これ以上マリングレー王国が自国の王女をクリネット国に嫁がせたいからウランダルの王女に仕掛けたなんて騒ぎを広げないでくれ」
まさかこうなるなんて…あの時は全く思わなかった。ただ前世の記憶のパターンなら、ダイアナが狙う展開を親切心で未然に防いであげたのに。
私がアンドル王子の婚約者になりたいと申し出ることになるなんて!
「あの馬鹿王女を押し付けられた事を怒っているなら…私が、ウランダル国に居座るよう上手く交渉しますわ」
あの馬鹿王女なら上手く口で丸め込めるわ。
「無理だ。すでにクリネット国が数多くの契約書を作り、もしマユリカ王女が国を出ないなら、進言をしたティアがウランダルの王太子に嫁入りが決まっている。ちなみに王太子は、もうすぐ結婚式だ」
何のよ!
動けないように固められているって。
「後、随分と教会に寄付をしたようだが、神官を使って何をするつもりだ?」
「リウム兄様には、関係ないわ!あれは、私が生み出した知識を元に、稼いだお金でしょう。経済を回す為によ。教会が潤沢だと民への奉仕も捗るはずよ。それよりもクリネット国に、すぐに行ける方法を考えて欲しいの」
「また勝手な進言をして、評判を落として欲しくないのだが、…また夜会に参加すれば良いのではないか?来年の建国祭の」
「それでは、遅いの。あちらの国にいて滞在をしたいのよ」
「アンドル王子に会いたい、ではなく…忌み子探しか…」
「何、その冷たいお顔!」
「そんないるかいないかの存在に、ティアが夢中なのが不思議で…」
「お兄様に力が、聖女の力がないから、あの忌々しい悪の風が見えないのです」
…
思いきり扉を閉めて廊下を歩く。
思い通りにいかない。あの子を追い払った、それで終わりにはならなかった。
私しか知らないあの子の存在が、隣国で幸せなのが許せない!
笑っている、楽しそう、なんて
憎々しい。
イライラする。
全部忌み子のせい。
次に魔女の力を使ったら、私の髪色は真っ白になるのではないか。短く切った一房の白髪、伸びても白髪だった。
髪色を失うわけにはいかない。王族カラーとも言われる水色の髪色。
これ以上同情された目は許せない。
でもクリネット国に行きたい。
仲良くなったのは、ディライド・イズリー。こちらに呼び寄せる事は出来ても、私が行くきっかけにはならない。
何か作り出せば、外交として行ける?
石鹸は出来ていたレシピを工場にして安価にした。シャンプーもリンスも石鹸の工程の途中に海藻の粘りを入れただけ。布を切っただけのマスクもすでに貿易品。新しい物も私の前世の記憶じゃ
もう一人いる!
「友人に手紙を書くから、用意して!」
自分がヒロインだというダイアナを煽てて、どんな事件を解決したか、関係者を聞く…あの子が上手くいってないことは知っているから、日本語で協力も惜しまないと書き、私もダイアナの邪魔はしないと宣言を書く。新しい品のアイデアはないか、夢見の乙女として共同で発表しないかと追加した。
「ダイアナなら、自分で王子に新しい商品を売込むわよね~、駄目元で神官にダイアナまで届けてもらい、様子を見てきてもらえばいいか」
そんな安易な考えで神官をお使いにいかした。
*
国王の父と宰相がいる執務室に呼び出された。入るといきなり、
「ティア、どういう事だ!聖女に頼まれた神官がクリネット国で令嬢に暴行、それも店内で目撃者もいて衛兵に捕まり裁判だそうだ。警告文も来ている。その神官は、ティアが送った者か?間者疑惑もあるそうだが…」
「お父様、誤解です。確かにクリネット国に行った時に仲良くなった令嬢に手紙をお願いしましたが、暴力をお願いしたりしません。その神官が勝手に行動したとしか考えられません」
忘れていたわ。ダイアナも馬鹿な短絡的な子供だった。
私の手紙が信じられず、嘘だとか何か私を罵る言葉を言って神官がキレたのかも。
なんてことなの。最悪!
「でも、またティアが差し出した者が原因なんだな」
父様の冷たい呆れた言葉と表情。父様の痩せた身体、グレーの瞳が私を睨みつけ、思わず視線を逸らす。
何故こうなったの?
「他には何もしていないな」
強く言われた言葉に、
「教会に…クリネット国の事が知りたいと、私、アンドル王子様の婚約者になりたいのです!だからあの国の事を調べていて!お父様お願いします!」
「あちらから頼まれてもいないのに、何を言っている?ティアは聖女としてこの国で」
「嫌です!国を出たいの。随分と前にアンドル王子様宛に手紙を書いたわ。もう一度お会いしたいと、私のアイデアで花火も生み出したわ。火薬だし、爆弾にもなるわ。私はそれをある場所に隠しているの…お父様が協力してくれないと言うなら、私は、ある町を困らせることになるかも。それに最近、魔女の本を読んで面白い薬も作れるようになったのよ」
これは、脅しだ。
二か月前に、教会に私の私財を全部渡して、情報収集と火薬作り、媚薬、怪しいが魔女の力があるなら万が一の可能性を信じて作成を指示した。まだ期待の報告は上がっていないけど、はったりでも言わなければ、この場を凌げないと思った。そのぐらい目の前の国王は怒っている。
「…お金の動きは知っている…ただちにやめさせなさい。その行動は悪だ」
えっ、この人、実の娘に悪って言った?
真っ直ぐに目を見た。
力を使おうか…
宰相の後ろに白髪のリウム兄様の側近が、出てきた。
「クリネット王国もまだ第一王子の婚約者は発表されてません。候補に入れてもらうぐらい良いのでは?友好国ですし」
まさか私の味方をしてくれた…
リウム兄様が手配したの?
「私をアンドル王子の婚約者にしてくれるのね、早くクリネット王国に行く準備しなきゃ!」
*
ダイアナからの手紙が届いた。
「何、これ?私が全部思い通りするから邪魔するなですって…日本語も無視しているし。
協力するなら、王子の側妃にしてあげようと思ったのに。これでは何を言っても無駄ね。本当に面倒な子…
そうだ、あの子をマリングレー国に嫁がせれば、会わなくて済むわ。教会支援の貴族に頼みましょう!」
一カ月経ち、まだ出発出来ない!
「まだドレスが出来てませんから…」
「また教会依頼の商人がクリネット王国で間者の疑いをかけられました」
…この無能、私の足を引っ張ってばかりなのよ。
アンドル王子様に手紙を出して約一カ月以上経ち、返事が来た。
「あのお子様王子のくせに!王女である私に対して無礼ね、何が婚姻相手は、『国内にいる者』と考えている、ですって!」
*
「最近、ティア荒れているね。侍女を何人解雇にしたんだ?私に良い考えがあるよ、クリネット王国に行きたいのだろう?私も協力して先日交渉の手紙を追加で出したよ」
「え?兄様がアンドル王子様に手紙ですか?」
「いや、国王陛下にね。あぁ、きちんと父上には了解を取ったよ、私達は家族じゃないか、妹が好意を寄せる相手が出来たなら、応援したいからね。以前言っていた火薬、あれを交渉材料にしたよ。私もあの威力は知っているからね。だから何処かの町に隠したの全部クリネット国に持って行くから出して欲しい。後はティアが、アンドル王子を口説いて婚約まで持ち込めば勝ちじゃないかな」
とリウム兄様が楽しそうに笑った。
そうよ、そうじゃなきゃ。
「リウム兄様に全て任せるわ」
「リウム兄様!お父様が私のお願いを拒否するの、お願い何とかして」
こんな事は今までない。忌み子が居なくなってから…アクア兄様の件も父様も変わった。
そして、このリウム兄様だって…
私も上手く家族ごっこをしているつもりだが、外出も厳しいし、見張りもいる。策が立てられない。
「何を執務室で喚いているんだ。このような姿、誰にも見せられないだろう。特に聖女様の信者には!」
「冷たいわ。以前お兄様だって言ったじゃない、クリネット王国の第一王子の婚約者にって。だから申し出たら、お父様にこんな騒ぎになったのに、やめなさいとお叱りを受けたの。留学でもいいからあの国に行きたいの」
「ハァーーー
それは当然だろう。ウランダルのマユリカ王女が、我が国の国王の側妃になり、支度金という賠償金を請求されたんだ。この件に関わったティアにその申し出は出来ないだろう?これ以上マリングレー王国が自国の王女をクリネット国に嫁がせたいからウランダルの王女に仕掛けたなんて騒ぎを広げないでくれ」
まさかこうなるなんて…あの時は全く思わなかった。ただ前世の記憶のパターンなら、ダイアナが狙う展開を親切心で未然に防いであげたのに。
私がアンドル王子の婚約者になりたいと申し出ることになるなんて!
「あの馬鹿王女を押し付けられた事を怒っているなら…私が、ウランダル国に居座るよう上手く交渉しますわ」
あの馬鹿王女なら上手く口で丸め込めるわ。
「無理だ。すでにクリネット国が数多くの契約書を作り、もしマユリカ王女が国を出ないなら、進言をしたティアがウランダルの王太子に嫁入りが決まっている。ちなみに王太子は、もうすぐ結婚式だ」
何のよ!
動けないように固められているって。
「後、随分と教会に寄付をしたようだが、神官を使って何をするつもりだ?」
「リウム兄様には、関係ないわ!あれは、私が生み出した知識を元に、稼いだお金でしょう。経済を回す為によ。教会が潤沢だと民への奉仕も捗るはずよ。それよりもクリネット国に、すぐに行ける方法を考えて欲しいの」
「また勝手な進言をして、評判を落として欲しくないのだが、…また夜会に参加すれば良いのではないか?来年の建国祭の」
「それでは、遅いの。あちらの国にいて滞在をしたいのよ」
「アンドル王子に会いたい、ではなく…忌み子探しか…」
「何、その冷たいお顔!」
「そんないるかいないかの存在に、ティアが夢中なのが不思議で…」
「お兄様に力が、聖女の力がないから、あの忌々しい悪の風が見えないのです」
…
思いきり扉を閉めて廊下を歩く。
思い通りにいかない。あの子を追い払った、それで終わりにはならなかった。
私しか知らないあの子の存在が、隣国で幸せなのが許せない!
笑っている、楽しそう、なんて
憎々しい。
イライラする。
全部忌み子のせい。
次に魔女の力を使ったら、私の髪色は真っ白になるのではないか。短く切った一房の白髪、伸びても白髪だった。
髪色を失うわけにはいかない。王族カラーとも言われる水色の髪色。
これ以上同情された目は許せない。
でもクリネット国に行きたい。
仲良くなったのは、ディライド・イズリー。こちらに呼び寄せる事は出来ても、私が行くきっかけにはならない。
何か作り出せば、外交として行ける?
石鹸は出来ていたレシピを工場にして安価にした。シャンプーもリンスも石鹸の工程の途中に海藻の粘りを入れただけ。布を切っただけのマスクもすでに貿易品。新しい物も私の前世の記憶じゃ
もう一人いる!
「友人に手紙を書くから、用意して!」
自分がヒロインだというダイアナを煽てて、どんな事件を解決したか、関係者を聞く…あの子が上手くいってないことは知っているから、日本語で協力も惜しまないと書き、私もダイアナの邪魔はしないと宣言を書く。新しい品のアイデアはないか、夢見の乙女として共同で発表しないかと追加した。
「ダイアナなら、自分で王子に新しい商品を売込むわよね~、駄目元で神官にダイアナまで届けてもらい、様子を見てきてもらえばいいか」
そんな安易な考えで神官をお使いにいかした。
*
国王の父と宰相がいる執務室に呼び出された。入るといきなり、
「ティア、どういう事だ!聖女に頼まれた神官がクリネット国で令嬢に暴行、それも店内で目撃者もいて衛兵に捕まり裁判だそうだ。警告文も来ている。その神官は、ティアが送った者か?間者疑惑もあるそうだが…」
「お父様、誤解です。確かにクリネット国に行った時に仲良くなった令嬢に手紙をお願いしましたが、暴力をお願いしたりしません。その神官が勝手に行動したとしか考えられません」
忘れていたわ。ダイアナも馬鹿な短絡的な子供だった。
私の手紙が信じられず、嘘だとか何か私を罵る言葉を言って神官がキレたのかも。
なんてことなの。最悪!
「でも、またティアが差し出した者が原因なんだな」
父様の冷たい呆れた言葉と表情。父様の痩せた身体、グレーの瞳が私を睨みつけ、思わず視線を逸らす。
何故こうなったの?
「他には何もしていないな」
強く言われた言葉に、
「教会に…クリネット国の事が知りたいと、私、アンドル王子様の婚約者になりたいのです!だからあの国の事を調べていて!お父様お願いします!」
「あちらから頼まれてもいないのに、何を言っている?ティアは聖女としてこの国で」
「嫌です!国を出たいの。随分と前にアンドル王子様宛に手紙を書いたわ。もう一度お会いしたいと、私のアイデアで花火も生み出したわ。火薬だし、爆弾にもなるわ。私はそれをある場所に隠しているの…お父様が協力してくれないと言うなら、私は、ある町を困らせることになるかも。それに最近、魔女の本を読んで面白い薬も作れるようになったのよ」
これは、脅しだ。
二か月前に、教会に私の私財を全部渡して、情報収集と火薬作り、媚薬、怪しいが魔女の力があるなら万が一の可能性を信じて作成を指示した。まだ期待の報告は上がっていないけど、はったりでも言わなければ、この場を凌げないと思った。そのぐらい目の前の国王は怒っている。
「…お金の動きは知っている…ただちにやめさせなさい。その行動は悪だ」
えっ、この人、実の娘に悪って言った?
真っ直ぐに目を見た。
力を使おうか…
宰相の後ろに白髪のリウム兄様の側近が、出てきた。
「クリネット王国もまだ第一王子の婚約者は発表されてません。候補に入れてもらうぐらい良いのでは?友好国ですし」
まさか私の味方をしてくれた…
リウム兄様が手配したの?
「私をアンドル王子の婚約者にしてくれるのね、早くクリネット王国に行く準備しなきゃ!」
*
ダイアナからの手紙が届いた。
「何、これ?私が全部思い通りするから邪魔するなですって…日本語も無視しているし。
協力するなら、王子の側妃にしてあげようと思ったのに。これでは何を言っても無駄ね。本当に面倒な子…
そうだ、あの子をマリングレー国に嫁がせれば、会わなくて済むわ。教会支援の貴族に頼みましょう!」
一カ月経ち、まだ出発出来ない!
「まだドレスが出来てませんから…」
「また教会依頼の商人がクリネット王国で間者の疑いをかけられました」
…この無能、私の足を引っ張ってばかりなのよ。
アンドル王子様に手紙を出して約一カ月以上経ち、返事が来た。
「あのお子様王子のくせに!王女である私に対して無礼ね、何が婚姻相手は、『国内にいる者』と考えている、ですって!」
*
「最近、ティア荒れているね。侍女を何人解雇にしたんだ?私に良い考えがあるよ、クリネット王国に行きたいのだろう?私も協力して先日交渉の手紙を追加で出したよ」
「え?兄様がアンドル王子様に手紙ですか?」
「いや、国王陛下にね。あぁ、きちんと父上には了解を取ったよ、私達は家族じゃないか、妹が好意を寄せる相手が出来たなら、応援したいからね。以前言っていた火薬、あれを交渉材料にしたよ。私もあの威力は知っているからね。だから何処かの町に隠したの全部クリネット国に持って行くから出して欲しい。後はティアが、アンドル王子を口説いて婚約まで持ち込めば勝ちじゃないかな」
とリウム兄様が楽しそうに笑った。
そうよ、そうじゃなきゃ。
「リウム兄様に全て任せるわ」
17
あなたにおすすめの小説
転生令嬢は腹黒夫から逃げだしたい!
野草こたつ/ロクヨミノ
恋愛
華奢で幼さの残る容姿をした公爵令嬢エルトリーゼは
ある日この国の王子アヴェルスの妻になることになる。
しかし彼女は転生者、しかも前世は事故死。
前世の恋人と花火大会に行こうと約束した日に死んだ彼女は
なんとかして前世の約束を果たしたい
ついでに腹黒で性悪な夫から逃げだしたい
その一心で……?
◇
感想への返信などは行いません。すみません。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
<完結>溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
本編完結済み。
続きのお話を、掲載中です。
続きのお話も、完結しました。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
本の通りに悪役をこなしてみようと思います
Blue
恋愛
ある朝。目覚めるとサイドテーブルの上に見知らぬ本が置かれていた。
本の通りに自分自身を演じなければ死ぬ、ですって?
こんな怪しげな本、全く信用ならないけれど、やってやろうじゃないの。
悪役上等。
なのに、何だか様子がおかしいような?
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
旦那様、離婚しましょう ~私は冒険者になるのでご心配なくっ~
榎夜
恋愛
私と旦那様は白い結婚だ。体の関係どころか手を繋ぐ事もしたことがない。
ある日突然、旦那の子供を身籠ったという女性に離婚を要求された。
別に構いませんが......じゃあ、冒険者にでもなろうかしら?
ー全50話ー
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる