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99 アンドル・クリネット 8
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王宮 アンドルside
「アンドル様~、私が神官に狙われているんです~」
グレゴリーの額に青筋が見える。
サイファに任せていたが…朝から馬車留で待ち伏せとはね。
グレゴリーが私の前に出て、低い声でダイアナ嬢を追い払う。
無視して歩き出すと、ダイアナ嬢が何を思ったか付いてきた。
他の生徒もこの様子を見て呆れているようだ。
サイファの言葉も荒い。随分と人前でもサイファの素が見える、そう思うと…私は何も感じないが、もしミランダ嬢に出会わなければ、悪い意味でダイアナ嬢に感情が動かされたか?
まさかな。…少しだけ振り返って見て、その考えを否定した。
学校は、マリングレー王国の神官が、彷徨くようになり、既に何人も捕まった。
すぐにマリングレー王国に、苦情と警告の手紙は出した。
全ての原因は、ティア王女で、忌み子の情報収集の為に教会に依頼したと言う。
「馬鹿げてる」
「どうしたアンドル?」
「いや、マリングレー王国だよ。手紙の件で、ディライドを今日呼べるかな?」
グレゴリーに手配は頼んだ。ミランダ嬢がマリングレー王国に入った事は聞いた。
「何事もなければいいな…」
*
王宮 執務室
「失礼します。お呼びですか、アンドル王子様」
ディライドが丁寧な礼をした。あれか、側近を辞めていいと言ったから、一貴族として登城したという訳か。
「昨日、リウム王子から手紙が届いた。ティア王女についてだ。忌み子探しを目的に夜会の三週間前に入国している。現在、ゆっくりと王宮に向かわせているそうだ。手配は全てリウム王子の側近がしている。王子が言うには、ティア王女を怒らせて、魔女の力を使用させないかという提案だ。前回この国で力を使用したらしいが、今まで国全体や王族に強くかかっていた呪いが弱くなったらしい。どう影響するかわからないけど、協力して欲しいと言ってきた」
「怒らせるですか?この国で力を使用した…前回の私への質問?」
「何か知っているのか…」
「ティア王女に見つめられ、強制的に言葉を引き出されかけたと思う」
「自白を促されるという事か。私は、この提案に受け入れるつもりだよ。これ以上好き勝手をされても困るし、腹が立つ。このままでは、ミランダ嬢が楽しく学校に通えないと思わないか?」
と言えば、ディライドから睨まれた。
「アンドル様には義妹の学校の様子など関係ありませんが!余計な事は言わないで、具体的には何をするのですか?」
「…まず到着日を進級テストの日にしてもらい、挨拶を避けるようにする」
「それは、ありえないだろう。王族を歓迎しないなんて!国際問題だ」
「ああ、普通はありえないが…余程の非常識をしないと、ティア王女は崩せない。王女は目的の為、受け入れるだろう。捕縛した神官を引き合いにして王宮に留め、王女の自由と時間を奪う。命令や願いは、論破して怒りを買うよう仕向ける。我々だけで崩せない場合、マユリカ王女も今回の夜会に招待したし、ダイアナ嬢ともお茶の時間を当ててもいい…多分ディライドも恨まれていると思う、怒りを増長させて欲しい」
「そこまでして…それは大層ティア王女を怒らせるだろうな…呪われるぞ、アンドル」
「おい、心配してくれるのかディライド。…リウム王子の話では、もうそろそろ限界だと、『聖女』の効果は薄いらしい」
「何故わかる?」
「詳しい話は、リウム王子が夜会三日前には着くから、その時に聞け」
「王族の秘密って事か?」
と言われたが答えなかった。
呪いだの、魔女だのありえない話を聞かされた後だから、マリングレー王国の王族に直接聞かないとわからない。…ミランダ嬢の存在を守りたい、それが私の本音だ。
「我が国だって夢見の乙女と言う伝説級の危ない令嬢の話が、あるぐらいだから他国の事を言えないだろう?迷惑をかけられているが」
グレゴリーが、今日起きた待ち伏せをディライドに報告している。
「本当に逆上したら…力を使われたらどうする?この国全体が呪われたら」
ディライドの言う事はもっともだ。黙っていると続けて、話された。
「その心配はあるのに、この国の王子としてあまりにも浅はかな結論で危険を背負っているじゃないか。一国民としては、アンドルの作戦に反対…だが、きっとリウム王子は魔女の力、秘宝の止める方法を知ったから、アンドルに提案したのだろう」
やはりディライドは、手紙を見せなくても読み取ったらしい。
「以前の感じでは、冷静で感情の揺れ幅がなかった。非常識をしても裏を読まれ警戒されるのではないか?」
と言われ、確かにどこまで王女の感情を逆撫で出来るかと心配していたが、この王宮に入り、挨拶に行くと怒鳴り声が聞こえた。すでに荒れていた。
「初めまして、アンドル王子様。私がマリングレー王国のコーディール・サルエルと申します。リウム第二王子の指示通り、ティア王女様のお怒りはこのように異常値になっておりますが、お力は使っておりません」
と自国の王族に対して怒りを煽っていたのか…随分と無茶をする。
「私は、リウム王子の計画に賛同します」
と言えば、深い礼をされた。ティア王女という存在は国で聖女と崇められていたはずなのに。
「不思議ですか?私が自国の王女を嵌めようとしていることが…
私の父は、以前、宝物庫の鍵番をしてまして王女に侵入され、秘宝を盗られてしまった大馬鹿なのですよ…ずっと恥じて生きてきましたし、父も何が起きたかわからない状態でした。しかし最近リウム王子様と『魔女』の本を見つけ、この国にもいる夢見の乙女の話を聞けば、真相に辿りつくのではないかと…そして、これはティア王女が指示して作成した薬です」
「魔女の本ですか…
夢見の乙女も伝説級の話ですが、ますます物語のようですね。薬の効果は何ですか?」
「幻覚です。意識が飛んだり視界が歪むのが特徴で、人それぞれ見える物は違うと検証されてます」
…そんな物を王族に使ったら…一族処分されるのでは…リウム王子は何を考えている?
一度目を瞑り、
「私もこの国で起きる事に責任を持ちます」
答えた。
非常識な言動でティア王女の神経を逆撫でた。流石にまだ理性があるようで、私には我慢をして作り物の笑顔を見せる、軽蔑の視線は感じたが。
二週間、王宮に理由をつけて軟禁したが、力を使用した話は聞かない。
「ディライド」
と言えば、
「わかっている」
と出て行った後、一時間もせずに連絡がきた。
…まさか上手く行くとは…
床に伏せって倒れているティア王女。
窓は全部割れていて、彼方此方に破片が落ちている。
「これは?」
と指すと、コーディール氏が、
「黒真珠、秘宝だったものでしょうね。感情が振り切れ、お力を使った。願った事は分かりませんが、これを吐き出したという事は…否定した?王子が到着しなければわかりませんが…」
「そうか、もう魔女の力は使えないと思って良いだろうか?」
と聞くと彼はわからないと言った。
「ディライド大丈夫だったか?」
と聞けば、顔色は悪く呆然として、王女の横にいた。
「王女は、事が切れたように正面から床に倒れた。脈の確認はしたが頭や顔を強打していると思う…大丈夫だろうか…」
こんな動揺しているディライドは初めてみた。
「大変な現場を任せて悪かったな…この後は私とコーディール氏でやるから、帰って良い」
と言えば、私の側近がみんな溜息を吐いた。
「何が、私がやるだ。覚悟は認めるが気負いすぎだ、アンドル」
「アンドル様、我々全員計画は聞いておりました。みんな共犯です。王女様には申し訳ない気持ちもありますが、リウム王子様の結論を信じています」
「ああ、私も…取り乱してすまなかったアンドル。我が家にも関わる事だ、私も覚悟はある」
とグレゴリー、サイファ、ディライド、それぞれが言ってくれ、更に計画を実行した。
診断結果は、脳震盪と打撲、顔もかなり晴れ上がっていた。コーディール氏が、
「いつ目覚めるかわかりませんが、毎日私が水差しに幻覚剤を入れます…これは我が国の責任ですので、お気になさらず」
と言われたが、目覚めない…という事の大きさや降りかかる責任、やってしまった後悔と怖さが、こんなにも襲われるなんて、考えもしなかった。
そして目覚めたと連絡が入り、駆けつけ様子を見て、以前サイファの報告通り、自分の思い通りから外れると気狂いを発すという夢見の乙女の状態を見た。
「アンドル様~、私が神官に狙われているんです~」
グレゴリーの額に青筋が見える。
サイファに任せていたが…朝から馬車留で待ち伏せとはね。
グレゴリーが私の前に出て、低い声でダイアナ嬢を追い払う。
無視して歩き出すと、ダイアナ嬢が何を思ったか付いてきた。
他の生徒もこの様子を見て呆れているようだ。
サイファの言葉も荒い。随分と人前でもサイファの素が見える、そう思うと…私は何も感じないが、もしミランダ嬢に出会わなければ、悪い意味でダイアナ嬢に感情が動かされたか?
まさかな。…少しだけ振り返って見て、その考えを否定した。
学校は、マリングレー王国の神官が、彷徨くようになり、既に何人も捕まった。
すぐにマリングレー王国に、苦情と警告の手紙は出した。
全ての原因は、ティア王女で、忌み子の情報収集の為に教会に依頼したと言う。
「馬鹿げてる」
「どうしたアンドル?」
「いや、マリングレー王国だよ。手紙の件で、ディライドを今日呼べるかな?」
グレゴリーに手配は頼んだ。ミランダ嬢がマリングレー王国に入った事は聞いた。
「何事もなければいいな…」
*
王宮 執務室
「失礼します。お呼びですか、アンドル王子様」
ディライドが丁寧な礼をした。あれか、側近を辞めていいと言ったから、一貴族として登城したという訳か。
「昨日、リウム王子から手紙が届いた。ティア王女についてだ。忌み子探しを目的に夜会の三週間前に入国している。現在、ゆっくりと王宮に向かわせているそうだ。手配は全てリウム王子の側近がしている。王子が言うには、ティア王女を怒らせて、魔女の力を使用させないかという提案だ。前回この国で力を使用したらしいが、今まで国全体や王族に強くかかっていた呪いが弱くなったらしい。どう影響するかわからないけど、協力して欲しいと言ってきた」
「怒らせるですか?この国で力を使用した…前回の私への質問?」
「何か知っているのか…」
「ティア王女に見つめられ、強制的に言葉を引き出されかけたと思う」
「自白を促されるという事か。私は、この提案に受け入れるつもりだよ。これ以上好き勝手をされても困るし、腹が立つ。このままでは、ミランダ嬢が楽しく学校に通えないと思わないか?」
と言えば、ディライドから睨まれた。
「アンドル様には義妹の学校の様子など関係ありませんが!余計な事は言わないで、具体的には何をするのですか?」
「…まず到着日を進級テストの日にしてもらい、挨拶を避けるようにする」
「それは、ありえないだろう。王族を歓迎しないなんて!国際問題だ」
「ああ、普通はありえないが…余程の非常識をしないと、ティア王女は崩せない。王女は目的の為、受け入れるだろう。捕縛した神官を引き合いにして王宮に留め、王女の自由と時間を奪う。命令や願いは、論破して怒りを買うよう仕向ける。我々だけで崩せない場合、マユリカ王女も今回の夜会に招待したし、ダイアナ嬢ともお茶の時間を当ててもいい…多分ディライドも恨まれていると思う、怒りを増長させて欲しい」
「そこまでして…それは大層ティア王女を怒らせるだろうな…呪われるぞ、アンドル」
「おい、心配してくれるのかディライド。…リウム王子の話では、もうそろそろ限界だと、『聖女』の効果は薄いらしい」
「何故わかる?」
「詳しい話は、リウム王子が夜会三日前には着くから、その時に聞け」
「王族の秘密って事か?」
と言われたが答えなかった。
呪いだの、魔女だのありえない話を聞かされた後だから、マリングレー王国の王族に直接聞かないとわからない。…ミランダ嬢の存在を守りたい、それが私の本音だ。
「我が国だって夢見の乙女と言う伝説級の危ない令嬢の話が、あるぐらいだから他国の事を言えないだろう?迷惑をかけられているが」
グレゴリーが、今日起きた待ち伏せをディライドに報告している。
「本当に逆上したら…力を使われたらどうする?この国全体が呪われたら」
ディライドの言う事はもっともだ。黙っていると続けて、話された。
「その心配はあるのに、この国の王子としてあまりにも浅はかな結論で危険を背負っているじゃないか。一国民としては、アンドルの作戦に反対…だが、きっとリウム王子は魔女の力、秘宝の止める方法を知ったから、アンドルに提案したのだろう」
やはりディライドは、手紙を見せなくても読み取ったらしい。
「以前の感じでは、冷静で感情の揺れ幅がなかった。非常識をしても裏を読まれ警戒されるのではないか?」
と言われ、確かにどこまで王女の感情を逆撫で出来るかと心配していたが、この王宮に入り、挨拶に行くと怒鳴り声が聞こえた。すでに荒れていた。
「初めまして、アンドル王子様。私がマリングレー王国のコーディール・サルエルと申します。リウム第二王子の指示通り、ティア王女様のお怒りはこのように異常値になっておりますが、お力は使っておりません」
と自国の王族に対して怒りを煽っていたのか…随分と無茶をする。
「私は、リウム王子の計画に賛同します」
と言えば、深い礼をされた。ティア王女という存在は国で聖女と崇められていたはずなのに。
「不思議ですか?私が自国の王女を嵌めようとしていることが…
私の父は、以前、宝物庫の鍵番をしてまして王女に侵入され、秘宝を盗られてしまった大馬鹿なのですよ…ずっと恥じて生きてきましたし、父も何が起きたかわからない状態でした。しかし最近リウム王子様と『魔女』の本を見つけ、この国にもいる夢見の乙女の話を聞けば、真相に辿りつくのではないかと…そして、これはティア王女が指示して作成した薬です」
「魔女の本ですか…
夢見の乙女も伝説級の話ですが、ますます物語のようですね。薬の効果は何ですか?」
「幻覚です。意識が飛んだり視界が歪むのが特徴で、人それぞれ見える物は違うと検証されてます」
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一度目を瞑り、
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答えた。
非常識な言動でティア王女の神経を逆撫でた。流石にまだ理性があるようで、私には我慢をして作り物の笑顔を見せる、軽蔑の視線は感じたが。
二週間、王宮に理由をつけて軟禁したが、力を使用した話は聞かない。
「ディライド」
と言えば、
「わかっている」
と出て行った後、一時間もせずに連絡がきた。
…まさか上手く行くとは…
床に伏せって倒れているティア王女。
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「これは?」
と指すと、コーディール氏が、
「黒真珠、秘宝だったものでしょうね。感情が振り切れ、お力を使った。願った事は分かりませんが、これを吐き出したという事は…否定した?王子が到着しなければわかりませんが…」
「そうか、もう魔女の力は使えないと思って良いだろうか?」
と聞くと彼はわからないと言った。
「ディライド大丈夫だったか?」
と聞けば、顔色は悪く呆然として、王女の横にいた。
「王女は、事が切れたように正面から床に倒れた。脈の確認はしたが頭や顔を強打していると思う…大丈夫だろうか…」
こんな動揺しているディライドは初めてみた。
「大変な現場を任せて悪かったな…この後は私とコーディール氏でやるから、帰って良い」
と言えば、私の側近がみんな溜息を吐いた。
「何が、私がやるだ。覚悟は認めるが気負いすぎだ、アンドル」
「アンドル様、我々全員計画は聞いておりました。みんな共犯です。王女様には申し訳ない気持ちもありますが、リウム王子様の結論を信じています」
「ああ、私も…取り乱してすまなかったアンドル。我が家にも関わる事だ、私も覚悟はある」
とグレゴリー、サイファ、ディライド、それぞれが言ってくれ、更に計画を実行した。
診断結果は、脳震盪と打撲、顔もかなり晴れ上がっていた。コーディール氏が、
「いつ目覚めるかわかりませんが、毎日私が水差しに幻覚剤を入れます…これは我が国の責任ですので、お気になさらず」
と言われたが、目覚めない…という事の大きさや降りかかる責任、やってしまった後悔と怖さが、こんなにも襲われるなんて、考えもしなかった。
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