41 / 58
第2部 第1話 お姫様の生まれ変わり
アクタの旅が終わって、お姫様は、徐々に深い怨嗟が薄れていくのを感じた。体がもっと軽やかになっていく。
嗚呼・・これでやっと天へ昇れるのだわ・・。わたくしは世の中、無情と思い知ったけど、死んだ後、アクタ様たちと出会って、世の中まだ捨てたものではないなと思い直した。
わたくしも、己の弱さを思い知ったわ‥人を見る目を養わなければ・・。
願わくば、もう一度、アクタ様に出会える時を天の神様にお願いしよう。そうお姫様は心に秘めて、アクタと、おかっぱの幼女神にさようならと涙ながらにお別れを告げた。
そういえば、最後まであのおかっぱの幼女神は名前を教えてくれなかった。いいえ。名前そのものが無かったのかも。あの神は子どもの頃亡くなって神として祭られたのだろうか?
長い間、旅をして、仲間として喜びも、悲しみや怒りも共有したのに、何も知らないことにお姫様は愕然となった。
今度生まれ変わったら、またあの方たちに会いたい。ゆっくり茶友達になるまで一緒にいたい。
お姫様はそう願いながら、天へ昇った。気が付いたら、赤ん坊になって、見知らぬ女が満面の笑顔を浮かべて、私の子と頬ずりをしていた。
ああ・・わたくしは生まれ変わったのだ。どうしてだろう。昇天した記憶はあるのに、その後が思い出せない。
天の神様が記憶を消したのだろうか?しかし、前世の記憶はちゃんとある。
いつかいつかまた会えますよね。みんな。私の大切な仲間たち。
お姫様はそう思いながら赤子のように泣きながら眠った。
嗚呼・・これでやっと天へ昇れるのだわ・・。わたくしは世の中、無情と思い知ったけど、死んだ後、アクタ様たちと出会って、世の中まだ捨てたものではないなと思い直した。
わたくしも、己の弱さを思い知ったわ‥人を見る目を養わなければ・・。
願わくば、もう一度、アクタ様に出会える時を天の神様にお願いしよう。そうお姫様は心に秘めて、アクタと、おかっぱの幼女神にさようならと涙ながらにお別れを告げた。
そういえば、最後まであのおかっぱの幼女神は名前を教えてくれなかった。いいえ。名前そのものが無かったのかも。あの神は子どもの頃亡くなって神として祭られたのだろうか?
長い間、旅をして、仲間として喜びも、悲しみや怒りも共有したのに、何も知らないことにお姫様は愕然となった。
今度生まれ変わったら、またあの方たちに会いたい。ゆっくり茶友達になるまで一緒にいたい。
お姫様はそう願いながら、天へ昇った。気が付いたら、赤ん坊になって、見知らぬ女が満面の笑顔を浮かべて、私の子と頬ずりをしていた。
ああ・・わたくしは生まれ変わったのだ。どうしてだろう。昇天した記憶はあるのに、その後が思い出せない。
天の神様が記憶を消したのだろうか?しかし、前世の記憶はちゃんとある。
いつかいつかまた会えますよね。みんな。私の大切な仲間たち。
お姫様はそう思いながら赤子のように泣きながら眠った。
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
「おまえを愛することはない!」と言ってやったのに、なぜ無視するんだ!
七辻ゆゆ
ファンタジー
俺を見ない、俺の言葉を聞かない、そして触れられない。すり抜ける……なぜだ?
俺はいったい、どうなっているんだ。
真実の愛を取り戻したいだけなのに。
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。