妖狐と魅惑の遊戯

夢咲まゆ

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第百三十四話*

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「ひゃあ……ん、あ、もう……っ」

 キツネの耳を食んであげたら、九尾は甲高い声で鳴いた。刺激されるとより快感が高まるらしく、中がきゅうきゅう引き締まった。凄まじい締め付けに痛みを覚えるくらいだった。

 後ろからだと、綺麗な尻尾がよく見える。試しに晴斗は、尻尾の付け根を指で揉んでやった。

「ひんッ!」

 途端、九尾の肩が大きく跳ね、びくびくと全身が痙攣した。しばらく震えが止まらず、背中も綺麗に反り返って、今にも膝が折れそうになっている。どうやら感じすぎて軽く達してしまったようだった。

 ――こいつ、耳より尻尾の付け根の方が弱いのか……。

 これは、九尾と身体を合わせたことのある人でないとわからない事実だ。またひとつ、九尾の弱点を見つけた。その優越感に、晴斗は酔いしれた。

「ああ、あぁん、晴斗……っ」

 甘えた声で名前を呼んでくる。初めて慰めた時と違い、今度は間違いなく自分を呼んでいる。

 晴斗は後ろから九尾を抱き締めた。そして囁いた。

「……ずっと一緒だよ。いつか俺が寿命で死んじゃっても、必ず生まれ変わってお前を迎えに行く。それまで待っててくれよな……」
「っ……」

 ぶるりと身体を震わせ、九尾が肩越しに振り返った。紫色の瞳が晴斗を捉えた。彼はとろけるような笑みを浮かべ、幸せそうに言った。

「ああ……ずっと待ってる。千年後も二千年後も、私はあなたを愛してるから」

 最高の返事だ、と思った。千年以上も同じ恋人に想われているなんて、俺は本当に幸せだ。

 あふれる愛情を九尾に注ぎ込みつつ、晴斗は身に余る幸福を噛み締めた。
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みんなの感想(142件)

有平宇佐
2017.11.24 有平宇佐

尻尾の付け根が、耳よりもっと弱かったなんて!
それにしてもお幸せそうで何よりだよー!
お互いに、なんて一途なんだ!

2017.11.24 夢咲まゆ

いや~……なんだかんだでハッピーエンドになってよかったわ(*´▽`*)
一時はどうなることかと思ったけどwww←おい作者ww

姐さん、最後まで感想テロありがと~!ヾ(≧▽≦)ノ!

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有平宇佐
2017.11.24 有平宇佐

九尾ちゃんったら、性格よくて、身体はエロくて、ほんとに申し分なさすぎ!!!!!

2017.11.24 夢咲まゆ

性格よくて身体はエロい……そりゃあ男でも放っておかないわけだよ(*´Д`)ハァハァ
九尾ちゃんと相思相愛になれるヤツは幸せだな、コノヤロwww

解除
有平宇佐
2017.11.24 有平宇佐

九尾ちゃん、本当にいい子でオバチャンは泣けてくるよ。・゚・(*ノД`*)・゚・。
しっぽをのばせる新居で幸せになりなさい!!!

2017.11.24 夢咲まゆ

本当にいい子だよねぇ……九尾ちゃん(ノД`)・゜・。
キツネだからかな??←ホントかよ?www

今度はベランダが壊れないようなマンションに住むんだよ!(*´▽`*)

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