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第6章~ラグナロクの始まり~
第134話*
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――ああ、やっぱり俺……兄上が一番……。
死者の国に堕ちても、ラグナロクの最中でも、滅びの危機に瀕していても。
兄と一緒なら何だって幸せ。もう二度と死に別れたくない。心も身体も繋がったまま、どこまでも一緒にいたい……。
どくん、と体内で兄が脈打った。溜まっていた涙もぽろりと零れ、ぞくぞくしたものが一気に背骨を駆け上がってくる。
「んっ、んっ……うんんーッ!」
「っ……」
次の瞬間、兄の熱が体内で弾けた。夥しい量の愛液が腹の奥に注ぎ込まれ、下腹部が張るような感覚に陥った。
同時に自分の身体もがくんと大きく跳ね、太ももをぶるぶる震わせつつ、びくびく全身を痙攣させる。あまりにイきすぎて、出したのかどうかもすぐにはわからなかった。
「んっ、あっ……あ……あ」
「……ふふ、やっぱりお前の中が一番心地いい。本当に幸せ」
そんな言葉を耳元で囁かれたせいで、反射的に胸が高鳴った。それでまた無意識に肉襞がきゅうっと収縮してしまった。
「あっ、あっ……!」
「はは、お前また締め付けてきてるよ。そんなにお兄ちゃんのこと好きなんだね」
「好き……兄上、好き……大好き……」
「うん、私も愛してるよ……可愛いアクセル」
「……うッ!?」
出したばかりの兄が再び膨張し、下腹部をぐうっと圧迫してくる。
――ちょ……まだやる気なのか!?
好きだからといって、この状態を続けたいかといったらそれはまた別問題だ。これ以上は身体がもたない。
アクセルは力の入らない腕で兄を押し返した。腹もいっぱいだし、時間的にもさすがにヤバい気がする。
死者の国に堕ちても、ラグナロクの最中でも、滅びの危機に瀕していても。
兄と一緒なら何だって幸せ。もう二度と死に別れたくない。心も身体も繋がったまま、どこまでも一緒にいたい……。
どくん、と体内で兄が脈打った。溜まっていた涙もぽろりと零れ、ぞくぞくしたものが一気に背骨を駆け上がってくる。
「んっ、んっ……うんんーッ!」
「っ……」
次の瞬間、兄の熱が体内で弾けた。夥しい量の愛液が腹の奥に注ぎ込まれ、下腹部が張るような感覚に陥った。
同時に自分の身体もがくんと大きく跳ね、太ももをぶるぶる震わせつつ、びくびく全身を痙攣させる。あまりにイきすぎて、出したのかどうかもすぐにはわからなかった。
「んっ、あっ……あ……あ」
「……ふふ、やっぱりお前の中が一番心地いい。本当に幸せ」
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「はは、お前また締め付けてきてるよ。そんなにお兄ちゃんのこと好きなんだね」
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「……うッ!?」
出したばかりの兄が再び膨張し、下腹部をぐうっと圧迫してくる。
――ちょ……まだやる気なのか!?
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