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第20章~トーナメント・第三死合い~
第122話*
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「いや、また……、あんんッ……!」
びくびくと全身が痙攣したのと同時に、再び腹の中にたっぷり熱を注ぎ込まれてしまう。
二度目の遺伝子で薄い腹がやや膨らみ、それが呼び水となってアクセル自身も夥しい量の熱を撒き散らした。
「はぅ……あ……」
自分の青臭さが鼻をつき、その生々しさにまた力が抜けてがくりと膝が折れる。
うつ伏せのまま全身を弛緩させ、ぐったりとソファーに沈み込んでいると、今度こそ兄は腰を引いて行った。
――ああ、やっと終わった……。
疲労感による眠気に襲われ、まぶたを閉じかけた時、
「……え、あっ?」
ぐいっと肩を掴まれて起こされ、後ろからがっちり羽交い締めにされてしまう。
何をするのかと困惑していたら、背後から両膝をぱっくり割られ、恥ずかしい部分を剥き出しにされてしまった。
「あ、兄上、何を……」
「そう言えば、この体勢でやったことほとんどなかったなーって。何かこう、第三者に見せつけてるみたいで興奮しない?」
「そんなこと、んっ……!」
後ろから指で軽く後孔を解され、緩んだ窄まりからとろりと残滓が溢れ出た。
風呂で掻き出されるのも十分恥ずかしいが、この体勢で弄ばれるのは更に恥ずかしい。
本当に顔から火が出そうになり、アクセルは逃げるように顔を背けた。
「あ、兄上……もう触らないでぇ……!」
「ふふ、恥ずかしい? これ、目の前に鏡置くともっと楽しくなるんだよ。せっかくだから持ってこようか?」
「っ……!? や、やめてくれ……そんな……!」
びくびくと全身が痙攣したのと同時に、再び腹の中にたっぷり熱を注ぎ込まれてしまう。
二度目の遺伝子で薄い腹がやや膨らみ、それが呼び水となってアクセル自身も夥しい量の熱を撒き散らした。
「はぅ……あ……」
自分の青臭さが鼻をつき、その生々しさにまた力が抜けてがくりと膝が折れる。
うつ伏せのまま全身を弛緩させ、ぐったりとソファーに沈み込んでいると、今度こそ兄は腰を引いて行った。
――ああ、やっと終わった……。
疲労感による眠気に襲われ、まぶたを閉じかけた時、
「……え、あっ?」
ぐいっと肩を掴まれて起こされ、後ろからがっちり羽交い締めにされてしまう。
何をするのかと困惑していたら、背後から両膝をぱっくり割られ、恥ずかしい部分を剥き出しにされてしまった。
「あ、兄上、何を……」
「そう言えば、この体勢でやったことほとんどなかったなーって。何かこう、第三者に見せつけてるみたいで興奮しない?」
「そんなこと、んっ……!」
後ろから指で軽く後孔を解され、緩んだ窄まりからとろりと残滓が溢れ出た。
風呂で掻き出されるのも十分恥ずかしいが、この体勢で弄ばれるのは更に恥ずかしい。
本当に顔から火が出そうになり、アクセルは逃げるように顔を背けた。
「あ、兄上……もう触らないでぇ……!」
「ふふ、恥ずかしい? これ、目の前に鏡置くともっと楽しくなるんだよ。せっかくだから持ってこようか?」
「っ……!? や、やめてくれ……そんな……!」
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