あやかし職業訓練校は税金で運営されています!

クナリ

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 明けて、月曜日。
 窓の外には、頭が二つある猫、釣竿を持った上半身裸のおじいさん、和服のおじいさん、角の生えた背の高い青鬼などなど。その場にたたずんでいる妖怪もいれば、すたすたとただ通り過ぎていくものもいる。
 見た目はおっかなくても、直接的に害を加えてくる妖怪はやはり少ない。

 裏界には裏界なりのセキュリティがあることは、支店長からも聞かされていた。
 なにげない場所にも、結界を張るための仕掛けが施されている。一見ただの武骨な石に見えても、底に呪文が書き込まれていたりするので、会社とその周りにあるものはむやみに動かしてはいけないのだ。

 今日の予定を確認していると、ガタロさんと塗密さんから、それぞれ電話が来た。

 ガタロさんは、

「速達の郵便なんて、おれっとこくるの初めて見たからびっくりしたぜえ。もうちょっとで川に流すところだったぜえ」

 と笑いながら言う。
 私の、電話の受話器を当てているのとは逆の耳に、燎火が

「言っとくが、ほとんどの妖怪には『連絡が遅くなってすみません』とか言う神経はねえからな」

 と耳打ちしてきた。そんなこと、全然気にしてなかったけども。

「それでガタロさん、就活なんですけど」

「それがよお、運が向いてきたぜえ! これから夏だろ? 妖怪安定所行ったら、川のある観光地での水難救助員の募集があるんだってよ!」

「え、それってガタロさんにうってつけじゃないですか?」

「そうよお! 今まではたまに相撲大会の助っ人に呼ばれるくらいだったが、こいつは毎年需要がある上にやりがいあるぜえ! あったく、人間の特にガキなんて目え離すとすぐ溺れやがるからな! 万一のことがありゃ、おれが全員拾い上げてやらあ!」

 すでに妖怪安定所から紹介状をもらってきているそうなので、履歴書の書き方などを確認して、激励して電話を終えた。

 すると、塗密さんから電話がかかってきた。
 大きなお椀を頭にかぶった妖怪なので、電話の声がお椀の中で反響している。

「どうもおォォ、連絡が遅くなりましてェェ、申し訳なくゥゥ……お手紙ありがとうございましたァァ……」

 燎火がまた耳打ちしてくる。

「謝ってきた、貴重なパターンだ」

 確かに塗密さんは、受講態度もまじめだった。

「では、塗密さん、就活のほうなんですけども」

「うう……自分、できればあ、和食屋さんで働きたくてェェ……」

「はい、いいじゃないですか。塗密さんにぴったりですよ」

 塗密さんは、椀物はもちろん、和食全般の調理が得意だ。

「なんですけどォォ……妖安に募集が出てる会社、現世も裏界もあたってるんですけど、すでに二社、あっという間に書類選考で落ちたんですゥゥ……」

「え、この一週間くらいの間にですか? 妖怪可の募集をしている会社が、そんなにすぐに不採用の返事を?」

 外食の企業なんて、人手不足のところが多いのに。

「はいィィ、確かに妖怪可だったんですけどォォ……。それで悲しくて心が弱って、先週は電話出られなくてェェ……申し訳ございませんンン……」

「い、いいんですよそれが気にしなくて! それより、塗密さんの就職意欲のほうが大事ですよ! やりたい職種が決まってるんですから、ぜひ続けて応募してください!」

「はいィィ……ありがとうございますゥゥ……」

 電話を切って、パソコンに表示したシートに結果を記録する。
 それを燎火との共有フォルダに入れた。
 早速それを見て、燎火が内容を確認する。

「おれも半分電話するってのに」

「いいの。こういう対人の業務の経験、早く積みたいから」

「……えらいじゃねえか。しかし今のとこ、就職者はゼロか。早い時は最初の一週間で、半分くらい仕事決まったりするんだがな」

「手ごたえのある人もいるけど、まだ結果まで結びついてないね。……そして、さっきも電話かけたけど、赤原さんと粕村さんは出ないんだ……」

 燎火が腕組みした。

「こっちからの要件は分かり切ってるしな。うざってえ、と思えば出ねえだろな。それであいつらが困ることは特にねえし」

「でも、訓練終了後も定期的に連絡を取りますって、修了式の日に約束したのに」

 それは私だけでなく、燎火からも重ねて訓練生に念押ししてある。

「約束したかどうかより、面倒くさいかそうでないかのほうが判断基準として優先順位が高いんだろ。ことにあの二人は、おれらにプライド傷つけられたと思ってるだろうしなあ」

「いや……どちらも自業自得では……」

「そんな理屈が通るようなやつらなら、困らされたりしねえさ。さて、手紙が効かないとなれば、次だ。これいこうぜ、有栖」

 燎火が、就妖社のマークが入った茶封筒を取り出す。

「え? もう一度郵便?」

「まあな。ただし、普通郵便じゃねえ。簡易書留だ。赤原さんは分かんねえけど、粕村からは電話が来るかもな」



 三日後。

 粕村さんから電話が来た。

「有栖ちゃんさあ、ぼくのことなんてほっといていいから、ほかの人かまってあげなよー。ていうかなに、暇なの? 電話とか手紙とかさー。てかもう、ほっといてください!」

 最後のほうは、なにがおかしいのか笑い声混じりになっている。
 言い返したくはなったけど、たぶんまともに答えてくれないだろうな、ということで。

「粕村さん、とりあえず下の名前で呼ばれるのはちょっと」

 まずはこのくらいの抵抗をしてみる。

「えー、だってぼくもう社員じゃないから君らの言うこと聞く必要ないもーん。自由だよ自由。じゃあね、もう手紙とか電話とかやめてよねー。僕もう自由なんだからさー」

「あっ、粕村さん! そうはいかないですよ、訓練生として就活の報告は義務で、ちょっと粕村さん!?」

 そこで、燎火が私から受話器を取りあげた。

「粕村。今の態度を改めればよし、そうでないならこっちもそれなりの対応に出るぜ」

「あれあれー、どうしたのワンちゃん。電話の向こうからなにができるのかなー?」

「お前の家に行くさ。ご家族と同居だったよな。ご挨拶して、お前がやっていることと、やらなくてはならないのにやっていないことをご説明しよう」

 粕村さんの声音が、それで変わった。

「は、ハア!? なんで!? 家に来るなんておかしいでしょ!? なんの権利があって――」

「修了日に説明しただろ。電話その他の手段で連絡が取れない時は、ご自宅に伺うと」

「聞いてませんけどー!?」

「聞いてる聞いてないはお前の自由だ。よかったな、自由で。で、お前就活してるのか?」

 いかにもしぶしぶという様子で、粕村さんが答えてきた。
 今までとはうって変わって小さい声で、かなり聞き取りにくいけれど。

「まあー、……ハロワ行ったりとかー」

「先にハローワークの担当者に伺っておいたが、お前が来ている記録はなかったぞ。相変わらず、一秒でばれる噓をつくやつだ」

 チッ、と舌打ちが受話器から聞こえる。
 全然悪びれる様子がない……けど、それよりも、燎火の手際を勉強しておかないと。私だったらたぶん、粕村さんの言葉を信じてしまっていた。

「あー、そーね、ネットとかで求人情報見てるよー」

「おお。どのサイトだ?」

「えー……いろいろー……」

「どれとどれだ? 検索条件はなにで、どんな会社がヒットした?」

 舌鋒鋭く切り込んでいく燎火に、粕村さんは次第にしどろもどろになっていく。
 それから数ターンのやり取りを聞いたけれど、要点をまとめると、つまるところ、ほとんど就活はしていない。

「粕村。お前、職業訓練をハシゴしようと思ってるだろ」

「ハアッ!? な、なんのことかなー!?」

「しらばっくれても無駄だ。現世のハローワークには行ってねえのに、裏界の妖安には顔出して、開講日の近い訓練を物色してるそうじゃねえか。現世の訓練は、連続しての訓練受講には制限がかかることがあるが、裏界はその辺緩いもんなあ」

「くぅ……こ、このお……」

「なに安心しろ、そうそう都合よくすぐに開講する訓練がねえのは調べがついてる。だからこの三ヶ月、きっちりお前の就職の世話焼いてやるよ」

「ひ……暇なのか……!? ぼくは就職なんて……全然、するつもり……」

「訓練生全員が、責任もって自分から能動的に義務を果たしてくれりゃ、おかげさまでずいぶん暇になるんだがな。誰かさんのおかげで、今回はそうはならねえみたいだ。仕事増やしてくれてありがとうよ、涙が出るぜ。じゃあまた来週進捗聞くからな、活動スケジュールの叩き台は今日中にメールで送るから見るように。自分の意志で社会制度を利用した以上は、自分の義務からも逃げるなよ」

 それで、電話は終わった。

「……有栖。言っとくが、おれのやり方を見習うなよ」

「えっ!? だめなの!?」

 私は、メモとペンを机に置いた。

「人には向き不向きがあるだろ。なにしろ、ほんの数か月しか顔を合わせてない妖怪だって相手にするんだ。強気が裏目に出ないとも限らねえ」

 そうか……燎火は、自分の腕力に相応の自信があるから、強く出られるんだ。
 幸い、今回の訓練に来ている妖怪は粗暴な人はいないようだけど、もの凄く強力な妖怪が相手だったら、私では……。

「って、今の相手は人間の粕村さんだったけど」

「人間でも、逆恨みされてのつきまといくらいはあり得る……忌々しいが、前例もある。雲行きが怪しい時はおれのことを大いに利用してくれて構わんから、危なっかしい真似はするな」

「うん……ありがとう」

 ……つまり、燎火はそれが言いたかったのかな。

「でも燎火、よく粕村さんが電話してくるって分かったね? 簡易書留って、そんなに普通の郵便と違うの?」

 真剣な顔をしていた燎火が、ああ、と相好を崩す。

「普通郵便と簡易書留の、おれたちにとっての最も大きな違いは、受取人の署名がもらえることだ。つまり、『手紙に気づきませんでした』とか『届いてません』からの、『だから分かりません』を封じられる。もちろん万能じゃねえけど、それなりに効果はある」

「確かに、それは影響力あるかも」

「粕村の場合、郵便屋に玄関まで呼び出されて署名するプレッシャーを受けるよりも、自分からうちに電話をかけるほうがましだと考えるタイプだからな。折り返しくらいは来ると思ったよ。まああいつが就職する可能性はかなり低いが、だからといって放置はできねえ。なにしろ、」

 なにを言うかは、さすがにもう私でも分かる。

「ふふ。私たちがしてるのは、税金を使った仕事だもんね」

「お。ああそうだ、粕村みたいなやつらが義務を踏み倒しても、おれたちが務めを果たさないわけにはいかねえ」

 そこで、私は小さく吹き出してしまった。

「なんだよ? 別に変なこと言ってねえぞ?」

「ううん、違うの。ごめん。妖怪の燎火が、そんなに税金のことを考えながら仕事してるのが、ちょっと不思議な感じがして」

「……言っとくけどそれ、有栖のせいだからな」

 え、と首をかしげる。

「ほんの何十年か前までは、人間の税金のことなんざ気にも留めてなかったよ。なにしろものを考えるってことがほとんどなかったんだから、当然だ。有栖を見ていて、その親の稼ぎから税金なんてもんが引かれてるって知った時は興味深くもあったが、なかなか驚いたぜ。人間ってとんでもねえ目に遭ってんな、と」

「……まあ、働き出してからは、給与明細の社会保険料の額とか見るとウッてなる時があるね……。でも生活してれば必ず税金のお世話になってるから、文句は言いにくいな」

「おれが職業訓練の仕事に回ったのは偶然だが、ああこれが人間がとられてる税金ってやつで運用されてるもんなのか、って妙に感慨深かったな。今となっては、有栖も納めてるわけだ」

「それはもう、勤め人ですから」

 私はまだないけれど、現世で職業訓練の仕事をしている職員の中には、生徒から「おれらの税金で飯食ってるくせに」と言われたことがある人もいるらしい。
 公共の仕事というのは一見ドライに見えて、つまるところ関係者の人間性が常に関わってくるのだ。公務員などになれば、そうした部分はさらに大変なのかもしれない。

「デリケートだよね、税金が絡むと、なんでも」

「ああ。訓練関係の人間の職員てな、現世での離職率結構高いんだぜ」

「え、そうなの」

「生徒に対してちょっと強く出ればトラブル、かといって気を遣いすぎれば弱腰と言われて、生徒との対人トラブルはひっきりなし。その上、社内でもあまり大切に扱ってもらえないことが多いんだ――初めのころにも言ったな、これ」

「うん。聞いた」

 あまり愉快な話ではないけれど。

「決まりごとに沿ってやるだけの淡々とした仕事に見えるから、この仕事に疎い周りからは楽そうに見えることもある。特に、自己評価の高い俺様野郎からはよく見下される。いるだろ、公務員をばかにするタイプの人間」

 いる。前の会社でも、公然と公務員を見下す発言をする人はいた。
 同じように、公務員ぽい仕事・・・・・・・をばかにされるということかな。
 全然納得はいかないけれど。

「そうした身内の不理解が常態化すると、困りごとがあった時に担当者が誰にも相談できずに一人で抱え込んで――上司にすらな――、その結果取り返しのつかねえことにもなるわけだ」

「……聞いてると悲しくなってくるけど、でも、人の仕事ってそんなものなのかな……。あれ、でも裏界では離職率低いの?」

 燎火が肩をすくめた。

「妖怪相手だと、どんなに非常識なやつらでもあきらめもつくんだろ。所詮――嫌な言葉だ――妖怪だからなって。それに対して、人間が現世で人間だけを相手にして理不尽なトラブルにさらされ続けてると、やっぱり精神的な限界って来るんだろうな」

 金色の二つの瞳が、焦点を結ばずにずっと遠くを見ている。
 燎火って、初めて会ったころからあまり変わらないなって思っていたけれど。
 実はずいぶん、変わっているのかもしれない。少なくとも出会って数年は、こんなに人間に対して洞察が深くはなかったはずだ。
 私も変わった。霊感なんて、小さいころから、ただ厄介なだけでしかなかった。妖怪だって、私にとっては悪者でしかなかった。

「じゃ、限界が来そうになったら、燎火に言うね」

「ああ、そうしろ。あらゆる意味で、有栖が頼る相手として一番の適任なのはおれだ。就職支援の苦しさも痛感してきたしな」

「苦しさ……。あるよね、やっぱり。どんな仕事でも、終わり方クロージングが大事なのは、変わらないよね」

「そうだな。なにせ実はおれたち、この時期、訓練校としてはできることが少ないんだ。就職って結局のところ本人次第のところが大きくてよ、少なくともその気になってくれないことには、おれたちにはどうしようもない。どんな相談にも乗るし、書類チェックや模擬面接もいくらでもしてやるけど、就活の主体は必ず――」

 それは、分かる。
 必ず、常に――

「――就活生、本人なんだ」


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