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「衝撃の事実、残酷な詩」3
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(疲れた――疲れたよ)
楓は公園のベンチに、一人で座っていた。人気が無い公園は静寂に包まれている。
帰りたい。
帰りたくない。
戻りたい。
戻りたくない。
心と身体がバラバラだった。
この気持ちを誰に伝えればいいか分からなくて、もどかしいと同時に苦しかった。
お互いを傷つけて――傷つけられて。
最後は何が残るのだろうか?
あの時、蓮の言うことを聞いておけばよかったのかもしれない。だが、素直になれずその手を払いのけてしまった。
自ら払いのけてしまったのである。
(父さん――母さん。僕どうすればいい?)
楓は心の中で孝則と茜に問いかける。当然、二人から返事が返ってくることはない。そのことを、分かっていながらも問いかけられずにはいられなかった。
深い思考の闇に沈んでいると、太陽の光が遮断される。東京都民はすでに、シェルターに逃げているか、県外の親族の家へ避難しているはずだった。今頃、シェルターについているテレビで、行く末について固唾を飲んで見守っているはずだろう。
だとしたら、考えられるのは一つだけ――両親を殺して、弥生を『作り替えた』ものの仲間だった。全てを奪い絶望を与えた『物』――アンドロイドである。
家族を葬り去った憎き相手でもある。武器は蓮と喧嘩して、本部においてきたままである。
投げ出したままだった。
両親が作ってくれた武器も警察本部の武器庫にあり、眠ったままで、鍵すら開けてない状況である。
(そうだ――僕が囮になれば)
アンドロイドの思い拳が、楓の鳩尾に入った。楓は踏ん張って、アンドロイドの見えないところにGPSを取り付ける。
赤いランプがつきGPSが作動を始めた。
幸いアンドロイドは気がついていない。あとは、情報部隊が分析をしてくれるだろう。自分に出来ることはここまでだった。
楓は身体の力をぬく。
もしかしたら、蓮と葵は迎えに来てくれないかもしれない。
きっと、怒っているだろう。
助けに来てはくれないかもしれない。
(そうなった時は、諦めるしかない)
敵に殺される。
命を奪われる。
そうなることが、運命なのだとしたら――。
宿命なのだとしたら。
受け入れるしかないだろう。
アンドロイドが楓の身体を抱き上げた。徐々に意識が薄れていく。楓は逆割らずに瞳を閉じる。鍵と携帯端末がポケットから滑り落ちる。
携帯端末にひびが入った。
ぷつりと電源が切れる。
鍵は遠くに跳んでいってしまう。
楓はそのまま意識を失った。
********
一方、蓮は――。
蓮はベンチ付近で落ちていた楓の携帯端末を拾いあげた。ディスプレイにはひびが入っている。蓮が自分の携帯端末を取り出すと、赤い点が移動をしている。おそらく、アンドロイド――いや、楓が囮になり敵の本拠地に誘導してくれている。
赤い点がある場所で止まった。そこが、アンドロイドの本拠地がある地下施設なのだろう。やはり、複雑な場所にあり、蓮たちですらアンドロイドの居場所を追えていなかった。
思わず、ため息をつく。
「綺麗事だけで何ができる?」
楓の静かな怒りを思い出す。普段、感情を露わにしない楓との初めての衝突だった。プライドが高く不器用な弟――すれ違ってしまったけれど――まだ、修復が出来ないほど関係が崩壊したわけではない。
そこから、家族の絆を結び直せばいい。戦争が終結すれば、いくらでも会話する機会はある。
まずは、このアンドロイドとの戦争に勝利すること――それが、先決だった。
蓮の携帯端末が震える。
「――はい」
『まだ、桐原副班長が見つかりませんか?』
葵の心配そうな顔が映し出される。
「桐原副班長の携帯端末は私が持っている。それよりも、アンドロイドの本拠地が分かった。今すぐ、そっちに送る」
傍にいた情報部隊がすでに、分析を始めている様子が画面に映り込んでいる。
『S地区のデパート廃墟の地下駐車場ですね。まさか、あの子が囮に?』
「あの子も無理するよな。私も後ほど合流する――それまで、持ちこたえてくれ」
「了解しました」
蓮は携帯端末を切った。太陽の光に反射して輝くものを見つけた。家族写真の他にも楓が大切にしている鍵でもあった。
(この箱の鍵か?)
懐から小さな箱を取り出した。本部の武器庫にひっそりと置かれている物である。蓮がブラッディ・ルージュを見つけたのは、本当に偶然だった。武器庫に行った時、引き寄せられるようにその箱を手にとったのである。
楓が鍵を開けようとしないのは、家族を失った過去を思い出してしまうからだろうか――。
蓮は鍵を開ける。
錆び付いた音がして、箱が開く。
一枚の手紙が同封されていた。
それも、かなりの達筆である。
弥生と楓へ
この剣、ブラッディ・ルージュを弥生か楓に託す。
戦うための武器を作っておいて傲慢かもしれないけれど。
自己満足かもしれないけれど。
笑い合える明るい未来が来ることを、そんな日が来ることを心から祈っている。
信じている。
本来なら、あなたたちの成長を見たかった。
家族としての時間をとりたかった。
けれど、警察に勤める武器職人として、アンドロイドに狙われることは分かっていた。
自分勝手で親でごめん。
けれど、これだけは言わせて。
胸に刻んでほしい。
私たちはいつも、楓と弥生の隣にいる。
あなたたちのことを愛している。
私たちはいつだって二人の味方でいる。
それだけは忘れないでほしい。
覚えていてほしい。
いつかまた、楓と弥生に会える日が来る時まで――。
その手を握りしめる日が来るまで。
さようなら。
沢田孝則・茜
泣きながら書いたのだろう。手紙には涙の跡が残っている。蓮がブラッディ・ルージュを手に取った瞬間――長剣に変化した。
軽くふってみると、以外にも軽かった。
これなら、パワーよりもスピードを重視する楓も使いやすいだろう。茜と孝則の武器職人としてのプライドが垣間見える。弥生と楓を大切に思う気持ちが伝わってきた。
楓と弥生を大切に育てだのだと分かる。厳しくても――愛されていたのだろう。
早く二人の気持ちを楓に伝えたかった。
ブラッディ・ルージュを渡したい。
蓮はブラッディ・ルージュを、用意していた鞘にしまう。
(奴らの好き勝手にはさせない。思惑どおりにはさせない。ここで、止めてみせる。悲しみの連鎖を止めてみせる)
蓮は満月の下で誓った。
楓は公園のベンチに、一人で座っていた。人気が無い公園は静寂に包まれている。
帰りたい。
帰りたくない。
戻りたい。
戻りたくない。
心と身体がバラバラだった。
この気持ちを誰に伝えればいいか分からなくて、もどかしいと同時に苦しかった。
お互いを傷つけて――傷つけられて。
最後は何が残るのだろうか?
あの時、蓮の言うことを聞いておけばよかったのかもしれない。だが、素直になれずその手を払いのけてしまった。
自ら払いのけてしまったのである。
(父さん――母さん。僕どうすればいい?)
楓は心の中で孝則と茜に問いかける。当然、二人から返事が返ってくることはない。そのことを、分かっていながらも問いかけられずにはいられなかった。
深い思考の闇に沈んでいると、太陽の光が遮断される。東京都民はすでに、シェルターに逃げているか、県外の親族の家へ避難しているはずだった。今頃、シェルターについているテレビで、行く末について固唾を飲んで見守っているはずだろう。
だとしたら、考えられるのは一つだけ――両親を殺して、弥生を『作り替えた』ものの仲間だった。全てを奪い絶望を与えた『物』――アンドロイドである。
家族を葬り去った憎き相手でもある。武器は蓮と喧嘩して、本部においてきたままである。
投げ出したままだった。
両親が作ってくれた武器も警察本部の武器庫にあり、眠ったままで、鍵すら開けてない状況である。
(そうだ――僕が囮になれば)
アンドロイドの思い拳が、楓の鳩尾に入った。楓は踏ん張って、アンドロイドの見えないところにGPSを取り付ける。
赤いランプがつきGPSが作動を始めた。
幸いアンドロイドは気がついていない。あとは、情報部隊が分析をしてくれるだろう。自分に出来ることはここまでだった。
楓は身体の力をぬく。
もしかしたら、蓮と葵は迎えに来てくれないかもしれない。
きっと、怒っているだろう。
助けに来てはくれないかもしれない。
(そうなった時は、諦めるしかない)
敵に殺される。
命を奪われる。
そうなることが、運命なのだとしたら――。
宿命なのだとしたら。
受け入れるしかないだろう。
アンドロイドが楓の身体を抱き上げた。徐々に意識が薄れていく。楓は逆割らずに瞳を閉じる。鍵と携帯端末がポケットから滑り落ちる。
携帯端末にひびが入った。
ぷつりと電源が切れる。
鍵は遠くに跳んでいってしまう。
楓はそのまま意識を失った。
********
一方、蓮は――。
蓮はベンチ付近で落ちていた楓の携帯端末を拾いあげた。ディスプレイにはひびが入っている。蓮が自分の携帯端末を取り出すと、赤い点が移動をしている。おそらく、アンドロイド――いや、楓が囮になり敵の本拠地に誘導してくれている。
赤い点がある場所で止まった。そこが、アンドロイドの本拠地がある地下施設なのだろう。やはり、複雑な場所にあり、蓮たちですらアンドロイドの居場所を追えていなかった。
思わず、ため息をつく。
「綺麗事だけで何ができる?」
楓の静かな怒りを思い出す。普段、感情を露わにしない楓との初めての衝突だった。プライドが高く不器用な弟――すれ違ってしまったけれど――まだ、修復が出来ないほど関係が崩壊したわけではない。
そこから、家族の絆を結び直せばいい。戦争が終結すれば、いくらでも会話する機会はある。
まずは、このアンドロイドとの戦争に勝利すること――それが、先決だった。
蓮の携帯端末が震える。
「――はい」
『まだ、桐原副班長が見つかりませんか?』
葵の心配そうな顔が映し出される。
「桐原副班長の携帯端末は私が持っている。それよりも、アンドロイドの本拠地が分かった。今すぐ、そっちに送る」
傍にいた情報部隊がすでに、分析を始めている様子が画面に映り込んでいる。
『S地区のデパート廃墟の地下駐車場ですね。まさか、あの子が囮に?』
「あの子も無理するよな。私も後ほど合流する――それまで、持ちこたえてくれ」
「了解しました」
蓮は携帯端末を切った。太陽の光に反射して輝くものを見つけた。家族写真の他にも楓が大切にしている鍵でもあった。
(この箱の鍵か?)
懐から小さな箱を取り出した。本部の武器庫にひっそりと置かれている物である。蓮がブラッディ・ルージュを見つけたのは、本当に偶然だった。武器庫に行った時、引き寄せられるようにその箱を手にとったのである。
楓が鍵を開けようとしないのは、家族を失った過去を思い出してしまうからだろうか――。
蓮は鍵を開ける。
錆び付いた音がして、箱が開く。
一枚の手紙が同封されていた。
それも、かなりの達筆である。
弥生と楓へ
この剣、ブラッディ・ルージュを弥生か楓に託す。
戦うための武器を作っておいて傲慢かもしれないけれど。
自己満足かもしれないけれど。
笑い合える明るい未来が来ることを、そんな日が来ることを心から祈っている。
信じている。
本来なら、あなたたちの成長を見たかった。
家族としての時間をとりたかった。
けれど、警察に勤める武器職人として、アンドロイドに狙われることは分かっていた。
自分勝手で親でごめん。
けれど、これだけは言わせて。
胸に刻んでほしい。
私たちはいつも、楓と弥生の隣にいる。
あなたたちのことを愛している。
私たちはいつだって二人の味方でいる。
それだけは忘れないでほしい。
覚えていてほしい。
いつかまた、楓と弥生に会える日が来る時まで――。
その手を握りしめる日が来るまで。
さようなら。
沢田孝則・茜
泣きながら書いたのだろう。手紙には涙の跡が残っている。蓮がブラッディ・ルージュを手に取った瞬間――長剣に変化した。
軽くふってみると、以外にも軽かった。
これなら、パワーよりもスピードを重視する楓も使いやすいだろう。茜と孝則の武器職人としてのプライドが垣間見える。弥生と楓を大切に思う気持ちが伝わってきた。
楓と弥生を大切に育てだのだと分かる。厳しくても――愛されていたのだろう。
早く二人の気持ちを楓に伝えたかった。
ブラッディ・ルージュを渡したい。
蓮はブラッディ・ルージュを、用意していた鞘にしまう。
(奴らの好き勝手にはさせない。思惑どおりにはさせない。ここで、止めてみせる。悲しみの連鎖を止めてみせる)
蓮は満月の下で誓った。
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