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2章:魔族の学園
魔族の学園に転入 後編
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学園長室を退室して、シリル達がマルコの後についていくと、マルコが頭を掻きながらいう。
「シリル、すまなかったな。 学園長は、差別主義でな。 純魔族を優遇するんだ。
俺は、これでも、基本実力主義だ。 見た目はあまり気にしない。」と言うマルコ。
「うん、別にいいぞ。 おれ、興味ないぞ」というシリル。
「すみません。 マルコ先生。 あの、シリルはちょっと変わってまして、敬語はなせないんですよ。」とすかさずフォローを入れるゲールだ。
「あはは、まぁおれは気にしないから構わない。 ただ、きにするやつもいるしな。
特にSクラスは、純魔族で半分以上が差別主義というか純魔族志向主義だな。
シリルにやっかみがあるかもしれんが、気を付けてくれ。
しかも、シリルは小柄だしな17歳にも見えんしな。」とマルコに言われる。
「おれ、興味ないから大丈夫だぞ。
それに、俺は、童顔なんだぞ。」と不貞腐れていう俺だぞ。
それをみて、苦笑するマルコとゲールであった。
ゲールの中では可愛いすぎるだろって心の中で突っ込んでいる。
そんな、シリルとゲールの関係が気になったマルコ。
「おまえらの関係ってなんだ? 純魔族と混魔族が仲いいのは都会じゃ滅多にいないからな」
「凄い田舎にいましてね、あまり見た目をきにするような集落ではなかったので。
それよりも、魔族は力が全てだって考えが強い所でしたから。
たまたま視察にこられた魔皇帝様に学園にいってみないかっていわれて転入してきたんですよ。」と説明するゲール。
「だからか、学費・生活費免除の特待生なんだな。それに2人とも学生とはおもえないぐらいの魔力量だしな。」と納得するマルコだった。
Sクラスの教室の扉の前につくと、
「呼んだら、中にはいってくれ。 それまで待っていてくれ。」といって教室の中にはいっていくマルコである。
教室に呼ばれるまでの念話するシリルとゲール。
ゲール:「魔王様が何も教えてくれないので、話あわすの大変でしたよ。」
シリル:「ちょこちょこ念話でフォローしたぞ。 にしても、さすがゲールだぞ。 魔大陸の調査もさせておいてよかったぞ。」
ゲール:「任務内容はなんなんですか?」
シリル:「あー、ようはこのクラスのやつらを見返してやれだぞ。 殺しはだめだが、骨折まではいいって魔皇帝がいってたぞ。」
ゲール:「そういう事ですか。 ようは冗長している奴らの目をさまさせるって事ですね。」
シリル:「あーそうだ。 まぁ、あと他にもあるけど、わすれたぞ。」
ゲール:「ちなみに、魔王様、このはなしいつ聞いたのですか?」
シリル:「魔界軸で2週間ぐらいまえだぞ。 おととい魔皇帝から連絡あっておもいだしたぞ。」
ゲール:「だと思いましたよ。 にしても、魔王様にあんな態度をとるとは許せません。 質がわからないなんて、同じ魔族としてはずかしいです。 それに、魔王様を侮辱するなんて、魔界の魔族がしったら大変ですよ!」
シリル:「魔界の魔族にはいうんじゃないのだぞ。 秩序がみだれるのだぞ。 それに、質がわかってたら、見た目主義になってないとおもうんだぞ。」
ゲール:「確かにそうですね。」
シリル:「お!思い出したぞ。 それだ、魔族なのに質がわからなくなったのかも調査しないとだぞ。」
ゲール:「確かに、おかしいですよね。 魔王様みて気付かなさすぎです。」
と会話していると、マルコに呼ばれ、教室に入るシリルとゲールである。
「シリル、すまなかったな。 学園長は、差別主義でな。 純魔族を優遇するんだ。
俺は、これでも、基本実力主義だ。 見た目はあまり気にしない。」と言うマルコ。
「うん、別にいいぞ。 おれ、興味ないぞ」というシリル。
「すみません。 マルコ先生。 あの、シリルはちょっと変わってまして、敬語はなせないんですよ。」とすかさずフォローを入れるゲールだ。
「あはは、まぁおれは気にしないから構わない。 ただ、きにするやつもいるしな。
特にSクラスは、純魔族で半分以上が差別主義というか純魔族志向主義だな。
シリルにやっかみがあるかもしれんが、気を付けてくれ。
しかも、シリルは小柄だしな17歳にも見えんしな。」とマルコに言われる。
「おれ、興味ないから大丈夫だぞ。
それに、俺は、童顔なんだぞ。」と不貞腐れていう俺だぞ。
それをみて、苦笑するマルコとゲールであった。
ゲールの中では可愛いすぎるだろって心の中で突っ込んでいる。
そんな、シリルとゲールの関係が気になったマルコ。
「おまえらの関係ってなんだ? 純魔族と混魔族が仲いいのは都会じゃ滅多にいないからな」
「凄い田舎にいましてね、あまり見た目をきにするような集落ではなかったので。
それよりも、魔族は力が全てだって考えが強い所でしたから。
たまたま視察にこられた魔皇帝様に学園にいってみないかっていわれて転入してきたんですよ。」と説明するゲール。
「だからか、学費・生活費免除の特待生なんだな。それに2人とも学生とはおもえないぐらいの魔力量だしな。」と納得するマルコだった。
Sクラスの教室の扉の前につくと、
「呼んだら、中にはいってくれ。 それまで待っていてくれ。」といって教室の中にはいっていくマルコである。
教室に呼ばれるまでの念話するシリルとゲール。
ゲール:「魔王様が何も教えてくれないので、話あわすの大変でしたよ。」
シリル:「ちょこちょこ念話でフォローしたぞ。 にしても、さすがゲールだぞ。 魔大陸の調査もさせておいてよかったぞ。」
ゲール:「任務内容はなんなんですか?」
シリル:「あー、ようはこのクラスのやつらを見返してやれだぞ。 殺しはだめだが、骨折まではいいって魔皇帝がいってたぞ。」
ゲール:「そういう事ですか。 ようは冗長している奴らの目をさまさせるって事ですね。」
シリル:「あーそうだ。 まぁ、あと他にもあるけど、わすれたぞ。」
ゲール:「ちなみに、魔王様、このはなしいつ聞いたのですか?」
シリル:「魔界軸で2週間ぐらいまえだぞ。 おととい魔皇帝から連絡あっておもいだしたぞ。」
ゲール:「だと思いましたよ。 にしても、魔王様にあんな態度をとるとは許せません。 質がわからないなんて、同じ魔族としてはずかしいです。 それに、魔王様を侮辱するなんて、魔界の魔族がしったら大変ですよ!」
シリル:「魔界の魔族にはいうんじゃないのだぞ。 秩序がみだれるのだぞ。 それに、質がわかってたら、見た目主義になってないとおもうんだぞ。」
ゲール:「確かにそうですね。」
シリル:「お!思い出したぞ。 それだ、魔族なのに質がわからなくなったのかも調査しないとだぞ。」
ゲール:「確かに、おかしいですよね。 魔王様みて気付かなさすぎです。」
と会話していると、マルコに呼ばれ、教室に入るシリルとゲールである。
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