14 / 33
3章:学園編
学園の入寮前に、学園長室へ 前編
しおりを挟む
俺シリルとアレクは、受付の案内で学園長室に向かっている。
入寮手続きにきたら、学園長が呼んでいるっていうからだ。
「学園長、アレクサンドイル殿下とお供の方をお連れしました」って受付。
部屋から、「どうぞ」と聞こえ、受付が扉を開き入室を促された。学園長が受付に「君は下がりなさい」というのである。
扉が閉まると、学園長が畏まっている。
「シリル様、アレクサンドイル殿下、わざわざお呼びだてしてしまい申し訳ありません」といってソファー席に2人を案内する。
俺シリルとアレクが座ると、学園長も対面に座る。
「はじめまして、私が当学園学園長兼魔導国家の王である、ジョージ・フローシアです。」
俺は胡座をかきながら座ってる。
「俺、今回アレクの護衛兼従者ってことだから、畏まらなくていいぞ。 それに敬語もいいぞ」っていいつつ、
俺は念話でジョージと会話。
シリル:「アレクは、俺の正体をしらないぞ」
ジョージ:「という事は、普通に接しろという事でしょうか?」
シリル:「その通りだぞ」
ジョージが咳払いして「失礼」といい、「アレクサンドイル殿下、我が校に入学おめでとう」という。
「アレクでいいです」ってアレクだ。
「では、アレクで。 入学式は、明後日ってじゃ。 制服など教材は全て寮においてある。 寮は、アンドレ殿下とは別棟で、下級貴族、平民のおる寮の最上階じゃ。 アレクとシリル様が同室で、お世話係の従者の部屋がある。 国王より執務室と会議室を用意しろとの事で、別途用意してある。」と説明すると、アレクが「執務ってなんだよー」と嘆く。
「なんとかなるぞ」って俺がいうと、アレクが頷くのだった。
ジョージが学生証をアレクに渡しながら「これが学生証じゃ。 学食、学園内の売店、教材、備品購入は全て無料じゃ。 あと、クラスじゃが本来ならS組じゃが、アレクは王国の国王がD組で、もし戦闘能力がなければ2年目以降は非戦闘へという指示があってそうなっとる。 すまんのじゃ」
「兄に会いたくないので、全然構いません。」と平然というアレク。
「強くなったな」というジョージ。
「それと、シリル様は、基本自由じゃ。 ただ、行事等は同行してほしいのじゃ。 あと、授業の同席、実技の同席をする場合は、従者っぽい服装で、白いシャツに黒のズボンで構わんのでそれをきてほしいのじゃ。 あとは自由じゃ。 これが、通行書じゃ」といって渡す。
「行事はわかったぞ。 授業はつまらないからでるつもりないぞ」といいながら受け取る俺。
「アレク、隣の応接室に王妃様がおる。 会いにいってくれんか?」と言われて、アレクが悩ましい顔しつつ「わかりました」といって学園長室に繋がる扉の開けて中へいく。
◇◇◇
「シリル様、もし間者がきたら」ってジョージ。
「殺気はなつやつは殺していいんだよな?」って聞いたら、ジョージが「ええ、構いません。 死体は浄化していただいて大丈夫じゃ」
「ただ、生徒の場合は拘束して、儂の所へにっれてきてくれんじゃろうか」って言われたぞ。
「学生服だったらな」というと、ジョージが「はい、それで構わんのじゃ」と物騒な会話をしているのである。
入寮手続きにきたら、学園長が呼んでいるっていうからだ。
「学園長、アレクサンドイル殿下とお供の方をお連れしました」って受付。
部屋から、「どうぞ」と聞こえ、受付が扉を開き入室を促された。学園長が受付に「君は下がりなさい」というのである。
扉が閉まると、学園長が畏まっている。
「シリル様、アレクサンドイル殿下、わざわざお呼びだてしてしまい申し訳ありません」といってソファー席に2人を案内する。
俺シリルとアレクが座ると、学園長も対面に座る。
「はじめまして、私が当学園学園長兼魔導国家の王である、ジョージ・フローシアです。」
俺は胡座をかきながら座ってる。
「俺、今回アレクの護衛兼従者ってことだから、畏まらなくていいぞ。 それに敬語もいいぞ」っていいつつ、
俺は念話でジョージと会話。
シリル:「アレクは、俺の正体をしらないぞ」
ジョージ:「という事は、普通に接しろという事でしょうか?」
シリル:「その通りだぞ」
ジョージが咳払いして「失礼」といい、「アレクサンドイル殿下、我が校に入学おめでとう」という。
「アレクでいいです」ってアレクだ。
「では、アレクで。 入学式は、明後日ってじゃ。 制服など教材は全て寮においてある。 寮は、アンドレ殿下とは別棟で、下級貴族、平民のおる寮の最上階じゃ。 アレクとシリル様が同室で、お世話係の従者の部屋がある。 国王より執務室と会議室を用意しろとの事で、別途用意してある。」と説明すると、アレクが「執務ってなんだよー」と嘆く。
「なんとかなるぞ」って俺がいうと、アレクが頷くのだった。
ジョージが学生証をアレクに渡しながら「これが学生証じゃ。 学食、学園内の売店、教材、備品購入は全て無料じゃ。 あと、クラスじゃが本来ならS組じゃが、アレクは王国の国王がD組で、もし戦闘能力がなければ2年目以降は非戦闘へという指示があってそうなっとる。 すまんのじゃ」
「兄に会いたくないので、全然構いません。」と平然というアレク。
「強くなったな」というジョージ。
「それと、シリル様は、基本自由じゃ。 ただ、行事等は同行してほしいのじゃ。 あと、授業の同席、実技の同席をする場合は、従者っぽい服装で、白いシャツに黒のズボンで構わんのでそれをきてほしいのじゃ。 あとは自由じゃ。 これが、通行書じゃ」といって渡す。
「行事はわかったぞ。 授業はつまらないからでるつもりないぞ」といいながら受け取る俺。
「アレク、隣の応接室に王妃様がおる。 会いにいってくれんか?」と言われて、アレクが悩ましい顔しつつ「わかりました」といって学園長室に繋がる扉の開けて中へいく。
◇◇◇
「シリル様、もし間者がきたら」ってジョージ。
「殺気はなつやつは殺していいんだよな?」って聞いたら、ジョージが「ええ、構いません。 死体は浄化していただいて大丈夫じゃ」
「ただ、生徒の場合は拘束して、儂の所へにっれてきてくれんじゃろうか」って言われたぞ。
「学生服だったらな」というと、ジョージが「はい、それで構わんのじゃ」と物騒な会話をしているのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる