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3章:学園編
アレクの入学式 前編
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朝の日課を終えて、俺シリルが朝食を作ると制服姿のアレクがいる。
「入学式ってどうんな感じなの?」と聞かれ、「あれは、寝るためにあるぞ」って俺だぞ。
そうそう、アレクに学園いった事あるかって言われたから、回数はいってないけどある事だけ言っておいたぞ。
「俺もねるかも」といいながらコーヒーを飲むアレク。
「アレク、昨日、シュンさんに、目の色かえる魔道具もらったけどいるかだぞ?」
「あー、どうせみんな知ってるんで今更かくしても」っていう。 ふーん、そうなのかだぞ。
「んじゃぁ、魔力制御の腕輪はつけてるかだぞ?」って聞いたら、「つけてます。」と返事するアレク。
「時間だ、いってきます」ってアレクに「いってらっしゃいだぞ」といって送りだす俺。
いつも学生で送られる立場だったから、ちょっと新鮮だったぞ。
一方ニーナは、お世話係といってもする事がない。 ちょっと寂しい思いをしているが、アレクもシリルも気にしてないのであった
◇◇◇
入学式の講堂についたアレクは、1-Dの席に座る。 周りからは、「王族の出来損ない、忌み子、紋なし」などが聞こえる。 アレクは心の中で昔は気にしてたけど、今はどうでもいいやなど思い、シリルさんが言ったみたいにつまらないなぁと思っているとようやく入学式が始まる。
来賓の挨拶から始まり、俺アレクはこれまじ眠いとおもい寝始める。 学園長の挨拶もねており、新入生代表の挨拶は、双子の兄のアンドレが壇上にあがると、テンプレで「遅れてすみません、道に迷いました」とかなり可愛い容姿で水色のミディアムロングでややウェーブかかかった少女がはいってくる。教師が席に案内して、何事もなかったように代表の挨拶が始まる。
まったく聞いていないというか寝ているアレクであった。
入学式が終わると教室に移動する。 皆が移動する気配で気づき起きて1-Dの教室にいくと、既に席は決まっており窓側の1番後ろの席だった。
アレクの容姿は、かなり整っているし、髪色も瞳の色も珍しい。 目立つのだが、シュン達と過ごしたおかげで容姿レベルを気づいていない。 他生徒からちらちらみられるが興味ないため、外をぼーっとみている。
教室が開き、教師が2名はいってくる。1人は男性教師で筋肉質で堅いのいい感じで、もう1人は真面目な感じの女性教師である。
男性が教壇に立ち「入学おめでとう。 おもに実技担当になる、ジャン・ラッセルだ。 ジャン先生でいいぞ。」といい、隣にいた女性教師が「学科担当のライラ・ラッセルです。 ライラ先生で構いません。」というのだった。
「このクラスは、貴族と平民の混合クラスだ。 学園長もいったが学園内は特に貴族、平民といった差別はないからな。 年間スケジュールは机にはいっている冊子を確認してくれ。 2年目以降の専攻によって選択科目がちがうからな。 選択科目の提出は明日までだ。 んじゃぁ、恒例の自己紹介な。 紋章の種類、専攻予定の科目、ギルドカードもってるやつは、ランクをいってくれ。 じゃぁ窓側の前からな」ってジャン。
少ししてアレクの番となる。 注目されているが気にしていない。
冷たい雰囲気をまとった俺アレク。
「アレクなんちゃらで、名前長いんで、アレクです。 紋章はなくて、専攻科目はまだ決めてないので、冊子みて決める予定です。 ギルドランクはDです」と言ってすわる。 周りがやや騒がしいがきにせず、外をみている。
自己紹介が終わり、ジャンが「明日から午前、午後の授業がある。 金曜はギルド訪問だ。 学生カードを作る。 本カードのやつは任務受けてかまわん。 出来れば4名のパーティーを作ってくれるといいが、任意だ。 以上、解散」と言って解散だ。
俺アレクは、荷物を纏めて教室をでる。
途中、阻もうとする奴がいたが避けて、そのまま廊下にでて、寮にもどるのだった。
「入学式ってどうんな感じなの?」と聞かれ、「あれは、寝るためにあるぞ」って俺だぞ。
そうそう、アレクに学園いった事あるかって言われたから、回数はいってないけどある事だけ言っておいたぞ。
「俺もねるかも」といいながらコーヒーを飲むアレク。
「アレク、昨日、シュンさんに、目の色かえる魔道具もらったけどいるかだぞ?」
「あー、どうせみんな知ってるんで今更かくしても」っていう。 ふーん、そうなのかだぞ。
「んじゃぁ、魔力制御の腕輪はつけてるかだぞ?」って聞いたら、「つけてます。」と返事するアレク。
「時間だ、いってきます」ってアレクに「いってらっしゃいだぞ」といって送りだす俺。
いつも学生で送られる立場だったから、ちょっと新鮮だったぞ。
一方ニーナは、お世話係といってもする事がない。 ちょっと寂しい思いをしているが、アレクもシリルも気にしてないのであった
◇◇◇
入学式の講堂についたアレクは、1-Dの席に座る。 周りからは、「王族の出来損ない、忌み子、紋なし」などが聞こえる。 アレクは心の中で昔は気にしてたけど、今はどうでもいいやなど思い、シリルさんが言ったみたいにつまらないなぁと思っているとようやく入学式が始まる。
来賓の挨拶から始まり、俺アレクはこれまじ眠いとおもい寝始める。 学園長の挨拶もねており、新入生代表の挨拶は、双子の兄のアンドレが壇上にあがると、テンプレで「遅れてすみません、道に迷いました」とかなり可愛い容姿で水色のミディアムロングでややウェーブかかかった少女がはいってくる。教師が席に案内して、何事もなかったように代表の挨拶が始まる。
まったく聞いていないというか寝ているアレクであった。
入学式が終わると教室に移動する。 皆が移動する気配で気づき起きて1-Dの教室にいくと、既に席は決まっており窓側の1番後ろの席だった。
アレクの容姿は、かなり整っているし、髪色も瞳の色も珍しい。 目立つのだが、シュン達と過ごしたおかげで容姿レベルを気づいていない。 他生徒からちらちらみられるが興味ないため、外をぼーっとみている。
教室が開き、教師が2名はいってくる。1人は男性教師で筋肉質で堅いのいい感じで、もう1人は真面目な感じの女性教師である。
男性が教壇に立ち「入学おめでとう。 おもに実技担当になる、ジャン・ラッセルだ。 ジャン先生でいいぞ。」といい、隣にいた女性教師が「学科担当のライラ・ラッセルです。 ライラ先生で構いません。」というのだった。
「このクラスは、貴族と平民の混合クラスだ。 学園長もいったが学園内は特に貴族、平民といった差別はないからな。 年間スケジュールは机にはいっている冊子を確認してくれ。 2年目以降の専攻によって選択科目がちがうからな。 選択科目の提出は明日までだ。 んじゃぁ、恒例の自己紹介な。 紋章の種類、専攻予定の科目、ギルドカードもってるやつは、ランクをいってくれ。 じゃぁ窓側の前からな」ってジャン。
少ししてアレクの番となる。 注目されているが気にしていない。
冷たい雰囲気をまとった俺アレク。
「アレクなんちゃらで、名前長いんで、アレクです。 紋章はなくて、専攻科目はまだ決めてないので、冊子みて決める予定です。 ギルドランクはDです」と言ってすわる。 周りがやや騒がしいがきにせず、外をみている。
自己紹介が終わり、ジャンが「明日から午前、午後の授業がある。 金曜はギルド訪問だ。 学生カードを作る。 本カードのやつは任務受けてかまわん。 出来れば4名のパーティーを作ってくれるといいが、任意だ。 以上、解散」と言って解散だ。
俺アレクは、荷物を纏めて教室をでる。
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