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3章:学園編
学生2年目のアレク
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それから月日は流れて、アレクは学生2年目になったぞ。
成績も学年1位のままで、高位冒険者クラスを専攻。 でも、ジョージに頼んで、兄と同じクラスは嫌だって事で、D組のままになったぞ。
アレクに変わった事といったら、数名だけど友人ができたみたいだぞ。
念話でそいつらと今日の昼は食堂に行くっていう連絡がきたり、放課後、図書館でそいつらに勉強を教えるって連絡がきたりだぞ。
俺としては、よく食堂にいくなって思いつつ、そんな日は、だいたいシュンさんのいる魔の森にいったりだぞ。
今日も、夕方までそいつらと勉強するって事で、俺はシュンさんの所にきている。
「アレクが2年生になってからよくくるな」ってシュンさんだぞ。
「うん、友達できたって言ってたぞ。 だからだぞ」って俺。
「それで、調査のほうはどうだ?」
「まだ、遠くからしか見てないから、わからないぞ。」
「確か、対抗戦があるよな」ってシュンさん
「アレクは参加資格ないけど、あるぞ。 たしか、再来週だぞ」って俺。
「今回は、お前、傍観者としてみにいってこい」って言われたぞ。
たしかに、マシューの情報だけだと、結局、今、俺も知っている範囲だけだぞ。
もっと間近でみたほうがよさげだぞ。
「うん、わかったぞ」
って言っておいた。
◇◇◇
そして、対抗戦の日。
アレクは見学できている。
「アレク、見学してるのかだぞ」って俺、声かけた。
「シリルさんが来るなんて珍しいね」って言われたぞ。
「ちょっと、気になる事があるからだぞ」って俺。
「へぇ~、アレク、この人がアレクの従者なのか?」ってアレクの周りにいた生徒だぞ。
「うん、最近は体術と剣術の時と討伐任務の時だけ来てもらってるけど、一応従者でもあり俺のもろもろの先生でもあるんだ」ってアレク。
「そういやジャン先生が、アレクに教えてる人がいるっていってたな」って別の生徒だぞ。
ちょっと俺的にはうざい。
「シリルさん、いろいろ質問されたりするの嫌いだからその辺で」ってアレク。
「んで、こいつらも見学なのかだぞ?」
「うん、こいつら、実は女神紋の儀式うけてないやつらなんだ。 だから、見学」ってアレク。
そういえば、魔道国家は任意だった。
「そう、俺たち、迷宮都市のギルド初等教育出身で、迷宮都市のギルマスの方針で受けてないんだ。 でも、学園でいろいろ言われるからって、去年は手にシールはってごまかしてたけど、アレクみてバカバカしくなってやめたんだ」っていう生徒。
ほう、そういう事かだぞ。
その後、俺は真面目に対抗戦をみてる。 うん、これって。。。
◇◇◇
シリルが対抗戦をみて1週間経過。
とある夕食。 俺はエールのみながら、アレクにハンバーグ作ってやってる。 うそ、シュンさんのハンバーグだ。
「アレク、俺、実家の用事で戻らないといけなくなった。」
「え!いつ?」ってアレクだ。
「明日の朝にはいないと思ってくれだぞ」
「そうなんだ。 でも俺にはいかないでって言えないし」
「だぞ。 ビルとジョージにも伝えてある。」
「さすがだね。 だから今夜はハンバーグだったのか」って苦笑いのアレクだぞ。
「訓練場は、アレクが卒業するまで使えるようにしてあるし、あと政務で必要そうな書籍は書庫にいれてある。 あと魔法書も神級までおいてあるぞ」
「あとは自力でなんとかしろってことだね」
「うん、そういう事だぞ」って後はノートを一冊渡した。
「これは何?」
「卒業するまでの訓練メニューだぞ」
「あはは、もう至れりつくせりだね」
「本当は卒業するまでって約束だったからだぞ。 あとはがんばれだぞ」って俺はエールを渡した。
「もともとは、学園はいるまでだったし、ここまでいてくれてありがとう」ってアレクに言われたぞ。
とりあえず乾杯して、その日の夜中には俺は自分の部屋だけ片付けて、魔の森に移動。
そして、シュンさん達と合流して、俺は魔界に、シュンさん達は神獣竜界にそれぞれ帰った。
次の日アレクが起きると、朝食だけが用意されていた。
そして1つの箱があるが、開かない。
メモがあってそこには、”箱は開く日が来るかもしれないぞ。 また、会えるかもしれないし会えないかもだぞ。”ってかいたあったのである。
こうして、約2年半にわたるシリルの従者の日々は、シリルの都合で終わりとなるのだった。
成績も学年1位のままで、高位冒険者クラスを専攻。 でも、ジョージに頼んで、兄と同じクラスは嫌だって事で、D組のままになったぞ。
アレクに変わった事といったら、数名だけど友人ができたみたいだぞ。
念話でそいつらと今日の昼は食堂に行くっていう連絡がきたり、放課後、図書館でそいつらに勉強を教えるって連絡がきたりだぞ。
俺としては、よく食堂にいくなって思いつつ、そんな日は、だいたいシュンさんのいる魔の森にいったりだぞ。
今日も、夕方までそいつらと勉強するって事で、俺はシュンさんの所にきている。
「アレクが2年生になってからよくくるな」ってシュンさんだぞ。
「うん、友達できたって言ってたぞ。 だからだぞ」って俺。
「それで、調査のほうはどうだ?」
「まだ、遠くからしか見てないから、わからないぞ。」
「確か、対抗戦があるよな」ってシュンさん
「アレクは参加資格ないけど、あるぞ。 たしか、再来週だぞ」って俺。
「今回は、お前、傍観者としてみにいってこい」って言われたぞ。
たしかに、マシューの情報だけだと、結局、今、俺も知っている範囲だけだぞ。
もっと間近でみたほうがよさげだぞ。
「うん、わかったぞ」
って言っておいた。
◇◇◇
そして、対抗戦の日。
アレクは見学できている。
「アレク、見学してるのかだぞ」って俺、声かけた。
「シリルさんが来るなんて珍しいね」って言われたぞ。
「ちょっと、気になる事があるからだぞ」って俺。
「へぇ~、アレク、この人がアレクの従者なのか?」ってアレクの周りにいた生徒だぞ。
「うん、最近は体術と剣術の時と討伐任務の時だけ来てもらってるけど、一応従者でもあり俺のもろもろの先生でもあるんだ」ってアレク。
「そういやジャン先生が、アレクに教えてる人がいるっていってたな」って別の生徒だぞ。
ちょっと俺的にはうざい。
「シリルさん、いろいろ質問されたりするの嫌いだからその辺で」ってアレク。
「んで、こいつらも見学なのかだぞ?」
「うん、こいつら、実は女神紋の儀式うけてないやつらなんだ。 だから、見学」ってアレク。
そういえば、魔道国家は任意だった。
「そう、俺たち、迷宮都市のギルド初等教育出身で、迷宮都市のギルマスの方針で受けてないんだ。 でも、学園でいろいろ言われるからって、去年は手にシールはってごまかしてたけど、アレクみてバカバカしくなってやめたんだ」っていう生徒。
ほう、そういう事かだぞ。
その後、俺は真面目に対抗戦をみてる。 うん、これって。。。
◇◇◇
シリルが対抗戦をみて1週間経過。
とある夕食。 俺はエールのみながら、アレクにハンバーグ作ってやってる。 うそ、シュンさんのハンバーグだ。
「アレク、俺、実家の用事で戻らないといけなくなった。」
「え!いつ?」ってアレクだ。
「明日の朝にはいないと思ってくれだぞ」
「そうなんだ。 でも俺にはいかないでって言えないし」
「だぞ。 ビルとジョージにも伝えてある。」
「さすがだね。 だから今夜はハンバーグだったのか」って苦笑いのアレクだぞ。
「訓練場は、アレクが卒業するまで使えるようにしてあるし、あと政務で必要そうな書籍は書庫にいれてある。 あと魔法書も神級までおいてあるぞ」
「あとは自力でなんとかしろってことだね」
「うん、そういう事だぞ」って後はノートを一冊渡した。
「これは何?」
「卒業するまでの訓練メニューだぞ」
「あはは、もう至れりつくせりだね」
「本当は卒業するまでって約束だったからだぞ。 あとはがんばれだぞ」って俺はエールを渡した。
「もともとは、学園はいるまでだったし、ここまでいてくれてありがとう」ってアレクに言われたぞ。
とりあえず乾杯して、その日の夜中には俺は自分の部屋だけ片付けて、魔の森に移動。
そして、シュンさん達と合流して、俺は魔界に、シュンさん達は神獣竜界にそれぞれ帰った。
次の日アレクが起きると、朝食だけが用意されていた。
そして1つの箱があるが、開かない。
メモがあってそこには、”箱は開く日が来るかもしれないぞ。 また、会えるかもしれないし会えないかもだぞ。”ってかいたあったのである。
こうして、約2年半にわたるシリルの従者の日々は、シリルの都合で終わりとなるのだった。
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