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3章:襲撃編

魔王VS首謀者

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俺がアデルのほうにっていうか首謀者たちがちょうど固まってるからそっちにむかってる。

まさかの魔王の登場に戸惑っているレイナ。
「なんで、魔王がくるのよ」ってアデルにきいている。
「魔王は呼んでない!」って騒ぐアデル。
「何とかしろ!」と喚く学園長のアドルフ。

「む、無理です。 魔族は魔王種が魔力を開放している時は動けないのです。 私も、屈していてあがなうのが精いっぱいです」と必死に土下座しないようにしているアデルだ。

なんか3人が喚いている。
「無抵抗のやつ殺してもつまらんから、お前らだけ解放してやる」って言って、解放してやった。
「ほら、攻撃してこいよ」って言ってやった。 

「殺してやる!!」って学園長のアドルフが武器もってむかってきたよ。
「俺は、これでさらに英雄になれるーーー!!」ってきたけど、はぁ、たかが中級ダンジョン、しかも混魔族と一緒にってアデルと一緒でようやく65階層突破したぐらいで俺に勝てると思ってるのか。

って、俺は剣を一振りして、奴の首をはねておいた。 「魔王、殺してやる」って首とんでるのにいってるからまだ胴体とはなれたのも気づいてないな。

「次!」って叫んでやった。
アデルと聖女レイナも覚悟して、アデルが最上級の合成魔術をはなち、聖女も光系の最上級を放ってきた。
俺は剣だけではじき、アデルを蹴り上げ殴り一言「魔族が、魅了にやられんな」といって首をはねる。 

その後、震えている女に向かって剣をふりあげると、女の前にさっきまで震えていた勇者君だ。
「無抵抗な女性に」といってくるが、「この馬鹿女のせいで、魔界が大変な事になった。 おまえ邪魔」って言って、勇者を蹴り飛ばすと闘技場の壁に激突していった。
俺が剣を振りあえげると女が魅了魔法をしかけていた。
「お願い、殺さないで」
「てめーの、くそみたいな魅了がきくか」といって首はねておいた。

ったく、ふざけんな。 お前らのせいでどんだけ魔界に迷惑かかったんだよ。
あー、怒りがおさまらん。
「混魔族ども、いいように洗脳されて、てめーらも殺してやるからかかってきな」って俺が奴らに対してのみ魔力をおさえようとしたら「シリル、落ち着け」ってシュンさんと大魔王に取り押さえられた。

うーん、やりすぎたかもだぞ。
「うん、もう大丈夫だぞ」って言って俺は魔武器をしまったぞ。

「でも、暴れ足りないんだぞ」
「魔族たち、魔界につれていきながら、赤竜でも狩ってこい」ってシュンさんに言われて「うん、わかったぞ。 2時間でもどるぞ」って言っておいたぞ。

◇◇◇
たくシリルのやつ首謀者のみって言ったのに、他にも手をだそうとしやがって。
まぁ、大陸が消滅じゃないだけいいが、さすがに混魔族まではまずいだろうと思って、途中から合流した大魔王と取り押さえた。

今シリルは、召喚された魔族のほうに向かっている。
「大魔王」って俺が言ったら、「わかってる」ってちょっと呆れた顔してるよ。 まぁ、瘴気の森で暴れれば落ち着くだろう。

そして俺は、後始末だよ。
「混魔族ども、洗脳といてやんから」といって洗脳解除の魔術を展開する。 
「んじゃ帰るか」という俺。
「ああ、学園はみなかったことにしよう」ってリンだ。 だなって思ってさくっとその場から転移した。

一方、魔族たちは、首謀者たちとの戦闘、そしてシリルの様子を見ていた。
「俺、魔王様が怒ってるの初めてみた、」といい、「私も」といい、みんなが「「「怒らせないにしよう」」」と同意するのだった。 しばらくして、ニコニコしながら戻ってくるシリルをみて、「いつもの魔王様だ」と安心しながら、シリルが「魔界に帰るのだぞ」というと、みんなが「はーい」というと、その場から大魔王と元竜王とともに全員姿を消すのであった。

こうして、魔族の襲撃ではなく拉致事件は無事?解決するのだった。
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