【不遇転生:1.5】元王族 ~また王子に転生したらしいけど、王子とか国王とかもう勘弁~

八木恵

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3章:リストラント王国編

魔王に会ってみた 後編

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「私もまさか、半年以内に転生者に会うのは2人目よ。」って口調まで変わる魔王。
「もしかして、来たのは、まさかですが、ノアール、ヴォル、グリでしょうか?」って俺が聞いてみた。
「ええ、その通りよ。 なぜそれを?」
「直接は会ってないですが、勇者の1人がその3人組を探していて、パーティ名が前世で私に仕えていた部隊名だったので。 ノアールという人物は黒髪で、化け物みたいな強さ。 ヴォルは黒竜。 グリは聖獣のグリフィンでは?」
「そう、その通りよ。 彼らは半年ほど前にここに来て、ヴォル様に乗って元きた大陸へ戻られたわ。 厄介事をエルフの星見がみてね。 それも無事解決したそうよ。 それであなたの前世の罪滅ぼしとは?」
あー、ギースも転生してたのか。 珍獣組がまだ生きてたんだな。

「実際、前世からどの位の月日が経過したかは私にはわかりませんが、私の前世は、ある大陸の人間領にあるアスタロイト国という国の国王でした。 
魔王の代替わりで、次代の魔王が瘴気をふりまく魔王でして、魔王領からくる魔物の群勢に日々攻められていたのですが、先ほどいった部隊の力でなんとか人間領が全滅しない状態だったのです。 
貴族、他国の関係で、彼らに魔王討伐を依頼できず、勇者を召喚。 
結局は、勇者ではなくノアールの前世が悲劇の魔王を討伐しました。 討伐直後、爆心地は魔族、鬼族、吸血鬼族により最小限に抑えられ、勇者一行は、吸血鬼族の最後の真相が命を代償に爆心地にいたのにも関わらず守ってくれたのです。 残された女・子供の安住を願って。 
その後、魔族狩り、そして勇者が妬んでいたノアールの前世、黒髪は悪魔だと風潮しました。 
私は、反対したのですが、正妃と勇者についていた娘の王女によって猛毒により意識のない日々。 
最後に、ノアールの前世が養っていた孤児を勇者に人質にされ彼は投降し、投獄されたという記憶が最後です。 

その大陸に魔族達が生き残っている事をねがいますが、勇者召喚に最後まで反対でしたが許可したのも私です。 
魔族達、そして仕えていた彼らを自由にもできず不幸にした、それ故、今世では、共存できずとも無駄な争いをさける、もしくは馬鹿な人族を魔族領へ入る前に討伐してほしいからです。」って長いけど説明した俺。

「そう。 ノアール様の話しでは、その大陸ではもう魔族、鬼族、吸血鬼族は生き残ってなかったと。 ついこの間まで人間との争いが続いたけど、たぶん今は平静でしょう。」

あーやっぱり全滅させたのか。 糞勇者だな。
「そうですか。 私の前世が不甲斐ないばかりに、申し訳ありません。 あの大陸にいた魔族もここの魔族もルーツは同じかと。」

「ええ、その通りよ。 それに、争いはこの大陸も同じ。 共存は難しくなったってだけよ。 情報感謝するわ。 それに来る進攻についてもわかったわ。」と苦笑する魔王だ。

その後、ケネスと共に夕食にも招待され、客間に案内され数日間の滞在許可まででた。
まぁ、戦力など情報交換が必要だという事で、魔王の従者と話し合い。 時間も時間で、また明日ってことでケネスと別れて客間の寝室に入ったら、セクシー姿の魔王がいた。

「魔王さん、なぜここに?」
「それは決まってるでしょ」ってベットに押し倒されて、唇を塞がれ、いやキス上手いなと思いつつ、そのまま最後までいや、何度もセックスしました。 気持ち良すぎだ。 

滞在期間中、夜は魔王ルージュとセックスだ。 ケネスもいつの間にか、魔族の女性としていた。

その間、この大陸の成り立ちやら、ノアール、ヴォルに速攻で振られたはなしなど聞いた。 
俺は、たんなる当て付けかよって思ったが、違うらしい。 暗殺に特化してるが、魔力量やら強さでいったらルージュと同等だそうで、惚れたらしい。 
ノアール、ヴォルに速攻で振られたから、最後の手段というか逃さないためベット待ちしたそうだ。 
魔王引退後、結婚してくれと求婚された。

先祖返りの竜人族であるルージュは、もう子供はできない、まぁいい年したお年で、晩年は自由になるのが夢だそうだ。 
結婚云々は置いといて、とりあえず遠距離で付き合うことになった。

いい女だし、身体の相性も抜群だ。

魔王城にも転移魔法陣って俺のみしか来れない魔法陣を設置させてもらった。 
転移でも来れるが、結界あるし、設置させてもらったほうがいい。
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