【白銀の黒帝 23】俺の職業は、最弱と村人、そして村人はの俺は。

八木恵

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3章:魔道国家編

閑話:エルビィン殿下 前編

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皇国も15歳になる年の3年間の義務教会がある。 ただ、都市部のみだ。
エルビィンも王都にある聖騎士学園の寮で生活している。

皇帝の危篤をうけ宮廷に戻ってきているエルビィン。 
エルビィンの兄2人、姉3人は既に20歳をすぎており、20歳の時に皆、結婚しており伴侶がいる。

ここはエルビィンの部屋。
ほぼ全裸の男女がベットで絡みあい、「エルビィンいい、そこ。 あん、イクゥー」という喘ぎ声に「はぁはぁ、気持ちいいっー 僕も」という声がする。

外はまだ明るい時間だ。 
「エルビィン、私の愛情は感じた?」
「うん、姉さんの中は気持ちいいね。」というエルビィン。
エルビィンの容姿や体形は、中性的な顔立ちだが、身体は無駄な贅肉もなく細身だが筋肉で引き締まっている。
そんなエルビィンが、姉に笑顔を向ける。
「ねぇ、せっかく舐め合いっこじゃなくなったんだから、またしよう」
「可愛いエルビィン。 もちろんよ」という言葉で、お互い舌を絡ませつつ欲情し、ベットの軋む音が何度もする。

情事が終わり、ベットに横になる2人。
「エルビィン、学園じゃこんな事してないわよね?」
「姉さん、もちろんだよ。 夜伽専用の侍女だけだよ。 婚約者候補のうち何人かは、既成事実つくるために来る時あるけど、断ってるよ。」
「なら良かったわ。 気をつけてないとね。」って姉さん。
「うん、他の姉さん達に聞いたけど、旦那さんからみたら不逞にならないの?」
「エルビィン、これは、私達姉のあなたに対する愛情表現なのよ。 旦那とは違うから不逞じゃないわよ。」と持論をいう姉。
「なんだ、そうだよね♪ 他姉さんも同じこと言ってた。 あーあ、そろそろお父さんのお見舞いの時間だ。」
といい、衣服を着るエルビィン。
そして、姉は「エルビィン、ドレス着るの手伝ってね」というと、「もちろん。」と笑顔で答えるエルビィンだ。

末っ子で可愛らしいエルビィンは、姉達にも可愛がられていた。 
幼少期は、母のいないエルビィンを不備に思い添い寝や、湯あみも一緒にはいるというのが当たり前だった。 
いつしか、性に芽生えた姉達は、自然と身体を求めあるようになった。 
結婚するまでは、処女を通す必要があったため一線だけは超えないで、姉達が結婚後、会えばセックスする関係だ。
 
表面上、皇国の王族、貴族は、男女とも結婚するまでは禊ぎを貫く事になっており、もし、その前に破った場合はその相手と結婚することを余儀なくされる。

ただ実際、貴族の男子については、夜伽専用の侍女があてがわれている。 
尚、皇国では、娼婦自体非合法である。 
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