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3章:魔道国家編
閑話:エルビィン 後編
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皇帝のいる宮廷の病室へ向かう、エルビィンと姉。
「僕、あんまり行きたくないんだよね。」と表情は、嫌そうな顔をしているエルビィン。
「エルビィン、父上はあなたが行くと、僅かだけど意識がもどるじゃない。 なぜ?」
「姉さん、意地悪だね。 あそこ臭いし、もう何年も死にかけなのに生きてるんだよ。
兄さん達だって、早く死んでほしいんじゃない?」
「こら、エルビィン。 思っていても口にしないの。 ちゃんと病室では可愛い、素直なエルビィンになるのよ。」と指摘する姉。
「任せて、僕 得意だから。 見舞い終わったら、姉さんご褒美くれる?」
「ええ、当分宮廷にいるからいいわよ♪」
そんな会話をしながら、向かう姉弟である。
そして病室の前。
「お父様の具合どう?」っと心配な表情を浮かべるエルビィン。
「エルビィン殿下、残念ながら意識は戻っておりません。
エルビィン殿下にいたっては、毎日3回もお見舞いに来てくれて、陛下もきっとお喜びに。 今日は、妃殿下まで」という執事に、今度は笑顔を見せて病室内の部屋の中にはいるのだった。
ほとんど骨と皮でやつれており、髪の毛も抜けている状態でベットに寝ている皇帝陛下。
そばには、医師達が控えている。
病室内にはいると、ベットに駆け寄りシャガミながら、皇帝陛下の手を握るエルビィンの姿がある。
「お父様、僕だよ、エルビィン。 起きて」
すると、かすれた声で、「エ、エルビィン。」と声を出す皇帝陛下。
ただ、それだけで、その後また弱い呼吸音になる皇帝陛下である。
医師達が、そんな親子の姿を見て、
「エルビィン殿下が来られると、やはり少し意識がもどるようで。。」と小声でエルビィンに声をかける。
その後、濡れた布で唇を潤わせたり甲斐甲斐しく世話をするエルビィンだ。
姉も手伝っている。
医師達が制しするが、自分がやると言って世話するエルビィンの姿は、容姿もあいまって周りからも不便な末っ子像になる。
「お父様、また明日も来るね」といって病室を後にするのだった。
部屋に戻ったエルビィンと姉。
従者には、姉がエルビィンが皇帝の容体を心配し憔悴してるから、姉である自分が側にいるといって下げさせるのだった。
部屋では、さっそく服を脱ぐエルビィン。
「僕の演技よかったでしょ。 っていうか、あの人の臭いがついて服くさい。」と不服を言っている。
「姉さん、ご褒美は?」
「演技しすぎよ。 ご褒美はたっぷりと、まず浴槽で」
こうして2人また絡みあうのだった。
「僕、あんまり行きたくないんだよね。」と表情は、嫌そうな顔をしているエルビィン。
「エルビィン、父上はあなたが行くと、僅かだけど意識がもどるじゃない。 なぜ?」
「姉さん、意地悪だね。 あそこ臭いし、もう何年も死にかけなのに生きてるんだよ。
兄さん達だって、早く死んでほしいんじゃない?」
「こら、エルビィン。 思っていても口にしないの。 ちゃんと病室では可愛い、素直なエルビィンになるのよ。」と指摘する姉。
「任せて、僕 得意だから。 見舞い終わったら、姉さんご褒美くれる?」
「ええ、当分宮廷にいるからいいわよ♪」
そんな会話をしながら、向かう姉弟である。
そして病室の前。
「お父様の具合どう?」っと心配な表情を浮かべるエルビィン。
「エルビィン殿下、残念ながら意識は戻っておりません。
エルビィン殿下にいたっては、毎日3回もお見舞いに来てくれて、陛下もきっとお喜びに。 今日は、妃殿下まで」という執事に、今度は笑顔を見せて病室内の部屋の中にはいるのだった。
ほとんど骨と皮でやつれており、髪の毛も抜けている状態でベットに寝ている皇帝陛下。
そばには、医師達が控えている。
病室内にはいると、ベットに駆け寄りシャガミながら、皇帝陛下の手を握るエルビィンの姿がある。
「お父様、僕だよ、エルビィン。 起きて」
すると、かすれた声で、「エ、エルビィン。」と声を出す皇帝陛下。
ただ、それだけで、その後また弱い呼吸音になる皇帝陛下である。
医師達が、そんな親子の姿を見て、
「エルビィン殿下が来られると、やはり少し意識がもどるようで。。」と小声でエルビィンに声をかける。
その後、濡れた布で唇を潤わせたり甲斐甲斐しく世話をするエルビィンだ。
姉も手伝っている。
医師達が制しするが、自分がやると言って世話するエルビィンの姿は、容姿もあいまって周りからも不便な末っ子像になる。
「お父様、また明日も来るね」といって病室を後にするのだった。
部屋に戻ったエルビィンと姉。
従者には、姉がエルビィンが皇帝の容体を心配し憔悴してるから、姉である自分が側にいるといって下げさせるのだった。
部屋では、さっそく服を脱ぐエルビィン。
「僕の演技よかったでしょ。 っていうか、あの人の臭いがついて服くさい。」と不服を言っている。
「姉さん、ご褒美は?」
「演技しすぎよ。 ご褒美はたっぷりと、まず浴槽で」
こうして2人また絡みあうのだった。
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