【白銀の黒帝:4】精霊と無能者

八木恵

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5章:学園都市編

弟子たちは、それぞれ修行中

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リオンとレイモンドを竜王と朱雀に預けた、俺とリン。

その後、魔界の任務からも戻った俺は、アークの家のいつもの指定席にいる。 
エールをアークから貰いタバコをふかしている。 

「どんな感じだ?」ってアーク。
「まだ平気だな。 徐々に人界のマナが薄くなってるよ。 
 こっちのほうが、ってマナ増えてねぇーか? 
 まぁ、いいか、あとで邪竜の様子でもみてくるわ。」って俺。

なんか、神獣竜界に来てからマナが濃く感じる。

「ああ、その通りだ。 こっちのほうはマナ増えてんだ。 
 ユグドラシルに、お前が魔力と一緒に神力を流したろ。 
 ユグドラシルが活発化してな、こっちはマナが豊富で皆 元気だよ。」ってアーク

「はぁああああ、何だそれ。 俺 栄養源かよ!」って俺が叫ぶ。
「あはははは、そういうこった。 一応、王だしな」とお腹を抱えて笑っているアーク。
「まぁいいか。 まだ、リンは寝てんだろう。 俺 邪竜とこいってくるわ!」といって、俺はタバコをくわえながら出かけた。 栄養源いわれるとちょっとな。。 って事で、逃げた。


俺が戻ったのは、2日後。 
返り血で血塗れで戻り、シャワーを浴び部屋に入り、リンを抱く。
翌日にはいつも通り、アークの家の俺の指定席で、今回は3人で食事がてら呑んでいる。

邪竜の所は、ほぼ正常に戻りつつありで、邪竜と呑んだり、谷と森の間引きをしてしてから戻った。

それからは、俺とリンは、アークとのんびりし、
遊びにきた大魔王の相手をしたり、元竜王も来て呑んだりする。
あとは、アーク農場の収穫を手伝ったり、『深層の森』に行って間引きをしたりとのんびり過ごした。

◇◇◇
俺は、耳にイヤーカフ、帽子を被り人界にいる時の私服に着替えた。
リンも同じく耳にイヤーフカをつけて変装完了だ。

「んじゃぁ、あいつらの様子みて、まぁいけそうなら人間社会に行く。 いってくるな!」って、アークにいうと、手をあげて見送るってくれるアーク。

俺は、まずは朱雀のところへ転移した。

朱雀の所に到着。 朱雀と鳥言で会話する。 
〔朱雀、どんな感じだ?〕
〔王よ、正直、もう少し時間がほしいですね。〕
〔4か月後には、3か月間連れてこれるんだが。〕
〔であれば、基礎の基礎は仕上がりましたので、あとは二人で訓練を続けていただければ問題ないでしょう。〕
〔んじゃぁ、問題ないな。 連れてくわ。〕

すると、ボロボロのレイモンドとノトスが俺の前に連れてこられた。
朱雀が回復し、俺がノトスに首輪をつけて小さくさせると、レイモンドの頭に乗るだった。
「レイ、リオンの様子みにいくぞ。」といって、俺は朱雀に別れを言って、ドランの所へ転移した。

竜王ドランの所に行くと、ここもまたボロボロのリオンとベルゼがいた。
レイモンドと同じで基礎の基礎だが、次の長期休暇に戻ることを約束した。 
同じく、ベルゼにも首輪をつけ小さくする。 
それから、俺は深層の森にある平原(俺が消失させた場所)へ転移した。

「んじゃぁ、学園始まるしとりあえず『魔の森』に戻るぞ」って俺。
「僕たち、今、魔力ほとんどないっすよ。」というレイモンド。 
「帰りは俺だ」と言って、ゲートを開いて『魔の森』の家に移動する。

俺の魔力にあてられて気絶しているガキ共と2匹は、仕方なく俺とリンで抱えて運ぶ。
『魔の森』の家に到着後は、面倒だから、家の広場に放置しておいた。 
俺が、バーベキューの準備をし、出来た頃、匂いにつられたのか、ようやく起きたガキ共と2匹だ。 

「飯の準備できたぞ」と俺がいうと、もくもくと食べ始めるガキ共と2匹だった。 
ある程度落ち着いた所で、俺がタバコの火をつけて一服して、エールを飲む。

「お前らの生涯の相棒だ。 この1ヶ月どうだった?」
「竜に囲まれ幸せでした。 が、しっかり訓練はしったっす。 飛行と回復と初期浄化です。 戦闘はまだっす」と嬉しいそうに言っているリオン。
「僕は鳥に囲まれてたんで、なんか不思議な体験でしたね。
 ノトスとは結構仲良くっていうか、みた瞬間に相棒って思いました。 
 こっちは飛行と風と結界です。 
 ただ、飛行は、僕が落ちた時にノトスへ転移するというのを繰り返しで、
 動く対象物への空間把握の訓練に時間を使ってました。」ってレイモンドだ。

「初期の初期だな。 
 まぁ、次の長期休暇も3ヶ月間みっちり、神獣竜界行くからそのつもりでな。 
 あとは、学園に行きながら訓練だな。 
 こいつら小さくしたのは、食堂じゃ邪魔だからな。
 お前らが学園にいっている間は、カールに面倒みてもらうか。」と俺はエールを飲みながらいう。

「師匠って、神獣竜界に何度もいったことあるんすか? 竜王とも知り合いだったし、ベルゼも知ってるし」ってリオン。
「朱雀さんとも知り合いっぽいし。。ノトスも知ってたし。」ってレイモンドだ。

「ああ、いろいろあって、俺とリンの本来の居住地は、今、神獣竜界なんだ。 
 で、お前らが、つけてる魔武器が反応したから、こっちの世界きたってわけ。」と言って俺はタバコをすう。

 「まぁ、レイが次元ゲート開けなくても連れてけるんだが、それ相応の魔力量が必要だしな。 
 いい鍛錬になるかなって思ってやらせたが、今回行き来してわかったと思うが、
 次元ゲートの危険性は理解したか?」って俺。

「はい、本当は、僕は飛び込んだあと開いたゲートを閉じないといけないかったんですが、
 僕もリオンも思った以上に魔力を使って気絶しました。 
 師匠がいなかったら、次元の歪みが発生していたって事ですよね。」ってレイモンド。

「ああ、正解だ。 今後は、俺が連れていく」といって、俺はリオンとレイモンドをハリセンでポンと軽くたたいておいた。

彼らも俺が口外禁止系の魔術をかけたのが分かったようで、頷いていた。 
なんせ、俺の本来の居住地が、神獣竜界だっていうのをあまり人間にしられたくないからな。

その後は、いろいろと疲労がたまったのか、ガキ共と2匹は部屋へ行きそのまま寝たようだ。
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