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5章:学園都市編
弟子たちの専攻発表の日
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そして、前期最終日でもあり後期クラスと専攻発表の日。
教室内は騒がし。
ユウヤの周りは、
「ユウヤ君は専攻希望はなんで竜騎士じゃないの?」といえば、
ユウヤは、「僕は、近くでみんなを守りたいんだ。 だから騎士なんだよ。」という。
それを聞いてる周りの女子。
「それって、私を守ってくれるってこと?」と頬を赤く染めながらいう。
「うん、当たり前じゃないか」といって頭を撫でるユウヤ。
ユウヤが「あ、ごめん。 癖で、撫でちゃった」といえば「全然、嬉しい」と腕に絡みつく。
すると他の女子も「私もー」と甘えている。
ユウヤは、「動けないからね、順番ね」という。
いやー、朝から見せられる側の光景としてはウザイのである。
そんな中、リオンとレイモンドは、周りが、ユウヤに向けるいい加減にしろよという冷ややかな目線にも、羨む光景も全く眼中になく、存在していない者として、普段通りである。
他のクラスメイトから見ればそんなリオンとレイモンドも異質である。
ちなみに、以前バードが「よくやるよな、あいつら」と話しを振った時、
リオンとレイモンドは「「なにが?」」と全く反応せずだったので以降話題にもしていないのだった。
それはそれで、クリスが教室に入ってきた。
「おはよう。 今日は前期最終日で、後期からの専攻とクラス発表の日だ。
各自へ通達の前に他の連絡事項を伝達する。
休みが開けてから開催する武道大会の代表者選考の合宿は、来週からだ。
合宿参加に選ばれたハーディーとマクレーンは精進するように。」というクリス。
ユウヤは「はい、みんなの代表として頑張ります」といい、マクレーンは、「当たり前だ」という。
ちなみに興味の無いリオンとレイモンドは聞いてもいない。
「では、名前を呼ばれた者から取りにくるように」といい生徒の名前が呼ばれていく。
「レイモンド・トラヴァース」と呼ばれレイモンドがいくと、クリスが「希望通りだ」と笑顔でわたす。
「リオン・カーティス」とクリス呼ばれ、リオンが取りにいくと、クリスが「条件付きだが、希望通りだ」といって紙を渡す。
全員に配り終えた後、 生徒達の専攻と後期からのクラスを正面の黒板に貼りだすのである。
それらをみた生徒の1部が騒めく。 それを無視して、クリスが説明を始めるのだった。
「このクラスは殆どがこの通り、希望通りだ。
竜騎士候補は今年は5名だ。 理由は知っての通り、竜が少ないのと未契約竜が少ないからだ。
尚、竜との契約のため、竜騎士候補は、後期が始まる1週間前に該当者には先ほど配った場所に集まる事。
もし、契約出来ない場合は、上流騎士科だ。 質問は?」というと、マクレーン、ユウヤのハーレムが手を上げるのだった。
「マクレーン」と指名すると、
「竜騎士候補が6名ですが、しかもそこの精霊魔法の使えない平民が候補にはいっている理由は?」というと、
ハーレム達が「規定とちがうじゃないですか!」といいだす。
「マクレーンの発言はいただけないな。
ここは学園で、貴族も平民も関係ない。 実力主義だ。
さて、カーティスは、条件付きだ。
自分で竜を探し契約したら竜騎士科となる。 これは学園で決定し、本人も承諾済みだ。」と説明するクリス。
「そんな簡単じゃないのにな! 無理に決まってる! 貴族でも見つけられないのにな。 知らねんじゃねー」と吐き捨てるように言うマクレーン。
「無理か無理じゃないかは、休み明けの楽しみって事だ。 他はないな。 んじゃぁ、今日は終わりだ。 後期に会おう」と言って終了するのだった。
周りはリオンに対し無謀だのなんの批難を浴びせてるが、我関せずで、リオンとレイモンドは教室を出て行った。 彼らの心は、明日からの神獣竜界のことだけだ。
帰り際に、バード達、なぜかユウヤにも声をかけられたが、無視した、リオンとレイモンドであった。
◇◇◇
リオンとレイモンドに無視されたユウヤはバードに声をかけるのだった。
「ねぇ、カーティス君とトラヴァース君と仲良いよね。」
「ああ、それが何か?」
「僕の精霊達があんまりいい人じゃないから彼らと関わらないほうがいいって最近いうからさ、彼らがどんな人か聞きたくて。 さっき話しかけたけど行っちゃったから。」っていうユウヤ。
「変わってるけど、いい奴らだよ。 なぁアルフ」
「ああ、努力家だしね。 頭もいいよ。
普通、精霊魔法の科目0点にされて、このクラスに入られるってどういう事かわかるだろ」ってアルフ。
「え? 0点って」って驚いているユウヤ。
「首席さんは、知らなかったらしい。
彼ら精霊魔法使えないから授業サボってるんじゃなくて、1年の時から受けさせてもらえないの。
なのによ、必須でしかもテストも受けさせてもらえないから0点で換算されてんだ。
あいつら他科目多分ほぼ満点だよ」と皮肉を込めていうバードだった。
「そんなの酷いじゃないか! 誰も訴えないの?」っていうユウヤ。
「学園の規則だからな。 彼らも分かってやっているんだよ。
自分達のやりたい事のためにな。 そんな奴が悪い奴には俺は思わない。 んじゃぁ、俺らもいくな」といってアルフと連れ立っていくバードだ。
ユウヤは、悩むもハーレム達に連れられていくのであった。
教室内は騒がし。
ユウヤの周りは、
「ユウヤ君は専攻希望はなんで竜騎士じゃないの?」といえば、
ユウヤは、「僕は、近くでみんなを守りたいんだ。 だから騎士なんだよ。」という。
それを聞いてる周りの女子。
「それって、私を守ってくれるってこと?」と頬を赤く染めながらいう。
「うん、当たり前じゃないか」といって頭を撫でるユウヤ。
ユウヤが「あ、ごめん。 癖で、撫でちゃった」といえば「全然、嬉しい」と腕に絡みつく。
すると他の女子も「私もー」と甘えている。
ユウヤは、「動けないからね、順番ね」という。
いやー、朝から見せられる側の光景としてはウザイのである。
そんな中、リオンとレイモンドは、周りが、ユウヤに向けるいい加減にしろよという冷ややかな目線にも、羨む光景も全く眼中になく、存在していない者として、普段通りである。
他のクラスメイトから見ればそんなリオンとレイモンドも異質である。
ちなみに、以前バードが「よくやるよな、あいつら」と話しを振った時、
リオンとレイモンドは「「なにが?」」と全く反応せずだったので以降話題にもしていないのだった。
それはそれで、クリスが教室に入ってきた。
「おはよう。 今日は前期最終日で、後期からの専攻とクラス発表の日だ。
各自へ通達の前に他の連絡事項を伝達する。
休みが開けてから開催する武道大会の代表者選考の合宿は、来週からだ。
合宿参加に選ばれたハーディーとマクレーンは精進するように。」というクリス。
ユウヤは「はい、みんなの代表として頑張ります」といい、マクレーンは、「当たり前だ」という。
ちなみに興味の無いリオンとレイモンドは聞いてもいない。
「では、名前を呼ばれた者から取りにくるように」といい生徒の名前が呼ばれていく。
「レイモンド・トラヴァース」と呼ばれレイモンドがいくと、クリスが「希望通りだ」と笑顔でわたす。
「リオン・カーティス」とクリス呼ばれ、リオンが取りにいくと、クリスが「条件付きだが、希望通りだ」といって紙を渡す。
全員に配り終えた後、 生徒達の専攻と後期からのクラスを正面の黒板に貼りだすのである。
それらをみた生徒の1部が騒めく。 それを無視して、クリスが説明を始めるのだった。
「このクラスは殆どがこの通り、希望通りだ。
竜騎士候補は今年は5名だ。 理由は知っての通り、竜が少ないのと未契約竜が少ないからだ。
尚、竜との契約のため、竜騎士候補は、後期が始まる1週間前に該当者には先ほど配った場所に集まる事。
もし、契約出来ない場合は、上流騎士科だ。 質問は?」というと、マクレーン、ユウヤのハーレムが手を上げるのだった。
「マクレーン」と指名すると、
「竜騎士候補が6名ですが、しかもそこの精霊魔法の使えない平民が候補にはいっている理由は?」というと、
ハーレム達が「規定とちがうじゃないですか!」といいだす。
「マクレーンの発言はいただけないな。
ここは学園で、貴族も平民も関係ない。 実力主義だ。
さて、カーティスは、条件付きだ。
自分で竜を探し契約したら竜騎士科となる。 これは学園で決定し、本人も承諾済みだ。」と説明するクリス。
「そんな簡単じゃないのにな! 無理に決まってる! 貴族でも見つけられないのにな。 知らねんじゃねー」と吐き捨てるように言うマクレーン。
「無理か無理じゃないかは、休み明けの楽しみって事だ。 他はないな。 んじゃぁ、今日は終わりだ。 後期に会おう」と言って終了するのだった。
周りはリオンに対し無謀だのなんの批難を浴びせてるが、我関せずで、リオンとレイモンドは教室を出て行った。 彼らの心は、明日からの神獣竜界のことだけだ。
帰り際に、バード達、なぜかユウヤにも声をかけられたが、無視した、リオンとレイモンドであった。
◇◇◇
リオンとレイモンドに無視されたユウヤはバードに声をかけるのだった。
「ねぇ、カーティス君とトラヴァース君と仲良いよね。」
「ああ、それが何か?」
「僕の精霊達があんまりいい人じゃないから彼らと関わらないほうがいいって最近いうからさ、彼らがどんな人か聞きたくて。 さっき話しかけたけど行っちゃったから。」っていうユウヤ。
「変わってるけど、いい奴らだよ。 なぁアルフ」
「ああ、努力家だしね。 頭もいいよ。
普通、精霊魔法の科目0点にされて、このクラスに入られるってどういう事かわかるだろ」ってアルフ。
「え? 0点って」って驚いているユウヤ。
「首席さんは、知らなかったらしい。
彼ら精霊魔法使えないから授業サボってるんじゃなくて、1年の時から受けさせてもらえないの。
なのによ、必須でしかもテストも受けさせてもらえないから0点で換算されてんだ。
あいつら他科目多分ほぼ満点だよ」と皮肉を込めていうバードだった。
「そんなの酷いじゃないか! 誰も訴えないの?」っていうユウヤ。
「学園の規則だからな。 彼らも分かってやっているんだよ。
自分達のやりたい事のためにな。 そんな奴が悪い奴には俺は思わない。 んじゃぁ、俺らもいくな」といってアルフと連れ立っていくバードだ。
ユウヤは、悩むもハーレム達に連れられていくのであった。
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