高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

学園祭の花火は?

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学園祭も終盤に近付き、そろそろ花火の時間。
”パキン”という音と共に、数十にもおよぶヘリが学園上空に現れた。

上は黒軍服に下は白のパンツ姿の者達を従えた黒い翼をもち屈強な体躯で威厳のある男が学園祭のメイン舞台の上に降り立った。

学園の警報が鳴り響くなか、
「ひさしいな、今はフォレストか。 いつまでルシファー様の意に背く。」

そう言ってベリアルの前に立つ男
「アスタロト、僕は意に背くというより彼の考えに同意できないだけだけど。」

「小癪な。 まぁいい、宣戦布告だ。 今宵、お前が肩入れしてるエクソシスト共もを始末する。」

「それは困るな。 僕のはった結界は壊すし。」ってベリアル。

「フォレスト卿、あれは!」と次々と日本支部の上級含めたエクソシスト達が集まる。 アーサーも魔剣をもっている。
「アスタロト、高位悪魔だよ。」ってベリアル。
「なっ! バチカンの最高位のパラディンでも相手にできるかとうレベルじゃないか!」と絶叫するエクソシスト達。

「そうなんだよね。 君達じゃアスタロト率いる軍勢にも太刀打ちできない。」

アスタロトは口を釣りあげて「ははは、観念しろ!」と黒い業火を放とうとする。

そんなアスタロトに顔面に蹴りを喰らわせ飛ばすのは、キセルを加えて和装に切れ長の瞳は紅また見ようによると金色にちかい。
「てめぇー、勝手に俺の島あらすんじゃねー」

「総大将、こいつら何もんですか?」と百を超える異形の集団だ。
「しらねぇーが、いきなり怪良組の島に乗り込みやがったんだ、お前らやつらに後悔させてやれ!」
という指示に皆思い思いに悪魔達や攻撃するものを倒していく。


「久々に怪良組の百鬼登場だね。 相変わらず、元気だよ。」と戦いをみながら笑う卓巳。
「当主、こ、これは?」と聞く陰陽師のエクソシスト。
「百鬼夜行だよ。」
「では主は?」
「いるじゃないか、銀髪の彼だよ。 アスタロトだかって悪魔ぼこってるでしょ。 彼、今日は機嫌悪いね。」って卓巳。

という会話がされているのを知らず、俺、陸はアスタロトを殴り飛ばしている
「お前は何者だ!」
「あん、怪良組 三代目だよ。」って俺。 
「待て、俺はエクソシストの日本支部を潰しにきただけだ。」って軍服の悪魔。
「あん? それがどこの島にあるってわかってたのかよ!」って殴る俺。
「ひぃー、知らなかった。 ならお前もルシファー様の配下に」って軍服の悪魔。
「何わけわかんえぇーこといってんだ、二度とうちの島あらすんじゃねー」って言って俺は妖魔刀を振り下ろして真っ二つにきっておいた。
断末魔とともに灰になって崩れて死んだらしい。ちょっとは骨があったか。

他も終わったみたいだ、「たく、人の楽しみ奪いやがって。 てめぇーら帰るぞ」って集まったやつら引き連れて本家に移動。

「三代目、なに機嫌が悪いんですか?」ってユキ
「ユキか、そりゃぁあいつらのせいで花火み損ねたからだよ」って俺。
「では、本家で花火で遊びましょう。」ってユキ。
「まぁそれも一興だな」
って言って俺達は本家に戻った。

打ち上げ花火みたかったのによ。
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