高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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3章:総大将の帰還

本家のクリスマス

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本家に戻ったら、本当にガキがいっぱいいた。
宴会場は、クリスマス仕様の飾りつけがされている。
純和風の家に無理ないか。

「総大将、これはどうしたんですか?」ってユキ。 ちょっとピクピク青筋たててる。
「うん、ケーキ駄目にしちゃったから、もってきた。 ケーキっていろんな種類あるから、わからなくて、適当にえらんだ。」って10箱くらいのホールケーキ積み上げておいてある。 くずれても食べれるしね。
「そ、そうですか。」って言われた。
「うふふ、ユキさん、陸様にいってもね」って久美。

「はぁ~、そうでした」ってユキ。

子供たちがわいわいがやがやしているのを、胡坐かきながら見てる。
大人達も同じ。 今日は酒じゃなくて、シャンパンにワインらしい。 それ飲みながら、キセルふかしてる。

料理は、ビュッフェ形式になっていて、みな好き好きに食べてる。
小間妖怪たちとの争奪戦だけど。

「どんな形式でも一緒だよな」って俺。 結局さわいでるだけだし。
「総大将、今日は久々にやられましたぜ!」って青。
「一番最初にはまった時は笑ったぞ」って俺。
「こっちもです!」ってヤユリに、ユイはうなずいてる。
「ほら、たまにはいいよね」って俺。
「「「よくない(です)」」」っていわれてしまった。

「まぁ落ち着いて、落ち着いて」っていっておこう。

その後、小雪と同い年ぐらいのガキ共が小雪ときて、ちょこっと遊んであげた。
そして、照明が暗くなった。
「なんだ?」
「うふふ、ケーキの時間です。」って久美。

「メリークリスマス」って海の声。
うん、やばい。

照明がつくのと一緒に”バシャーン”って音がそこら中からひびく。
「なんですのこれ!」って久美の声。
「あはは、お前、色んな色になってる」って子供の声
「きゃはは、お前もだって」って子供達の声だ。
「もう! 水浸し! カラーペイント!」ってユキの声だ。
それから、笑い声ありので、宴会場はすごい事になってる。

「陸! おまえな!」って海。 とりあえず、ケーキだけは無事にした。
「いやぁ~、まさか照明が消えるとは思ってなくてね」って俺。
「時限式の仕掛けまで作ったのか!」って海。
「うん、でもここでやるとは思ってなかったよ。」って俺の言い訳。
ふだん、小間たちが寝る部屋だから、寝る時に発動すると思ってたし。

そーと襖あけたら、久美は頭からいろんな色かぶってた。 面白い。
他もだ。
「みんな、ケーキは無事だよ」って言っておいた。
「「「そこじゃない(です)」」」って大人達に怒られたけど、子供はきゃっきゃ喜んでるからいいよね。

その後、河童に温水かぶせてみんな綺麗にしてもらった。 部屋は大変なままだけど。
「ケーキ♪」って喜んで食べてる子供達。
俺の拝借したケーキもでてきて、小間妖怪たちと争いながら食べてる。

そんな俺は、久美含めて本家の奴らと海と星、そして海の孫に囲まれている。
「陸様、えーと素敵なプレゼントでしたわ」っていってる久美の目は笑ってない。
「「ですね」」って女性陣
「総大将、それで仕掛けはあと幾つ作ったのですか!」って海
「それいったらつまらなくない」って俺。
「「「総大将!」」」ってみんなに責められた。
「えー、あと5つぐらい」って俺。 まだ10個以上あるけど。
「「「「解除!!」」」って叫ばれた。

「わかったよ」って言って、その場で小間妖怪たちと解除にむかう俺。
「陸、残念だったね」って小間。
「しかたないよ」ってキセルふかしながら、せっせと解除。
「でも、これはもったいないから作動」っていって作動させた。

”バン””バン””バン”って爆音が屋敷中からなる。
皆一斉に外にでてきた。
「陸、きれいだね」って小間
「だな」って俺。 屋敷中花火だらけ。 それを屋根から見る俺。

「「わぁーーーー」」ってガキ共の歓声だ。 楽しんだならそれでいいかな。
「じゃぁ、でかけてくる」って小間にいって俺はおでかけ。 っていっても夜回りだけどな。
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