無能と呼ばれた少年は、力を得て真実を知る ~目立ちたくないので、ほっといておいてほしい~

八木恵

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4章:冒険者編

ラビスの町

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魔導列車にのって着いたラビスの町。 ここは、ラビリンス都市。 
つまり迷宮都市で、俺ってばダンジョン=迷宮(ラビリンス)ってのに気づいてなかった。 いやぁ~、学園の図書館いって気づいたよ。 お恥ずかしい。 帝国で現在見つかってるのはここだけ。 とりあえず、資金稼ぎと、俺の下僕が封印されてるならそれでいい。 でも、ルシファーがいってたみたいに、傲慢の洞窟とかそんな名前はついてない。

って事で俺は、まずラビスの町で情報収集のため冒険者ギルドにきた。
俺の髪の色は、今は黒色にしてある。 染めたわけではなく魔術で変更。 白髪はさすがに目立つしな。 黒髪も少ないけど、なんとなく黒にしただけ。
ギルドカードの名字は、これも改変して、スヴェン・ザストだ。 俺の前世の名前が、スヴェン・ディザスト。 さすがにディザストは、きっと名を口にしてはいけないってのになっているだろうから、後ろの文字だけ使った。 これで、ギルドカード上も、デッケル家から解放だな。

そして、冒険者ギルドに到着。
俺の事を知ってる奴がいないっていいよな。
「ご用件は?」って受付嬢。
「ここのラビリンスに挑戦したくて、その情報を教えてもらいに来た」
「ギルドカードはお持ちでしょうか?」
って言われて、ギルドカードを出した。
「ランクDですと、東の洞窟ですね。 ちなみに、ラビスの町周辺に見つかってるラビリンスは4つあります。 ラビスの町を中心に東西南北にわかれていて、東に位置するのが初級ラビリンスの試練の洞窟、西にあるのが、中級者向けの西の洞窟、 南が上級者向けで北は最上級者向けです。 北の洞窟は、はっきりいってS級クラス以上の魔物の巣窟になってます。 Sランクのパーティじゃないと本当、死ににいくようなものです。」って言われた。 名前が安直すぎないか。 俺がつい最近までランクFじゃなかったかって? これも魔術で改ざんしてランクDにしてやった。
「攻略した人っているの?」
「東と西のみですね。 とは言っても、攻略者が現れるとラビリンス内の地図か変わりますし、しかも定期的に変わるので、ラビリンスの地図は有料で販売してます。 これが、ラビリンスに関する簡単な情報です。」って言って、冊子をくれた。

あとで読めばいいかって事で、マジックバックにしまっておいた。
あとは適当に宿屋を紹介してもらって、宿屋にきた俺。
さっそく冊子を読む。

どの洞窟も地下の階層になっていて広いらしい。
初級の西の洞窟だと、10階層、30階層に町があって休憩できるらしい。 結界はってあるって事か。 休憩ポイントみたいだ。 最下層は、50階層みたいだ。 ボスがいてボス戦もある。
東の洞窟は、80階層。 休憩ポイントは、30階層と40階層。 南は不明だけど、30階層に休憩ポイント。 北は休憩ポイントはなし。 攻略があまりされてないって事か。 ちなみに、ラビリンスの魔物を討伐すると自動的に魔石と素材がドロップされるらしい。 へぇ~、そりゃ便利だな。 ルシファーがいるなら、北かな。
まぁ、のんびり俺は西から攻略する事決めた。
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