無能と呼ばれた少年は、力を得て真実を知る ~目立ちたくないので、ほっといておいてほしい~

7章：戦争編

なぁ、なんか騒がしくない？

俺、スヴェン・ザストって今は名乗ってるけど数万年前までは、スヴェン・ディザストって名前で『厄災の魔術師』とか呼ばれて大虐殺したおかげて神にいわれて家族くれるって事で数万年後に転生。
そんな俺は、目立たないように、下僕たちとデアス墓地のねぐらで、まったりだらだら過ごしてたわけだ。

それなのに、さっきから地上が騒がしい。　モニターじゃ、魔国の魔王軍と同盟国が戦ってるし、竜人もなぜか同盟国についている。
「なぁ、今日は捕虜引き渡しでよ、デアス墓地は正式に俺の領地になる日だよな」って俺、ベットにあぐらかきながらモニターみてる。　ちゃんと服きてるよ。　昨日は、前祝いとかいって乱交パーティだったけど。
「主、どうも同盟国が裏切った。」ってサタン。
「それよりなんで、勇者君復活してるんだ？」
「主、どうも奇跡がおきたとかっていってる」ってサタン。　勇者君危篤だったし、もういっかって監視やめてたな。　俺の考えが甘かった。　それにしても勇者が魔王討伐しても、とりあえず問題はないのか？
「そんな事よりも騒がしい。　なんとかしろ」って俺ちょっとブチ切れ中。
「マスター、では殺しますか？」　ってルシファー。
「円卓会議するぞ」って俺。

◇◇◇
「ってことで今地上が騒がしい。　おれ、機嫌悪い」って言って、タバコに火をつけて一服。
「「「「「「「殲滅で」」」」」」」ってことで満場一致だ。

俺は、白髪に黒いコートにフード被って、転移で外にでた。
下僕たちも外にでてる。

なんか、上空に勇者君。　なにしてんだ。　てめぇーのせいで騒がしくなったじぇねぇーか。
って飛行魔術でとんで、奴の頭にかかと落としくらわせやったら、そのまま落下していった。