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第5章 少年期〜青年期 学園4学年編
39話 “大会最終日11・切り札とは常に複数用意しておくものだ“
はい、どうも、僕です♪ちょっと楽しくなって来ている僕です♪。
何故なら僕の賭けの勝利条件である“Cランク以上の魔物“が、面白いくらい次から次へ舞台上に転移してくるので、出て来た端から楽しく殴り飛ばしたり蹴り飛ばしたりしています♪。
(いやー、良いストレス発散だね!次から次へ魔物が指定の場所に出て来てくれるから、依頼の時みたいに自分から探しに行かなくて良いから楽だよね!しかも、なんか徐々に出てくる魔物が強くなって来ている感じがするなぁ、このまま行けば、僕のワンパン攻撃が効かない魔物も出てくるのかな?それはそれで楽しみなんだけど、もしかして“ダンジョン“の階層ごとに出て来てる感じかな?(・・?))
ドカッ!バキッ!ドスッ!
天華『どうでしょうね?単純に魔物を調達しているチームの供給が、アトリーの討伐にスピードに負け始めただけかもしれませんよ?』
(・・・あー、小出しにするつもりでストックしてたのが、在庫切れになって、魔物を調達した側からここに転送され始めたってことか、調達組はどんどん下の階層に向かって行ってるみたいだから、魔物の強さがまして行ってるっことか?ふむ、それはあり得そう、・・・でも、“ダンジョン“からわざわざ送ってもらえるのはありがたいねぇ、おかげで後始末も楽だねぇ、野生の魔物は後片付けが大変だものねぇ、“ダンジョン“の魔物ならドロップアイテムは出ないけどその場で消えるから本当に楽だねぇ(*´Д`*)・・・)
ゴキッ!グキッ!ガキッ!
天華『なんでそんなお年寄りみたいな話し方なんですか?・・・』
(ただの気分だねぇ( ̄▽ ̄)・・・ん?あれ?ちょっと待てよ?以前、依頼で行ったゴブリンの“ダンジョン“では“ダンジョン“の入り口がある、洞窟の大空洞から出て行ったゴブリン達は、野生のゴブリン達と一緒で消えたりしていなかったのに、なんで今回の“ダンジョン“の魔物達は“ダンジョン“から遠く離れた“闘技場“でも消えていくの?(・・?)ドロップ品はないけど・・・)
べキッ!ゴンッ!ゴリッ!
舞台の上に転送されてくる魔物達を楽しくぼかすかっ殴ったり蹴ったりしながら、天華とたわいも無いお喋りしていると、ふと疑問に思ったことを聞いてみた。
天華『あぁ、それはですね。以前の“ダンジョン“は本来できる場所ではない所に強制的に作られた物だったことから、本来の機能が正しく機能していない状態だったんですよ。だから、氾濫しても“ダンジョン“の入り口付近から離れたゴブリンは、野生の魔物のように倒しても姿形を残していたんです。それに上層部にいたゴブリン達は野生のゴブリン達と交配したことで、生まれたハイブリットが大半だったので魔石を生成できてたんでしょうね。
本来、氾濫などで“ダンジョン“から出てきた魔物は、“ダンジョン内“と同じで倒されると霧となり消えてドロップアイテムが出てくる物なのですが、今回は氾濫ではなく、“ダンジョン“から急に強制的に出されたことで、“ダンジョン“との繋がりが断たれてしまったそうで、倒しても霧となって消えますが、ドロップアイテムを出すことができなくなったらしいです』
(ほう、やはり無理やり摂理を曲げるとあちらこちらに誤作動が生じるってことかぁ(*´Д`*)うん、流石、ファンタジーの世界、興味深いな・・・)
ドガッ!ブンッ!ボコッ!
などと、思っていると、
獅子獣人「っ、どう言うことだ、情報と全然違うではないか!!あいつは本当に魔法もスキルも一切使っていない状態であれだけのことをやってのけているんだろうな!?もし不正に使用しているようなら即刻全ての魔物を“闘技場“全体にばら撒くぞ!!」
蛇獣人「・・・何度見ても、結果は同じです。悔しいですが彼は身体強化の魔法もスキルも一切使用していません。むしろ、噂の“加護の結界“とやらも発動している様子はないですね・・・」
と、僕の不正を疑い、言い合いしている声が視界外から聞こえてきた。
(ふーん、蛇獣人の彼は何かスキルで魔力や力の流れを観れるのかな?蛇特有のピット器官みたいなやつかな?・・・それに“転移魔道具“の転送可能範囲は“闘技場内“だけか、街の方には出せないって事は意外と範囲は狭いんだ、・・・ん?と言うことは、“転移魔道具“の本体はこの“闘技場“の何処かに設置されているってことか?(*´ー`*)・・・んん?待てよ?この“闘技場“には元々“大会運営“側が設置していた公式の“転移魔道具“が存在していたはず、それがあるのに襲撃者側が用意した“転移魔道具“が正常に稼働しているのはおかしくないか?(・・?)・・・通常、“公式の転移魔道具の本体“は、この石舞台自体を“子機の魔道具“を感知し情報を受け取る“中継機“として運用しているみたいだから、ここに他の“転移魔道具“からものが転送されてきたら、転移魔法が干渉しあってまともに動くとは思えないんだが・・・・もしかして・・・天華、父様に“大会運営“の“転移魔道具の本体“が襲撃者側に細工されている可能性があると伝えてくれる?)
天華『了解です』
獣人達の会話の内容から思い至ったことを天華に頼んで父様に伝言を頼んだら、その話を聞いた父様はすぐに動き、“大会運営側“にその事を知らせ、“大会運営側“の管理している“転移魔道具“の点検を即座に行ったそうだ。暫くすると、
ソル「アトリー様、“大会の運営“から“転移魔道具“に不審な装置が付け足されているのを発見したと知らせが来ました。そして、装置が今回の魔物転送に使われている様だとも情報が入って来ています。それに、その装置、どうも無理やり取り外そうとすると、大爆発を起こす可能性があるため、現状、この魔物の転移を止めることができないそうです・・・」
僕が舞台上の魔物を倒している間に、ジュールやイネオス達とグラウンドに転送されて来ている魔物を倒していたソルが、“大会運営“からの伝言を受け取り、素早く僕の近くに来てそう報告してきた。
「そうか、やっぱりね、“灯台下暗しか“、でも爆発装置まで用意しているとか、もし誤作動して勝手に爆発したらどうするつもりだったんだ?彼らは・・・」
シュッ!!
「「『『んっ!?』』」」
スゥ・・・じわっ・・・ 「っ・・・」
ソル「っ!!アトリー様!!」
「大丈夫、掠っただけだから・・・“ヒール“、「ほわぁ~・・・」ほらね、大丈夫・・・」(なんだ今のナイフは、避ける寸前までその存在を感知できなかった・・・それに、)
ソルの報告を受けて、少し動きを止めると、どこからか投擲されてきたナイフが僕の顔を目掛けて飛んできた、僕はギリギリで飛んできたナイフに気づき、咄嗟に最小限の動きでそれを避けたのだが、完全に避けきれていなかったようで、頬に少しナイフの刃が当たったのか、小さく一筋の傷が入った。ソルがそれを見て心配しているが、僕は慌てず治療魔法を発動し、自分の治癒力より早く怪我を治して見せつつも、今飛んできたのナイフに違和感を感じ、観察しようとしたら、
鳥獣人「今のでも易々と避けるとは・・・、その身体能力は本物様ですね・・・」
「・・・今頃、やっと僕と戦う気になりましたか?しかし、人が魔物を倒しながら話している隙に攻撃してくるなんて卑怯な真似をされるとは思いませんでしたよ」
今し方、ナイフが飛んできた方向から、そのナイフを投げた本人が僕を憎々しげに睨みながら声をかけて来たので、飛んできたナイフから視線を外し、僕も、少しの皮肉を交えそう答えると、
鳥獣人「・・・ふん、私はそんな挑発には乗りませんよ。ただ、あなたの力量を試したかっただけですからね」
「へぇ、それで?その力量がわかったならどうするのです?」
鳥獣人「・・・あなたの力量ではこれまでの魔物達では力不足だとよく分かりましたから、こちらも、敬意を表して最高のおもてなしして差し上げます」 ササッ!
(?どう言うことだ??)
僕の皮肉混じりの煽りに乗ってくることもなく、まだ自分が有いだと言いたげな口調で、僕を試したと上から目線で返す鳥獣人の、その余裕そうな態度を訝しげに思いながら返事を返したら、こう言いながら、また何やら“魔道具の操作板“を持っている人族の襲撃者リーダーに手で合図を出した。
人族リーダー「チッ、これは最終手段だってのに・・・お前達!覚悟しろよぉっ!!」 ・・・カチッ・・・
そう言って、人族リーダーは手元の“魔道具の操作盤“を操作し、最後に少し躊躇いながら赤く光るボタンを押し込んだ。
ヴォンッ!!
「「「「「っ!!??・・・」」」」」 「「「「「ぅわぁぁーっ!!!」」」」」 「「「「「ぎゃぁぁーっ!!!」」」」」
そうして、転送されて来た魔物を見て誰もが一瞬固まり、我が目を疑った、それはこれまでの魔物達とは全く系統の違う魔物で、体長約10メートルの巨体を持つ、この世界の一般人では絶対に手に負えないもの、実力のあるSランク冒険者パーティー5チームがかなり苦労して倒せるかどうか、国の軍事力でいくと総員2,000人から8,000人の一個旅団が総がかりで、犠牲を出しながらやっと討伐できる魔物、それは・・・
「「「「「ド、ドラゴンだぁぁーっ!!!」」」」」
「「「「「し、しかも、成体の“赤炎竜《レッドフラムドラゴン》“だっ!!」」」」」「「「「「に、逃げろぉーーーっ!!!」」」」」 「「「「「た、退避ーーーっ!!結界が持たないぞぉーっ!!」」」」」 「「「「「観客を全員外に逃がせぇーーーっ!!!」」」」」
「おー、“レッドフラムドラゴン“って初めて見る、以前見た“青水竜《ブルーアクアドラゴン》“より大きいね?」(うーん、オーソドックスな西洋のドラゴンそのものだなぁ( ・∇・))
ソル「ですね・・・あ、こっち見ましたね・・・」
周囲が恐怖で慌てふためき、混乱に陥りながら逃げ惑っている時でも、僕らはいつも通りマイペースに転送されてきた“ドラゴン“を観察していた。
ブンッ! ソル「おっと」ひょいっ ドシーンッ!
「おやおや?ソルが標的になっちゃった?だめだよ?君の相手は僕だからねっ!とっ!」 ぴょんっ! ボグッ!!
「ギャオォォーッ!!」 ドシドシンッ!!
「「「「「・・・・・」」」」」
2人で、ドラゴンを見上げていると、ドラゴンはソルに目をつけ、まるで虫を潰すように足を上げて地面を踏み締めた。ソルはその踏み潰しを難なく避け、大きく後退した。僕は賭けの条件のため、このドラゴンを相手にしなければならないので、軽く跳躍してドラゴンの横っつらを軽くグーで殴り飛ばすと、ドラゴンは殴られた横顔を手で押さえながら痛そうに叫び、1、2歩後ろに下がった。
「ほら!こっちだよぉーー!!」
「ぎゃぅ??・・・ゴガァァーッ!!」 ドスドスドスッ!! 「すぅーーーっ・・・」ボゴォォォォーーーッ!!
最初何をされたのか分からないって顔をしていたドラゴンに、僕が手を振って存在をアピールすると、今、攻撃して来たのが僕だって気付いたのか、かなりお怒りの様子で数歩前に出て、大きく息を吸って、炎のブレスを吐き出してきた。
「お、おっと、「ひょい」・・・せーのっ!!」ドッゴンッ!!! 「ギャッ!?」 ヒューッ、ドガシャァーンッ!!! 「ぎゅぉ・・・」ガクッ、シュワァ~・・・
「「「「「・・・っ、!?・・・っ!!?」」」」」
迫り来る炎のブレスを前に、ドラゴンに向かって走りならが屈んで避けて、それからドラゴンの真横に移動して、かなり本気めに自分から見て斜め上の横脇腹を目掛け、“ラ○ダーキック“のように飛び蹴りを喰らわした、すると、ドラゴンの大きな巨体がくの字に折れながら浮き上がり、“闘技場“の結界の天井にぶつかってヒビを入れてめり込んだ、その衝撃のせいか、僕の蹴りのダメージのせいかわからないけど、ドラゴンは悲しげな声を一つ上げて霧となって消えていった・・・
「ふぅ、意外と打撃に弱いな“レッドフラムドラゴン“」(まだ、マルキシオス領にある“嗜好の海底神殿“のラスボスの、“ブルーアクアドラゴン“の方が粘り強かったなぁ(*´ー`*)あいつ、結構ヌルヌルして、打撃が通りづらかったし・・・)
「「「「「・・・・いやいやいやっ!!???」」」」」 「「「「「あり得ないからっ!!!」」」」」 「「「「「十分強いから!!!」」」」」
以前、マルキシオス領の海底にある“ダンジョン“の、最終フロアまで行った時に出てきた“ブルーアクアドラゴン“と比較しながら、そう呟くと、まだ、観客席に残っていた観客達が一斉に僕にツッコミを入れてきたのだった・・・
こんな、軽い感じなのは、本来、野生のドラゴン種がもっと大きく、強いものだとちゃんと知っているからだ、“ダンジョン産“のドラゴン種は“ダンジョン“の難易度に応じて強くなるもので、今回の“レッドフラムドラゴン“はBランク相当の実力しかなかった、だから意外とあっさり倒せてしまったのだ。(まぁ、一般人にしてみたらどれも驚異である事には変わりないけどね?一応、言っておくと、“嗜好の海底神殿“の“ブルーアクアドラゴン“はAランク判定だったと、後で聞いた・・・それは強いわけだね(*´ー`*))
「・・・そう?・・・まぁ、いいや、それより、もしかしてこれが君達の最後の切り札だったの?ちょっと拍子抜け・・・と言うか、あそこの“ダンジョン“の最下層のラスボスがさっきの“レッドフラムドラゴン“だったんだ?」(もっと、強力な切り札があると思ったんだけどなぁ、( ´ ▽ ` )あ、でも“宝食ダンジョン“のラスボスがあれなら、ドロップ品はあのドラゴンの肉って事なのか???)
と、少々どうでもいい事を考えながら、呆然とする獣人達に話しかけていると、
「ピーッ、ピーッ!!」 「「「「「!!」」」」」
ヴォンッ!!
人族リーダーが持っていた“魔道具の操作盤“が音を立てた、それまで呆然としていた人族リーダーがその音に気づき、慌てた様子で操作盤を扱って、また再び何かが転送されて来た。
?「・・・状況はどうなっている?」
「「「「「!!??」」」」」
(ふむ、あれは、彼ら獣人の、引率の教師達か?自分達も例の“魔道具の子機“で転送させたのか・・・てか、半獣化した学生の獣人達は充分でかいけど、大人の獣人達は更にでかいなぁ(*´ー`*))
転送されて来たのは意外にも数人の人間だった、出て来たのは大柄な大人達で、僕からは背中しか見えていないが、様子からして襲撃者の学生獣人達の知り合いのようだった。
教師・鳥獣人「!!??どう言うことだ!?魔物達がほとんどいないではないか!!」
教師・蛇獣人「!!、おい、何故、奴が生きている!!?」
教師・獅子獣人「本当だ!!ドラゴンはどうした!!?」
転移してきた教師獣人達が周囲をよく見回した時、自分達が予想していたような状況ではなかった事で、声を荒げていた。そして、僕がいまだ健在なことに驚き、先ほど自分達が送ったドラゴンの姿が見えない事にも驚いていた、その教師獣人達の数々の言葉に、生徒獣人達は悔しそうに申し訳なさそうに俯き、歯を食いしばっていた。そして、少しの沈黙の後に生徒鳥獣人の彼が悔しそうに口を開いた・・・
生徒・鳥獣人「・・っ、・・・魔物の大半はアイツに倒されてしまいましたっ。・・・しかも、素手でっ・・・」
教師・獣人達「「「「「何っ!!??」」」」」
生徒鳥獣人の言葉を信じられない教師獣人達は、生徒獣人達がミスを犯したのを隠すために嘘をついたのだと思い、次々彼ら攻めるように叱り出した。
しかしそこに、見覚えのある神官服を来た大人達が現れ、僕を睨め付けながらこう言った。
神官服の男「まぁ、まぁ、彼らが悪いのではなく、多分、あの“愛し子“が卑怯にも何かしらの神の加護を使って、彼らを追い詰めたのでしょう。あの“愛し子“は我らの信仰心を愚弄するような、愚か者ですからね」
教師・鳥獣人「確かにな、我らの神獣様を蔑ろにする異教徒だ。我らの想いもしない卑怯な手を使ったに違いない」
教師・獅子獣人「こんな事なら、こんな手の込んだ事をせずに、俺らが真正面から相手をしておけばよかったな・・・」
と、僕の魔物達との戦いを見ていない獣人教師達は、学生達の話など一切聞かずに僕に酷い濡れ衣を着せてきた。
(えーっ、僕、結構頑張ったのにーーっ!酷くね!?( ゚д゚))
ジュール『本当にひどーい!!』
天華『これは罰が必要ですね?』
ジュール『やる?やっちゃう??』
夜月『落ち着け、準備が整ったそうだ』
『『『『!!』』』』 「え!?準備???ってなんの???」
ちょっとふざけ気味に心の中で文句を吐いていると、ジュールが僕のノリに合わせて来ていたのだが、そこに夜月が急に何やら“準備“が整ったと言い出した。ジュール達は何があるか知っていた様だが、僕は何も聞かされてなかったので、驚いていると・・・
夜月『アトリー、あとはここを魔法で浄化し、簡易的な聖域を作ってくれ、そしたら全てが整う・・・』
「え、何が??もしかして、ティーナちゃんからの頼み??」
夜月『あぁ、その通り、この獣人達の思い違いを正す為に必要な事らしい』
「へー、了解、分かったじゃあ、行くよ!“神々に請われ、ここを浄化の光で満たし、全ての汚れを祓い清め、聖域をなさん“浄化《ピュリフィケーション》“」
パァァァーーーー・・・・サァァーーー・・・・
「「「「「!!!???」」」」」
僕は夜月からティーナちゃんのお願いを聞いて、よく状況は分かってはいなかったけど、夜月が急いでいた様なので、そのお願いの理由を聞く事なくすぐに行動に移した。
そして、珍しく詠唱をして“神聖魔法“の浄化魔法を広域に展開した、すると、その場に残っていた野生の魔物達の死骸が全て砂のように崩れて消えていった・・・・
『ありがとうアトリーちゃん、次はちょっと体を貸してね?』
「へ?」
聞き覚えのある声を聞いた後から、僕はただの傍観者になってしまったのだった・・・
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