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第6章 少年期〜青年期 学園6学年編
16話 虫退治
しおりを挟むはい、どうも、僕です。今、作戦決行のためにスタンバッテます・・・
「皆んな、配置についたようだね、だから最後にもう一度言っておくよ!僕が切り開いた場所からは、体長約1メートル強の“芋虫型“の魔物が溢れ出て来ると思われるが、それに怯まず1匹残らず倒して欲しい、1匹でも逃すと周辺の環境を変えるほどの被害を出しかねない魔物なので、絶対に取り逃がす事のないように、他に特出した能力はないようだけど油断せずに、トドメを確実に刺すように気をつけて、あと、勿論の事だけど、ここでの火魔法の使用は禁止だ、いいね?」
皆んな「「「「「はいっ!!」」」」」
「では、これより、“ウッドデスワームの討伐“を始める!まずは、芋虫の巣になっている“大樹“表面を切り取るよ!全員姿勢を低くし待機!・・・行くぞ!!」
自分の前方にいるイネオス達が姿勢を低くしたのを確認してすぐ、チキッ!シュッ!シュシュシュッ! カチンッ・・・居合い斬りで斬撃を飛ばし、目星をつけた場所を横に長い長方形に斬ると、ゴトッ!!と音を立てて切り取った“大樹“の表皮がずれ落ちた、すると、その中からボロボロボロッ!!と、体長1メートル大の芋虫、“ウッドデスワーム“が転がり落ちてきた。
「討伐開始!!」 「「「「「おうっ!!」」」」」 「「「「「やぁっ!!」」」」」
そうして、“ウッドデスワームの討伐作戦“は始まった、子供達とカミィ姉様、その専属のイーロを除く全員と共に・・・
・・・何故そうなったかと言うと数十分前・・・・
「・・・・と言うことで、ハウイ義兄様には作戦の許可を頂きたいのです。それと“芋虫退治“に人手が必要だから、皆んな、協力してほしい」
と、“大樹“の内部で起こっている事と、それの解決策として“芋虫退治“の作戦の説明した後、イネオス達に討伐の協力を打診してみると・・・
ハウイ義兄様「・・・アトリー君、“芋虫退治“のやり方は分かったし、許可も出すが、それを君達、学生だけで討伐するつもりかい?人手が必要なら一旦屋敷に戻って戦力を揃えてからした方がいいのではないか?」
と、人数の少なさを心配したハウイ義兄様がそう提案してくれたのだが、
「人手があった方がいいのはわかるんですが、それがちょっと無理なんですよねぇ・・・」
ハウイ義兄様「何でだい?」
提案は嬉しいが他の人手を期待できないと分かっている僕が、少し申し訳なさそうに否定すると、ハウイ義兄様が本当に不思議そうにそう聞いてきたので、
「そうですね、・・・今、張られている結界なんですけど、多分、今ここにいる人達以外を通さないないと思うんですよね。「「「「「あー・・・」」」」」それと、討伐の際に僕が“現人神“としての能力を使う可能性が高いので、ここにいる人達以外にそれを見られるのは避けたいので、人数の増加は遠慮したいです。
それに大人数の戦闘体制が整うのを待っていると、さらに“ウッドデスワーム“が大きくなってしまい、今言った作戦が逆に、街への脅威を高めてしまう事になりかねません、少数精鋭で迅速に対応する方が対処がしやすいですから・・・」
と、ハウイ義兄様の疑問に自分が出した答えを返すと、最初の理由でハウイ義兄様含む他の人達がすぐに察し、納得した声をあげたのだが、僕は続けて他の理由もちゃんと素直に話すと、
ハウイ義兄様「・・・そうか、確かに、アトリー君の秘密を知られるのは良くないね、時間がかかるのも避けたいとなると・・・うん、私もその“芋虫退治“の作戦に協力しよう!「「「「「えっ!?」」」」」はははっ、そんなに驚かれるとはね、自分で言うのはあれだが、私はこう見えて、そこそこ剣の腕は立つよ?それに、領地で行われる街道警邏を指揮して、街道に現れる魔物の討伐も数多く経験しているから、君達の足手纏いにはならないよ」
そう言って、最初は僕の説明にかなり納得してくれていたのだが、少し考えて、何故か自分も“芋虫退治“の作戦の参加を表明してきた。確かにハウイ義兄様はがっしりとした体型で、剣術もできることは知っていたが、流石に魔物相手はしたことはないのでは?と言う予想から、今回の作戦の人員候補から外していたのだが、本人が言うには魔物の討伐の経験は結構あると言うので、それを聞いた僕は、少し失礼だと分かっているが、真実なのかと疑いながらハウイ義兄様の隣にいるカミィ姉様に視線を送ると、姉様は無言の笑顔で深く頷いたので、この話は本当のことだと理解した。
(マジかぁ、(*´Д`*)・・・まぁ、人手が欲しいのは確かだから参加して貰えるのはありがたい・・・あ、そうなると、もしかして他の大人達も参加するのかな?(・・?))
そうして戦闘ができる人手の追加はありがたく受けるとして、この場には他にも戦闘ができる大人達がいるのを思い出し、ハウイ義兄様が参加を表明したと言うことは、他の大人達もそれに続く?もしくは最初から参加するつもりがあったかも?と思い、その大人達に参加してくれるのか?と言った感じの視線を向けると・・・
オーリー「もちろん、私共もお手伝いいたしますよ」
と、オーリー他2人もそのつもりだったようで、すでに僕が作ってあげたマジックリングから愛用の武器や装備を出して、戦闘の準備をしながら無言で深く頷いた。その横でイネオス達もすでに同じように戦闘の準備をしているのを見て、僕は、
(おぅ、やる気満々だったわ(・Д・)・・・)「・・・ありがとう・・・」
と、準備の良さに呆れて、一言、こう言うしかできなかった。そんな僕達のやり取りを見ていたカミィ姉様の専属であるイーロも、自身の装備を整えつつこう言った。
イーロ「自分は奥様とお子様方を護衛しますので、気兼ねなくご存分に闘ってください」
そう言いながら、自分の愛用の装備を出して、作戦に参加しようとしていたカミィ姉様の肩を抑えていた。まぁ、カミィ姉様曰く、子供達を守るために装備を整えただけで、作戦に参加するつもりは無かったらしいが、それにしては準備がガチすぎたとだけ言っておこう・・・
(カミィ姉様・・・(*´ー`*))
めちゃくちゃやる気だった大人達の勢いに少々圧倒されつつも、皆んなの準備が整うのを待っていると、(そう言えば、僕の装備、このままなんだろうか?)と思い始めていると、
パァーーッ!!
急に、“祭事服の神器“が再び輝き出して、徐々に形を変えていき、“学者風?“から見覚えがある“騎士風“の、でも、以前とは少し装飾が違う服装に変わった。
(おぉぅ、次はちゃんと“戦闘服“になった・・・ってことはちゃんと戦うって分かったから形を変えたのか?・・・まぁ、さっきまでは確かに“戦う“って言うより、“調査する“って感じだったからあの格好だったのか?・・・この服、TPOに合わせて変化するって聞いてたけど、本当に何にでも変化するんだなぁ~( ̄▽ ̄)・・・)
装備の点検していた皆んなは突然の変化に驚いていたけど、子供達は驚きより僕の格好がとても気に入ったようで、喜んで近寄ってきて抱っこをねだられてしまった。そんな感じで全員の準備が整うまで子供達の相手をして待っていると、程なくして全員の準備が完了した。
「準備はできたみたいですね。では、作戦を始めましょう」
そう言って、カミィ姉様達には夜月が張った結界内で待機してもらい。後の人達は先程まで僕がいた“大樹“の真正面に移動してもらい、軽く陣形の打ち合わせをして、決めた陣形にスタンバイし、それぞれの心の準備ができるのを待ってから、作戦を決行したのだった・・・
・・・そして、冒頭に戻る・・・
「討伐開始!!」 「「「「「おうっ!!」」」」」 「「「「「やぁっ!!」」」」」
気合いと共に“大樹“の中から落ちてきた“ウッドデスワーム“に、躊躇なく向かって行く皆んなの後を、自分も追いかけて、逃げ惑う“ウッドデスワーム“を素早く確実に討伐していく。
討伐の際に刃物で斬ったりすると、体液が吹き出してくるので、皆んなそれを予想して上手く避けながら、倒していっているが、僕の場合は結界で体液が阻まれているので結構大胆に斬り倒していってると、
「やっぱり、大きいだけで動きはそんなに早くないな・・・しかし、この芋虫、外に出されても逃げ惑うだけで、反撃もしてこない、やっぱり、のこ芋虫の突然変異の魔物化はどこか変だな・・・魔物化してるはずなのに攻撃性が全くない・・・それに、僕を見ても友好的に近寄ってもこない・・・」
天華『確かに、それは変ですね・・・』
ジュール『本当だ・・・』
そう会話しながらも、切り開いた穴から落ちてくる芋虫を地道に討伐していく、そして、考察していった結果、一つの仮定に行き着いた。
「・・・以前に依頼で向かった先で会った突然変異で生まれた蝶々の魔物、あの子は僕に良く懐いてたから、虫系の突然変異の魔物だけが例外ってわけではないはず・・・それに、魔物化したはずなのに、この芋虫達は知性が全然感じられない、元の普通の芋虫だった頃の行動と変わらない感じがするな・・・それに、変化するにしても急だし、数が多い・・・まさか、誰かが意図的に変化させた?不審者が目撃さえていたって事だし・・・その不審者の目的が、この芋虫の変異が目的だとしたら、その不審者の怪しい行動にも意味があるように見えるな・・・」
ソル「!、アトリー様、“大樹“の周囲を彷徨いていたのは変異を起こさせる場所と、魔物化させる芋虫を探していたってことですね?」
「まぁ、証拠がないから仮定でしかないけどね・・・」
ソル「そう、ですね・・・でも、もし、人の手で意図的に、この騒動を引き起こされたとしたら、一体誰がこんな事をしたのか・・・」
「確かにね、これが意図的だとしたのなら、かなり大事だと思うよ・・・下手すると、領都に多大な被害が出る可能性があったわけだし・・・」
僕がジュール達を連れて、チマチマと芋虫を討伐しながら会話していると、近くにいたソルに僕の独り言が聞こえたのか、途中で会話に入って一緒に頭を悩ませた。
「・・・ムーグラーフ辺境伯家に恨みがあったのか、もしくは芋虫の魔物化の実験だったとか、はたまた“大樹自体“に何かしら思うことがあったのか、理由を挙げるとキリがなくなるけど、今はこの芋虫の討伐を済ませて、後で芋虫の死体をよく調べてみるしかないかな?」
ソル「そうですね。結構な数がいますが反撃してくるわけでもないので、もうすぐ全て倒し終えそうですよ」
「お、本当だ、後少し、15匹ぐらいかな?」
一緒に倒しながら推測を話している間に、最初に出てきた芋虫達の討伐がほぼ終わろうとしていた、残るは外に出ている数匹と“大樹“内部に残っている10匹ほどを倒せば、“ウッドデスワーム討伐作戦“は完璧に完了するところまで来ていた。
そして、外に出てきた芋虫の最後の1匹がハウイ義兄様に倒されて、残り“大樹“の内部に残る芋虫だけとなった時、
ハウイ義兄様「アトリー君、内部に残った“ウッドデスワーム“は手の届く範囲は剣で倒せるが、奥に入り込んでいるのは手が届かないから魔法で倒してもいいかな?」
「そうですね・・・ん?あ、いや、“大樹内部“で倒すのはよくないかもしれません、この“ウッドデスワーム“の体液、もしかしたら“大樹“に悪影響があるかもしれないので、僕が魔法で凍らせてから外に出しますので、その後トドメを刺してもらえませんか?」
(・・・ん、やっぱり・・・これは・・・)
ハウイ義兄様「・・・?そうなのか?それならそうした方がいいね。じゃあ、お願いできるかな?あ、でも、この場に散らばった体液は大丈夫なのだろうか?それに死体も・・・」
「あ!そうですね。すぐに僕が“収納“に回収します。皆んな体液にはなるべく触れないように、氷魔法で凍らせるか、水魔法で洗い流してくれる?」
「「「「「はい!」」」」」
ハウイ義兄様の提案を聞いて、最初はその案で処理しようかと思っていたら、ふと、自分の周囲を見て気づいた事があり、その案を直ぐに却下し、別の案で芋虫の処理を行うことにした。
何故そうしたかと言うと、自分は最初から体液の事など全く気にする事なく、芋虫達を斬り倒していたが、下を向いた時に自分の足元や歩いてきた場所に芋虫の体液が落ちてない事に気づいた。
僕の周囲に張られている“加護の結界“は僕に悪影響があるものは全て通さない設定になっていることから、この体液には何かしら人体に悪影響が出るかもと考え、スキルで詳しく“見る“前に予定を変更した、その後すぐに体液を鑑定してみると、予想通り、強力ではないが樹木を溶かすような成分が入っており、人体にも微量だが有効な毒が含まれているのが判明したので、芋虫の死体の回収は自分が請け負い、すでに周辺に散らばってしまった体液の対処法として、氷魔法で凍らせ、回収する方法と、水魔法で体液を薄め、洗い流す方法を指示した。
そうして、提案した通りに僕は直ぐに“大樹内部“の芋虫達を氷魔法で瞬間凍結して、無属性魔法のテレキネシスで中から芋虫を引っ張り出し、皆んなにトドメを出して貰って、死体の処理も、体液の処理も全て抜かりなく済ませてやっと討伐作戦が完了したのだった・・・
(さて、後は・・・)
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